2017年05月20日

Holgaという玩具

Holgaは由緒正しいトイカメラである。
オモチャとは言え、フィルムで遊ぶ場合はソレナリのコストがかかる大人の遊び。
その写真は、焦点甘くて色収差がでかい。

今年に入って間もなく、つい魔が差して
買ってしまった。3132円也

ブラックコーナーエフェクタなるシートがレンズ後方に貼ってあるせいで、もうれつに暗い。

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写真はこんな感じで、面白いと言えば面白いし、くだらないと思っちゃうと猛烈にくだらない。
これ以降、ピント合わせ作業優先で、ブラックコーナーエフェクタは剥がしてしまった。(捨ててはいない・・・)
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レトロな感じの写真。と思えば、味があるような気もするし。
ボケっとした写真と言われれば、返す言葉もない。
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ピント合わせは機能するようだが、困難な作業に腐心してみたところで、その結果を知ってるのは神様だけである。
メリットとして言い張ってみたいのは、プライバシに配慮したモザイク処理が不要な点か・・・
他の個体はどうなのか知らんが、私のやつは無限遠にピシッと合焦したことは無い。

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弱点でありながら活用したい点は、ものすごいフレア。
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是非とも、太陽とケンカしてみて頂きたい。
運が良ければ、ピントが合っちゃうこともある。

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でも、holgaを使う理由が無い・・・
デジカメは感度ばんばん弄れるので、夜でも、くらいところでも、或る程度使える

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こんなオモチャだ。
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「人生は有限。こんなことをしてる暇あるならマトモナ写真を撮ったほうがイイ」と思う人。
あるいは、「3000円ありゃ吐くほど飲める」と思う人。。。ナドナドは、手を出さぬほうがイイ。

私も今後使い続けるかとうかは定かではないが、たまに使ってみると楽しくないと言えばウソかもしれない。


shako_a at 10:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 写真 

2017年04月22日

脊損記録その19(新たな試み)

先週、昨年お世話になった病院を再訪。

PT部屋をのぞいてみると、お世話になったS先生がいらっしゃったのでご挨拶。前回行ったときはお休みで、4月に異動と聞いていたのでもう会えないかなと思ってたが思いがけずご挨拶できてとても嬉しかった。ストック無しで歩く私をみて喜んでいただけたのも、とても良かった。 

かつて、車いすから見上げていた桜だが、今年は二本足で立って見ている自分が居る。

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なんとも感慨深い。ヤオヨロズの神に感謝したい。

車いすで行くのが難しかったエリアは、花盛り。

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話は変わる。
カミさんの友達の伝手で、昨日はじめて”オステオパシー”なる施術をうけた。先生の手からは何かが放射されているかのごとく、猛烈に暖かい。実はコチラの先生はもとMTB乗り(DH野郎)

ちょちょっと見てもらっただけで、あなたの背骨と骨盤は歪みまくってます。とのお見立て・・・
頭蓋骨をいじくられ、キモち良すぎて寝てしまった。

さわってみた結論は、ココからガツンとぶつかって、歪んじゃってたので戻しときましたとのこと。
あの時ぶつけた位置を正確にいい当てられてしまった。凄すぎる。

それよりも凄いのは、こともなげに”大丈夫です。またやれますよ。”と、、、あまりにもビックリして聞き返せなかったが、それってそういうこと???????

ちょっと楽しみな展開です! 

あと、4/9から自動車運転再開してみた。車庫入れ以外は不安無し。 

shako_a at 15:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年04月09日

脊損記録その18(退院後8ヶ月,受傷1年+3月)

もう、サクラの季節が巡って来てしまった。早い
しかし機能回復は思うようには進んでいない。

新たにできるようになったことも思いつかない。
歩行能力もあまり進歩しないが、今気にしてるポイントは”視線を上に”と”不安定さの中での動作”である。通院リハビリのPTの先生もどうすりゃ一番いいのかと毎週悩んでくださっていて、なんだか申し訳ない。

リハビリ病院通いもそろそろ先が見えた感もあり、自分でスポーツクラブ行くとか、体育館に通うとか考える時期のような気がしている。

脊髄損傷者向けトレーニングなんてのが、とっても気になる・・・
安くないけど、体験コース行ってみたい。

そんななか、最近導入したリハビリツール



1kgと2kgを各一個調達。病院にいたときには、ほとんど握れなかった。たぶん500gの玉も持ち上げられなかったと思うが、今は右なら2kg問題無し。左は1kgがやっとこさ。3kgにしなくてヨカッタ。

毎朝朝飯前に、寝床でモゾモゾリハビリしてる。


あとはこれを買ってリハビリに励む。


なかなか楽しいよ

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会社はイロイロ動きあったが、とりあえず首にはなってない。
しかし、命拾いした人間として十分な成果が出せていない。
悩ましいが、死ぬまで悩もう。
 

shako_a at 12:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 脊髄損傷 

2017年03月02日

やっぱり握力

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一月中旬、新宿御苑で転倒、右手負傷直後から、力が入らなくて困っていたが、やっと復活してきた。
ただし小指がまっすぐ伸びなくなってしまったが・・・・

思えば去年の今頃はスプーンも握れなくて、 悲しい思いをしていたのである。記録が無くなちゃって正確ではないが、おそらく握力は測定不能。テレビのイヤホンを耳の穴にぶち込む作業が運がいい時だけ、右手限定でできたのだ。
テレビのリモコンも右手の親指以外では、ボタンを押し切ることができなかった。ほんとうに力が無いと、リモコンのボタンも押せないなんて健常者には想像もできないと思う。自分は出来なかった。

同じ部屋の人生の先輩にして、脊髄損傷の先輩からは、「あんたの日々の進歩は目覚ましい」とお褒めの言葉を賜り大変恐縮していたのだが、褒められた嬉しさ以上に、もどかしさのほうが強かった事をよく覚えている。
 
今も不自由ではあるが、前進している事だけは確信できる。箸で飯が食える人生まで取り戻せるなんて、とても考えられなかった去年の今頃である。
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春ですなぁ
前向きに行こう! 

shako_a at 19:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 脊髄損傷 

2017年02月07日

脊損記録その17(退院後6ヶ月,受傷1年+1月)

先月、新宿御苑のフクジュソウのところでコケて、おそらく右手の小指付近の骨が損傷した。
不整地で横ステップしたときに足がもつれたのである。実はごつんと頭もぶつけた。
なんだか悲しかった。
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右手には、買ったばかりのカミさんのカメラを握りしめていて、無意識に守ったらしい。
傷は癒えたが、小指がまっすぐ伸びなくなっちゃった。まあいいか
 
手指の動きはまずまず。握力は相変わらず。

歩行のほうは進歩芳しくないが、後退はしていないので良しとする。
二週くらい前から、トレッドミルは靴を脱いでのっかってる。感覚の鈍い足裏がもろに当たるのは大変不快感が強くて辛いのだが、そこを乗り越えないと、現在目の前にそそり立つ壁が乗り越えられないような気がしている。
さらに先日のリハビリで左足への荷重が足りないという指摘をうけ、いまそこをすごく意識してる。初日は左足が若干筋肉痛になるほどだった。
それと踵着地からつま先のけり出しをセットで意識している。たまにいい感じの歩きも出来たような気がすることもあり、しばらくこれで練習していこうかなと思う。

昼休み毎日ハーフスクワット200回くらいを日課にしてるが、そのおかげかどうか知らんがウンコ座りができるようになった。
とはいえ、不安定なので和式便所はやめとく。 

排便、排尿は相変わらず。気長にいくしかあるまい。
小便の出が悪くなって気が付いたが、案外小便器の前に長く立ってチョロチョロと勢いのない排尿をしている人は、同年代以上だと少なくないという事を発見した。 だからどうってこともないのだが、50代のオッサン達よ!頑張ろうじゃないか!と妙な連帯感を感じる今日この頃である。

毎週のリハビリと薬用植物園通いがセットで楽しみになってたりする今日この頃である。
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shako_a at 22:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 脊髄損傷 

2017年01月26日

脊損記録その16(握力について)

握力は、あると便利だ。
現在おそらく15キロ未満で左手のほうが弱い。

受傷直後 、指は自分の意志で動かせなかった。
腕を上のほうに上げると、自分の意志に関係なく、手のひらが開く現象を発見し「繋がってる事」だけは確認できた。

受傷後一ヶ月後くらいにやっとわずかに指が動くようになった。両手でパンのかけらを押さえて自分の口にもっていって食ったときはうれしかったなぁ。

握力は二か月くらい測定不能だったが、3か月後くらいに1kgくらいになった。しかしそれでも、二つ折れタイプの携帯電話を開くボタンは片手で押すことはできなかった。引き出しも、指先の力が入らないと開けられないのである。さらにエレベータとかテレビのリモコンとか指で触れる事は出来ても押すことができない状態でもあった。これがしばらく続いた。

4ヶ月くらい経った時、やっとフォークとかスプーンとかが握れるようになり、そこから無理矢理箸を使い始めた。
握力は5kgくらいかな。

そこから退院するまで(6か月)にやっと10kgオーバーの握力を獲得した。

しかしそれでもかなり不便だ。

ビン類、ペットボトル類、缶類とも開閉にかなり苦労する。(出来ない場合も多い)
ドア類の開閉も、困難なケースがある。

社会復帰後、6ヶ月が過ぎようとしている。握力値の顕著な向上は無いが 、使い勝手はかなり向上している。パソコン操作は指先の痺れを除けば健常者に負けないくらいの仕事はできる。缶ビールも難なく開けられる。

重たくて持てなかった一眼レフも弄れるようになってきた。

とはいえ、毎日の着替え動作が緩慢なのが気持ちの上でかなりのストレスになっている。

とはいえ昨年の今頃を振り返ると、まだまだ満足はできないが劇的にレベルアップしてるのは明らかなのだ。
こんな気づきを記録しておいたほうが良いような気がして今これを書いている。できることを地道にふやしていくしかない。
これからもずっと・・・

 

shako_a at 20:14|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 脊髄損傷 

2017年01月09日

脊損記録その15(退院後5ヶ月,受傷一周年!)

生まれ変わって一年がたとうとしている。事故は昨年の成人の日(1/11)であった。
寝たきり状態からの復活にあたり、私を支えて下さった関係者の皆様に感謝いたします。

現状を記録しておく。

幸いにも元の職場で働き、元の住居で暮らしてる 。ありがたい事だ。

歩きの技術はまだまだ未熟だが、最速で4.6km/hのトレッドミル歩行ができるようになった。走る真似事(スロージョグ的な動き)も練習始めた。鈍い動作の反復横跳びもやってみた。
握力が12-15kgから伸びない問題はあるが、手の使い勝手はかなり向上し、ペットボトルや缶ビールもどんとこいな感じになってきた。
都内出張も、なんとかこなせる様になった(ただしバリバリ通勤時間帯は回避)
ママチャリ乗りは歩くより安全にこなせる。20km弱なら漕げる。車の運転は自粛中。
 
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退院後入手した一眼レフカメラもヘンな姿勢をとらなければそこそこ扱える。

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写真撮影はリハビリ効果高いような気がしてる。
公園、植物園、都内等、リハビリと称して徘徊し、

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ついウッカリジャンクレンズに手をだし。

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自己満足の世界に憩う・・・

こんな感じで、一見健常者だが所々不自由感はある。問題点を羅列してみると
  • 寒い日の体の強張り
  • 低気圧と神経痛の連動
  • 左手親指に力を入れたい時に第二関節が内側でなく外側に曲がっちゃう
  • 同じ姿勢をとってると固まってしまって再起動に時間がかかる。
  • 床に落ちたものを拾うのが、難しい
  • 財布の小銭の出し入れがぎごちない。
  • 酔っ払うと歩けなくなる
等々・・・

排泄機能のほうは、大便は便秘がちだが出るときゃでる。下剤座薬共に使ってない。
小便は、出したいときに出にくくて突然来る尿意は変わりなし。
膀胱容量は測ってないが、微妙に拡大していると信じる。

こんなとこかなぁ

本年初めの御籤は吉 。
為すべきことを為したらあとは思い悩まず神に祈れとの御宣託であった。
為すべきことを為さねばなるまい。

まずは走れるようになって10km完走を目指そう!
仕事も少しは頑張るか・・・ 

shako_a at 12:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 脊髄損傷 

2016年12月12日

脊損記録その14(退院後4ヶ月)

早いもんで、受傷後11ヶ月(退院後4ヶ月)が経過した。

現在の状況を簡単に・・・
仕事は力仕事と外出を除くと、ほぼ以前と同じくらいのことはできるようになった。小指の押す力もPC操作には十分で、ほぼ不自由はない。
まだ、パツンパツンの満員電車は乗ってないが、やめておいたほうが良さそうな状態であることは疑いのない事実である。

日常生活では、着替えに時間がかかるのは相変わらず。
手指の動きはまあまあだが、ボタンダウンのボタン出し入れが猛烈なストレス。財布の小銭の出し入れにも若干の不安がのこる。握力が10kg~15kgくらいでなかなか増えて行ってくれない。なんとか倍まで持っていけるように頑張りたい。ただ、使いかってはそこそこのレベルまできている。

脚はなかなか進歩が見えないが、トレッドミルで4.4km/H歩行(5分ほど限定)ができるようになった。また、先週からPTの先生に支えられながら、かけあしの真似事をやっている。目標として春にハーフマラソン出場を掲げてるが、まず自力で走って見ろよな・・・というのが実態。

あとは、布団の寝起きもだいぶ様になって来て、起き上がりでの失敗転倒も少なくなってきた。
全体として寒いと体が強張ってしまってヨロシクない。 

排泄については、大便は便秘がちだが、薬不要な生活をしている。尿のほうは相変わらず、出たいときに出しきれず、出なくていいときの急激な尿意、膀胱容量は目立った変化(拡大希望)無しで、夜間の導尿はやったほうが良さそうなくらい残尿等々・・・不自由ではあるがギリギリOKな感じで、膀胱炎発症等もなくなんとか暮らしてる。 

最近気になるのは、ステップ練習で段差を使った時に後ろ向きで階段を上がれないことがわかったのと、自転車の乗り降りの不安がまだまだあるなぁというところかなぁ。 

リハビリは天気がよければ自転車で行くのだ。帰りに薬用植物園で写真を撮るのが楽しみになってたりする。


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写真撮影も、そこそこ良いリハビリになっていると思う。はじめは重くて扱えなかったキットレンズ55-200はほぼ楽勝で使えるようになったし、ピントリング、ズームリングの操作もそこそこできるようになったのである。上の写真は無理矢理使ってみた重たい(今の自分には・・・)55-300だが、なんとか使える感じである。

進歩は鈍いが、悪いほうには行ってないので、気長にやるしかないだろう。 

shako_a at 20:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 脊髄損傷 

2016年11月27日

ぼけ、ボケ、Bokeh

クローズアップした被写体の背景は良く見えないほうが良い場合が多い。
そう。綺麗にボケていただけるとありがたい。
しかし 普及価格帯のコンパクトデジタルカメラちゃんはなかなか思うような絵を出してはくれない。

たとえば、こちらは数年前の二万円くらいのカメラ”Canon PowerShot SX120 IS”

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そこそこ写りますが、背景ちょっとウルサイですね。特にコスモスの背景のボケが許せない・・・

まあ、これで困る人は誰もいないのですが、フィルムカメラ時代から、趣味は写真です!だった自分としては、もうちっと写りが良いカメラがあると良いなぁと思ったものの、イマサラ一眼に戻る気も無かったわけです。そんなこんなで、ちょこっとだけお金を出して2/3インチセンサのFUJI X20 を買ったわけです。

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ツボにはまると、たまにいいボケもでたのですが、被写体が離れると開放でもそんなにはボケない。点光源の滲みもあんまり・・・
ついでに格安スマホ(freetel priori2)のカメラ

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光が十分あればソコソコ写りますが、ボケとは無縁の世界
カメラが無いよりはあったほうが良いですね。

もっとボカシタイ!ならば一眼に行くしかないでしょう。

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28mmのスナップですが、適度にぼけた背景で、どこで撮ったか思い出せるくらいな感じです。
同じレンズでもちょいと趣を変えて・・・

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こんな遊びもできるのが楽しいですね。コンデジじゃ多分無理じゃないかと思います。
点光源の形はレンズによってまったく異なります。面白いやつがイロイロあるようですが、とりわけ星形のボケが出るという”インダスター61”にちょっと興味アリな私です。マウントアダプタ込でも一万円行かないので・・・

入門一眼に付いてる所謂キットレンズだって、ちゃんとボケます。

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前もボケれば後ろもボケる。必要にして十分。
だけどもっと綺麗にボケてみたい!!
人間の欲望はとどまるところを知らないのです。
そんな貴方はマクロレンズいっちゃいましょう。

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何を撮影したのかわからなくなるまで寄ってみよう!!

レンズ交換できると、楽しさ無限大。
欲望の深さと懐のあったかさ加減でいくらでも深みにはまることができるわけですね。

ただいま家にあるのは
18-55(ガキのD5300のキット)
55-200(ガキのD5300のキット)
中古55-300(自分は使ったこと無い)
中古28(D5100と同時購入、MFでしか使えない)
ほぼ新品の中古40macro(欲望に負けてポチ)

自分で選んだ28mm40mmは、ともに気に入ってます。
55-200は売り払うつもりだったけど、あまりにも買い取り安くてやめました。
軽さと強力な手ぶれ補正が魅力です。18-55はフツーに便利。

ただいまの欲望は広角の明るいレンズが欲しいのですが、これが高いんだわ。
明るい標準ズームってのもあれば・・・


shako_a at 17:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 写真 

2016年11月23日

脊損記録その13(Know no limit!2016によせて・・・)

先日、台場で行われたイベントに参加した。Know no limit~回復に限界はない〜
脊損専門のトレーニングジム”J-workout”主催の、トレーニング成果披露イベントである。グッとくるタイトル。スバラシイ!

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皆さんの努力の成果は素晴らしかった。 損傷レベルは違くても気持ちは一緒。今思い出しても涙が出る。痙性をコントロールして一歩踏み出す推進力にするなんて、本当に凄すぎるよ。一人の患者(j-workoutではクライアントと呼んでる)に3人がかりで歩行をサポートしてくれるなんて、リハビリ病院ではありえない。そのくらいの労力が無いと回復に十分なトレーニングはできないということであろう。なにしろ私が入院していたリハビリ病院はPTさんOTさんともに患者掛け持ちアタリマエ。動ける人は自主トレヨロシク!というスタイル。車いすうまく操れるようになって退院してね!♡・・・な感じなので上を目指す人はさっさと退院したほうが限りある時間を有効に使える事請け合いである。
 
それにしても、車いすでリハビリ病院を退院した人が数ヶ月で自力で歩行している姿は感動的であった。皆、須らく医者から一生車いす宣言を下された人ばかりであるが、自力で歩いてる。現在の日本の医療制度において、脊髄損傷者は一部の例外を除き6ケ月経過時点で、ハイそれまでです!ということで、リハビリを打ち切られる。医者は、そこで身体障害者のお墨付きを発行し、リハビリ病院の担当は終わる。
このイベントはそんな医療の在り方に一石を投じるものなのではないか?脊損患者全員一律6ケ月で将来決定はオカシイよ!と思う。

J-workoutは、退院直前にwebで調べて知っていた。行ってみたいと思ったが、ふつうの金銭感覚だとほぼ絶望的なレベルに金がかかる。なぜなら健康保険が利かないのである。年会費24万円、トレーニング二時間2万5千円。たとえば月四回、一回あたり二時間トレーニングすると、費用は年間144万円。とても行かせてくれと言える金額ではない。自分は身体障害者(体幹5級)手帳交付をうけ、社会的優遇措置をうけている。バスは半額だし、都営交通は無料だ。タクシーも一割引き。公園とかも無料だったりする。でも本当は障害者特典要らないから保険でトレーニングできるほうが100万倍ウレシイぞ!

つらつらと、思いついたことを書きなぐってみたが、しみじみと自分の回復の可能性を否定することは愚かなことであるなあと思う。
オレももっと何かやるべきトレーニングがあるはずだ。今のままじゃダメだ。何かやらねばならんぞ!
もう一つ感じたのは、参加者は良い家族や友人に恵まれているなぁということである。
 
自分が50年チョイと生きてきて、人生で起きている事、見聞きすること、体験すること、出会う人、等々は全て自分の人生にとって必要な物・事・人であると思うようになった。
今回の事故も、楽しいものではないのはモチロンだが、起こるべくして発生したものと信じる。そのうえで、今回の事故の教訓は、”自分独りで生きてると思ったら大間違いだぞ”ということを思い知れ!という事じゃないかな?と入院中ぼんやりと考えていた。今回のイベント参加で一番よかったのは、これを思い出した事である。
馬鹿な自分は忘れやすいのでメモが必要だ。だからここに書いとく。
家族を筆頭に自分にかかわるすべての人たちに対する感謝の気持ちを忘れてはイケナイ。
でも俺は忘れっぽくて自分勝手・・・今生の最終解脱に向け、修行は続く。 

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ついでに帰り道のスナップをば・・・今回のお供は28mm。


shako_a at 11:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 脊髄損傷 

古いけど新しい遊び

怪我をしてから、外出の時はカメラをほぼ必ず持ち歩くようになり、こんな写真を撮ってた。

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そんな折も折、うちのガキが一眼が欲しいと言い出した。目的は浦安あたりにある遊園地のアヒルやらネズミやらの着ぐるみの撮影だそうな・・・趣味は人それぞれなのでまあしゃーないが、望遠ギンギンに効くコンデジにすりゃいいと言うと、おれのX20でとったやつより、友達の一眼の写真のほうがきれいだとほざきやがる。アタリマエだ。結局D5300のダブルズームキットを買いやがった。(二万円ほど前借にて)

自分もかつての銀塩一眼レフ使いのはしくれ。興味がないはずはない。なのでちょいと拝借。
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ナヌ・・・おぬしやるな・・・
X20で撮った写真よりも断然美しいではないか!!

しかし、腕と手指の動きが万全でない自分としては、ちょっと操作が難しい。重い。

それから、二か月ほどたったある日。X20が15k円で下取りしてもらえるらしいぞという事をネットで知ってしまう。そんなわけで、中野にGO。
結局下取りはファインダー曇りのため、9k円ほどだったが、程度の良い中古D5100が21k円で俺のお買い上げを待っていた。ついでにリハビリ用にマニュアルでしか動かないAF28mmf2.8ちゃん11k円も購入。ストラップと保護フィルタはジャンク館で格安購入。

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なかなか素敵な面構え。
帰り道に試写。

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暗くても手撮りOK!ビックリ仰天。

以降撮りまくってます。

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写真撮影は、脊損リハビリに良いと信じます。始めは立った姿勢でしか撮らなかったけど、しゃがんでとりたくなったりするのは当然の成り行き。
アングル最適化に向け体張りますよ。
リハビリに良いでしょ。

さらには先日ついウッカリと、40mmマクロをポチ・・・

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 右側ね。
これがまた、楽しい・・・

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人生楽しく行きましょう!


shako_a at 09:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 写真 

2016年10月09日

脊損記録その12(退院後3ヶ月)

会社復帰して、2ヶ月。いちおう就業制限は無いが、イロイロ配慮頂いており有りがたい。仕事の成果で恩返ししたいところだが、なかなか。。。

今の自分の状態は、満足できるものには程遠いが、怪我した直後にここまで復活した姿が想像できたか?と問われれば、かなりの上出来である。日々の改善は小さくて見えないが、悪い方向に向かって居るものは一つも無い。しつこくリハビリに取り組むしかないのだ!

最近の変化を記録しとく。

9/10に事故後初めて自転車に乗った。
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かなりビビったが、ブレーキを握る握力とペダルを回す脚力は充分。漕ぎ出しと、停止に若干不安があるが、歩くよりは安全に移動出来る手段を手に入れた感じで大変嬉しい。何度かのるうちに漕ぎ出しのふらつきも小さくなってきた。リハビリ病院まで行くことも出来た。(片道6kmくらいかな)
問題点は脚の上がりが鈍いので、ヒョイっと跨がれない事。なのでママチャリが限界。。。

9/18に一眼レフを買った。目的はリハビリだ。
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絶対リハビリだ。神に誓って物欲ではなく、リハビリのために買ったのだ。
さらに左手リハビリのため、マニュアル操作でしかピント合わせが出来ないレンズまで買っちまったのだ。
カメラを保持する姿勢は、現状ではまだ不完全で手ブレリスクが高い。チューンナップ頑張らねば。
なんたって、綺麗な写真が撮れる武器が有るのは楽しいものである。


9月後半に入ったころ、ついに缶ビールのプルタブが開けられるようになった。
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右手の使い勝手と動きはかなり向上している。ピッとのびたチョキもできるようになった。それにくらべると左手はマダマダである。特に親指の力がいま一つなのが問題と思う。残念ながら、握力は12kgをなかなか越えない。

歩きは、余り進歩してない。公共の空間、特に狭い歩道をモタモタ歩いて居るときに、後方に気配を感じると焦ってしまう。
しかし、リハビリの先生とは「年内に、はや歩き獲得を目指しましょう!」という目標を立てた。

排便は、下剤、座薬ともに不要になった。冷蔵庫に隠し持ってる座薬も捨ててやる!この点については、入院生活の明らかな弊害のような気がする。

排尿は相変わらず容量問題、待ったなし問題、等に改善はみられない。したくないけど貯まってる分出しとこという感じで便所に行っても出せないのがツライ。

車の運転はそろそろやってみようかなと思案中。

あと、8月後半に役所に出した身障者申請の手続きが1.5ヵ月ほどで完了したようだ。まだ役所に受け取りに行ってないが、手帳が交付されたらしい。
ついに名実ともに身障者か。。。複雑な心境と言って良い。
なにはともあれ障害者向け優遇は各種あるようなので、有効活用させて頂こうと思う。




shako_a at 13:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年09月22日

脊損記録その11(脊損リンク集)

当然、ドンピシャ同じ損傷レベルの方はいらっしゃいませんので、ココさえみときゃ俺の行く末も想像ついちゃうぜ!というサイトはありませんが、
励みになるサイトはいくつかあります。

わたしが時々アクセスするサイトです。

 中心性脊髄損傷〜mimoのリハビリ日記♪
スマイルアゲイン〜脊髄損傷リハビリ→復活への道のり〜
キドリハ通信
麻痺でひいひい、でも幸せじゃ

お次は、 トレーニング情報。いずれもものすごく興味ありです。
料金は・・・ですが、医療保険制度なんとかならんのかなと思う次第です。

脊髄損傷者専門トレーニングジムのJ-Workout(ジェイ・ワークアウト)株式会社
脊髄・脊椎損傷者専門 東洋医学・西洋医学 総合リハビリトレーニングジム フリーウォーキングメディカル

一般情報

日本せきずい基金

全国脊髄損傷者連合会

あとは鍼灸関係で気になるサイトがいくつかありますが、とりあえず以上

 

shako_a at 19:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 脊髄損傷 

2016年09月19日

カメラ更新

X20

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買ったのは2014年の9月らしい。 
すごーく気に入って使って居たのだが、うちのバカ娘がnikonD5300を購入。その結果、オヤジまでもが知らなくてもよい世界を知ってしまった。
さらに、webで調べるとx20買い取り25kJPYの情報を発見。 

フジヤカメラが間違いなく呼んでいる事を確信した男は、一路中野へ向かうのであった。

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街はお祭り。完全にオレは祝福・歓迎されとるよ! 
しかし下取り査定の結果は期待を大きく下回る9kJPY(泣)
原因はファインダーの曇り。思えばファインダー付が欲しくて買ったクセに、最近はほとんどファインダ覗いてなかったのでそんな事実にも気づかなかったわけである。情けない。

しかし、そんな事実も知らぬオッサンは中古物件を物色し、なんと21kJPYのD5100を発見。
さらに11kJPYの Ai AF Nikkor 28mm F2.8も発見し、理性を失う。
その昔
35mmの単焦点が欲しかったけど買ってなかった身としてはまさに渡りに船じゃないかぁ!

ということで即決購入。
さらに娘の欲しがってた55-300(20kJPYほど)もついでに購入。


ストラップとフィルタは店員さんのおススメもありジャンク館で合計1kJPYで購入。

ということでこうなっちゃった。

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破格だよ。新品買うのアホらしいくらい。
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あとは、tamrom SP AF90mm F2.8 Di MACRO 272ENII を買えばしばらく物欲が収まりそう。
実は20kJPYで売ってたんだけど、我慢しときました。

そのうち50mm f/1.4も欲しいな・・・


 


shako_a at 18:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 写真 

2016年09月03日

脊損記録その10(退院後二か月)

退院後一ヶ月は家でブラブラして、毎日公園散歩などしてすごした。
生活リズムを普通の暮らしにマッチングさせる整合期間とでもいうべきか。
あとは、リハビリ病院と泌尿器科に通い始めた。
一度、書類の関係で村山病院に行ったので、ついでに各方面あいさつしに行った。
PTの先生がお休みとのことで、会えなかったのは残念だったが、病棟に行ってみると受け持ちだった看護師さんにたまたま合う事ができ、近況など話をすることができた。比較的元気そうな自分の姿を見て喜んでくれていた(と信じてるが)ようで、行ってよかったなと思えた。
おもえば、その前の病院も挨拶しにいかないとマズイな・・・

一月会社に通って感じたことを少々かいてみる。 

まず、みなさんに暖かく迎えていただけたのが何よりもありがたい。

朝はすこし早めに起きて、モタモタと着替え、徒歩で15分ほどかけて通勤。リハビリの先生のススメもあり、杖はやめた。
朝のラジオ体操が完璧にできればリハビリ完了だなと思いつつ、毎日ロボットラジオ体操にいそしむ。
デスクワーク は問題ない。ホラ話文書作成もお手の物。
おまけにキーボードいじってるうちに指の使い勝手がだいぶ良くなって来たような気がする。
階段はなるべく使いたいが、ほかの人の邪魔になるのが申し訳なくて困る。

困るのは、小便が近くてキレが悪いのと、腕の神経痛、座った状態から立ち上がった時の起動時間のトロさ、歩行速度の遅さ、移動の疲れ・・・くらいかな。あと、歩きがおぼつかないので食堂で味噌汁をとるのが怖い。(とらないようにしてる)
着替えに時間がかかるのが、もどかしくて悲しいが、慣らしていくしかないのだ。

一番の問題は本業で褒められるような成果を出すことである。
基本的な情報はかき集めたので料理は自分の腕次第・・・

あとは、免許をさっさとどうにかして平日も体育館でリハビリしたいなぁと思っているところである。

shako_a at 13:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 脊髄損傷 

脊損記録その9(回復期病院リハビリ編)

OT(Occupational therapist)は作業療法士を意味する略語であり、病院関係者は作業療法士に面倒見てもらうリハビリをOTと呼んでいる。
なので、患者は「OT行ってきまーす」みたいなノリで挨拶を交わす。
もうひとつのリハビリはPT(Physical Therapist)である。
こちらも理学療法士を意味する略語だが、同様に「午後はPT行きます」みたいな使い方をする。

リハビリ病院に転院してまず初めに行われるのは、残存する機能の確認である。
二月上旬(受傷後一ヶ月)の私は
握力:測定不能(握れないのでアタリマエ)
上腕:顔くらいまでしか上げられない。全体的に重力に逆らうのが困難
全体:端座位がとれる。端座位から起立できる。歩行は自立できず。

具体的な生活の様子は、
・ベッド起こしリモコン操作不能(指を押し付ける力が弱すぎる)
・ナースコールは手の甲で押すようにデカいスイッチを使用
 (前の病院では息を吹きかけて呼び出すブレスコール)
・TVリモコン操作を両手を駆使して実現
・携帯電話のフリップボタンが押せずに、隙間に指を突っ込んで無理矢理開ける。
・TV台の引き出しが握力無く開けられない
・曲げ曲げフォークを掌にくくりつけてメシ食い
・車いす乗り降りは介助。移動も自力で車輪回せないので、要介助
・風呂はストレッチャーに乗せられ全介助
・排便全介助/排尿はカテーテル留置
・着替えも全介助(パンツすら下せない)

という感じ。ここからリハビリが始まった。
だいたい病院のパンフレットに書いてるような事をやるのだが、特にPTのほうはそこそこ脚がうごいていたせいもあり、ナントカマシーンみたいなものは使わずヒタスラ歩いていた。

まずOTについて、
基本的に1時間枠で実施する。
定食メニューは、
30分マッサージ、自主トレ(重り押し、スライダー、ヘルプアーム)+α(器具をつかった自主トレ)である。
レベルアップとともに負荷の重りが増えたり+α分の内容がかわる。

腕は基本的にサッパリな状態から始まったので、正直に言うと精神的に苦痛だった。
たとえば、籠にたくさん入ったお手玉を右から左に入れ替えるだけでも、ものすごく疲れた。目の前でお年寄りが軽々とやってのけることができないのである。ナニクソと思ってなんとかなるものでもないのがさらにストレス。
重り押しなんかも、はじめは自分でバーが握れなくて、革ベルトで手を括り付けてリハビリをやっていたのである。それでも、5月くらいに握力が2kgを超え、6月末の退院時には10kgを超えたのは嬉しかった。9月頭の時点でもそれほど握力は増えていないが、実用性はかなり良くなっている。指の力がないと、手は非常に使い勝手が悪いのですよ。これはなってみないとわからんですわ。
あとは腕の動きとしては、頭の後ろとか背中とか、いまだに動きが渋くて苦労しているが、入院中はほんとにつらかった。

もうひとつはPT。こちらも基本的に1時間枠で実施する。
定食メニューは、15分動き練習(上手く説明できないが、歩くための基本的な動きをPTのサポートで動かす)、自主トレ(とにかく歩く)+α(器具をつかった自主トレ)である。

レベルアップとともにサポート無しのフリー歩行になるとともに+α分の内容と歩行継続時間がかわる。
OTPT以外の空き時間もたくさんあったので、毎日病院敷地内を一時間ほど歩いてた。

転院直後は平行棒を数回往復移動距離にして20mほどからはじめ、二月末には、自立歩行のようなものができるようになった。これは嬉しかったなぁ。三月半ば以降は毎日500m以上はサポートつきで歩いていた。
通常の場合、平行棒を伝って歩く練習から、杖を使った練習に移行するのだが、自分の場合握力がなくて杖が握れなかったので、無理矢理歩いて回復を目指したわけである。
歩行レベルの進歩は実感しにくいのだが、あるけばあるくだけ脳みそが思い出してくると信じて歩くしかないのだ!
+α練習で面白かったのはディジョックという板切れの上でバランスをとる遊び。自慢するが、バランス感覚は良いほうなので楽しかった。PTさんによれば、普通は脊損の人にディジョック使うことは無いのだが、フラついたときの反射をひきだすために使ってみたのだそうな。
退院直前は、家に帰ったときの布団で寝起きを想定し、床から起き上がる練習もやってもらった。しかし、私を担当してくださったPTさんは、「慣れですよ、大丈夫!」といたって呑気だったが、退院から二か月経過して思うのはPTさんのいう事は正しかったということである。

経過として車いすフリー乗車権は3月末、歩行器使用許可は4月末という具合に、比較的順調に回復できたのはありがたい事である。
腕のほうも、時間とともに徐々に機能を取り戻し、スプーンすら握れなかった手も3月末には箸が使えるようになり、TVのリモコンや、ベッドのリクライニングのボタンも難なくつかえるようになったのである。3月中旬からは、タブレットで日記もつけるようになったし、ストレッチャーに乗せられて、全介護入浴だったのが、よたよた歩いて自分で体洗って入浴できるところまで行けたのである。上出来でしょ。

結果的に6月下旬(受傷後六ヶ月弱)の具体的な生活の様子は以下の通り

 握力:左右とも約10kg
上腕:なんとか日常生活に困らない範囲で使える。
全体:寝そべった状態から起立できる。歩行自立。(念のためストック使用)

・リモコン類は楽勝、ナースコールは普通に押せるが使う理由が無く
・携帯電話のフリップボタン片手で押せる。
・TV台の引き出しは開けられる
・箸を危なげにあやつってメシ食い
・車いす不要。杖(スキーのストック)ついて徒歩で退院
・風呂は自力入浴
・排便全自力、薬物不使用/排尿は自尿(夜間は適宜導尿)
・着替えも自力

復活への第一歩を踏み出すには十分すぎるレベル。上出来である。

受傷一月以内の私の状態を見た人は、今の状況が奇跡的だと言う。
そういわれてみるとそんな気がする。家族、病院関係者の皆様、MTB仲間、会社のみなさん、ヤオヨロズの神々、そして自分の生命力に感謝のキモチを捧げずには居られない。

脊損になってしまった人がこのBLOGを見て居たら一言伝えたい。

あきらめずにリハビリしよう!!!

必ず良くなるなんて無責任な事は口が裂けても言わない。残ってしまったマヒとはうまく付き合うしかないのだ。
それでも自分の良いところ、出来るところを拡大していくように頑張ろうじゃないか!
自分は、とにかくしつこく、あきらめずリハビリします。みんながんばろうぜ!!!


shako_a at 13:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 脊髄損傷 

2016年09月01日

脊損記録その8(運転免許証編)

運動機能障害があれば、当然自動車運転再開には然るべき確認が必要な感じがするよね。
それが臨時適性検査である。

県によって、手続き可能な日程が異なる様だが、東京都の情報を調べたくて警視庁のwebサイトにアクセスしてみると、必要な情報が見つからない(*_*)
仕方ないので、府中試験場に電話で確認してみた。

手続き可能なのは、平日のみ。
受付時間:9:30〜15:00
持ち物:免許証、障害者手帳(あれば)、印鑑(必要になる場合あり)
予約不要で即日手続き完了とのこと。

検査に行きたいという主旨で、電話したのだが、免許センターとしては、検査した場合結果を明らかにする必要があるのだろう。 お試しで検査というのはアリエナイご様子。 税金使ってやってる仕事なので納得だが、仮に何らかの条件(たとえば、手だけで操作せにゃいかんとか)が付くと条件解除に金かかっちゃうよ。との御忠告。
要するに、「出来るだけ回復した状態で検査受けるほうがオトクだと思いますよ。」と、言われてないけど言われたように感じた。

今の状態は、風邪引いて具合悪い人が自己判断で運転を控えているのと同じ状態なのだそうな。ナルホドわかりやすい。おまけに、仮に障害者手帳が交付されて検査しないで運転継続したとしても、罰則はなさそうな雰囲気だった。
自己責任だと。

で、自分はどうするか???思案中だが仕入れた情報をもとにして考察すると、現状の体でも特に限定事項無しでOKでるのでは無いかと想像している。

来月までには時間作って行こうかな。

shako_a at 18:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年07月28日

脊損記録その7(感覚障害編)

脊損の症状として感覚障害がある。<参考文献>

損傷個所に応じて感覚障害が発生し、それはデルマトームなる領域で規定されている。自分の場合c3-4間の損傷だが、症状としては上記参考文献に記載された図中頭頂からc-4の間のみ、感覚が正常で、足の裏が一番感覚が鈍い。全体として右側、下側、外側に行くほど感覚障害が酷く、たとえば親指よりも小指が鈍いし、フクラハギなんかも内側より外側が鈍い。

症状としては、触覚は残存している。しかし鈍い場所になると痛覚がマヒしている。鈍いところは針を刺しても刺された感じではなく触られたという感覚しかないのだ。従って脚を蚊に刺されてもちっとも痒くないのである。また、ちょっとした傷がついてもわからないのだ。
うちのインコは人の服の中に入り込んで咬んだり引っかいたりするのだが、へそのあたりを咬まれてもちっとも痛く無くて、くすぐったいだけなのである。しかしチクビを咬まれると猛烈に痛い。といった具合である。
温度感覚もオカシイので、熱い冷たいの微妙なところがわからないので危険なのである。
このあたりは日常生活に気を付ける以外に手立ては無いと思う(ややあきらめ気味)
幸い発汗機能は有効に機能しているようだ。

最近気づいたのは、辛い物を食ってウンコしたときに肛門を通過する感触の他に発生するはずのヒリヒリする感覚がなくなってしまっている事である。また、導尿は健常者がやると痛くてたまらないものらしいが、自分はほぼ痛みを感じていない。などなど、まだ気が付いていない無感覚は他にもたくさんありそうで怖い。

そんな状況の中、特に心配なのは内臓系の痛みがわからないのではないかという事である。
腹が痛い事がわからずに重大な問題が発生しないことを祈る。

感覚異常に関しては残念ながら、受傷後一週間後くらいで固定してしまって、改善はごくわずかであるように感じているが、長期的な目で改善を期待したい。とはいえ、ある日突然スッキリ元通りという奇跡が起きて欲しいのが本音ではある・・・

続く・・・

shako_a at 11:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 脊髄損傷 

2016年07月26日

脊損記録その6(膀胱障害編)

これまたタイトルからわかるように、やや尾籠な話である。

脊損の症状として膀胱障害がある。<参考文献>
平たく言うと小便を溜めたり、排出する機能が阻害されるのだが、具体的には、まったく尿が出せなくなったり(尿閉)、出したくないのに出ちゃったりという問題が発生し、社会生活を送るうえで問題となる。

以下webから受け売りの一般的情報と、自分の経験を並べながら書いてみようと思う。

一般的に脊損患者は急性期には尿閉状態となるため、カテーテルを尿道にぶち込まれてしまう。私もご多分に漏れずそうなった。そして、約二か月半にわたり、そのままカテーテル留置継続となった。

自分は受傷後一ヶ月経過する前に、医師の指示で一度抜いてみた。しかし残念ながらその時は自力で排尿することができずに、再留置となってしまった。
その後、リハビリ病院に転院したわけだが、そこではカテーテルを外す前に、膀胱機能チェックを行う。そのタイミングは何を基準にしてるのか不明だが、尿閉リスクを考えるとカテーテルが無くても管理上の負荷が発生しない時期、つまり患者が自己導尿実施可能な手指機能を獲得した段階でチェックが行われているような感じがした。(被害妄想かもしんないけど)

ということで、3月中旬に膀胱検査を実施した。この検査では膀胱に造影剤をぶち込んで膀胱周りをX線撮影し、終了後は整理食塩水を注射器で尿道から出し入れして洗浄するのだ。その結果、尿路感染リスクが高いらしい。私も三日ほど38度オーバーの発熱に悩まされ、抗生剤をぶち込まれてしまった。※ここでは副作用の説明が無かった。

検査後の所見として膨張容量が110ccほどしかなく、自力排尿出来るものの、残尿が多すぎる。と、診断された旨説明があり、その結果を踏まえ、膀胱でかくする薬と、尿道緩める薬の処方が提案された。しかし、測定中に聞こえて来た医師間のやり取りなどから推測して若干信頼性に疑問を感じたのと、薬の副作用(ここは説明あり)がキモチ悪いという理由から、薬無しを希望し、医師と合意した。
それに伴い、導尿グッズを一式購入。また、それまでの実績で夜間尿量が異常に多かったので、夜だけカテーテル留置(いわゆるナイトバルーンというやつ)して十分なる睡眠時間を確保しましょう。というやり方を選んだ。

実際運用を開始すると、一番初めは失禁した。前向きに考えれば自力で排尿できる事が確認されたわけで、このような現状把握作業抜きで安易に投薬に走るのは正しくないなぁと感じるとともに、自分の判断は正しかった事を確信した。一方、一回の尿量は最大でも200cc程度だった。こちらは測定結果は残念ながら正しかった。尿意や排尿に関する感覚は徐々に正常化に近づいたように感じるし、尿意無き排尿は無くなった事は非常にありがたい事である。

始めのうちは小便をする際に自力で尿器(プラ製尿瓶である)に出して残尿は導尿という手順だったが、超音波測定により残尿が少ない場合も多いということが確認されてからは導尿は止めて、昼は自尿、夜はナイトバルーン留置というスタイルで排尿管理されていた。
正直言って、導尿に対する拒否感が酷かった。尿道に管を突っ込んで、膀胱との直通経路を作り出す作業が楽しいはずが無いではないか。なので導尿中止はありがたかった。しかも普通の小便器で立って小便が出来るのは非常に嬉しかった。
※webでイロイロ調べてみると男性より女性のほうが、導尿難しいらしい。男は尿道口簡単にわかるからね…

排尿に関する問題点は、尿意が唐突で、おまけに尿量100cc未満で来てしまう。我慢が利かない。夜間尿量が多い。という点があげられる。入院中、小便を極力我慢してため込む訓練を自己責任で勝手にやってたが、ほとんど効果は無かった。
医者に、前記問題点の改善可能性について質問してみると「ひとそれぞれ」との御回答・・・

退院にあたり、管につながれた生活から脱却すべく自己判断でナイトバルーンは捨てた。
看護師さんから、夜便所に行ったタイミングで導尿することで、残尿の無い状態を確実に一日一回作り出すとともに、睡眠品質向上を目指してはどうかと提案いただき、非常に理解できる有難い提案だったので採用させていただいた。
その結果、睡眠継続時間がはじめは1.5Hくらいだったのが、最大5時間小便無しで眠れた日もある。という感じで、実用上ほぼ問題の無いレベルに到達できたと考えている。しかし、夜尿リスクあるので防具(尿とりパッドというやつ)はつけてるし、実際何度か役に立ってしまった実績もある。

現在は尿量を正確に計測していないが、退院後、一回の尿量も多くなったような気がする。さらに、夜間尿量は顕著にへっている。病院ではない普通の場所で生活することで自律神経系に良い刺激が入っているものと信じる。当面この方針で運用継続して、神経系の総合的な回復を期待したいと思っている。

入院中、脊髄損傷歴40年以上という大先輩に「尿カテーテルは、さっさととったほうが良いぞ、オレは自分で言ってはずしてもらったんだ」と言われ、そのころまったく手が利かなかった自分は「そうはいってもどうしようもないじゃん」と思っていたが、そのセンパイの助言通り膀胱機能訓練はASAPで実施すべきだったと後悔している。これは、私が勝手に信じてるわけではなく、そのように主張している現場関係者もいるのである。
長期間休んだ膀胱がそう簡単によみがえるわけがないではないか。

また、カテーテルが無いと昼間の行動が身軽になりリハビリにも都合よいのだ。カテーテルと尿バッグをつけた状態で歩き回ると、尿路系からの流血が日常茶飯事だったが、それが無くなるのもうれしい。尿に血が混じる現象は、一般人はビビるが、看護師さんはまったく動じないところをみると、誰でもそうなるのがアタリマエと言うことだろう。

ということで、尿カテーテルはASAPで外すのがベスト!と思います。

入院中は病院側の管理のしやすさが優先されている。さらに、医師の知識すら完璧と思ってはいけないと思う。そのような前提条件のもと、治療方針に正解は無いものとおもって自分の責任と判断を重視して治療・リハビリに取り組むことが肝要なのではなかろうかと思う。

まだ、問題は残るわが身ではあるが、自分の自然治癒力を信じてリハビリに取り組み、今後の人生を全うするのみである。

続く・・・続きを読む

shako_a at 18:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 脊髄損傷 

2016年07月25日

脊損記録その5(直腸障害編)

タイトルからわかるように、やや尾籠な話である。

前の書き込みでも少し触れたが、脊損の症状として直腸障害がある。平たく言うとウンコが自然にスルリと出てくる状況では無くなるわけだ。重症の場合は指でほじくる、摘便なる作業が必要になるのだ。私も二度ほど経験したが、キモチの良いものでないのは言うまでもない。
重症の人は肛門の感覚すらわからなくなるらしい。自分は、怪我する前は毎朝快便の暮らしだったので、ウンコが三日も出ないのは耐え難い状況であり、非常にツライ障害と言える。

私の場合は、最初のバイタルチェックで肛門締まらなくて愕然としたものの、数日後肛門の感覚は戻っていて、便意もウンココントロールも出来るようになったのだが、それはとっても幸運な事だったのである。アリガタヤ。。。

入院中は病院の管理方針に従った排便となる。立場上そうせざるをえないのだ。
以下に経過を書いてみる。

一つ目の病院)はじめはオムツで放置。ウンコ出ないので、下剤ぶち込まれ見事に下痢。
急性期病院)マグミットなる薬(ウンコを緩くする作用あり)を投与され、出る時はベッド上オムツにブリブリと。3日に一回位の頻度で出た。マグミットは自分には効き過ぎる感じだったので、一日三回から二回に減らしたが、それでも緩かった。
リハビリ病院)完全に定期管理。ウンコの日が決まっていて、前日夜にセンノサイドを投入、さらにレシカルボンなる座薬をぶち込まれて排便という状態だった。 なお自分はマグミットはつかわなかったが、私のしるかぎり使ってる人は多かった。

ざっと以上のような感じだが、細かなイロイロは沢山あるのだ。

車椅子に自力で乗れるようになると、憧れの"便器でウンコ"への道が開けるのだが、それまでは、"ベッド上オムツにウンコ"という事になり精神的に辛い思いをするわけだ。ちなみ私の場合は3月半ばくらいに"便所でウンコ"に到達できたのであるが、あれはホントに嬉しかったなぁ。

そして次のステップとしては、座薬を自分でぶち込むというハードルがある。なんて事なさそうな話だが、脊損患者には、腕や手指が思うように動かないという問題があり、座薬をうまく掴めないし、さらにはケツに力強くブスッと入れられないのである。私の場合、そのころには腕もそこそこ自由度が上がって問題なかったが、手がケツの穴まで届かないようなケースもあり得るのだ。
実際、座薬挿入はOTリハビリのテーマとして訓練対象となっており、OT部屋の棚に”座薬挿入治具”なる物体が置かれているのを目撃している。試しに”OT 座薬挿入”でググってみれば、何が行われるのか大体の想像ができるだろう。自分は幸いにもその訓練をうけずに済んでいる。
もちろん、このハードルを超える間は、看護師さんの手を煩わせる事になるのだ。結局、約一月かけた握力強化により、ウンコ自立が実現出来たのは4月半ばだった。

必要なのは、指の自在なる動きと握力である。握力は5kgほどあれば何とかなるのだが、それが無いので苦労するわけだ。まず、座薬のパッケージ開封が結構大変。さらに、肛門挿入に関しては筆舌につくしがたい、生々しいイロイロがあるが、ここで披瀝するのは止めておこう。

退院後、なるべく薬を減らしたいと思い、センノサイドは止めた。
これについては全く問題なく足抜けできた。ウンコが直腸に到達するまでの機能は損なわれて居ないらしい。
ここ二週間はレシカルボンも使っていないが、なんとかなっている。歩き回ると腸の動きは活性化され結果的にウンコも出るのである。ただ、出ないウンコの水分が吸収されつくしてカチカチになるのが怖いのでレシカルボンは棄てずに冷蔵庫に保管しているのは秘密だ。

そんなこんなで、自分の場合はなんとか完全自立ができたっぽい。が、脊損患者にとって非常に切実なる問題であり、優先度の高いクリアすべき壁なのである。続きを読む

shako_a at 13:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 脊髄損傷