ぼそぼそツイートしていますがほんとこれ。
なるべく平衡感覚を保とうとしつつ妄想していますので注意。
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まず関係を整理すると、才蔵は政吉さんの妹さんの子で、
政吉さんから見て姪でも通用する甥、才蔵から見て政吉さんは伯父さん。
才蔵の母君は政吉さん曰く「とっくの昔に死んだ」とのこと。
それに続く言葉は「だから、二人っきりの身内さ」

…ううむやはりおかしい。父親の存在にかすりもしていません。 

母親が死んだとして、その子の面倒を見るのは普通順当に父親です。
父親をすっとばして母方の伯父に親権が移るのは若干考えにくいです。少なくとも現代では。
母方家の跡継ぎ的ななにか…という線も考えられますが、
身内は「二人っきり」と断言した政吉さんを取り巻く家庭環境は、お家騒動とは無縁のように思えます。
 

で、あるならば。
才蔵が父親に引き取られなかったのには理由があると思うのです。


一番最初に思いついたのは、父親も母親と同じく早々に逝ってしまった可能性です。
母親と同時か、あるいはそれ以前か以後か。
理由は維新の騒乱か、或いは剣心と同じように流行り病か…何とでも捏造できます。

ただ、ここで一つ疑問が浮かびます。
先述の通り、政吉さんの言い方は「産んだ妹もとっくの昔に死んだから、二人っきりの身内」でした。
もし仮に父親も早世しているのならば、政吉さんが言及していても不思議ではないはず…
というか生い立ちについての説明なら言及するのが妥当かと思います。


…色々こじらせたオタクやろうとしては、やはりダークな方向に妄想が捗ってしまいます。
政吉さんはあえて意図的に父親について言及しなかった。
そこにはただの旅人風情には口にできない後ろ暗い理由があったのかなと。



とりあえず3通りほど考えてみました。

①父親が引き取りを拒否した説
 →才蔵自身(幻術云々とか)か、或いは母系の血統・由来等の理由で、父親が引き取りを拒否した。
  父親側といざこざがあるので政吉さんは言及を避けた。

②不義の子説
 →才蔵は母親の姦通によって生まれた不義の子であり、故に政吉さんは両親について
  後ろ暗さを含まない最低ラインの内容しか言及できなかった。

③そもそも父親が誰かわからない説
 →才蔵は、母親が性的に辱められたことによって生まれた子である。
  もしくは、母親が春をひさぐタイプの職業をしており、客との間に生まれた子である。
  等、そもそも父親が不詳の人物であり、言及不可能且つそれがはばかられる。

妥当なのはこの辺りかなと思います。
どの道に転んでも大分不幸さが増します。
しかし個人的には父親早世説よりもこちらを推したいです。それには理由があります。

「親のいねえおめえを差別し、実力を認めなかった世間を恨んでたんだろう」

政吉さんの言葉です。
lutamesta、この言葉にも疑問を抱いてきました。
いくら平成と大分世相の違う明治の世とはいえ、両親が不在というだけで、
才蔵を非人道的な道に走らせてしまう程の、激しい差別に繋がるのだろうかと。

もし仮に、才蔵の父親について言及されない理由が、①~③のいずれかであった場合。
ここで政吉さんの言う"親"とは、"(父)親"と解釈することが可能になります。

そうなると、差別の理由は単に"親がいないから"というのではなく、
"実在するはずの父親を「いない」と言い切らなければならない程の、複雑な経緯で生まれてきた"ところに係ることになります。

 "あいつは実の親にすら棄てられた子だ"
 "あいつは不義の子だ"
 "あいつは父親が誰かもわからない子だ"

…故に差別されたとしたらどうでしょう。
lutamestaはこちらの方が現実味に溢れていると思います。


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うるせえ!!(自ツッコミ)