B078FBZXTNブレードランナー 2049(初回生産限定) [Blu-ray]
2017年度・米/英/加・163分
Blade Runner2049
■製作総指揮:リドリー・スコット
■監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
■出演:ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、アナ・デ・アルマス、ジャレッド・レト
■音楽:ヨハン・ヨハンソン、ハンス・ジマー
PG-12

前作「ブレードランナー」から30年後の世界。
正直、想像していたものとは違っていたけれど、独特な世界観と映像、音楽が脳裏から離れない。

前作同様、暗い空に終始振り続く酸性雨。
町を歩く人々がさしている傘の柄が光っていて、まるでライトセーバーのようだった。
Blade-Runner-2049


前半部分の、だたっぴろい室内に響き渡る抑揚のない声が、眠気を誘う。
すると、突然グォーン!!とお腹の底から頭のてっぺんまで響き渡る大きな音で何度もたたき起こされる。

寿命を決められたレプリカントたちの「生」と、なんとしてでも子孫をもうけたいという「性」への渇望。
時折出てくる性的描写がそれを言わんとしているのだろうか。

ハリソン・フォードの登場で、突然雰囲気がガラリと変わる。
怒りと悲しみに満ちたデッカードが、登場人物の中で唯一、人間味があるからだ。
外の景色もこれまでの黒から赤茶色になる。

Kに植え付けられた記憶の所在が悲しい。
自分が希望の星でなはいかと思い巡らすライアン・ゴズリングの表情がうまかった。

雪の積もった階段で天を仰ぐKは、何を思っていたのだろう。
印象的なエンディングだった。