日蓮宗 法明教会

当教会の信徒さん向けの法話と時折やや専門的な小考を掲示いたします。

読んでおきたい本です。

森 章司東洋大学名誉教授の「死後、輪廻はあるか」の講演録が出版されています。読みやすい小冊です。

アマゾンで税込み1100円です。

真宗の三木悟師主催「現代仏教塾」での講演です。

ユーチューブ「現代仏教塾」を検索すれば視聴出来ますが、読むのもお勧めです。

「輪廻説は仏教本来の考えでは無い」と云う考えに対して、「仏教本来の考えである」と論じています。

有名な「十無記」についても原典の解釈を述べています。

墓前法話

今日は雨の予報が外れ、薄日の射す天気となり、お線香も上げられ、私も急がず御回向を行えました。

 

富山県に有る日蓮宗真成寺住職さんがユーチューブで、小学生時代の体験を語っていました。

現在は、葬儀の8・9割が祭場で行われるとのことですが、以前は本堂が通夜葬儀会場として度々使われ、お通夜の日は朝から寺族が本堂の拭き掃除などをしたそうです。ある日、小学生であった住職が雑巾がけをしていると、目の前に、人の足先が見えたので顔を上げてみると、男性が立って居たそうです。「ずいぶん早く来られたな」と思いながら見上げると、その男性が「よろしくお願いします」と頭を下げたので、父親を呼びに行き、本堂に戻ってみると、男性の姿が有りませんでした。ところが、飾られた遺影を見たところ、まさに件の男性だったそうです。

死後も霊体として存続する事を証する体験談だと思います。

 

仏典には、「人は死後に霊体となって存続し、生縁が整うと生まれ変わる」と説かれています。

たまに前世の記憶が残っている子供が居るようですが、普通私どもは前世の記憶はありません。

生まれ変わってしまうと、前生の家族のことなど全く覚えいないので、死は永久の別れと成ってしまいます。

 

ところが日蓮聖人が「お題目の信仰者は死後、天上界か悟りの世界に住して、遺族を見守っているから、遺族もお題目を信仰し続ければ、天上界か悟りの世界に往けるので、亡き人と必ず再会出来る」と説かれています。

 

日蓮聖人が、「存命中の親に孝行するだけで無く、死後の親にも追善供養を以て報恩と孝養をしなければ誠の孝養ではない」と教示されています。

霊体は普通の感覚では見えないので、あれこれと忙しい日常生活に紛れて、亡き人の事はだんだんと意識に上らなくなってしまいます。

今後とも、御両親のご命日には、それぞれのお家で手を合わせ、霊的に存続し見守っていてくれる事を意識して欲しいと思います。

 

この後の御斎で御両親の思い出などをかたり合って下さい。お身内の親交を深める様子を御両親人も見て喜んでくれると思います。

 

因果集合理論

「本化妙宗」の教誌「妙宗10月号」の「妙宗法話」に

「本因本果論による

  ジョウジ・ガモフのビックバン論の破綻」

 と云う標題の法話が載っています。

「ビックバン論は、『時間も空間も何も無い処から大爆発が起こり、宇宙が造られ、時間が動きだし』という宇宙論であるが、しかし、無因から果は絶対に生まれない。何も無い状態から大宇宙が生まれるはずはない。ビックバン論に立つと無始無終久遠本仏の存在を認容出来ないことになる(趣旨)」

と説明し、イギリス・リバプール大学の研究チームが量子物理学の理論を使った「因果集合理論」を発表し、「宇宙には始まりは無く、無眼の過去に常に存在していた」と云う宇宙論を紹介し、「その結論が法華経・寿量品の久遠本仏の実在と多くの点で同一なのです。やっと天体物理学も法華経に近づいて来た、と法悦(よろこび)を感じています」

と語っています。

 

寡聞な私は初めて「因果集合理論」なる言葉の有ることを知り、早速、検索したところ、

https://gigazine.net/news/20211014-universe-had-no-beginning/ に、次のような解説がありました。

「因果集合理論では、時空を連続した存在だと考える一般相対性理論とは異なり、時間と空間は非連続的な「時空原子」でできていると捉えています。この考えに立つと、画像を1つのピクセルより小さく分割することができないのと同様に、物体も時空原子より小さな領域に詰め込むことができないということになります。つまり、宇宙の全てが一点に詰まっていたビッグバンの特異点も存在しないことになります。因果集合理論を使えば、ビッグバンの特異点の問題をうまく説明できますが、代わりに「ビッグバンの前の宇宙はどうだったのか?」という疑問が生じます。この謎に挑んだベント氏は、インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究者であるスタブ・ザレル氏と共同で発表した論文の中で「古典的な考え方から言えば、宇宙は因果関係の連なりによって無から現在の姿へと成長したことになりますが、私たちの理論では因果関係が過去に向かって無限に続くと考えるので、何かが起きる前には必ず何かが起きていたことになります。つまり、そもそも宇宙の始まりはなかったわけです」と論じました。

ベント氏らの研究結果によると、宇宙はビッグバンで始まったのではなくそのずっと前から常に存在しており、「たまたまビッグバンの爆発で現在の姿になっただけ」と解釈されるとのこと。」

安倍元総理国葬

強敵に斬りかかれたが無事であった四条金吾さん宛ての日蓮聖人のお手紙があります。

「前前の用心といい又けなげといい、また法華経の信心つよき故に、難なく存命せさせ給い、めでたし、めでたし。

夫れ、運きわまりぬれば兵法もいらず、果報つきぬれば所従もしたがはず。詮ずるところ、運ものこり、果報もひかゆる故なり。」

(四条金吾殿御返事)

と有ります。

安倍元首相に、もっと強い宿善の功徳が働き、かつ諸天の強い御守護が働いたなら凶弾に倒れずにすんだかも知れませんね。

得票の為めとは云え、変な教団に近づいた結果、しらす知らずの内に、変な教団の看板になることは、善神も快く思わないでしょうね。

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