B000X98X48プレステージ
2006年度・米・130分 THE PRESTIGE

■監督/脚本:クリストファー・ノーラン
■脚本:ジョナサン・ノーラン
■出演:ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、スカーレット・ヨハンソン、パイパー・ペラーボ、デヴィッド・ボウイ

伏線の張り方が見事だった。
冒頭の無数のシルクハット、小鳥を消すマジック。
観終えてからいろんな部分が甦ってきた。

舞台を観ている人も、そして映画を観ている私たちをも騙す、その構成は上手いと思う。

けれど残念ながら、私にはいまひとつ合わなかった。
プレステージ

時は19世紀、小鳥を消すマジックのタネは実に簡単なしかけだった。
幼い頃よりマジック好きである私は、その仕掛けに言葉を失った。
あまりにも残酷すぎる。
そして、それが「人間瞬間移動」でも同様のことが行われる―

―人はタネを知りたがる。だけど決して教えない。
教えると人は去る―

マジックをするにはこれほどまでの犠牲を強いられなければならないのか・・・?
そこまでして・・・?

ラストの種明かしには本当に驚かされた。
・・・というよりも、初見のときは意味がすぐに飲み込めなかった。
まさか、まさか、そういうことって、アリなのか・・・?
それが冒頭のシルクハットと小鳥のマジックにうまく繋がってゆく・・・。

けれどどうしてだろう、どうしても途中で睡魔に襲われてしまった。
しかも何回観ても、必ず中盤から眠ってしまうのである。
これもなんらかのマジックなのだろうか。
全編通して色調に変化がなく、時系列が飛ぶ。
二人の男の確執は、最後まで理解できなかった・・・。