2009年09月01日

会長になりました

2000年8月にシェイクを創業し、この2009年8月末で、10期を終えました。

「イキイキと働く人が一人でも多く増えてほしい」というミッション達成のために、企業研修を中心にサービスを展開してまいりました。
おかげさまで、多くのお客様のご支援をいただきまして、実績を積んでまいりまして、メンバー40名ほどで、自律型人材育成サービスを提供させていただくとともに、我々自身が、自律組織のショーケースであることを目標に活動してまいりました。


10期という節目を迎え、シェイクが更なる発展をとげ、社会のお役に立つために、社長業を副社長の吉田に引継ぎ、私自身は、中長期を見据えた戦略立案と共に、イノベーションを起こす商品開発、企業の枠に囚われないミッション達成のためのサービス開発及び、ファシリテーターに注力を注ぐことにいたしました。

これから、更なる日本全体の活性化、またグローバルから見たミッション達成のために必要なことをより広範囲かつ、長期的な視点から考え、行動をしてまいる所存でございます。

引き続き、創業者として、会長として、シェイクの経営・諸活動にかかわってまいります。

これからシェイクは、更なる飛躍を目指してまいります。
今後ともシェイクをよろしくお願いいたします。

森田英一

shakeinc at 07:07|PermalinkComments(1)TrackBack(0)シェイク 

2009年08月25日

学生の間に、ぜひ。

最近の新入社員は「こじんまりしている」「勢いがない」「個性が見えない」「何を考えているのかわからない」という声が人事の方を中心に年々増えている。

それは本当なんだろうか?
そうでない人もいるし。

でも、もしそうだとしたら、それはなぜなんだろうか?

世代でひとくくりにするのに、私自身、抵抗はあるけれども、環境の影響もあってか、データを見ると傾向が見えているのも事実としてある。

以前、シェイク社で、ゆとり世代調査をした中で、興味深い結果があった。

それは、「自分のことが好きですか?」という問いに対して、好きではないという人の割合が、30.5%と、他の世代と比べて圧倒的に高い。(社会人10年目の世代は、13.7%)

そして、「自分のことがあまり好きではない」という世代にどうして好きではないのか?というヒアリングを重ねる中で、多くでてきた声は、

「自分で何かを一生懸命やった経験がなくて、自分のことが好きではない」

というものだった。

10年、20年前と比べて、環境的に、いろんなことがお膳立てされてきた部分が多いのではなかろうか。
たとえば、少子化の中、受験勉強の塾も、個別指導がある。予備校ではターゲット校に受かるための対策を自分で考える必要はなく、予備校が用意してくれたカリキュラムに乗れば、大学全入時代の受験も乗り越えられた。昔のように、勉強法を自分で考えなくても、誰かが用意してくれる。

「自分ではじめて、やりきる経験」が圧倒的に少なかったのではないか?

一生懸命やることに実はあこがれてはいるけれども、その機会がなかなかない。

逆に、一生懸命やることはカッコ悪いよね、と、いったりする人もいる。

そんなこともあって、なかなか、自分のことが信じきれない。
根本的に、自信がない。
もしくは、自信があっても、根拠の無い自信で、打たれるともろい。


さて、来年も、また新入社員が入ってくる。

彼らは、就職活動中に、リーマンショックの影響をもろに受けた世代だ。

先輩までは、超売り手市場といわれたが、彼らが就職活動をする時には急に、軒並み採用数は減り、就職活動は、一気に難しくなった。

社会的にも、不安感、不信感が募っているが、彼らの今後への不安感、あせり感は、予想以上に強い。

そんな中、ぜひ彼らに、学生のうちにやっておいて欲しいことがある。

それは、「自分が何か興味のあることを、自分で始めて、ゴールを決めて、やりきる経験」だ。

やることは自分が興味があること、ワクワクすることであれば、何でもいい。
そのほうがやりきる確率が高い。

海外一人旅にチャレンジするのもいいし、自転車日本一周でも、昔から興味のあったスポーツを始めたり、何かのスポーツに打ち込んで極めたり、ある特定分野の本を100冊読みまくるでも、アルバイトやインターンで成果を出しまくるのでもいいだろう。

学生の間に、自分を信じることができる経験、自分で自分はよくやったと褒められるようなことをして欲しい。

自分の中での武勇伝、伝説を作って欲しい。

大事なのは、自分でやりきった経験、そして、自分で自分に自信を持つことだ。

最後の最後で、自分を信じれることは、その後の社会人人生に大きな資産となるだろう。

それは、多少つらくなったときに、乗り越える原動力となる。
叱られて、落ち込んでもなにくそと思える力になる。

自分を信じることができる経験がないと、折れてしまう。

人事の方からも、ぜひ彼らに、のびのびと、彼らが自分に自信をもつことができる経験をすることを、見守ってあげて欲しい。

人は自分で決めてやることが一番やる気が出る。

彼らが、本当の意味で自信を持って、のびのびと明るい社会人生活を来年4月にスタートすることを心から願っています。

そして、僕ら自身も、自信を持って、生きていくことが重要だと思います。
自分の中での武勇伝、伝説を作りながら、生きているかどうか。

改めて自分に問いかけていきたい。

shakeinc at 08:08|PermalinkComments(1)TrackBack(1)デキル社会人のコンピテンシー | 人材育成

2009年07月09日

人材育成のど真ん中、「WILL(意志)開発」

最近、人事担当の方とお話する度に、人材育成部門に逆風が吹いていると感じます。

これからますます「人」が重要になってくる時代に備え、
新しい試みを行おうとしてもなかなか予算が通らない。

人材育成担当の方は少ない予算をどのように活かしていくのか、
という究極の選択を迫られているように思います。

スキル・知識系の研修に注力すべきなのか。
それとも、「自律」など、
人の本来持っている人間力を引き出していくべきなのか。


この選択には、人事としてのポリシーが大きく現れてきます。

人間力向上は、緊急度は高くないので
優先順位を下げようというポリシーの会社。

スキル・知識はやる気になれば自分で身につけられるので、
長期的な視点に立ち、「自律」など人間力向上に関するものを
「ど真ん中」のテーマにして全体の教育体系として設計をするという
ポリシーの会社。

もちろん、どちらのポリシーにも、一長一短があります。

そんな中、私は、今、人材育成のテーマの中で最も重要なのは、
人間力の一つである「自律」であると思っています。

本人の主体性を引き出すことさえできれば、スキル・知識は自分で
身につけようとする。
あくまで重要なのは、本人の「自律」だと思います。


やはり、景気が悪くなると社員の意識も安定志向が強くなってきます。

財団法人 日本生産性本部が2009年の新入社員に対して行った調査では、
「今の会社に一生勤めようと思う」と回答した人が過去最高の55.2%と
いう結果が出ています。

そのような状況の中、会社の現状に不満を抱きつつも、
転職するというリスクはとらず会社にぶら下がり続けるような、
言わば、「ぶら下がり若手社員」のようなものが多くなっているでしょう。

企業研修の現場でも、
若手・中堅社員向けの研修をやると、
以前までは「忙しすぎて疲れている」方が多かった。

しかし、最近では、忙しい以前に「気力がない」方が
非常に多い。
「仕事に対する覚悟がない」という印象の方が多いということに、
私は大きな危惧の念を抱いています。

このような状況であるからこそ、
より根本的な自律型人材育成が急務であると
肌感覚としても強く感じております。


そして、特にこの「自律」の中でも重要となってくるのが
先日開催させていただいたセミナーのメインテーマである、
「WILL(意志)開発」です。

一人ひとりの心に深くアプローチしていき、
本来、全ての人が持っている「自分はこれを絶対やるんだ」という
使命感ともいえるほど強いWILL(意志)、深い内的動機を目覚めさせる。

これこそが、今の時代に最も焦点を当てなくてはならない
人材育成のテーマであるという立場を私はとっています。

「研修でWILL(意志)の開発なんて出来るの?」という声を
いただきますが、今まで研修がきっかけとなり、
断固たる意志が生まれパワフルに生きはじめる。
そして、それをきっかけに会社でも成果を上げ、
周りに良い影響を与えていく。
そういう転換をした人を、私は何人も見てきています。

皆さんも、ただなんとなくやっている仕事と、
「絶対にやるんだ」という強い想い、WILL(意志)を持った仕事では、
成果の出方が全く違うということを体感したことはないでしょうか。

このような強いWILL(意志)を持った社員が多く育ち、
自ら新しいサービス、革新的な手法などを生み出していく組織の力。

これから、3年後、5年後を見据えた時、
それこそが、競争優位の源泉となる時代に突入することは
明白だろうというふうに思っています。

そして、このWILL(意志)が重要であることは、
人材育成に携わられている方にとっても同じことだと思います。

これから社会や企業は大きく変貌を遂げていくでしょう。

そのときに人材育成の仕組みはどうあるべきか。
本当に大事なものは何なのか。
限られた予算の中で、今、何をすべきなのか。

今、まさに人事としてのWILL(意志)が問われているのではないでしょうか。

人事担当の方の一人ひとりのWILL(意志)が、
イキイキとし、パワフルな人に満ち溢れた会社を生み出していく。

我々は、そのお手伝いを、これからもしていきたい。
そう思っています。

shakeinc at 23:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)人材育成 | シェイク

2009年06月08日

WILL開発セミナー

385071c1.JPG先日、弊社顧問の慶應義塾大学 総合政策学部 教授 花田光世先生を
ゲストとしてお迎えしての人材育成セミナー、

「イノベーション時代の人材育成“新”パラダイム
 〜若手の使命感を育む、『WILL(意志)開発』〜」

を開催させていただいた。

お陰さまで当初の定員の150名を大幅に超える273名の方に申し込みをいただき、大盛況のセミナーとなりました。

お申し込み、ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。

1部では、花田先生の講演。

「この不況の中、「キャリア自律」や「ダイバーシティ」は完全にアゲンスト
(逆風)です。ただ、時代は確実に、そちらに動いている。キャリア自律やダイ
バーシティに対しての手を今、打って先に進めておくべきだ。」

という立場で、力強い講演。

その後、2部では、私のパート「WILL開発」。
3部では、花田先生と私のトークセッションを実施させていただいた。

このWILL開発というテーマは、人材育成のど真ん中だと思っている。
しかし、このテーマをど真ん中で語る人はそれほど多くない。

だからこそ、語る必要がある。
今の時代だからこそ、語る必要がある。

花田先生は、不況の時代は、一般的に、業務にすぐ活かせるスキル・知識系のコ
スト型教育が中心になり、人間教育的な投資型教育には力が入れられなくなると
いう風に言っていたが、だからこそ、私は、「WILL開発」を説く立場をとる。

モチベーションよりももっと深い動機の源泉であるWILL。

WILLが目覚めれば、わざわざモチベーションで奮い立たせなくても良い。

WILLがど真ん中。

そのWILLを研ぎ澄ましていくには、試練・葛藤を経験しながら、内省し自分を深
く見つめ、そして、決断していくサイクルが重要だ。

顕在意識のみならず、潜在意識にまでアプローチし、あるがままの自分を見つめ
る。

自分の状態、自分独自の前提、反応、習慣、懸念、先入観、想定していることは
何か。自分はどう話、どう聴いているのか、など、あるがままの自分を見つめる。

そして、考えていること、感じていること、望んでいることなどを率直に話す。

自分が見ている見方が絶対的に正しいという考えを捨てる。
自分は真実について何も知らないという前提で物事に向かう。過信しない。

そして、様々な立場、意見の人の話を聴く。
他者の目線で、全体を感じる。相手の身になってみる。
全体で何が起こっているのかを感じる。心で聴く。心で話す。

リラックスして、完全にあるがまま、ありのままの自分を受け入れる。

「こうあらねばならない、こうしなくてはいけない」という思考から解放し、感
情を解放した、そのプロセスから、本当に自分が本来持っているWILL(意志)が
解き放たれる。

もう、今の時代は、いままでのやり方ではにっちもさっちもいかない。

このようなWILL開発のアプローチは、人の変革や、関係の改善のみならず、既存のやり方や考え方では打破できない領域に応用すべきと思う。

イノベーションが起こるところには、WILLが不可欠だ。
既存の思考の枠組みから次のパラダイムに、意図的にシフトするには、このようなアプローチが有効である。

いろいろ考えるにつけ、人材育成のフォーカスも変化していくと確信する。

「WILL開発」

その問題提起の第一歩が今回の人材育成セミナーであった。

次の時代の人材育成を常に提起し続けていきたい。

shakeinc at 23:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)人材育成 

2009年05月22日

WILLを育むという発想

現在のような社会情勢の中で、育成体系を見直したいというご相談をよく受けます。

数多くある人材育成テーマの中で、
このような時期だからこそ、特に重要になってくるテーマがあります。

それは、「現場力」です。

今回は、現場力に大きくかかわる「現場のリーダーシップ」という
テーマについて書きたいと思います。

景気が悪くなると、転職するあてもなくなり、
会社にはぶら下がり社員が増え出したりします。

そのぶら下がり社員は、不安、不満は大いにあるものの、
転職先はないという状況になると、言われたことだけ、
与えられた役割だけを無難にやるという心境になったり、
保守的になったりします。

しかし、このような時期にこそ、
本当は、現場の力が重要となってくるのは言うまでもありません。

皆さんの会社の現場を担う社員の方々はいかがでしょうか?

どこを見て、仕事をしているでしょうか?
何のために、仕事をしているでしょうか?
日々淡々と仕事をこなすサイクルにはまっていませんか?

このような不況の時期だからこそ、
工夫・改善・イノベーションが求められています。

そして、本当に会社にとって必要不可欠な工夫・改善・イノベーションは
現場から起きます。

革新的な価値を生み出すイノベーション。
様々な工夫・改善など、革新的なプロセスイノベーション。

イノベーションにも、様々なレベルがありますが、
これらは、お客様の悩み、お客様から伺う競合の話、
日々感じる現場の問題点、それらを肌感覚で感じているところから、
革新的なアイディアが生まれてくることが多くあります。

世の中の変化の全てをトップが察知し、考え、
実行させていくのは不可能です。

また、会議室の中だけでつくられたアイディアには、
リアル感がありません。

「現場で、工夫・改善や、新たな取り組みが行われている」
「現場から新たな提言が上がってくる」

というような変化対応力、
価値創造力に溢れた現場が企業の競争力になっていくことは
間違いないでしょう。

だからこそ、現場にいる一人ひとりが「現場から会社を創る」という意識、
現場のリーダーシップを持つことが必要となってくるのです。


さて、あなたの会社では如何でしょうか。

現場を担う若手・中堅社員は本気で仕事に取り組んでいますでしょうか。

ぶら下がり社員とならず、
現場から会社を創る次世代のリーダーとして活躍していますでしょうか。

若手・中堅社員の方に研修をやると必ずと言っていいほど聞こえてくる声。

「忙しい」「追われている」「時間がない」「会社が悪い」
「上司が悪い」「経営者が悪い」「所詮縦割り組織だから無理だ」
「会社に行くのが億劫だ」「疲れた」「どうせ変わらないから諦めた」

このような声は、あなたの会社では聞こえてきませんでしょうか。

多くの若手・中堅社員の方々は、
今、目の前にある仕事を淡々とこなすだけ。

仕事を淡々と処理するだけのマシーンのような状態となり、
やりがいを感じず、生産性もあがらず、モチベーションは落ち、
覇気を失っていく。

もし、現場がこのような状況に陥っていては、
この不況の時期は乗り越えられません。

現場を支える若手・中堅社員を鼓舞し、
会社の屋台骨である現場のエネルギーをどう高めていくか、
パフォーマンスを上げるかは重要なテーマです。

そのためにはどうすればいいでしょうか?

そのためには、金銭、地位などの外発的動機付けだけではなく、
一人ひとりのWILL(意志)に働きかけていくことが非常に効果的です。

「自分は何をやりたいのか。
自分はなぜこの会社に入ったのか。
この会社で自分が出すべき価値は何か。
今自分が出している価値は何か。
自分の存在意義は何か。
自分にしか出来ないことは何か。
自分は社会に対しどのようなことにやりがいを感じるのか。

そして、そもそも自分はどう生きたいのか。
今の自分は格好いいのか」


目の前の仕事に流されるのではなく、
日々、挑戦を重ねる中でこのような根源的な問いを追求し続けていく。

そうすることにより、
WILL(意志)は、より強く、より研ぎ澄まされていきます。

私は、そのWLL(意志)が本人を駆り立て、
結果として、リーダーシップを発揮していった人を多く見てきました。

私たちが提供している研修の中でも、
自らのWILL(意志)に目覚めた若手・中堅社員が、
自ら会社に働きかけ、そして、周りの人にも影響を及ぼし、
組織を活性化していくということが頻繁におこります。

そのようなリーダーが生まれる現場、活躍する現場はとても強い。


常に変化を求められる今。

「リーダーシップはトップだけのものではない。
リーダーシップはみんなのものである。
自分たちこそ、リーダーシップを発揮し、会社をつくっていくんだ」

現場で働く一人ひとりがこのような意識を持つことが現場の活性化につながり、
現場発の工夫・改善・イノベーションにつながるのです。

誰でも、強いWILL(意志)を持つことによって、
よりパワフルに生きる可能性を持っています。

そのWILLへの働きかけが、人材育成の「ど真ん中」だと私は思います。

皆さんは、強いWILL(意志)をもって仕事をしていますか。

そして、皆さんは周りの人のWILL(意志)をどのように育んでいますか。

私自身にも自問自答しながら、この文章を書いています。

「強いWILLを持ち、自分自身の人生をパワフルに生きたい」
そして、
そんな人が増えて欲しい。

それが私の願いです。

shakeinc at 16:57|PermalinkComments(1)TrackBack(0)人材育成 | シェイク

2009年05月19日

この時期だからこそ。

不況といわれる時期。

この時期だからこそ、本当に実力をつけ、本当に価値を出すことが一人ひとりに求められている。

価値を最大限出すためには、自分の特性を知り、自分が本当に想い・気持ちが入る仕事をすること。

自分のキャリアは自分で創る。

そんなセルフリーダーシップを持った人材が求められます。


自分のキャリアを考える機会、シェイクでもやります。
近々ですが、5月29日(金)19:30〜 シェイク事務所にて行います。

人材育成や教育に興味のある人はぜひご参加ください。

http://www.shake.co.jp/recruit/career.html


shakeinc at 20:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)シェイク 

2009年04月17日

目が死んだ新人?目を輝かせた新人?

新入社員研修時期が終わると、現場に社員が配属されてくる会社も多いと思います。

新入社員が入ってくるということは先輩になる人、
OJTトレーナーを担当する人、上司となる人がいるということでもあります。

新人を育成・マネジメントするのは初めての経験だという人も
多くいらっしゃいます。

人と人が出合うと、そこには様々なドラマが生まれます。

もちろん、それは楽しいものばかりではありません。
時には、葛藤や対立、そして、諦めてしまいそうになることも
あるかと思います。

つい、「自分には向いていないのかも」と考えてしまうこともあるでしょう。

しかし、何事もはじめから完璧に出来る人なんていません。

特に、育成・マネジメントの対象は、
「物」ではなく「人」なのでとても難しい。
学ぶべきことは沢山あります。

失敗や葛藤を繰り返しながら、
一歩一歩学んでいくことが、成長ということなのかもしれません。

今回は、その学ぶべき多くのことの中で、
敢えて「何が始めの一歩となるか」ということを考えてみました。

それは、育成におけるスタンスともいえます。

それは、「その人を深く知る」こと。

つまり、その新入社員の価値観、想い、得意なこと、
苦手なこと、癖などを深く知ることです。

人事の方にとっては「そんなことは当たり前ではないか」と
思われるかもしれません。

しかし、現場の多くの人にとっては当たり前ではないのです。

シェイクで提供しているOJTトレーナーの方向けの研修では、
OJTトレーナーの方に「部下カルテ」を書いてもらっています。

そこには、部下の意向、強み、弱みなどを書くのですが、
すらすらと書ける人と全く書けない人が出てきます。

また、弱みは沢山書けるけれども、強みは書けない人など、
部下をどのように見ているかという傾向が明確に現れます。

このワークを通じて、OJTトレーナーの方の多くは、
「如何にそれまで部下を知っているつもりになっていたか」ということに
気付きます。

「相手のことを深く知る」ということは、
育成やマネジメントだけではなく、
人間関係における大前提かもしれませんが、
日々の仕事に追われている状況では、
その当たり前のことすら忘れられがちなのです。


では、なぜ「その人を深く知る」ことが大切なのでしょうか。

それは、深く知ることによって、
「新人の想い」と「仕事」をしっかりとつなぐことが
出来るようになるからです。

同じ仕事をやるにしても、
自分にとっての意味や意義を見出して
自分とつながっている感覚を持っている場合と、
なんだかやらされ感を持っている場合とでは、
本人の仕事ぶりは全く異なってきます。

たとえば、商品開発をやりたかったのに
営業に配属されてしまったような場合、
「仕事なんだからきちんとやりなさい」と一方的に伝えるよりも、
「お客様の悩みを肌で感じておくことは、
将来、商品開発をやる際に必ず役立つ」と本人が心底から思えたほうが、
意欲も成長度合いも数段高まります。

これからの時代は、自ら考えて行動する人が求められ、
また、仕事に「やりがい」を求める新入社員はどんどん増えていきます。

そのような状況では、OJTトレーナー、マネジャーの役割として、
この「新人の想い」と「仕事」をつなぐということは、
これからますます重要となってきます。

その新人はなぜこの会社に入ってきたのか?
どうなっていきたいのか?
何を強みと認識し、何を弱みと認識しているのか?

しかし、「その人を深く知る」ということなしには、
「新人の想い」と「仕事」をつなぐということはできません。

本人もその話をOJTトレーナーとする中で、
自分で自分の想いと仕事とをつないでいくのです。

だからこそ、「その人を深く知る」ということを
新入社員の育成・マネジメントの「始めの一歩」として
挙げさせていただきました。

人に対して責任を持つ経験は、後々大きな資産になると思います。

一方、育成が初めての方にとっては、
その分、苦しい経験にもなるかと思います。

「その人を知る」ということを通して、
「見たくなかった本当の自分を知る」ことにもつながるからです。
それがOJTトレーナー本人の成長にもつながります。

その経験をきちんと乗り越え、肥やしにしていけるよう、
人事担当の方には、是非、充分にサポートしてあげていただきたいのです。

目が死んだ新人ではなく、
目を輝かせた新人が一人でも増えることを願っています。

shakeinc at 00:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)シェイク | 人材育成

2009年04月12日

自分らしさとは何か

「攻殻機動隊」というアニメ映画を見た。

ずっと気になっていたが、ようやく見た。

人間とは何かを考えされられる深い映画だった。

特に、ズシンと来た言葉がいくつかあった。
ここでは特にズシンと来た、2つの言葉を紹介したい。

===ここから

人間が人間であるための部品が決して少なくないように、自分が自分であるためには、驚くほど多くのものが必要なのよ
他人を隔てる為の顔、それと意識しない声、目覚めの時に見つめる掌、幼かった頃の記憶、未来の予感・・・それだけじゃないわ
私の電脳がアクセスできる膨大な情報やネットの広がり
それら全てが<私>の一部であり、<私>という意識そのものを生み出し・・・
そして、同時に<私>をある限界に制約しつづける

===

それを言うならあなたたちのDNAもまた、自己保存のためのプログラムに過ぎない
・・・・・・生命とは、情報の流れの中に生まれた結節点のようなものだ
種としての生命は、遺伝子という記憶システムを持ち
人はただ記憶によって個人たり得る
たとえ記憶が幻の同義語であったとしても、人は記憶によって生きるものだ
コンピューターの普及が、記憶の外部化を可能にした時
あなたたちはその意味を、もっと真剣に考えるべきだった

===ここまで抜粋

人間は、過去の記憶によって、自分らしさを認識している。

それでは、その過去の記憶が、コンピュータのように外部記憶装置に頼ったとしたら、どうなるか?

自分らしさとは何か。

自分の過去の経験からの思いこみか?

何が自分の軸になるのか。
何が自分なのか?

全ての過去からの囚われや、エゴから解放されたとき、湧いてくるものは何か?

それが自分らしさか?

深い。

shakeinc at 07:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)人・組織 

2009年04月09日

6000名の新入社員へ

4月。
新入社員研修のピークです。

毎年、4月は、シェイク社内では、ほぼ社員は全国に飛び回り、会うことが難しい状況になります。

今年、シェイクで関わらせていただく新入社員の方々は、のべ6000名程度。

新入社員にとって、社会人のスタートをどう切るかは人生にとって大きなこと。

自分を変える大きなチャンスでもある。

いい習慣をぜひ身に着けて、自分にとっても新しい人生、イキイキとした輝かしい未来に向けての第一歩を歩んで欲しい。

心に残る研修を全社一丸となって取り組んでいます。


shakeinc at 22:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)シェイク 

2009年04月03日

入社式

1006d05e.JPG今年も、新入社員3名が入社しました!

シェイクも新卒採用を始めて、5期生。
新卒入社組が、新入社員を暖かく迎え入れる体制ができているのが嬉しい。
新卒入社組が、会社をどんどん支えてくれるようになってきている。

会社は、新卒入社組が支えるようになると強いとほんと思う。

新卒入社組、期待してるよ!

さて、毎年、会社の近くの目黒川で、日本酒で乾杯をして記念撮影をしますが、今年は、今までの中で、一番寒くて、まだ桜が咲く手前でした。

そんな中でも暖かい気持ちになれる入社式でした。

今年は、あと、新入社員と六本木ヒルズの森タワースカイデッキにいって、東京の街を見渡しました。

これだけ多くの会社がある。
その中から、シェイクを選んでくれてとても嬉しいです。

また、このスカイデッキからの景色のように、高い視点を持って、しっかりと目的を意識しながら、仕事をして欲しい。

そういう思いから、この場所に行きました。

これからの社会人生活のスタート、いいスタートを切って欲しい。
そう心から願っています。



shakeinc at 00:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)シェイク | 人材育成