Googleアートプロジェクト大英博物館
Googleア-トで、大英博物館の展示物の鑑賞できるようになりました。私は今回の訪問で、800カットの展示物の写真を撮影してきました。また、12時間近く展示物を鑑賞することが出来ました。しかし、撮影した写真には限りがあり、自分の記憶は日々薄らいでしまいます。Googleア-トを利用し再鑑賞していますが、私たちにとって強い味方が出来たものだと思います。
ツア-参加理由
クラブツ-リズムの「ロンドン街歩き」ツア-に参加した。
このツア-は、3日目と4日目に自由行動が設定されている。自由行動の時間を、全て大英博物館の見学に当てれば、長時間の見学が可能となる。「大英博物館に入り浸りたい」永年の夢が叶うかもしれない。これが、今回参加を決めた最大の理由です。
1日目(1月23日) 出 発
平成28年1月23日、羽田空港より、日本航空ロンドン直行便で出発した。所要時間12時間35分、なんと半日もの間、シ-トに座ることになる。ところが幸いなことに、”シートピッチ最大約7cm拡大””横幅も約1.7cm拡大”(新・間隔エコノミ-)と広報されている新型航空機だった。座ってみると、膝が楽だ、足下が広い、ラッキ-な搭乗となった。 気分が良くなった所で窓の外を見ると、下界はシベリアと北極海の雪景色、山脈・森林や海が見えるがどこも雪だらけだ。
着 陸
デンマ-クを通過し北海に入る、水面を眺めると、イギリスに向かうたくさんの船が見えた。間もなくイギリス海峡だ、南方面からヒ-スロ-空港に侵入するようだ。すぐに着陸かと思ったら、ロンドンの市街地上空を旋回し遊覧飛行のようなコ-スで着陸した。日本航空は第3タ-ミナルに着くとのこと。いよいよ、イギリスへ到着、入国審査(Immigration)の洗礼を受けることになる。すこし緊張してきた。審査場所にはすでに200人ほどの旅行者が列をつくっていた。ジグザグの規制テ-プの中を少しずつ進むと30分ほどで先頭近くとなった。
入国審査
審査官は6名、整理担当者が1名、さらに年配の監視官が1名だ。一層緊張が高まってきた。私のすぐ前の旅行者(日本人でない)がかなり細かく質問されている。すると!あれ!別の場所へつれて行かれてしまった。頭の中が真っ白になった。私に向かい、監視官が指先で前へ進むよう指図した。おそるおそる前へ進む、私の担当者は意外にも女性だった。何か言っているが、声が小さくて良く聞き取れない。 聞き返すと面倒だと思い、Sightseeingと答えた。OKなのか?続いて、How long will you stay in this country?と聞かれる。5 days.と答えると、パスポ-トにペタンとスタンプを押して返してくれた。もういいのか、質問事項は人によるんだな!気が楽になったところで、 荷物をピックアップし、バスに乗り込んだ。さあ!イギリスだ!ホテルへ向かう。
2日目(1月24日) ホテル到着 睡眠 朝食
ホテルの名前は、ヒルトン・オリンピアだ。ケンジントン・パレス西側の高級住宅街、ケンジントン・ハイ・ストリ-トにある。部屋は一般的なクラス、とにかく眠いので、朝までぐっすりかと思ったら、何かにうなされながらの睡眠になってしまった。朝食は6時30分から、4時に目覚ましをかけておいた。起床する。腹減ったな!朝食時間になったので、レストランへ行く。バイキング形式の配膳だ。パン・ソ-セ-ジ・ステ-キ・デザ-ト見た目がおいしそうだ。食べるとさらにおいしく感じた。あまりのおいしさにお代わりをした。
市内観光
今日は一日団体行動、観光バスを利用したロンドン市内観光だ。大英博物館、バッキンガム宮殿、ロンドン塔、ウエストミンスタ-寺院、ビッグベン、タワ-ブリッジ、ノッティングヒル散策、テムズ河クル-ズの過密な行程だ。最初は大英博物館の見学になった。明日からの予備知識を出来るだけ多く得よう。トイレはグレ-トコ-ト内が広くて使いやすい。オ-ディオガイドは5ポンド、明日借りよう。10時会場17時30分閉館。見学は古代エジプトから始めるのが良いそうだ。今日は団体行動なので専門のガイドが付いた。古代エジプト、古代ギリシャ・ロ-マ、古代近東を約1時間30分見学する、さすがガイドさん説明がうまい。グラウンド・フロア-のみで見学を終了した。一般的なツア-はこんなものだろう。次のバッキンガム宮殿の衛兵交代式とパレ-ドの時間に間に合うようと大英博物館を後にする。
3日目(1月25日) 一日中大英博物館を見学
昨日はツア-でフィッシュ&チップスを食べ、パブの地ビ-ルを飲んだ。やはり、ここのホテルの朝食のほうがおいしいと思う。今日はメインの大英博物館の見学だ、その前に、ナショナルギャラリ-に寄っていくことにした。ホテル近くのバス停から路線バスに乗って、トラファルガ-広場まで行く。ナショナルギャラリ-は30分程度の見学に止める。歩いて10分程の地下鉄ノ-ザンラインのレスタ-・スクエア-駅(Leicester Sq)から1駅であるが、最寄り駅となるトッテナム・コ-ト・ロ-ド駅(Tottenham Court Road)へ移動する。
最寄り駅へ到着
いよいよ最寄り駅に着いた、信号を渡り、グレ-ト・ラッセル通りに向かう。徒歩10分で正門に到着した。今日は写真撮影を中心に行う。そう決めた。正門の相向かいのビルから大英博物館全体を撮影、正門を入り、また、建物全体を撮影する。メインエントランスからグレ-ト・コ-トに入る。只今、11時ちょうど、閉館の17時30分まで6時間30分ある。先ずはトイレ、そして、オ-ディオガイドを借り、ペットボトルの水を購入する、準備完了さあ見学だ。
見学開始
最初は古代エジプトだ、ロゼッタ・スト-ンが入ったところにある。人を避けながら撮影をする。古代エジプトは展示物が大きくて多い、展示会場も広い、見学と撮影で1時間ほどかかった。
一休みする。
次は、古代ギリシャとロ-マ、入り口には「うずくまるアフロディア」がある。どこから見ても美しい、周囲を回りながら撮影する。そして、パルテノン神殿の彫刻群、広い部屋に沢山陳列されている。ここにこんなにあるということは、ギリシャにはもう彫刻は無いだろな。
アッシリア彫刻 アメリカ インド・東南アジア
続いて、古代中東のアッシリア彫刻だ。ラマッシュに始まり王のライオン狩りを刻んだレリ-フを見学。ここまで1時間、もう合計2時間経過した。2階のレストランで昼食と考えたが時間が無い、朝食をしっかり食べたから抜いてしまおう。少し離れたアメリカ展示場へ。その次は、グラウンド・フロア-の残り、インド・東南アジア展示場に向かう。ヒンズ-教や仏教の像や塔、レリ-フが沢山展示されている。見学と撮影をしたがとんでもない時間がかかってしまった。なんと、1時間30分だ。合計3時間30分。あと、3時間しか無い。
アッパ-フロア-へ
中国のブ-スは省略する。あと、3時間だ、アッパ-フロア-へ向かう。古代エジプトから見学を開始。ミイラが中心だ、室内が暗い、カメラのISO感度を上げ撮影するが色合いが変だ。ネバムンの墓所の壁画の部屋は暗すぎる。さらに、ISO感度を上げる。また、1時間経過。隣の古代中東へと移る。ここには、ウルの秘宝やオクサスの財宝がありさらに時間がかかる。また、1時間経過。もう、1時間しか残されていない。古代ギリシャとロ-マそしてヨ-ロッパ、ポ-トランドの壺が見つからない。この、展示場は壺が沢山あるから訳がわからない。とうとう17時30分ちかくになった。一日中写真を撮っていたせか、手が痛い腰や足が疲れた、少し椅子に座り、休むことにした。写真撮影が中心で、オ-ディオガイドはあまり使わなかった。枚数カウンタ-を見ると、800カットほど撮影したようだ。
明日の見学方法は
明日は写真を撮らないで、展示物を自分の目に焼き付け、記憶に残るような見学にしよう。
夜の町歩き
閉館とともに地下鉄の駅に向かう。ちょうど18時だ、改めて地図を見る。ノ-ザンラインのトッテナム・コ-ト・ロ-ド駅(Tottenham Court Road)からレスタ-・スクエア-駅(Leicester Sq)へ、ここでピカデリ-ラインに乗り継いでサウス・ケンジントン駅(South Kensington)へ。ホテルの近くへ行くにはさらにサ-クルラインに乗り継いで、ハイストリ-ト・ケンジントン駅(High Street Kensington )まで行かなければならないが、今日はサウス・ケンジントン駅からホテルまで街歩きをすることにした。地図を見ると、駅からヴィクトリア・アルバ-ト美術館、科学博物館、を抜けロイヤル・アルバ-トホ-ルの信号を左折し、ケンジントン・ハイ・ストリ-トを20分程歩けばホテルに着く。夜19時、疲れていたが歩いてみた。途中いろいろな人に会った。留学生らしい日本人の一団。通勤途中のイギリス人。レストランで食事をしている若い女性グル-プ。ホテルに着くと20時近くになっていた。さすがに疲れた。レストランに行くのも辛い。ええい面倒だ、日本から持ってきたカップラ-メンを食べ、シャワ-を浴びて寝てしまう。明日の朝食はおいしいぞ。
4日目(1月26日)
反省事項 今日はバス・地下鉄用の共通一日乗車券を購入する。ハイストリ-ト・ケンジントン駅(High Street Kensington )の自動販売機で購入したが、3台の自動販売機中2台はコイン専用機もう一台が紙幣等兼用機だった。コイン不足で購入を手間取り列車に乗り遅れる。
今日の自由時間は3時頃までなので、10時から13時30分まで見学することにした。大英博物館のBook Shopで日本語のガイドブックを購入する、3時間30分の見学、写真は撮らず、昼食も食べずひたすら見学して歩いた。大英博物館に興味の無い旅行者から見れば、異常と思われるかもしれないが、限られた時間の見学なので自分としては満足でした。13時30分、時間がきたので地下鉄の駅に向かう。今日は疲れがあるので地下鉄とバスを乗り継いで真っ直ぐ帰ることにした。
5日目(1月27日)帰国
ホテルに戻ったのが、14時20分、ここからまた集団行動で、15時ヒースロー国際空港へ バスで向かう。
保安検査(Security Check)
すっかり忘れていたが、ヒースロー国際空港 は保安検査(Security Check)特に厳しいそうだ。日本航空の搭乗手続きが終わり、検査場の前でビニ-ル袋を渡された。液体物を入れるのだそうだ。カバンには、カメラと使いかけの歯磨き粉、そして使用しきれなかったポンド貨幣入っている。検査場のトレ-2ヶにカバンと上着・財布を分け検査機の中に入れた。人間用の検査ゲ-トは無地通るが、横で荷物検査機のブザ-が鳴っている。あれ!よく見たら自分のカバンに対してだ。検査員が何か言っている。早口でよくわからない。すると、カバンの中身を全部出し、センサ-の着いた検査用具でカメラ、歯磨き粉、コインを調べている。手の施しようがない。しばらくして納得したのか、荷物を返してくれた。中身が全部出されむちゃくちゃだ。
反省事項 歯磨きチュ-ブは透明のビニ-ル袋にいれ、カメラやコインとともにカバンから出して、別にトレイに乗せておくべきだった。
出発ロビ-にたどり着いた時にはくたくたになっていた。しばらく虚脱状態だ。ソファ-で顔を伏せ頭を休める。
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シベリアの山脈そして北極海
ホテルで荷ほどき
洗面所少し狭い
タワ-ブリッジ夜景が特に美しい
ロンドン・アイ
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