2022年度・米・131分 Top Gun: Maverick
監督:ジョセフ・コジンスキー
出演:トム・クルーズ、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー、ジョン・ハム、グレン・パウエル、エド・ハリス、ヴァル・キルマー

1986年公開の「トップガン」の続編。
新型コロナウイルス感染拡大等の影響により、公開を4回延期し、予定より3年も遅れて公開された。

待ちかねたよ。
当然のことながら劇場は満席状態だった。

前作から36年も経っているのに全く違和感がないどころか、前作を超えている!
超人的なトム・クルーズに脱帽!

以下ネタバレ注意。
前作を踏襲したケニー・ロギンスが歌うデンジャー・ゾーンで始まるオープニングが秀逸。
ワクワク感が止まらず、息もできないくらい興奮した。

オープニングやマーヴェリックが乗るKAWASAKIのオートバイといい、
パブで大合唱、
チームを纏めるためにビーチで行うアメフト。(前作ではビーチバレー)等々。
とにかく全編に前作のオマージュがちりばめられている。

ワクワク、ヤキモキ、ドキドキ、そしてクスリとさせられる場面が満載で楽しすぎる。

戦闘機のテスト飛行が中止となるも、まだ担当少将が到着する前だからと勝手にマーヴェリックが飛び立つ場面が最高!
頭上を飛んでいく戦闘機の爆風にびくともせず、仁王立ちして見送るケイン海軍少将。
しかし少将のすぐ隣に建つ検問所の屋根が爆風でバフン!と浮き上がるというね・・・。
これには声を出して笑ってしまった。

物語は、事故で亡くなったマーヴェリックの相棒グースの息子、ルースターとの確執を軸にしっかりと描かれている。
ルースターのマーヴェリックに対する誤解がなかなか解けずやきもきさせられるけど、浜辺で行われたフットボールで二人の間柄もチーム全体の雰囲気も変わってくる。

見どころの空中戦闘シーンのほとんどはVFXとCGだったそうだけど、臨場感が素晴らしくて目が回りそうだった。

アイスマン役のヴァル・キルマーの出演も嬉しい。役柄同様に咽頭がんにより殆ど声が出せなかったけれど、声のクローンを作成するAI技術により、再び自身の声で会話が出来るようになったそう。

撮影技術も医療もどんどん進化しているんだなぁ。

とにかく大好き、お気に入りの1本!

Top Gun Maverick: OPENING SCENE ワクワクする〜!!