アスレティックトレーナー、ときどきエイジ・デュアスリート

仕事でトップレベルのアスリートと接しているトレーナーが、アスリートに憧れる衝動を抑えきれず、自分でもスポーツ(トライアスロン、デュアスロン)を始めてみたら、人生がとても楽しくなりました。

釈迦野 亮(しゃかの りょう)(1975年1月28日生、45歳)
職業:アスレティックトレーナー
資格:日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、NSCA-CSCS、鍼灸マッサージ師、NASM-PES
趣味:トライアスロン、デュアスロン(2015世界デュアスロン選手権(エイジ)出場)

Wattbike:マグネット負荷の緩み(コメントへの回答)



『Wattbike:導入編』の記事への質問コメントを頂きまして、コメントの返信欄に写真を添付できなかったので、記事でご回答します。

「ワットバイクのマグネットの負荷をマックスにしておもっきりもがいたら少し緩むのですがどーしよーもないんですかね?」というご質問を頂きました。
症状が解決出来るかは分かりませんが、自分で修理(チェーン交換)した際の内部の写真が残っていたで、ご紹介します。
(*分解、修理に関しては自己責任で行いました。お勧めするものではありません。販売元さんにご相談すれば、いろいろ対応して下さるので、そちらをお勧めいたします)

カバーを外すと、内部はこういう感じになっています。
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マグネット負荷の部分を少し拡大します(↓)
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黒いつまみ(a)を回すと、右下のローター(c)に磁石( b)が近づいて、ローターの回転を押さえつけて、ペダルが重くなる構造です。

思い切りもがくと負荷が緩まる、ということはローター(c)から磁石(b)が少し遠ざかってしまっている、ということでしょうけど、その原因は?となるとちょっと分かりません。
つまみ(a)の部分の緩みなんでしょうか?

私もマグネットの負荷はトレーニング中に微妙に緩んでくることがあるな、と感じたことはありますが、それが個体差なのか、不具合なのかは判断がつかず、また負荷のかかり具合も風力負荷のほうが自然にスムーズにトレーニングが出来たので結局、風力ギアのみで負荷をかけていました。
(*使用機材が『ワットバイクプロ』だったので、私程度の脚力では風力ギアで十分な負荷をかけられました。おそらく『ワットバイクトレーナー』を使用していれば、風力ギアだけでは足りずにマグネット負荷を併用していたことと思います)

以上、ご回答になってはいないかと思いますが、もしもマグネット負荷の緩みがどうしても気になるようならば、販売元にご相談してみてはいかがでしょうか?
きっと親身に対応して下さると思いますよ。

4か月ぶりのスイム練習

昨日(7/2)、実に4か月ぶりのスイム練習、2/28以来。
3月初旬の海外出張、帰国後の海外渡航者自宅待機期間、その後4/7に緊急事態背現発令。
近隣でプールのある市営スポーツ施設、西東京スポーツセンターが再開していたので、初めてそこに行ってみた。

現在はコロナ対応ということで、利用時間帯や利用可能時間に少し制限がある、とのスタッフの方の説明を受け入館。

13時~、15時~、17時~、19時~
という風に、2時間での完全入れ替え制で、それぞれの回は30名定員。
プールは25m×8コース?の広さ。
真ん中2コースが泳ぎ用で、それぞれ往と復に割り振られて、25m行ったら隣のコースで帰ってくる。
両端のそれぞれ3コース分は、フリーのスペースで片方は子供用に浅い。
ドリルやアップはフリースペースで出来るし、空いてくればターンして持続的に泳ぐこともできた。

人数は、子ども大人それぞれ10人ほど、計20人くらいいたかな。
最初こそ結構混雑しているように感じたけど、40~50分もすると上がる人も出てきて、みんなどんどん帰っていく。
さらに、次の2時間の回までは人が入ってこないので、一時間ちょい過ぎからはもう数名。
後半はかなり泳ぎやすかった。

これは良い。
一回400円だし、週3~4回練習しても、スポーツジムに入会するよりは少し安いし、空いてる。
スタッフの方たちは小まめに消毒をしたりして大変そうだったけど、コロナ対応もすごくちゃんとしていて、利用する側も安心感があった。

トレーニングの方は、久しぶりすぎて、アップのドリルでスカーリングやっただけで、腕や肩がだるい。
もともと大したスキルはないから、泳げなくなった感覚は想定内。
けれど、動かしていなかった肩回りは硬くなっており、腰が沿って沈む感覚は以前よりは強くなってた。プルブイ挟まないと泳げる気がしなかった。
継続は力、また地道にトレーニングを積み上げていこう。

JTU審判員認定講習会(3種)

先日、東京都トライアスロン連合主催の審判員講習会(3種)を受講しました。
受講のきっかけは、トライアスロンを選手・参加者目線からだけでなく、いろんな角度から感じてみよう、と思ったことでした。
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当然のことですが、レースや大会は選手だけでは成り立ちません。
ボランティアさんやライフセーバーさん、マーシャル(審判)の方など、レースを支える人たちが、大会を円滑に安全に運営できるように陰に日向に気を配っているからこそ、はじめて自分たちが選手として、安全に楽しく競技が出来ているんだ、ということを以前から感じていました。

レースに出る回数を重ねるごとに、ますますそう思っていたところ、トラ
をいろんな角度から感じるためにもマーシャルを経験した方が良い、と仰っている方のご意見も聞いたり、知り合いの選手がたまにマーシャルとして運営側から大会に参加しているのを見たり聞いたりして、自分も一度は経験しておこうかと思い、審判員(3級)を受講してきました。

審判員の種別には3~1級があり、さらにその上にITUのレベル1~2があり、最初に受ける人はまずは3級から。
講習時間は2時間半程度でした。
時間も短く、ルールを全般的にたくさん勉強する時間はないので、特にバイクの乗降車とドラフティングに関するルールを抜粋して取り上げていました。

また、特に強調されていたのが『公平性』と『安全』、だったかな。
事故なく、怪我なく、無事にレースを楽しんで終えてもらうために、大会の運営側の一員として安全に気を配ることを、とても強調されていました。
ルールを守らなければいけない理由も、そのほとんどは安全に競技を行うため、という理由なので、審判の役割も「ペナルティを取る」のが目的でなく、「いかにルール違反が発生しないようにするか」に重きを置いている、と講師の方たちは仰っていました。

確かに、自分がレースに出た時の印象でも、
「ヘルメットのストラップを留めてからバイクに触って」とか、
「乗車ラインをしっかり超えてから乗って」とか、
「(バイクで)抜くならしっかり抜いて、前方で左に入って」とか、
先回りするように声をかけてくれる審判の人が多かったように思いました。

それらもすべて、安全に楽しくレースを終えて、無事に帰宅して欲しい、という運営する側の人たちの思いだったんだな、ととても勉強になりました。

大会で必要な人数の審判を集めるのも、けっこう苦労するそうです。
自分のレースがないときで仕事の都合がつくときなどは、一度はお手伝いしてみようかな、と思って帰ってきました。
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