海外旅行

海外の街並み・博物館・美術館・遺跡をめぐり、自分が知らなかった世界を見つけたい。

  JTBより「アメリカ東海岸3都市周遊と5つのミュ-ジアムめぐり」というツア-が出た。日頃、古代遺跡や博物館・美術館に関心がある私にとって魅力のある企画だ。早速、ツア-に申し込む。
 出発 
 成田18時25分発ジョン・F・ケネディ空港18時20分着(現地では出発の5分前となる)の便に搭乗。エアラインはJAL、機内サ-ビスが良く、ビ-ルはス-パ-ドライが選択出来たのがうれしかった。しかし、おいしいビ-ルの効果は無く、機内ではほとんど睡眠がとれなかった。 
ジョン・F・ケネディ国際空港(着陸時夜間のため撮影不能、離陸時を掲載)
 
 JALはタ-ミナル1に到着した。入国審査場に入ると、整理員がLet's go!・ Let's go!と言いながら乗客を誘導していた。乗客の列にしたがって進む。入国審査のカウンタ-では、大勢の乗客が審査を待っていた。審査官が乗客に質問しているが、双方の話が噛み合わないようだ。たまりかね乗客の同行者が助太刀する。あれは!いいのかな?一人の乗客に10分以上かかることもある。入国審査は厳しいと聞いていたがそのとおりだ。我慢して待つ。50分程度で自分の番となった。お決まりの質問の後、指紋チェックと顔写真撮影があった。ここで私がミスをした。ディスプレイの上に手の平を載せてしまったのだ!審査官からfingerの声が飛ぶ。慌てて4本の指を載せる。緊張してうまく対応出来なかったが、それでも数分で終わった。日本人にはあまいようだ。
 荷物を受け取り、バスでフィラデルフィアのホテルへ向かう。3時間の行程だ。

 到着。すぐ荷ほどきをして、休む用意をする。リビング、洗面所、寝室と一人で3部屋使用の豪華ホテルだ。
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(二日目が始まる)   睡眠不足だったのでよく寝た。朝食はバイキング。味は・・・・・
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5階の部屋から見た朝食会場
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なんと!朝食会場は、四方がビルの中庭だった。天井はアルミパネルと強化プラスチックか?
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朝食後は、フィラデルフィア市内の観光へ出発!
まず、独立記念館
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そして、独立宣言の際鳴らされた自由の鐘(リバティベル)の建物
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鐘の説明文-日本語の説明文をお読み下さい。  ショップでガイドブック(英語版)を$16.19で購入する。
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自由の鐘のレントゲン写真
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さあ、自由の鐘本体だ!ひび割れしているのがよく分かる。
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フィラデルフィア美術館への道路より


フィラデルフィア美術館の正面玄関、映画ロッキ-の撮影が行われたそうです。とても立派な建物です。
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総合案内所とミュ-ジアムショップ(ガイドブック(英語版)を$21.55で購入)
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二階踊り場と金のキュ-ピット
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さらに 近づいて
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展示作品が多いので一部を・・・
セザンヌ 大水浴  近接撮影
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ゴッホのヒマワリ 近接撮影で、絵の具の盛り上がり具合がよく分かる。
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ルノア-ル 近接撮影 光線の反射で絵の具の様子が
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日本の茶室が館内に造られていた。  本物の建物が室内にある。
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竹の垣根と灯篭も本物だ。
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 昼食会場のレストラン(CITY TAVERN RESTAURANT)では、地元の名物ホットパイ料理いただく。ビ-ルによく合った!
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昼食の後は、一路ワシントンD・Cへ。
初秋の景色と幅の広い道路・多くの車を見ながら、さらに居眠りをする旅となる。4時間ほどのバス旅行。

ホテルに到着 疲れているが荷ほどきだ。
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(三日目)
翌朝は、リンカ-ン記念堂(Lincoln Memorial)、パルテノン神殿がモデルだそうだ。
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リンカ-ン記念堂近くのポマック川です。今は10月で桜の葉のみ、春にはきれいな花が咲きます。

リンカ-ンにご対面!大きな建物にたった一人
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ここから、Washington Monumentは間近だ 
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夕暮れのWashington Monument

アメリカ国会議事堂(U・S Capitol)

歩いて前庭を横断する。
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Capitol Reflecting Pool越しの遠景、大統領就任式の会場となる。
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そして、ホワイトハウス。警備が厳重、大勢の見学者は道路反対側の歩道から。
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ナショナル ギャラリ- アメリカの威信をかけた美術館 シュップでガイドブック(英語版)$24.95を購入する。
メインエントランス
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ピンぼけ写真 疲れが出たか!レオナルド・ダ・ヴィンチ  ジネヴラ・デ・ベンチの肖像 
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またまたピンぼけ エル・グレコ ラオコ-ン
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これもピンぼけ ゴッホ 自画像 
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ワシントンD・Cの観光スポットは、街の中心部に集中している。

 つづいて、スミソニアン博物館(国立航空宇宙博物館)National Air and Space Museum
ここはセキュリティが厳しい、玄関でもたもたしていたら、警備員からポケットの中身を全部出すように指示された。何が悪いのか、意味がよくわからなかった。
 航空機がやたらと多い。
 今回は、私の世代向きの第二次世界大戦期の航空機を掲載する。

三菱 A6M ZERO(ゼロ戦) 本物を見るのは初めてだ。
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ノ-ス アメリカン P-51Dムスタング 大きいしきれいな機体だ。
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メッサ-シュミト BF 109G-6 さすがドイツの超高性能機。
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 ここでワシントンD・Cとはお別れ、ニュ-ヨ-クへ、約365Km6時間ほどのバスの旅となる。旅の疲れか時差ボケか、途中で腹具合が悪くなる。ドライブインで用を足した。発見、アメリカのトイレは日本とは異なる。
途中大きな橋を渡る。全長4kmだそうだ。
Delaware Memorial Bridge(デラウェア州記念橋)


 午後7時頃ニュ-ヨ-クへ到着し夕食をとる。疲れているのでビールがおいしい。
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デザ-トもおいしい
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 夕食後、エンパイア-ステ-トビル(THE EMPIRE STATE BUILDING)の見学に向かう。102階の展望台への料金は$51。短時間で展望台へ。

 驚いたことに、展望台室の外に回廊があり、屋外に出てフェンス越しに見学できる。
屋外から、ビルの鉄塔を見上げる。
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東側 イ-スト川 イ-スト34thストリ-ト方面
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北側  ミッドタウン セントラルパ-ク方面
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西側 ハドソン川 ウエスト34thストリ-ト方面
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南側 マディソンスクエアパ-ク、イ-スト23rdストリ-ト、5thアベニュ-方面
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 (四日目)さて、一夜明けて早朝よりニュ-ヨ-ク市内観光だ。
バスに乗り、途中トランプタワ-を通り過ぎる。
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セントバトリック大聖堂
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そして、タイムズスエア
あまりにも人が多い
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混雑状況 人も車もここに集中している。
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ライオンキング 夜はさらに、タイムズスケエアがにぎやかに。
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さてその次は、自由の女神像。足元に大勢の観光客が。
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周辺は船でにぎやかだ。
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次は、グラウンドゼロへ
まずは、案内図を確認
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そして、プ-ル
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こちらは、ワンワールド・トレ-ドセンタ-(ONE WORLD TRADE CENTER)
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 さて、眠気が出てきたがここらで昼食。
この他、サラダとデザ-トが出された。さすが、アメリカだ、量が多すぎて日本人には食べきれない。
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 昼食後は、メトロポリタン美術館。見学には1週間以上はかかると言われている美術館だが。
まず、正面玄関(82丁目出入口)
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さらに、グレ-トホ-ル内部 新しさを感じる建物だ。近くのミュ-ジアムショップでガイドブック(日本語版$21.72)を購入。$25から値引きされていた。
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グレ-トホ-ルエジプト側
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グル-トホ-ルギリシャ側
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  あまりに、広すぎるのでグレ-トホ-ル左右の、エジプト美術とギリシャ・ロ-マ美術のみ掲載。さらに金の作品のみとする。
エジプト  シタトリュネット妃の胸飾り
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拡大写真
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 エジプト  アムン神の小像
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エジプト美術
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エジプト美術
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ギリシャ・ロ-マ美術
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ギリシャ・ロ-マ美術
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 この後、ニュウヨ-ク近代美術館(MOMA)の見学をする。いささか、疲労が溜まってきたか。ゴッホの作品 星月夜を鑑賞し美術館後にする。


 さて、夕食後は本場ブロ-ドウエイのミュ-ジカル「シカゴ」の鑑賞がある。Chicagoはアンバサダシアタ-(Ambassador Theatre)で上演されている。初めてのミュ-ジカル鑑賞だが、自分に鑑賞能力があるか心配だ。シアタ-は、ステ-ジから客席がアルプススタンドのように急傾斜の構造になっている。上段の席だったのでステ-ジを見下ろすような感じだ。20:00時開演となった。俳優の名前は知らないが、皆声量のある人たちだ。迫力に圧倒される。2時間の鑑賞でミュ-ジカルを体験したつもりだが。どうかな?

(五日目と機中泊の六日目)
 いよいよ帰国の日、名残惜しいがバスでジョン・F・ケネディ空港に向かう。
 搭乗手続き  JALの搭乗手続きは簡単だ、パスポ-トを見せるだけ済む。ついでにマイレ-ジも加算してもらった。
 保安検査   以前、ヒ-スロ-空港でトラブルとなった反省から慎重に荷物を載せる。そして、人体検査機を通過する。あれ!ブザ-が鳴ってしまった。理由は時計を着けていたためだ。しかたなく戻って検査機に送付し直す。やれやれ、頭が錆び付いているようだ。

気を取り直し、空港内の土産物店で最後の土産購入をする。
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これから搭乗するJALの機体
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さあ離陸 管制塔が見える。
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搭乗は14時間の予定だ。リラックスし食事をいただく。帰りもス-パ-ドライをお願いする。アラスカ上空、雪山が見える。
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関東平野が見える。日本に戻ってきた。
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つづく

 バスと地下鉄を乗り継いで、ロンドン市内を一人で歩いてみた。親切な駅員や店の従業員、そして、安全な治安に助けられ街歩きを楽しむことが出来た。
Googleアートプロジェクト大英博物館
  Googleア-トで、大英博物館の展示物の鑑賞できるようになりました。私は今回の訪問で、800カットの展示物の写真を撮影してきました。また、12時間近く展示物を鑑賞することが出来ました。しかし、撮影した写真には限りがあり、自分の記憶は日々薄らいでしまいます。Googleア-トを利用し再鑑賞していますが、私たちにとって強い味方が出来たものだと思います。

ツア-参加理由
 クラブツ-リズムの「ロンドン街歩き」ツア-に参加した。
 このツア-は、3日目と4日目に自由行動が設定されている。自由行動の時間を、全て大英博物館の見学に当てれば、長時間の見学が可能となる。「大英博物館に入り浸りたい」永年の夢が叶うかもしれない。これが、今回参加を決めた最大の理由です。
1日目(1月23日) 出  発
 平成28年1月23日、羽田空港より、日本航空ロンドン直行便で出発した。所要時間12時間35分、なんと半日もの間、シ-トに座ることになる。ところが幸いなことに、”シートピッチ最大約7cm拡大””横幅も約1.7cm拡大”(新・間隔エコノミ-)と広報されている新型航空機だった。座ってみると、膝が楽だ、足下が広い、ラッキ-な搭乗となった。 気分が良くなった所で窓の外を見ると、下界はシベリアと北極海の雪景色、山脈・森林や海が見えるがどこも雪だらけだ。

     着  陸   
 デンマ-クを通過し北海に入る、水面を眺めると、イギリスに向かうたくさんの船が見えた。間もなくイギリス海峡だ、南方面からヒ-スロ-空港に侵入するようだ。すぐに着陸かと思ったら、ロンドンの市街地上空を旋回し遊覧飛行のようなコ-スで着陸した。日本航空は第3タ-ミナルに着くとのこと。いよいよ、イギリスへ到着、入国審査(Immigration)の洗礼を受けることになる。すこし緊張してきた。審査場所にはすでに200人ほどの旅行者が列をつくっていた。ジグザグの規制テ-プの中を少しずつ進むと30分ほどで先頭近くとなった。
     入国審査  
 審査官は6名、整理担当者が1名、さらに年配の監視官が1名だ。一層緊張が高まってきた。私のすぐ前の旅行者(日本人でない)がかなり細かく質問されている。すると!あれ!別の場所へつれて行かれてしまった。頭の中が真っ白になった。私に向かい、監視官が指先で前へ進むよう指図した。おそるおそる前へ進む、私の担当者は意外にも女性だった。何か言っているが、声が小さくて良く聞き取れない。 聞き返すと面倒だと思い、Sightseeingと答えた。OKなのか?続いて、How long will you stay in this country?と聞かれる。5 days.と答えると、パスポ-トにペタンと
スタンプを押して返してくれた。もういいのか、質問事項は人によるんだな!気が楽になったところで、 荷物をピックアップし、バスに乗り込んだ。さあ!イギリスだ!ホテルへ向かう。
2日目(1月24日)  ホテル到着 睡眠 朝食
 ホテルの名前は、ヒルトン・オリンピアだ。ケンジントン・パレス西側の高級住宅街、ケンジントン・ハイ・ストリ-トにある。部屋は一般的なクラス、とにかく眠いので、朝までぐっすりかと思ったら、何かにうなされながらの睡眠になってしまった。朝食は6時30分から、4時に目覚ましをかけておいた。起床する。腹減ったな!朝食時間になったので、レストランへ行く。バイキング形式の配膳だ。パン・ソ-セ-ジ・ステ-キ・デザ-ト見た目がおいしそうだ。食べるとさらにおいしく感じた。あまりのおいしさにお代わりをした。
      市内観光

 今日は一日団体行動、観光バスを利用したロンドン市内観光だ。大英博物館、バッキンガム宮殿、ロンドン塔、ウエストミンスタ-寺院、ビッグベン、タワ-ブリッジ、ノッティングヒル散策、テムズ河クル-ズの過密な行程だ。最初は大英博物館の見学になった。明日からの予備知識を出来るだけ多く得よう。トイレはグレ-トコ-ト内が広くて使いやすい。オ-ディオガイドは5ポンド、明日借りよう。10時会場17時30分閉館。見学は古代エジプトから始めるのが良いそうだ。今日は団体行動なので専門のガイドが付いた。古代エジプト、古代ギリシャ・ロ-マ、古代近東を約1時間30分見学する、さすがガイドさん説明がうまい。グラウンド・フロア-のみで見学を終了した。一般的なツア-はこんなものだろう。次のバッキンガム宮殿の衛兵交代式とパレ-ドの時間に間に合うようと大英博物館を後にする。
3日目(1月25日)  一日中大英博物館を見学
 昨日はツア-でフィッシュ&チップスを食べ、パブの地ビ-ルを飲んだ。やはり、ここのホテルの朝食のほうがおいしいと思う。今日はメインの大英博物館の見学だ、その前に、ナショナルギャラリ-に寄っていくことにした。ホテル近くのバス停から路線バスに乗って、トラファルガ-広場まで行く。ナショナルギャラリ-は30分程度の見学に止める。歩いて10分程の地下鉄ノ-ザンラインのレスタ-・スクエア-駅(Leicester Sq)から1駅であるが、最寄り駅となるトッテナム・コ-ト・ロ-ド駅(Tottenham Court Road)へ移動する。
        
最寄り駅へ到着
  いよいよ最寄り駅に着いた、信号を渡り、グレ-ト・ラッセル通りに向かう。徒歩10分で正門に到着した。今日は写真撮影を中心に行う。そう決めた。正門の相向かいのビルから大英博物館全体を撮影、正門を入り、また、建物全体を撮影する。メインエントランスからグレ-ト・コ-トに入る。只今、11時ちょうど、閉館の17時30分まで6時間30分ある。先ずはトイレ、そして、オ-ディオガイドを借り、ペットボトルの水を購入する、準備完了さあ見学だ。
       見学開始
 最初は古代エジプトだ、ロゼッタ・スト-ンが入ったところにある。人を避けながら撮影をする。古代エジプトは展示物が大きくて多い、展示会場も広い、見学と撮影で1時間ほどかかった。
       
一休みする。
 次は、古代ギリシャとロ-マ、入り口には「うずくまるアフロディア」がある。どこから見ても美しい、周囲を回りながら撮影する。そして、パルテノン神殿の彫刻群、広い部屋に沢山陳列されている。ここにこんなにあるということは、ギリシャにはもう彫刻は無いだろな。
       アッシリア彫刻 アメリカ  インド・東南アジア
 続いて、古代中東のアッシリア彫刻だ。ラマッシュに始まり王のライオン狩りを刻んだレリ-フを見学。ここまで1時間、もう合計2時間経過した。2階のレストランで昼食と考えたが時間が無い、朝食をしっかり食べたから抜いてしまおう。少し離れたアメリカ展示場へ。その次は、グラウンド・フロア-の残り、インド・東南アジア展示場に向かう。ヒンズ-教や仏教の像や塔、レリ-フが沢山展示されている。見学と撮影をしたがとんでもない時間がかかってしまった。なんと、1時間30分だ。合計3時間30分。あと、3時間しか無い。
       アッパ-フロア-へ 
 中国のブ-スは省略する。あと、3時間だ、アッパ-フロア-へ向かう。古代エジプトから見学を開始。ミイラが中心だ、室内が暗い、カメラのISO感度を上げ撮影するが色合いが変だ。ネバムンの墓所の壁画の部屋は暗すぎる。さらに、ISO感度を上げる。また、1時間経過。隣の古代中東へと移る。ここには、ウルの秘宝やオクサスの財宝がありさらに時間がかかる。また、1時間経過。もう、1時間しか残されていない。古代ギリシャとロ-マそしてヨ-ロッパ、ポ-トランドの壺が見つからない。この、展示場は壺が沢山あるから訳がわからない。とうとう17時30分ちかくになった。一日中写真を撮っていたせか、手が痛い腰や足が疲れた、少し椅子に座り、休むことにした。写真撮影が中心で、オ-ディオガイドはあまり使わなかった。枚数カウンタ-を見ると、800カットほど撮影したようだ。
      
 明日の見学方法は
 明日は写真を撮らないで、展示物を自分の目に焼き付け、記憶に残るような見学にしよう。
       
夜の町歩き
 閉館とともに地下鉄の駅に向かう。ちょうど18時だ、改めて地図を見る。ノ-ザンラインのトッテナム・コ-ト・ロ-ド駅(Tottenham Court Road)からレスタ-・スクエア-駅(Leicester Sq)へ、ここでピカデリ-ラインに乗り継いでサウス・ケンジントン駅(South Kensington)へ。ホテルの近くへ行くにはさらにサ-クルラインに乗り継いで、ハイストリ-ト・ケンジントン駅(High  Street   Kensington )まで行かなければならないが、今日はサウス・ケンジントン駅からホテルまで街歩きをすることにした。地図を見ると、駅からヴィクトリア・アルバ-ト美術館、科学博物館、を抜けロイヤル・アルバ-トホ-ルの信号を左折し、ケンジントン・ハイ・ストリ-トを20分程歩けばホテルに着く。夜19時、疲れていたが歩いてみた。途中いろいろな人に会った。留学生らしい日本人の一団。通勤途中のイギリス人。レストランで食事をしている若い女性グル-プ。ホテルに着くと20時近くになっていた。さすがに疲れた。レストランに行くのも辛い。ええい面倒だ、日本から持ってきたカップラ-メンを食べ、シャワ-を浴びて寝てしまう。明日の朝食はおいしいぞ。
4日目(1月26日)
 反省事項 今日はバス・地下鉄用の共通一日乗車券を購入する。
ハイストリ-ト・ケンジントン駅(High  Street   Kensington )の自動販売機で購入したが、3台の自動販売機中2台はコイン専用機もう一台が紙幣等兼用機だった。コイン不足で購入を手間取り列車に乗り遅れる。
 今日の自由時間は3時頃までなので、10時から13時30分まで見学することにした。大英博物館のBook Shopで日本語のガイドブックを購入する、3時間30分の見学、写真は撮らず、昼食も食べずひたすら見学して歩いた。大英博物館に興味の無い旅行者から見れば、異常と思われるかもしれないが、限られた時間の見学なので自分としては満足でした。13時30分、時間がきたので地下鉄の駅に向かう。今日は疲れがあるので地下鉄とバスを乗り継いで真っ直ぐ帰ることにした。
5日目(1月27日)帰国 
 ホテルに戻ったのが、14時20分、ここからまた集団行動で、15時ヒースロー国際空港へ
バスで向かう。
      保安検査(Security Check)
 すっかり忘れていたが、ヒースロー国際空港 は保安検査(Security Check)特に厳しいそうだ。日本航空の搭乗手続きが終わり、検査場の前でビニ-ル袋を渡された。液体物を入れるのだそうだ。カバンには、カメラと使いかけの歯磨き粉、そして使用しきれなかったポンド貨幣入っている。検査場のトレ-2ヶにカバンと上着・財布を分け検査機の中に入れた。人間用の検査ゲ-トは無地通るが、横で荷物検査機のブザ-が鳴っている。あれ!よく見たら自分のカバンに対してだ。検査員が何か言っている。早口でよくわからない。すると、カバンの中身を全部出し、センサ-の着いた検査用具でカメラ、歯磨き粉、コインを調べている。手の施しようがない。しばらくして納得したのか、荷物を返してくれた。中身が全部出されむちゃくちゃだ。
 反省事項 歯磨きチュ-ブは透明のビニ-ル袋にいれ、カメラやコインとともにカバンから出して、別にトレイに乗せておくべきだった。
 出発ロビ-にたどり着いた時にはくたくたになっていた。しばらく虚脱状態だ。ソファ-で顔を伏せ頭を休める。
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                        シベリアの山脈そして北極海

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                           ホテルで荷ほどき

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洗面所少し狭い

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ヒ-スロ-空港第3タ-ニナル
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                        タワ-ブリッジ夜景が特に美しい

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ロンドン・アイ

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ビックベン
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ナショナルギャラリ-
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トッテナム・コ-ト・ロ-ド駅地下の通路
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トッテナム・コ-ト・ロ-ド駅(最寄り駅)
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大英博物館(正面玄関)
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グランドコ-ト(書籍等販売所)
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ロゼッタスト-ン(ヒエログリフ)
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ロゼッタスト-ン(デモティック)
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ロゼッタスト-ン(ギリシャ語)
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うずくまるアフロディア左横
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うずくまるアフロディア右斜め前
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うずくまるアフロディア右横
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王のライオン狩り 1
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王のライオン狩りを2
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王のライオン狩り3
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パルテノン神殿の彫刻群(展示会場)
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ミノス文明の雄牛
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NO16
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メインエントランスへ降りる階段
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NO18
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王家の金杯
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コイン
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モアイ像
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スリランカ タラ像
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スリランカ タラ像
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オクサスの財宝
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オクサスの財宝
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NO26
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ウルのゲ-ム盤
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ウルの秘宝雄牛
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ウルの秘宝
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ネバムンの墓所の壁画1
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ネバムンの墓所の壁画2
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ネバムンの墓所の壁画3
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         ネバムンの墓所の壁画4
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 ネバムンの墓所の壁画5
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ネバムンの墓所の壁画6
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 ネバムンの墓所の壁画7
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     ネバムンの墓所の壁画8
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    ネバムンの墓所の壁画9
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  ネバムンの墓所の壁画10
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      ネバムンの墓所の壁画11
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エジプト1
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 エジプト2
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エジプト3
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エジプト4
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アメン神に仕えた巫女5
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エジプト6
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エジプト7
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エジプト8
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パルテノン神殿の破風
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パルテノン神殿の破風
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パルテノン神殿の彫刻群
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パルテノン神殿の彫刻群
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パルテノン神殿の彫刻群
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パルテノン神殿の彫刻群
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古代中東の黄金製品
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古代中東の黄金製品
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古代中東の黄金製品
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古代中東の黄金製品
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古代中東の黄金製品
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古代中東の黄金製品
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アジア展示品
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アジア展示品
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アジア展示品
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踊るシヴァシン像
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シヴァシン像
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アジア展示品
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アジア展示品
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アジア展示品


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アジア展示品

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アジア展示品

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アジア展示品

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 ヒンズ-教寺院

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アジア展示品

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アジア展示品

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 アジア展示品

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日本のポンペイ金井東裏遺跡!発見から現在までの発掘調査経過 榛名山と二ツ岳 雪の谷川連峰(群馬県庁より撮影) 
榛名山3

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注 上図マップの説明 ブル-シ-ト等南北5区画が発掘場所。中央区画南地点で、人骨や甲・かぶと等が出土。最北区画で古墳出土。最南区画で人と馬の足跡が確認された。
注 上写真の説明 写真中央から左へ水沢山、二ツ岳、相馬山、榛名富士 山の右すそ野が発掘場所

完全武装の武人は、火砕流に向かって倒れていた。恐れを知らない勇者なのか?家族を守ろうとした優しい父親なのか?そして何者なのか?成人女性・幼児・乳児との関係は?1500年前の古墳時代にタイムトラベルし、この謎を推理してみませんか!
平成24年 9月     
国道353号金井バイパス(上信自動車道)の建設に伴い発掘調査を開始。  
平成24年11月19日 甲を着た古墳人(1号人骨、1号甲)、乳児の頭の骨(2号人骨)を発見する。
平成24年12月     1号人骨の周辺から別の甲(2号甲)および鉄鏃・矛を発見する。
平成24年12月12日 発掘現場が一般公開され、2,635人が見学をする。
平成24年12月13日~14日 人骨等を発泡ウレタンで保護し、県埋蔵文化財事業団に移送する。
平成24年12月20日 3号人骨を発見。さらに、翌年1月にかけて発掘される。
平成25年 2月     甲を着た古墳人の詳細な調査を開始する。
平成25年 3月 3日~8日 甲を着た古墳人を一般公開、8,306人が見学に訪れる。
平成25年 4月23日 人骨から約110m南の同時期の地層で、人の足跡115個、馬の蹄跡29個発見、長さ11㎝~25.5㎝で素足で榛名山に背を向け歩いていた。その他、円墳、土器を集積した祭祀跡(土器300点以上出土、土器内部に管玉、ガラス丸玉等あり)も発見した。
円墳(直径16m高さ1.6m)には、埋葬施設が南北に並んで2カ所あり、南側が大型で鉄剣と大刀が出土、北側は小型でガラス製の勾玉と小玉が出土し埋葬者は男女が予想される。
平成25年4月24日  1号人骨の大腿骨が約43㎝と確認され、身長を約163㎝と推定したと発表。
平成25年 4月26日 3号人骨が
首飾りを着けた成人女性身長約143㎝あると発表。
平成25年 5月     甲を着た古墳人の北西約30メ-トルで4号人骨を発見する。
平成25年 8月15日 4号人骨が幼児、性別は不明であることを発表。女性と幼児は歯が残っているのでDNA鑑定をする予定。
平成25年10月21日 赤色顔料の「ベンガラ」を団子状にした赤玉(5.5~8㎝、350~400g)100点と青銅製の乳文鏡1枚(5.68㎝、26.4g)が出土したと発表した。
平成25年11月3日 事業団は、1号人骨の頭骨の下の土の中から鉄製のかぶと(横矧板鋲留衝角付冑・ヨコハギイタビョウドメショウカクツキカブト)を新たに確認したと発表した。(4日報道)これは、頭骨のCTスキャン撮影の結果判明した。かぶとは高さ13㎝、前方部がとがった楕円形(25×20㎝)で、後頭部に短冊状の鉄製の「しころ」が付き、左右の頬あては内側を向いていた。太田市出土の国宝「埴輪 桂甲の武人」によく似ている。 
 また、撮影画像から上下の歯が残っていることも確認されDNA分析が行われる。さらに、新たな円墳(直径8.3m高さ0.8m)も出土した。
平成25年11月9日 事業団において
「かぶと」のCTスキャン撮影結果(ビデオ映像・写真画像)が一般公開された。
平成25年12月4日 事業団は1号人骨の北西約70mの火山堆積物の中から馬を装飾する馬具「剣菱形杏葉ケンビシガタギョウヨウ」が出土したと発表した。(5日報道)事業団では、杏葉を着けた馬が1号人骨と同時に火砕流で被災、馬具が馬から外れたものと推測している。
平成25年12月18日 甲を着た古墳人が、小学館の漫画雑誌「ビックコミック」最新号に掲載の人気作「
宗像教授シリ-ズ スサノオ最後の戦い」あの男が帰ってきた!!“日本のポンペイ”の謎に挑むため――!?・・・・・ で漫画化された。(作者星野之宣氏)
平成25年12月20日 2号甲の内部から、骨製「小札の短冊状板」を発見したと事業団が発表した!
 小札は長さ6.6㎝、幅3㎝、厚さ数ミリ。それぞれ複数の穴が開けられており、数十枚が3段に連なる状態だった。CTスキャン解析で確認され、火山灰を取り除き発見された。実際の武具としては機能しないが、権威者の象徴として使われた可能性がある。
平成25年12月27日 群馬県知事、金井東裏遺跡の現地保存を表明。遺跡一帯は上信自動車道の 建設予定地であるが、史料価値の高い人骨や古墳が見つかっていることから保存の必要性を表明した。 陸橋を造り遺跡の上に道路を通す見込み。
平成26年1月11日報道 事業団では、同館内で公開している、「甲を着た古墳人」のレプリカ等を初めて県外で公開する。2月に埼玉県東松山市の大型ショッピングセンタ-で開かれる埋蔵文化財展に出展する。また、甲を着た「群馬ちゃん」のイラストも作成予定。
平成26年3月8日~10日報道 事業団では人骨の歯のDNA分析を開始すると発表した。人骨の由来が日本か朝鮮半島か、判明する可能性がある。さらに、骨から試料を採取し分析する方針で、当時食べていた食料も解明されるかもしれない。
 また、甲に付着していた繊維は組紐のような物と判明、さらに、甲の内部から刀子と砥石が発見されたとの情報があった。
平成26年8月19日報道 人骨発見場所から南へ400mの金井下新田遺跡で、製鉄遺跡を発見したと事業団が発表した。
 この遺跡は5世紀後半のもので、住居床面の中央部に炉の跡や製鉄で使う「ふいご」と呼ばれる器具の一部などがあり、製鉄が行われていたと見られている。当時の最新技術である「馬の生産」や「製鉄」が行われていたようで、この地域での新たな発見が期待される。
平成26年10月29日報道  
よみがえれ古墳人 東国文化発信事業「国際シンポジウム」の開催
  「甲を着た古墳人」の発見で話題となった金井東裏遺跡には、当時の人々の生活や社会を物語る、多くの情報が秘められていました。さらに、詳細な調査を進める中で、当時の国際交流の様相を色濃く示す資料が、数多く含まれていることがわかってきました。甲を着た古墳人は、当時の東アジア世界の交流を物語る証人でもあったのです。
 今回の事業では、文化庁補助金(地域と共働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業)を活用し、文化庁長官である青柳正規氏をはじめ、日韓で活躍する著名な研究者をお招きし、県内と東京都内において2回の国際シンポジウムを開催します。
群馬会場 
 開催日時:2014年12月6日(土)9:10~17:20(開場8:40)
 会場:群馬会館・ホール(前橋市大手町2-1-1) 電話:027-226-4850
東京会場
 開催日時:2015年1月17日(土)9:30~17:00(開場9:10)
会場:銀座ブロッサム中央会館・ホール(東京都中央区銀座2-15-6) 電話:03-3542-8585
平成26年11月27日報道   よろい人骨は「渡来系」 別地域から移住してきた
 男性の骨や歯を分析した結果、九州や近畿地方で出土している、渡来系の顔立ちの人骨に似ていることが判明した。また、男性は幼児期に群馬より古い地質の別の地域で育ったとも見られている。弓を引くための腕の筋肉や乗馬に使う足の筋肉も発達していたという。 
   男性の近くで発見された、成人女性の骨も分析された。こちらは、国内の遺跡から出土する人骨の顔立ちであるが、男性と同じように群馬より古い地質の土地で育った経産婦だったとみられる。
 事業団では、人骨のDNAや食性の分析を進めており、今後、出生地や食生活などが判明する可能性がある。
平成27年3月4日報道   最新情報「顔面の骨を復元 渡来系の形質が確認された」 
  よろい人骨は弓を使い、乗馬が出来た40歳代前半の男性で、身長は1m64㎝。顔面の骨を復元したところ、面長で、鼻が細いといった渡来系の形質が確認された。また、育った地質を反映する歯のエナメル質を分析すると、岐阜から近畿などに多い地質で育ったと判明、群馬との距離を考えると、特に長野県の伊那谷周辺で幼少期を過ごした可能性が浮上した。
 もう一つの女性の人骨は、30歳代後半の経産婦で、渡来系の形質はなかったが、男性と一緒に幼年期を過ごしたとみられる。よろい人骨の集団は、渡来系と現地住民の混成で、伊那谷付近で長く馬の生産に従事し、全体かその一部が5世紀後半に群馬の地に移住したものと推測される。
平成28年5月12日報道   事業団は金井東裏遺跡の南に隣接する金井下新田遺跡で古墳時代の地域首長の祭祀遺構を発見したと発表した
 
遺構は囲い状で一辺約55mの四角形、高さ約3m厚さ約30㎝網代垣が火砕流でなぎ倒され、蒸し焼き状態で見つかった。住居跡や土器類も見つかっており、祭祀遺構と「甲を着た古墳人」との関連の解明が注目される。
平成28年7月23日  群馬県立歴史博物館 リニュ-アルオ-プン
 
オ-プンを記念して、特別展示「群馬県古墳総合調査と金井東裏遺跡」が開催されています。
 古墳総合調査とは・・・
  昭和10年に、群馬県が県内の古墳の全部調査を行いましたが、今回は約80年後の平成24年から平成28年にかけて、昭和10年の調査を上回る規模で全部調査が実施されたものです。昭和10年には、県内で8,423基の古墳が確認されましたが、今回は約14,000基の古墳が確認されました。今後この成果のデ-タをデジタル化しネット上に公開される予定とのことです。
 
金井東裏遺跡特別展示内容・・・
 金井東裏遺跡の概要や「甲を着た古墳人のレプリカ」、さらに希少資料の鹿角製小札(ロッカクセイコザネ)の関係資料が展示されています。
 人骨発見からの経緯や評価が、約30分のビデオにまとめられ放映されているので、興味のある方は見学されると良いでしょう。
平成28年11月17日報道  金井下新田遺跡で馬の頭骨などが見つかる
 金井下新田遺跡で、6世紀初頭の榛名山噴火による火砕流で埋没した場所から、横たわった馬2体の胴体部分の土が変色し、輪郭が分かる状態で見つかった。頭骨や四肢骨の一部も残っていた。16日に発表した県埋蔵文化財調査事業団によると、古墳時代で馬の形が分かるような跡の出土は全国でも珍しい。 2体は同じ竪穴建物跡で見つかった。

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私の推理
二ツ岳の状況・・・・・雲仙普賢岳を例に取ると、噴火から大規模火砕流発生まで約6ヶ月、その間小規模なものを含めると火砕流は約9,400回発生したそうです。二ツ岳から発掘現場まで直線距離で約8.5㎞、遺跡周辺の住民は火山の噴出物が落下し小規模火砕流が発生する中、被災の恐怖や避難判断で混乱状態だったと推測されます。
甲を着た古墳人の立場・・・・・甲・かぶとを身に着けて武器を持つからには、地域のリ-ダ-であり治安を維持する立場の人物と思われます。混乱状態の地域で盗賊等の略奪阻止や住民の避難指示を最後まで行っていたのではないでしょうか。火砕流が迫る極限状態の中、妻子を守ろうと溝の中に逃れたが、不幸にも家族全員が火砕流の犠牲になってしまった。
                                                                                 火山灰を取り除き 甲を着た古墳人を一般公開
 平成25年3月3日県埋蔵文化財事業団において、詳細な調査を進めていた甲を着た古墳人とその他の遺物を一般公開した。
詳細写真 右前方より撮影 左腕 指 頭骨が確認出来る 頭骨の下 両手の間にかぶとを確認

人骨修正1
右後方より撮影 大腿骨が確認出来る 両手 両足を付き うつ伏せの状態
人骨修正2
左前方より撮影 右上腕 指先 が確認出来る
公開右側面

国内初甲を着けた人骨 発掘現場が一般公開された
 平成24年12月12日の1日だけの公開とあって大勢の人が見学した。榛名山は6世紀に2回大きな噴火をしており、人骨は軽石層と火山灰の下3mほどの地中から出土していた。
地表よりかなり深い場所なので驚いた 地層の写真
軽石層
上下の写真を比較すると 火砕流堆積物の中から発見されたのがわかる
発掘現場1
さらに前方よりの写真
全体
1号人骨 1号甲 後日のCTスキャンで小札甲と確認された
鎧北
多数の鉄鏃が出土した
鉄鏃の矢
火山灰が取り除かれた鉄鏃
公開鉄鏃
発掘現場全体の写真 
現場説明会
発掘現場周辺の映像 拡大してご覧下さい
左端の建物の裏が古墳発掘現場
中央が1~4号人骨 1~2号甲等の発掘現場
右端ブル-シ-トの先が 足跡等の発掘現場
正面右の山が赤城山
発掘現場

つづく









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