アイ、ロボット2004年度・米・115分 I,ROBOT

■監督:アレックス・プロヤス
■出演:ウィル・スミス/ブリジット・モイナハン/アラン・テュディック




 「デイ・アフター・トゥモロー」を思わせるような近未来の街並み。「スター・ウォーズ」で観たような、大量にトラックに積まれたロボット、軍隊のように沢山並べられたロボットの数々、コンピュータの中枢部など、どこかで観たような場面がちらほら。そしてこれまで何度となく使い古されてきた、知能を持ったコンピュータの反乱。正直、途中まではがっかりしていました。

 ところが、博士が作り出していた1体の別仕様のロボット、「サニー」の登場で、この作品がグッと引き立つ。最初はいかにも怖そうな存在だったのだけれど、彼が作られた訳がわかってくると、まるで別人(人じゃないけどね)のようになってゆく。暴徒化したロボットたちを次々とカンフー張りのアクションでやっつけるあたり、おもわず「カッコいいぞ!サニー!!」と心の中で叫んでしまいました。

 ウィル・スミス演ずる刑事がアナログ志向なのも、ひねりが利いていて、なかなかよかったと思います。