JTBより「アメリカ東海岸3都市周遊と5つのミュ-ジアムめぐり」というツア-が出た。日頃、古代遺跡や博物館・美術館に関心がある私にとって魅力のある企画だ。早速、ツア-に申し込む。
 出発 
 成田18時25分発ジョン・F・ケネディ空港18時20分着(現地では出発の5分前となる)の便に搭乗。エアラインはJAL、機内サ-ビスが良く、ビ-ルはス-パ-ドライが選択出来たのがうれしかった。しかし、おいしいビ-ルの効果は無く、機内ではほとんど睡眠がとれなかった。 
ジョン・F・ケネディ国際空港(着陸時夜間のため撮影不能、離陸時を掲載)
 
 JALはタ-ミナル1に到着した。入国審査場に入ると、整理員がLet's go!・ Let's go!と言いながら乗客を誘導していた。乗客の列にしたがって進む。入国審査のカウンタ-では、大勢の乗客が審査を待っていた。審査官が乗客に質問しているが、双方の話が噛み合わないようだ。たまりかね乗客の同行者が助太刀する。あれは!いいのかな?一人の乗客に10分以上かかることもある。入国審査は厳しいと聞いていたがそのとおりだ。我慢して待つ。50分程度で自分の番となった。お決まりの質問の後、指紋チェックと顔写真撮影があった。ここで私がミスをした。ディスプレイの上に手の平を載せてしまったのだ!審査官からfingerの声が飛ぶ。慌てて4本の指を載せる。緊張してうまく対応出来なかったが、それでも数分で終わった。日本人にはあまいようだ。
 荷物を受け取り、バスでフィラデルフィアのホテルへ向かう。3時間の行程だ。

 到着。すぐ荷ほどきをして、休む用意をする。リビング、洗面所、寝室と一人で3部屋使用の豪華ホテルだ。
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(二日目が始まる)   睡眠不足だったのでよく寝た。朝食はバイキング。味は・・・・・
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5階の部屋から見た朝食会場
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なんと!朝食会場は、四方がビルの中庭だった。天井はアルミパネルと強化プラスチックか?
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朝食後は、フィラデルフィア市内の観光へ出発!
まず、独立記念館
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そして、独立宣言の際鳴らされた自由の鐘(リバティベル)の建物
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鐘の説明文-日本語の説明文をお読み下さい。  ショップでガイドブック(英語版)を$16.19で購入する。
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自由の鐘のレントゲン写真
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さあ、自由の鐘本体だ!ひび割れしているのがよく分かる。
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フィラデルフィア美術館への道路より


フィラデルフィア美術館の正面玄関、映画ロッキ-の撮影が行われたそうです。とても立派な建物です。
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総合案内所とミュ-ジアムショップ(ガイドブック(英語版)を$21.55で購入)
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二階踊り場と金のキュ-ピット
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さらに 近づいて
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展示作品が多いので一部を・・・
セザンヌ 大水浴  近接撮影
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ゴッホのヒマワリ 近接撮影で、絵の具の盛り上がり具合がよく分かる。
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ルノア-ル 近接撮影 光線の反射で絵の具の様子が
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日本の茶室が館内に造られていた。  本物の建物が室内にある。
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竹の垣根と灯篭も本物だ。
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 昼食会場のレストラン(CITY TAVERN RESTAURANT)では、地元の名物ホットパイ料理いただく。ビ-ルによく合った!
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昼食の後は、一路ワシントンD・Cへ。
初秋の景色と幅の広い道路・多くの車を見ながら、さらに居眠りをする旅となる。4時間ほどのバス旅行。

ホテルに到着 疲れているが荷ほどきだ。
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(三日目)
翌朝は、リンカ-ン記念堂(Lincoln Memorial)、パルテノン神殿がモデルだそうだ。
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リンカ-ン記念堂近くのポマック川です。今は10月で桜の葉のみ、春にはきれいな花が咲きます。

リンカ-ンにご対面!大きな建物にたった一人
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ここから、Washington Monumentは間近だ 
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夕暮れのWashington Monument

アメリカ国会議事堂(U・S Capitol)

歩いて前庭を横断する。
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Capitol Reflecting Pool越しの遠景、大統領就任式の会場となる。
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そして、ホワイトハウス。警備が厳重、大勢の見学者は道路反対側の歩道から。
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ナショナル ギャラリ- アメリカの威信をかけた美術館 シュップでガイドブック(英語版)$24.95を購入する。
メインエントランス
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ピンぼけ写真 疲れが出たか!レオナルド・ダ・ヴィンチ  ジネヴラ・デ・ベンチの肖像 
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またまたピンぼけ エル・グレコ ラオコ-ン
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これもピンぼけ ゴッホ 自画像 
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ワシントンD・Cの観光スポットは、街の中心部に集中している。

 つづいて、スミソニアン博物館(国立航空宇宙博物館)National Air and Space Museum
ここはセキュリティが厳しい、玄関でもたもたしていたら、警備員からポケットの中身を全部出すように指示された。何が悪いのか、意味がよくわからなかった。
 航空機がやたらと多い。
 今回は、私の世代向きの第二次世界大戦期の航空機を掲載する。

三菱 A6M ZERO(ゼロ戦) 本物を見るのは初めてだ。
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ノ-ス アメリカン P-51Dムスタング 大きいしきれいな機体だ。
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メッサ-シュミト BF 109G-6 さすがドイツの超高性能機。
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 ここでワシントンD・Cとはお別れ、ニュ-ヨ-クへ、約365Km6時間ほどのバスの旅となる。旅の疲れか時差ボケか、途中で腹具合が悪くなる。ドライブインで用を足した。発見、アメリカのトイレは日本とは異なる。
途中大きな橋を渡る。全長4kmだそうだ。
Delaware Memorial Bridge(デラウェア州記念橋)


 午後7時頃ニュ-ヨ-クへ到着し夕食をとる。疲れているのでビールがおいしい。
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デザ-トもおいしい
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 夕食後、エンパイア-ステ-トビル(THE EMPIRE STATE BUILDING)の見学に向かう。102階の展望台への料金は$51。短時間で展望台へ。

 驚いたことに、展望台室の外に回廊があり、屋外に出てフェンス越しに見学できる。
屋外から、ビルの鉄塔を見上げる。
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東側 イ-スト川 イ-スト34thストリ-ト方面
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北側  ミッドタウン セントラルパ-ク方面
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西側 ハドソン川 ウエスト34thストリ-ト方面
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南側 マディソンスクエアパ-ク、イ-スト23rdストリ-ト、5thアベニュ-方面
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 (四日目)さて、一夜明けて早朝よりニュ-ヨ-ク市内観光だ。
バスに乗り、途中トランプタワ-を通り過ぎる。
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セントバトリック大聖堂
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そして、タイムズスエア
あまりにも人が多い
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混雑状況 人も車もここに集中している。
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ライオンキング 夜はさらに、タイムズスケエアがにぎやかに。
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さてその次は、自由の女神像。足元に大勢の観光客が。
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周辺は船でにぎやかだ。
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次は、グラウンドゼロへ
まずは、案内図を確認
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そして、プ-ル
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こちらは、ワンワールド・トレ-ドセンタ-(ONE WORLD TRADE CENTER)
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 さて、眠気が出てきたがここらで昼食。
この他、サラダとデザ-トが出された。さすが、アメリカだ、量が多すぎて日本人には食べきれない。
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 昼食後は、メトロポリタン美術館。見学には1週間以上はかかると言われている美術館だが。
まず、正面玄関(82丁目出入口)
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さらに、グレ-トホ-ル内部 新しさを感じる建物だ。近くのミュ-ジアムショップでガイドブック(日本語版$21.72)を購入。$25から値引きされていた。
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グレ-トホ-ルエジプト側
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グル-トホ-ルギリシャ側
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  あまりに、広すぎるのでグレ-トホ-ル左右の、エジプト美術とギリシャ・ロ-マ美術のみ掲載。さらに金の作品のみとする。
エジプト  シタトリュネット妃の胸飾り
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拡大写真
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 エジプト  アムン神の小像
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エジプト美術
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エジプト美術
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ギリシャ・ロ-マ美術
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ギリシャ・ロ-マ美術
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 この後、ニュウヨ-ク近代美術館(MOMA)の見学をする。いささか、疲労が溜まってきたか。ゴッホの作品 星月夜を鑑賞し美術館後にする。


 さて、夕食後は本場ブロ-ドウエイのミュ-ジカル「シカゴ」の鑑賞がある。Chicagoはアンバサダシアタ-(Ambassador Theatre)で上演されている。初めてのミュ-ジカル鑑賞だが、自分に鑑賞能力があるか心配だ。シアタ-は、ステ-ジから客席がアルプススタンドのように急傾斜の構造になっている。上段の席だったのでステ-ジを見下ろすような感じだ。20:00時開演となった。俳優の名前は知らないが、皆声量のある人たちだ。迫力に圧倒される。2時間の鑑賞でミュ-ジカルを体験したつもりだが。どうかな?

(五日目と機中泊の六日目)
 いよいよ帰国の日、名残惜しいがバスでジョン・F・ケネディ空港に向かう。
 搭乗手続き  JALの搭乗手続きは簡単だ、パスポ-トを見せるだけ済む。ついでにマイレ-ジも加算してもらった。
 保安検査   以前、ヒ-スロ-空港でトラブルとなった反省から慎重に荷物を載せる。そして、人体検査機を通過する。あれ!ブザ-が鳴ってしまった。理由は時計を着けていたためだ。しかたなく戻って検査機に送付し直す。やれやれ、頭が錆び付いているようだ。

気を取り直し、空港内の土産物店で最後の土産購入をする。
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これから搭乗するJALの機体
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さあ離陸 管制塔が見える。
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搭乗は14時間の予定だ。リラックスし食事をいただく。帰りもス-パ-ドライをお願いする。アラスカ上空、雪山が見える。
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関東平野が見える。日本に戻ってきた。
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つづく