ブログネタ
映画鑑賞日記 に参加中!
B00005EYPX大脱走
1963年度・米・172分 The Great Escape

■監督:ジョン・スタージェス
■出演:スティーブ・マックィーン/ジェームズ・ガーナー/チャールズ・ブロンソン/リチャード・アッテンボロー/ジェームズ・コバーン

第二次世界大戦中、ドイツ軍に捕らえられた捕虜たちの脱走劇。
失敗すれば射殺されるかもしれない状況の中で、それでも自由と故郷を求めて脱走を繰り返す、捕虜たち。
考えてみればとても悲惨な話なのですが、観終わってみるととても爽やかな気持ちになります。

いわば‘脱走のプロ’である、別名独房王、製造屋、トンネル王、調達屋、監視係、偽造屋などの彼らが、それぞれの役割に応じた仕事を手際よく仕上げていく様子は、痛快です。任務遂行中の彼らの顔が、活き活きとしていてとてもいい。

独房王であるヒルツ(マックィーン)の存在が、捕虜たちの希望の星として輝いています。
捕まっても、捕まっても何度でも逃げるヒルツ。一度は断ったはずなのに、他の捕虜たちから頼まれた外の様子をちゃんと調査してくるあたりが憎い!そしてまた独房へ送られます。独房の友、グローブとボールも一緒に。

壁とのキャッチボールの音が独房内に響き渡り、それが不思議なくらい楽しそうに聞こえます。


ラストが忘れられません。
バイクで逃げ回るヒルツの姿がとてもかっこよかった。鉄条網の壁に行く手を塞がれ、また捕まり収容所へ戻ると、悲観した面持ちの仲間たちが待っていました。
また独房へと連れて行かれるヒルツ。仲間の一人がグローブとボールを渡します。
それを受け取って胸を張り独房へ入る、ヒルツ。
看守が鍵をかけてドアから離れると、またあのキャッチボールの音が。
一瞬足を止め、その音を聞く看守。そしてあの軽快なマーチが流れます。
キャッチボールの音が、明るい希望の音にも聞こえてきて、
長い戦争が終わりを告げようとしているのが感じられます。

バイクテントウ





今では考えられないくらいのオール・スターキャスト。懐かしい面々にワクワクします。特に、今でも監督・役者として活躍している、ビッグX役の若き日のリチャード・アッテンボローに驚かされました。

語りつくせないくらいの不朽の名作です。