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崖の上のポニョ/スタジオジブリ制作・宮崎駿監督 に参加中!
B0018QT94I崖の上のポニョ サウンドトラック
2008年度・日・101分 東宝配給

■監督/原作/脚本:宮崎駿
■音楽:久石譲
■声の出演:山口智子/長嶋一茂/天海祐希/所ジョージ/奈良柚莉愛/土井洋輝/柊瑠美/矢野顕子/吉行和子/奈良岡朋子

近年の作品になるにつれ、難解になっていった宮崎監督作品だが、本作では宮崎作品の原点に戻ったような印象を受けた。

私が観に行った日、劇場は小さな子ども連れの母親がほとんどだった。CMや予告編と、映画が始まるまでが長く、子供たちの「まだぁ〜?」という不満げな声がちらほら。
ところが映画が始まった途端、「あっ!」「えっ?」「わぁ〜!!」と、周りから聞こえてくる、子供たちの歓声に、観ているこちらも楽しくなった。

手書きの素朴な家や町並みが、観る者の目と心を優しくつつんでくれた。
そうそう!これこれっ!この絵が見たかったのだ。
崖の上のポニョ崖の上に建つ、宗介が住む家が素晴しい。
子育てするにはもってこいの環境だ。

家の明かりを消して父親の船とのライトでのやりとりでは、ワクワクした。
父親がほとんど家に帰ってこずとも、親子の絆の強さがひしひしと感じられるシーンだ。


リサが淹れた温かい紅茶や、ハム入りのインスタントラーメンは、本当に美味しそうで、それを口にする宗介やポニョの表情もすごくよかった。

そして、海の上をポニョが走るシーンは目を見張るものがあった。まるで生きているかのように波が押し寄せ、リサと宗介が乗る車に接近するところは手に汗を握ったほどだ。その上で走るポニョの姿は躍動感に溢れ、活き活きと描かれており素晴しかった。

余計なことは抜きにして、あっけなく終わったラスト、その後のスタッフの名前の前にワンポイントの絵が入った、かわいらしくて短いエンドロールは、小さな子どもたちへの配慮だったのかもしれない。