2019年05月22日

再生医療について思う事

世田谷トレーニングのあと、サイトーさんでソーセージとビールを頂き、帰宅して、TVつけたらたまたまやってた「寝たきりからの復活 〜密着!驚異の「再生医療」〜 」というTV番組を見た。

端的に言うと、再生医療凄いよ!

二人の被験者をピックアップしていたが、脊損あるあるというかなんというか、どの話も、「そうそう、わかる〜」とTVに語り掛けずにはいられないような場面の連続で、食い入るように見てしまった。

特に症状の軽い方の方は、現在自分で車を運転し、仕事をし、歩いているというまさに私の状況に近い感じなのである。その人の回復状況はまさに目を見張る回復というべきものであった。
培養した自分の幹細胞を注入した翌日に動かなかった指が動き出し、その後の歩行訓練の進捗も「ズルいよ!」と言いたくなるくらいのスバラシさ。

もう一人の人は自力で呼吸できないほどの重症だったが、呼吸する力を取り戻し、ADL(activities of daily living)の向上も、明らかに治療の効果であるように感じた。

治療は、自分の骨髄(だったかな・・・)を注射で吸い上げ、含まれる幹細胞を培養して増やして体に戻すだけという、なんとなく低リスクに感じられるものなのである。
被験者の多くの方は、あきらかな改善がみられたそうだが、改善の見られない例も重症の方でみられたようだ。

というのが、番組の概要である。

このような治療法が広く一般に使われるようになったら、自分もやってみたいか???
脊損患者の皆さんなら絶対考えたと思う。私も当然考えた。

私は、この治療は「自分の中にある幹細胞を種にして自己治癒力upを加速するようなもの」と理解した。人間の体は凄くうまくできているのだ。してみれば自分の回復力、自己治癒力を加速するトリガは他にもあるんじゃなかろうか?という思いを強くした次第である。

とりあえず、
トレーニングと、美味しいお酒と、オステオパシーと、阿字観と、気の持ちよう・・・
でもって、もう少し悪あがきしてみようと思う。

人生後半に課せられた簡単ではない課題をなんとか攻略してやろうと企む54歳、昭和40年男なのである。


shako_a at 22:37|PermalinkComments(9) 脊髄損傷 

脊損記録その32(受傷後三年+4月)

記録サボり過ぎですね

5/15に人間ドッグなるものを人生ではじめて体験し、当日わかる範囲では取り立てて問題がなかったのはありがたい事である。気になってた糖代謝、デブ係数、等は問題なく、昨年167まで縮んだ身長を168.5まで戻したのは嬉しかった。
運動してない割に体脂肪率18%というのもなんだか不思議だが、マヒにより常時大リーグ養成ギブスを纏って生活しているに等しい状況で、日常生活=筋トレになっているのではないかと感じる。
そんなこんなで、見た目の筋肉は落ちてないけど、筋力は思うように発生しないという残念な状況にある。(´∀`*)

体の動きでは、昨年から細かい進歩はあるが細かすぎて自分でも何が良くなってるのか説明できない。
がんばって書き出してみよう。

神経痛はあいかわらず、酷い日があるが眠れないようなことはないのでヨシとしよう。
あいかわらず便秘気味、膀胱容量にも劇的な変化はないが、夜一回目覚めるだけで済むことも時々ある。
腹痛を感じたことは一度もないが、下痢したりするのは恐ろしいことである。

上半身は肩甲骨の使い方が少し良くなって、うでが上がりやすくなってきた。
握力は右18kg、左14kgと一向に増えないが、毎日10kgのグリップをニギニギしている。
ガソリンのキャップ、酒瓶のキャップ、缶ビールプルタブナドナド、日常生活で握力で困る状況は少なくなってきているが、巧緻性の面では、左手の使い勝手がマダマダで、ボタンダウンのボタンに悶絶するのは相変わらずである。

歩行能力のほうは、時々歩行の何たるか?がわかったような気分になるが、気のせいだったことにすぐ気づく。
腹に力を入れて、ケツから起動、踵着地、特に左足は内もものけり出し、残った足の脛の縮む感じをじっくり味わうナドナドを意識し、足首膝股関節の3か所柔らか吸収ができるように日々悪戦苦闘。重心移動を妨げる動作をしている自分の体がモドカシイ。
昼休みは、毎日スクワット100~120回を日課にしている。

ろくに歩けないくせに、週一ペースで通う世田谷のコチラでは走る真似事に取り組んでいる。おかげさまで足首の使い方はだいぶ誤魔化しがきくようになってきた。これまで、会社でやる朝のラジオ体操のジャンプが通しでできることは無かったが、最近はたまにできたりするようになったのは大きな進歩である。

まあこんなとこかなぁ。

全然話が変わるが、カメラの話。1月にD80の中古を購入し
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D5100とシグマの便利ズーム18-200mmを売り払った。
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さらに友人からX-T10を譲り受け・・・
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たのしくやってます

あともう一つ。
最近、幹細胞治療のニュースとか気になる話題が増えててたいへん喜ばしいこどだと思う。
そのあたりの話は、別記事で書いてみようと思う。


shako_a at 21:23|PermalinkComments(0) 脊髄損傷 

2018年08月13日

おおくら大佛の謎

ほぼ毎週、世田谷通りを通って桜新町に通っている。
仙川の西岸に妙法寺なるお寺があり、車を運転してると、壁面に”おおくら大佛”という看板が見えるのだが、「だいぶつっていったいどこになるんだろ?」とずーっと不思議に思っていた。

それがどこにあるのか??昨日知った。看板の真上にあったのだ。不思議なことに、私の眼にはほぼ一年間それが見えていなかったのである。

発覚のキッカケはサギ草。夏は鷺草の季節である。昭和記念公園の鷺草は有名だが他にもないものかとweb検索してみると、いつも通ってる道のすぐそばに有ることがわかった。そこが妙法寺さんである。
こちらは、枝垂桜をはじめとし、さつき、ハス、鷺草などの季節の花で参拝者を楽しませてくれるステキなお寺さんなのである。

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本堂前にずらりと鉢植えが並んでいて、写真撮り放題なのだ。
拝観、駐車場とも無料の太っ腹なお寺さんなので、興味のある方は是非とも行ってみて頂きたい。

問題の大佛さんは9時5時の一日二回向きを変えるということで有名らしいが、どちらを向いていようとも私の眼には、一年間全く見えていなかったのは大いなる驚きである。

最初にお姿を認識したのは昨日の桜新町に向かう時だった。仙川にさしかかったところで、右手を見ると大佛さんの後ろ姿が見えるじゃござんせんか!なぜみえんかったのか???この時は謎が深まっただけだった、同乗していた家人には”あんたの眼は節穴だな”と罵倒され、自分としては”きっと俺の人生にあの大佛さんは必要なかったのだ”などと、わけのわからぬ言い訳をしてみたりもした。

さて、なぜ見えなかったのか?桜新町からの帰路。それは明らかになった。
なんのことはない、街路樹の陰になって大佛さんそのものは見えず、台座の文字だけが良く見える状況だったのである。仙川を渡るときは視界がひろがるが、そこで左をよく見ない限り大佛さんは見えない。自分は真面目に運転してるので、必要のない情報はなるべく入れない。ただそれだけのことだったみたいですわ。

とはいえ、鷺草美しいよ。参拝がてら如何?



shako_a at 11:40|PermalinkComments(20) 写真 | 雑談

2018年08月11日

脊損記録その31(受傷後二年+7月)

前回報告後も劣化は続き、6月最後の週はほとんど最悪レベルまで劣化しあまりにも危険だったので、ほぼ一週間欠勤してしまった。その後徐々に回復し以前と同様の動作が出来るようになった。
エアコンで冷え切ってもそこで固まり切ってしまうことも少なくなったんじゃないかな。
ちなみに、7月初めに健康診断があり、デブさ加減は昨年とほぼ同等でそれほど変わっていないことも判明している。

推測だが、地下鉄車内の転倒が思いのほかダメージ大きかったのに痛みセンサの鈍感さ故にその後の養生がおろそかになったのではないかと思う。

今回の教訓

1.電車移動時は杖(ストックね)をもとう
2.体重は減らすよう努力
3.トレーニングは継続

体の動きだが、上半身とくに肋骨周辺の動きを出すように意識し毎朝のラジオ体操では力まずに自然に腕を上げる意識を重視してる。
握力、右18kg弱、左12kgちょい、不便ではあるが日常生活の困難さはさほどでもない。
歩きはやっぱりヘボいままだが、時々これか?という動きができる事がある。骨盤回旋、右足首内側荷重、左ケツ、両スネの荷重・・・やまほど意識すべきポイントがある。意識しないと体はそっちに向かってくれないのだから、意識しまくってやるのだ!

排泄系の調子は相変わらずだが、ヨーグルトはかかさずに食っている。
イワシの頭もなんとやら。。。信じるものしか騙されないのだ。

ちなみに、最近また古いレンズをヤフオクで調達した

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私と同じ年生まれのレンズ。super takumar 55/1.8楽しいよ



shako_a at 16:46|PermalinkComments(0) 脊髄損傷 

2018年06月14日

脊損記録その30(受傷後二年+5月)

しばらく記録をサボってたが、今日は衝撃の事実が明らかになったので記録しておく。

これまで、3月以降良い感じで来ていたのだが、先週異変が起きた。

先週は梅雨前線やら、台風やらでなんだか調子悪いとは思っていたのだが
ヨーグルトパワーで便秘は調子よかった。そんなさなか6/7都内に出張
椅子に座って打ち合わせ後、歩行動作が猛烈にぎごちない。
その後20分ほど歩いて別の事務所に移動。そっちでも書類作り。
動きが悪く、最寄りの駅まで歩くのが危険なような気がしたがなんとか帰れた。

その翌朝(6/8)、左股関節の痺れで腹に力が入らず歩くのがキツイ。
しかしどうしても都内に行く用事あり、よろよろと移動しなんとかクリア

土曜日(6/9)は久しぶりのオステオパシー。
背骨が背中で前にひん曲がり、頸椎もバランスとろうとしてボロボロとのこと。
施術後すこし良い感じだったので薬用植物園に行ったが、しゃがんだ状態から立ち上がるのに難儀したのではやめに切り上げて帰宅。
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翌日は世田谷トレーニング。はじめ何もできなかったが、動かせばソコソコ動く不思議なわが身。帰りはちょっとだけ神代。
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そして今週
あいかわらず酷い。

問題は今朝発生。ズボンがよれよれになってたので変えてみたら、デブになってウエストがきつかったのだ。無理矢理ボタンをかけて何事もなかったかのように会社に行ったら、腰回りの締め付けに呼応するように激しい痙性で立ってられなくなった。午後都内予定あったので、とりあえず家に戻って別のズボンで再出発。なんとか良い感じにはなったが、目的地で地下鉄の席から立ち上がり、入口付近にたむろするオバサマたちをさけるように移動するさいにコケて車内に無様に転がってしまった。
周りの皆さんに助けていただきなんとか降り損ねることなく、現地到着。ふう・・・

帰りもなんとかだましだまし帰宅。
さっきもTV見ている体勢から立ち上がると両足の筋肉(大腿部)が硬直。ダメだこりゃ。。。

ということで先週からずーっと劣化街道まっしぐらなのだ。
明日早朝都内なんだが、大日如来が宇宙から俺を導いてくれることを信じて、とりあえず行ってみよう。途中で動けなくなったら謝ろう。都内なら行き倒れてもきっとなんとかなるさ!

で、問題点の考察
不調の原因を湿気と気圧のせいにしていたが、脂肪が神経を圧迫してるんじゃないか?という事に思い至った。きついズボンで症状悪化はまさにその証拠ではないか?

対策案
1.減量します
2.不要不急の飲酒はしません
でも今月飲み会予定が・・・・

運動できない体は入口を押さえる以外に減量できないのである。
暴飲暴食⇔むちゃくちゃ運動を繰り返していた数年前には戻れないのだよ

以上




shako_a at 21:55|PermalinkComments(2) 脊髄損傷 

2018年03月21日

脊損記録その29(受傷後二年+2月)

やっと温かくなってきたと思ったら、雪・・・
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勘弁してほしいですわ。

定例の体の具合記録をいくつか・・・

先月書いてた足裏の感覚異常は、ソールの薄い革靴廃棄で問題解決。
現在の課題
左足荷重。
右足の踵着地から、スネ前面荷重がかかるところまで意識。
右足のラインキープ
左脚着地時の大殿筋
左股関節屈曲
首前に出さない
・・・・課題は山積み。

右足のつま先引っかかりというか、引きずりが少ない日がある。
上手くできるときの感覚をなんとかものにしたいが、世の中そんなに甘くないのだ。
上体も相変わらず固いのだが、肩甲骨周りの動きに少し柔らかさが出てきている。

あと排泄系だが、ヨーグルトはソコソコ効果があるような気がしている。

今日は雨降りだったので世田谷トレーニングの真似事をすべく、小金井体育館のトレーニングルームへ。
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こういう施設が安く使えるのは有難いですわ。
平日も時間があればトレーニングルーム通うと良いなと思うけど、つい酒のんじゃうんよねぇ

こんなとこかなぁ


shako_a at 22:21|PermalinkComments(0) 脊髄損傷 

2018年02月23日

脊損記録その28(運転免許更新)

体は完璧では無いくせして、昨年の4/9から車の運転を再開してる。
それまで運転を控えていた理由は、上体の動きに自信がなかったからだなぁ。

脊損から復活していく過程で、車の運転はかなり重要なポイントになると思う。
なにしろ歩くよりも自転車よりも安全なのだ。

たとえば入院中の先輩方の会話。。。
みんな車を買って、自分の車で退院するのがフツーだったぜ
と、いうような話をしてる人がいたもんですわ。

入院していたM病院には、OTコーナー横の通路には訓練用の車が置いてあって、車いすから移乗したりする訓練をしていたらしい。また、足のペダル操作が困難な人にはそれなりの訓練メニューがあったようだ。
同じ部屋の人で、手押し車で歩けるレベルの人が居たが、脚の操作が難しいということで、シミュレータみたいなので訓練したり、車を改造するための相談とかしてたっけな。

そういう話を身近に聞いていた自分だが、実は医者や看護師さんとそういう話を一回もしたことが無かったのである。いろいろ噂で聞いた話で、運転再開にあたっては免許センタに確認したほうが良いらしいという知識をもっているだけだったのである。

そこで運転再開前に、免許センターに電話してみた。
自分:「脊損で障害あるので、確認してもらいたいんですけど」
免許センタ:「確認に来てもらうと、コチラとしては何らかの判定を下すことになり、たとえば制限が必要と判断されるとそれを解除するにはそれなりの手順が必要になります。それでも良ければ来てください」
という雰囲気の会話になった。
要するに、風邪ひいて具合悪いときに運転しないでしょ?そのあと運転するかどうかはアナタ次第。という雰囲気の見解なんだなと理解したわけである。運転に必要な機能は回復してるという自己責任で運転を再開しちゃったということになる。

そこから、約一年。免許更新の時期がやってきた。
正直どんな確認があるのか、ドキドキしながら免許センタに行ってみた。

申請は至って普通なのだが、申請書の裏面に自己申告アンケートがあった。
その中に
「過去5年間に、病気により体の一部もしくは全体が、自分の意志で動かすことができない状態になったことがある」という項目があり、当然”ハイ”にチェックしたわけである。
手数料を支払い、普通に視力検査をうけ、その後、車いすマークのついた別室にご招待と相成った。
そこでは、担当のオジサンと短い雑談を交わした。

どうされたんですか?⇒脊髄損傷です
そりゃー大変でしたねぇ。自転車は乗れますか?⇒ハイ
じゃ、大丈夫ですねぇ。ちょっとお待ちください。。。
というやり取りがあり、体の機能検査もないまま、OKのお墨付きをもらってしまった。

その部屋にはドライブシミュレータのようなものも置いてあったが、幸運にもそれを使って確認云々はなかったのである。結局貰った免許は、健常者時代と全く変わらぬ制限事項無しの免許であった。

自分にとっては有難いのだが、裏を返すと、運動機能に問題のあるにもかかわらず、見た目以外には何の確認もうけずに車を運転してしまってる人は案外いるらしいということが分かった。

いろんなドライバーが走ってるのだ。みなさんお気をつけて・・・・



shako_a at 23:34|PermalinkComments(2) 脊髄損傷 

2018年02月17日

希望の椅子

脊損の皆様にはきっとおなじみと思われる。これを読んだ。
壮絶な記録である。

沢山いろんなことが書いてあるが、煎じ詰めると
諦めるな!
と書いてあると理解した。

書いてあることは、非常に共感できるというか、自分も通って来たなぁと思う記録が満載である。
不随意でも、動きが出ることで神経が繋がっている事を確信するとかの話は、まったく同じことを考えていたことを思い出した。

二年前の今頃、某M病院に転院した。
そのころの自分は、曲げ曲げフォークなる道具と掌に固定するカフで飯を食い。
ベットサイドにやっとのことで体を起こせる。
車いすの車輪を回せる握力が無い。
そもそも起立性低血圧が酷くって、どうにもならない。
ウンコもオムツ・・・
という状況だった。

今の自分の状況まで回復できるなんてことはまったく想像できない状態。
右近さんではないけれど、可能性は無限。諦めるのはアホだ。
信じないものは騙されない。諦めずに信じて努力しよう。

shako_a at 22:20|PermalinkComments(0) 脊髄損傷 

脊損記録その27(受傷後二年+1月)

今日は、男子フィギュアスケートの羽生、宇野のワンツーフィニッシュ。
スバラシイ!おめでとう!!

羽生の心の強さには感動した。たいした男だ。
ケガからの復帰。諦めないキモチ。見習いますよ!!!
「生きてて良かった」、オレも死ぬときそう思えるようにがんばりたい。

宇野のコメントも良かった「失敗して笑っちゃった」・・・なんてやつなんだ!
昭和の男は失敗したら自滅するのだよ。オレも二年前に生まれ変わっているので、そのあたりもしっかり見習っていきたい。脱昭和40年男なのである。

あとサラちゃんも良かったね。ビックリはモーグルの原。といったら失礼だな。
とにかく頑張った先にウレシイ事があるオリンピックって良いなぁとおもいますわ。

それはさておき、自分の近況。

寒くってガチガチ。
体幹のしびれが強くて、尿意便意もなんだかよくわからない状況。尿意を感じて電車を降りて、出るかと思うと出ない。でも行っておかないと危ない・・・これが非常にツライ。
あと、足裏の感覚が異常に過敏になることあり、道路上の凸凹ふんで痙性がはしることがある。
等がヨロシクない点。

出来るようになってきたのは、足首コントロール性向上。
歩き方、体重移動、に微妙に変化が出て来たように思う。
とにかく桜新町のご指導を頼りに、やれることをやっていくのみですね。


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shako_a at 21:20|PermalinkComments(0) 脊髄損傷 

2018年01月16日

脊損記録その26(受傷後二周年!)

あれから二年。生きてるだけでめっけもの。
おまけの人生を有意義にしたいと願いいつつ、ダラダラ暮らす悲しき凡人脊損野郎なのだ。

近況をば、、、

月一〜二でオステオパシー、週一でトレーニングに通ってる。
どちらもとても信頼できるエキスパートが面倒を見てくれるし、場所もそれほど遠くなく、自分の置かれた環境のラッキーさにはビックリ仰天である。遥か彼方の高額なトレーニング施設に通ってる人はいっぱいいるのだよ・・・
財布には優しくないが、どちらも良心的お値段なのがとても嬉しいし、なんといっても効果が体感できているのがスバラシイと思う。

体の動きは、背骨まわり、肩回りの動きが大分出てきて、万歳した状態でゴロゴロと転がることができるようになった。腕を上げるときに余計なところに力が入ってしまうところは改善していきたいポイントの一つである。
右腕は難なくまっすぐ伸ばせる。手首のスナップもある程度効く。左腕は若干弱くて、ゆっくりとした動きでしかまっすぐ伸ばせない。が、伸びることは伸びる。
指は、つまみの力は弱いが、基本的な動作は一通りできてるのではないかな。最近はガソリンスタンドで片手で給油口キャップが開けられなくて往生することもなくなった。とはいえ腕同様、手指も左が若干鈍くてヨワイ。

脚は、まだ動かせていない筋肉が沢山あるが、トレーニングの中で弱点を見つけてもらって、そこをいじめる作業が延々と続いている。じっくりやるしかないのだ。
自分の感覚では、歩く動作の違和感は着実に少なくなっている。今週のテーマは足裏いろんなポイントでの荷重と、左足への荷重重視。

痺れは、あまり改善してないが、寝れないほどツライわけではないので我慢するしかないのだ。
寒いと固まってしまう体もうまく折り合いをつけるしかない。

排泄系はほとんど問題点の改善は見られないが、運用でなんとかしている。
どうも溜まってる感が強くて、レシカルに頼る頻度が上がっているのはヨクナイ傾向である。
ヨーグルトを毎日食うようにして、良い傾向がみえるような気もするが、気休めレベルと言われればそうなのかもしんない。
小便も、出てほしいタイミングで出せず。出て欲しくないときにいきなり尿意が来て往生する。これも時の流れに身を任せるしかないかと諦めてる。

体温調整機能もうまく機能していない様子はかわらない。ただ、調整不能で脚が、紫のダンダラ模様になっちゃうエリアが確実に少なくなっている。右足は足裏。左足は指先と足裏に縮小しているのは、進歩ではなかろうか。

仕事は、そこそこがんばってるつもりだが、体力がうりものだったのを補えるほど脳みそが無いのがなんとも申し訳ない。どこでもすっ飛んでいける体にするからもうちょい時間ください!

リハビリ写真撮影は、あいかわらず楽しんでる。マニュアルフォーカスのレンズのほうが写真撮ってます感があって使用頻度が6割くらい。もちろん便利なAFも否定はしない。
上から28mm/f2.8、55mm/f2.8、55mm/f2.8、nikkor

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shako_a at 21:35|PermalinkComments(2) 脊髄損傷 

2018年01月04日

新しいオモチャ

昨年末に入手したオモチャはINDUSTAR50-2

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はるばるロシアからやって来た相棒なのだ。

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特徴は、モーレツに逆光に弱い。
盛大なフレアを楽しめるレンズなのである。
解像度はソコソコ。
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ボケっとしているがヘリオスよりは無限遠出てる感あり。
最短撮影距離が65cmなのもヨロシクないが、中間リングをかませばご覧の通りのマクロ感がでる。

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ピント合わせは楽ではないが、マニュアルレンズで遊ぶのは、いかにも写真撮ってるという満足感があるのが良いところ。
一万円も出さずに楽しみが増えるのは良い事だなぁと思うわけです。

超軽量の小型レンズで、holgaとあまり変わらないサイズ。フレアの出方はこっちのほうが美しい。ピントもこっちのほうが合わせやすい・・・ということでholgaの出番なしな雰囲気濃厚。
興味本位のholga購入は失敗だったなぁ


shako_a at 22:27|PermalinkComments(0) 写真 

2017年12月12日

脊損記録その25(受傷後一年十一ヶ月)

最近の記録

握力17kg超えた。特に右手はガソリンスタンドで給油口開けも良い感じ。
願わくば左手の親指人差し指の挟む力がもう少し出ると、納豆のタレ開封に悶絶しなくてすむはずだ。
先週のトレーニングでボール投げをやってみて、案外手首のコントロールができてるのは嬉しかった。
何しろ、入院中はお手玉投げリハビリが全然できなくて悔しい思いをしていたのである。

脚は、歩きは依然としてぎごちなく重く遅い。
最近の意識は、インサイド荷重。とケツの筋肉。スネ前部の筋肉。足首背屈。
ひざ、足首コントロール能力向上に向け自転車立ち漕ぎトレーニングを自主トレでも入れていきたい。

日常生活では、最長出張距離を新潟まで伸ばしたのが特記事項か?

あいかわらず写真撮影リハビリは楽しんでいる
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ところで、自分のことではないが嬉しいニュースが舞い込んできた。
脊損仲間のランホノルルさんが、名前の通りホノルルマラソンを完走してしまったのだ!!

脊損レベルが少しだけ私より軽いとは言え、一年も経たぬうちに寝たきりからフルマラソン完走まで体験した人間は世界中見渡してもそんなにたくさんは居ないはずだ。諦めずチャレンジする姿勢は大いに見習いたいのはモチロンだし、脊髄損傷患者の可能性を示してもらったという点でとても大きな出来事だと思う。オレも頑張るよ!!


shako_a at 21:13|PermalinkComments(2) 脊髄損傷 

2017年11月13日

脊損記録その24(受傷後一年十ヶ月)カウントミス御免

今週のテーマはスネだ!

先週末から、なんだかいい感じの出来事が連続中

一月ぶりのオステオパシーでは、足首のこわばりが少なくなってる、背骨しなやか、首のこわ張りも良い感じ。ということで、月一メンテで良いですよとのお言葉を頂いた。

オステオパシーの効果をざっとまとめてみる。
まず、ぶつけた部分(頭蓋骨)の修正
そして、過去の怪我の歴史の修正
そして、今回の頚髄損傷にともなう肩回りの凝り固まった部分のもみほぐし・・・
等があいまって、肩回りの神経痛の緩和が明らか。
また通い始めてすぐに変わったのが、脚部の温度(体温)調整可能範囲が拡大し、入浴時に顕著に見られる脚部の紫色だんだら模様エリアが明らかに減ったことかな。
それと核心エリア(C3-4)の施術は、当初(7月頃かな)は悶絶するほど痛かったのだが、今は右側の痛みは凄いが左側は我慢できるレベルまで落ち着いて来た。先生は「神経は再生しないけど、これで迂回ルート生成に効果が有るはずです!」と明確に言い切ってくれるのだ。こんなところも凄く心強い。

また、一月ぶりの施術は先生も少し心配していたようだが、劣化することなく良い状態に向かってるのは世田谷トレーニングの効果に違いない。という結論におちついた。興味深々で、どんなことやってんの?と聞かれたのは事実。

じぶんとしても、良いと信じて取り組んでいるところが、前向きな相乗効果を上げていることに大変満足感を感じている。

その一方の重要な要素であるところの世田谷トレーニングでは、ちょっと前までできなかった事が出来た。
客観的にはとるに足らない話で、膝を延ばす時の筋肉のコントロール能力の問題なのだが、これまで膝を伸展させるときに、伸ばしきるときにカックンとのびていたのである。そこを試行錯誤の結果どうやら脛に踏ん張りを入れると状況が改善することを突き止めたのである。なにより体感することが大事なんだなぁ。
おまけにトレーナーご夫妻にも喜んでいただけて、とっても嬉しい。
世田谷は、毎週発見の連続で楽しくてしかたないのだ。

ケガしても、年とっても、成長できるのだよ!!!寒くて体はガチガチなのだが、泣き言少な目で、がんばろう!
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shako_a at 23:05|PermalinkComments(2) 脊髄損傷 

2017年10月16日

脊損記録その23(受傷後一年十ヶ月)

世田谷トレーニングが楽しい

8月半ばから毎週通ってる。
毎週イジメるポイント(平たく言うと弱点)を探しながら、ソコを攻めるスタイル。
※誤認識だったらゴメンナサイ!

現在のテーマは足首の柔軟なコントロール、股関節の動き、母指球荷重、etc.
特に右足母指球は感覚異常が強く、意識的に逃げてるらしい。
しかし、そこを攻めないと前に進めないのである。
脳みそに、全然OKだから母指球荷重させてね!
とお願いして日常を過ごすのである。
筋肉は意識してやるとそこを使うようになるのは、ランニングの練習で実証済みである。
必要な筋肉を動かす事を強く意識するのである。

上半身は、柔軟性が課題かな。
よけいな力みを排除するようご指導いただき、肩甲骨がだいぶ動かしやすくなって来た。

歩きのほうはマダマダだが、やるしかないのだ!やってやる。

そんなこんなで、楽しくご指導いただいてるが、桜新町はなかなか楽しくて、美味しい街なのである。

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さらに、ちょいと南には、東高根公園。

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オマケに、家から世田谷のほぼ中間には神代植物公園があり、スバラシイ経由ポイントになっている。

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美味しい蕎麦もある。

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まあそんなこんなで、ユルユルとやっている。
道のりは平坦では無いが、関係者の皆さんのご支援を頂きながら、ランニング復帰を目指し頑張るのだ!




shako_a at 20:10|PermalinkComments(4) 脊髄損傷 

2017年09月23日

上野徘徊

9/22(金)は、諸事情あり会社の休日だった。そこで、上野に行ってみた。

web情報によれば上野大仏の曼殊沙華が良いとのことなので行ってみたが・・・
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残念ながら、もう終わりなのであった

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それでも、名残りの白曼殊沙華

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絵馬が素敵
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植え込みにはタマスダレとヤブラン
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で、本題
平日ならゆっくり見れるかと思い行ってみたこちらは、ビックリ仰天の大盛況。ゆっくり見る感じじゃ無かったのが残念。

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実は横須賀のJAMSTECに行くと、同じような展示があるので、そっちがおススメなのだ。

お次はこちら
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東洋館の収蔵品は、オリエンタル!
ちょっと前にやってたタイ展で出品されてたやつも有ります。
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美しい!

正面本館もチラッと見学
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ゆりのき
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スバラシイ存在感。さて帰るか。
疲れて休みたくなった時に、アレ・・・
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しかたないよね。

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二杯だけ頂きました
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アメ横ぶらついてから、東京駅まで戻って座って中央線で帰路へ。

ひと眠りしたら、のどが渇き・・・
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良き休日でした。











shako_a at 18:50|PermalinkComments(0) 散歩 

2017年09月20日

脊損記録その22(受傷後一年九ヶ月)

先日、脊損からの復活を目指す同志から、このブログを見て参考になったというコメントをいただき、大変うれしかった。
恥ずかしい事含め丸出し記録公開した甲斐があったと思える出来事である。その方(ランホノルルさん)、もblogに詳細な記録を残されており、脊髄損傷してしまった方にはぜひご一読いただきたい内容になっている。私も全記事読ませていただいたが、大変刺激になりナニクソ負けるか!という気持ちが湧いてきた。(回復レベルでは若干遅れをとってますが・・・)お互い頑張りましょう!!

そんなこんなで、近況をば・・・

前回書き忘れたが、握力は両方15kgであった。残念ながら数値上の進歩はごくわずか。とはいえ、ガソリンタンクのキャップが片手で回せることがあったり、仕事の上で書類を持ち上げる動作が楽になったり、といったレベルアップはある。

ACTIVATEさんに通い始めて一ヶ月。
毎回いろいろな気づきあり。

意識してる事は以下
  • 踵着地〜母指球で蹴る
  • 腕振りは引き意識
  • 腹に力
  • 呼吸、背骨、肋骨
  • 前傾注意(特に首)
くらいかね。

前々回のトレーニングから背骨周りを動かす意識が加わり、今まで考えもしなかったことを考え始めて大いに悩んでいる。しかし言われたとおりにできた場合(稀だが。。。)はナルホドねと思うことばかりなのである。

前回ショックだったのは、はじめ風船を膨らますことが出来なかった事である。何度かやるうちにできたのだが、力強く空気を吐き出す体の使い方がわからない状態になっているという事らしい。
ちなみにそのとき使った風船は帰りにオミヤゲに頂き、結論として寝転がってフーセン膨らましに打ち込む変なオジサンがここに居るわけだ。

トレーニンググッズも少々買い込んでみた。



ストレッチポールは気持ちいいので、みなさんにおススメしたいなぁと思う次第である。
エクササイズバンドは、5本あるが、あまりにも非力なので弱い2本しか使えていない((´∀`*))ヶラヶラ

activateさんは世田谷なので、はじめの二回は当然のごとく電車で行っていた。
しかし、渋谷駅はバリアフルな事この上ない。そこで、試しに車で行ってみた。環八の用賀あたりが少々混雑するが、すこーし工夫すれば、そこは回避できるということがわかった。時間も電車で行くより短く、片道1時間みれば問題なく総合的判断として案外近くて便利であるということがわかってしまった。したがって三回目以降は車で往復している。

オマケに、ちょうど途中に神代植物公園があるので、そちらも楽しめてしまうのは嬉しいことじゃないか!

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shako_a at 18:06|PermalinkComments(0) 脊髄損傷 

2017年08月29日

脊損記録その21(受傷後一年八か月、走りたい!)

製造業の夏休みは長い。
閑居して不善を為し勝ちな自分だが、ふと思い立ちトレーニングに行くことにした!

しかし、下記のメジャーなところは、お値段もかなりグレート・・・

脊髄損傷者専門トレーニングジムのJ-Workout(ジェイ・ワークアウト)株式会社
脊髄・脊椎損傷者専門 東洋医学・西洋医学 総合リハビリトレーニングジム フリーウォーキングメディカル

そんなこんなでwebを検索してるうちに、リーズナブルな価格のトレーニングジムを発見
脊髄損傷者向けトレーニングACTIVATEだ!

なんたって名前が良いでしょ。

直感が行くしかないと言うので、さっそく体験コースに申し込んでみた。

体験コースでは、まずは念入りな事情聴取から入り、体の状態をチェックされる。
そしてトレーニング。説明が一々腑に落ちる。
つま先の突っかかりを避けるためと、感覚異常の違和感を嫌い、踵荷重になっている。ということが確認できた。
全部納得が行く。なんだか期待感も高まり、当然二回目を予約。

母指球意識で一週間チョイを過ごし、先日二回目行ってきた。

トレーナーご夫婦の指導サポートでみっちりと二時間。
全部は憶えきれないけど出来る限り吸収したいことばかりである。

しばらく通って指導していただこうと考えている。
目標はジョグ復帰。裏目標は42.195km再び…

ちなみに、駒沢大学駅と桜新町駅のほぼ中間にあるのだか、桜新町のほうがすこーしだけ楽だった。
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とはいえ、東京の古い地下鉄は須らくバリアフルな傾向が強いなぁ・・・

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shako_a at 22:05|PermalinkComments(4) 脊髄損傷 

2017年07月10日

マニュアルの愉しみ

最近、マクロレンズを買い替えた。というか、ほぼ等価交換した。
売ったのはAF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G。
買ったのはAI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S。と、中間リングPK-13。
このレンズなんと1981年12月から製造されているのだそうな。今も新品が44k円ほどで購入可能。

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なかなか美しい中古だがシリアルナンバー調べてみると、そんなに新しい個体ではなさそうだ。

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操作する愉しみが、写真の楽しさを再認識させてくれる。
AF前提のファインダは老眼には厳しいが野生の勘であわせるのだ。

さらに一緒に入手した中間リングがまた楽しい。
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等倍OKよ
AF楽ちんも良いが、機械の美しさと操作の楽しさを再認識できるマニュアルレンズをぜひ楽しんでみてはどうだろう。

こちらは、ロシアからかなりの簡易包装で郵送されて来た。helios44-2 58mm/2。マウントアダプタ+送料で7300円ほど。

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こんな写真がとれる。ボケ方が独特で面白い。
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こちらは中野のジャンクレンズ3000円な Ai Zoom-Nikkor 35-135mm F3.5-4.5S。
カメラについてるのは売っちゃったmicronikkor40mm

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逆光には弱いが、写りは悪くない。
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18-200のsigma便利ズームを買ってからは出動頻度が激減してたりするが・・・


shako_a at 21:37|PermalinkComments(0) 写真 

2017年07月09日

脊損記録その20(退院一年、受傷後一年七か月)

早いものだ、すでに退院して一年が過ぎてしまった。
そしてハスの季節
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暑いですなぁ

症状と身体能力は、それほど劇的には変わっていない。
退院時の記録と比較
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握力:左右とも約10kg ⇒ 計って無いので不明たぶん20弱と思う
上肢:なんとか日常生活に困らない範囲で使える。⇒ 可動域は広がって、車も運転してる
全体:寝そべった状態から起立できる。歩行自立。(念のためストック使用)⇒ 杖無し歩行、ただし、歩行の質は滑らかさにかけ、時々躓く。それでも路上転倒は数えられるほど・・・
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日常的には着替えに時間がかかるのは相変わらず。
最近困ったのは、ガソリンスタンドで給油口が片手で回せなかった(´;ω;`)ウゥゥ
でも両手があるじゃないか!
風呂の湯舟マタギもだいぶ板について来た。
酒飲むと歩けなくなるので、外でバカのみ出来なくなった。良い事だ・・・
思いつくのはそんなとこかな。

一年続けたリハビリ通院は、歩速を上げる練習を始めたところだ。
最近は特に心構えを伝授してもらってる感じなので、そろそろ
自立しようじゃないか!ということで今月いっぱいでやめようと思ってる。
少しだけ歩きの質にも変化が出て来たような気がしている。

あともう一つ大きな変化は、4月末から”オステオパシー”なる整体やさんに通い始めた事である。体の動きと神経痛の出方が明らかに変わって来てるのだが、あまりにも感覚的な変化でうまく書けない。でも明らかにいい方向に向かっているのである。なんとか年内にJOG復帰できるよう頑張りたい!

仕事のほうは、後方支援がメインだが一日も早く最前線で戦いたい。アソコで戦いたい!!!

自分の幸運を祈る





shako_a at 19:09|PermalinkComments(5) 脊髄損傷 

2017年05月20日

Holgaという玩具

Holgaは由緒正しいトイカメラである。
オモチャとは言え、フィルムで遊ぶ場合はソレナリのコストがかかる大人の遊び。
その写真は、焦点甘くて色収差がでかい。

今年に入って間もなく、つい魔が差して
買ってしまった。3132円也

ブラックコーナーエフェクタなるシートがレンズ後方に貼ってあるせいで、もうれつに暗い。

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写真はこんな感じで、面白いと言えば面白いし、くだらないと思っちゃうと猛烈にくだらない。
これ以降、ピント合わせ作業優先で、ブラックコーナーエフェクタは剥がしてしまった。(捨ててはいない・・・)
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レトロな感じの写真。と思えば、味があるような気もするし。
ボケっとした写真と言われれば、返す言葉もない。
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ピント合わせは機能するようだが、困難な作業に腐心してみたところで、その結果を知ってるのは神様だけである。
メリットとして言い張ってみたいのは、プライバシに配慮したモザイク処理が不要な点か・・・
他の個体はどうなのか知らんが、私のやつは無限遠にピシッと合焦したことは無い。

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弱点でありながら活用したい点は、ものすごいフレア。
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是非とも、太陽とケンカしてみて頂きたい。
運が良ければ、ピントが合っちゃうこともある。

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でも、holgaを使う理由が無い・・・
デジカメは感度ばんばん弄れるので、夜でも、くらいところでも、或る程度使える

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こんなオモチャだ。
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「人生は有限。こんなことをしてる暇あるならマトモナ写真を撮ったほうがイイ」と思う人。
あるいは、「3000円ありゃ吐くほど飲める」と思う人。。。ナドナドは、手を出さぬほうがイイ。

私も今後使い続けるかとうかは定かではないが、たまに使ってみると楽しくないと言えばウソかもしれない。


shako_a at 10:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 写真