先週の7/11(火)Dr.本田徹の健康居酒屋2017夏を開催しました!

まだ梅雨明け宣言もされていないですが、東京はかなり暑く、みなさん暑い中平日の
お仕事終わりに足を運んでいただきました。参加者のみなさま、ありがとうございました!

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店主の本田徹より乾杯の挨拶


今回のゲストスピーカーは、シェア カンボジア現地代表のモーガンです。

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ゲストスピーカー モーガンの発表の様子


参加者のみなさんは、国際協力に関心がある方が多く、
シェアが活動地としているカンボジアの事業に関しても、
関心を寄せている方が多くいらっしゃいました。

モーガンからはカンボジア事業を含め、カンボジアの生活など様々なことをご紹介しました。

カンボジアで既に20年以上暮らし、生活をしているモーガンはカンボジアに精通しており
首都の状況や、地方の人たちの暮らしなどみなさんの知らないカンボジアを
知って頂けたのではないでしょうか。


さまざまな方が今回の健康居酒屋に参加してくれました。

医療関係の方、金融関係の方、医学生の方、外資系関係の方、
地域活動に取り組んでいる方、会社経営の方、などなど。

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参加者みなさんの様子


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最後に集合写真を撮りました


シェアは国際保健のNGOですが、この健康居酒屋を通じて
様々なバックグラウンドの方に集まっていただき会話を交わす中で、
多くの方が繋がりあり、互いに支えあう社会にすることができればと思っております。

また、シェアの事業を理解して頂くことにより、ご支援して頂ければ幸いです。


最後に

カンボジア事業では今年度、カンボジア国内での貧困率が一番高いといわれる
プレアビヒアに活動地を移し、活動を開始します。

子どもがお母さんのお腹にいる頃から、生まれて2歳になる頃までは
「はじめの1000日」と言われています。

人間の脳は、一生の中でこの時期に最も発達します。
この時栄養が不足したり、暴力や虐待にさらされたりすると、こどもの脳は発達できません。

シェアは今年もカンボジアで乳幼児健診の活動を続け、
お母さんたちに「はじめの1000日」がいかに大切か、伝えていきます。

シェアといっしょに母と子の「はじめの1000日」守ってください。

この夏も「天の川募金」へのご協力宜しくお願いします。

天の川募金はこちら


広報担当
比田井 純也


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先日の6月17日(土)に東ティモール事業報告会が品川で開催をしました。
当日は19名の多くの方にご参加いただきました!参加者のみなさま、ありがとうございました。

東ティモールの音楽が流れる会場に一歩入ると、伝統織物の色とりどりのタイスや、
村人やこどもたちの笑顔あふれる パネル写真が展示しました。

東ティモール産プレミアムコーヒーを参加者のみなさまに飲んでいただきながら、
東ティモールの報告会をさせていただきました。


報告会のスピーカーはシェア 東ティモール事務所代表の福山修次とプロジェクトコーディネーターの秋山真輝が務めました。

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スピーカーの福山と秋山


報告会のはじめは、東ティモールに関するクイズに挑戦していただきました。
参加者は出会ったばかりの人たちですが、3人1チームで相談しながらクイズを問いていくうちに、笑顔がみえ始めます。 まるでクイズを通して、東ティモールへの関心の扉がぐんとひらいていくようです。

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クイズをグループごとに相談する様子

クイズの一部をご紹介すると、東ティモールで神聖な生き物といえば?
答えは、「わに」。

この国が「わに」からできたのだと人々は信じていることや、
「わに」に食べられても、「わに」を殺さない彼らの信じる気持ちなど
東ティモールの文化に触れながら、紹介されました。

その後、現地代表の福山は、彼自身の仕事は大変なことも多いけれどやりがいが大きいと語り、
駐在員の秋山も、できたばかりの国だからこそ、日本生まれの小さなNGOシェアが
東ティモールという国の「保健分野の政策作り」に関わることができ、 その責任と喜びは大きいと語りました。


シェアが東ティモールで活動を始めて今年で18年・・・。

事業開始当初も今も「すべての人に健康を」というシェアのモットーは変わらない軸となっています。

東ティモールがインドネシアからの独立15周年を迎えてもなお、5才未満の子どもたちの約半数が栄養不良児であり、下痢、肺炎、マラリアなど予防可能な病気が原因で亡くなる子どもの数は少なくありません。

シェアの小・中学校での保健教育活動を通して、子どもたちが「手洗いの歌」を家でも歌うようになり、家庭のなかでの感染症予防に繋がっています。加えて、手洗いの大切さを学んだ子たちの中には、水がでない学校に家から水をタンクにいれて運んでくるようにもなりました。

今までは、感染症をどのように予防するかを知らなかったために、命を亡くしてしまったり、病気になってしまったりする人たちの数を減らすためには、未来を担う子どもたちへの予防医学を学ぶ機会、そして学校保健での実践が大きな成果につながります。

報告会に参加された人たちからは、
「クイズが楽しかったです」「東ティモールに興味がわきました」、「コーヒーがおいしかったです」 「8月の東ティモールスタディツアーに参加します!」
などなど、嬉しいお声を頂いています。

ゆるやかな歩みですが、東ティモールの子どもたちの笑顔を、そして「すべての人に健康を」を叶えられるよう、今日もシェアは頑張ります。

そして、シェアスタディツアー東ティモール 「アジアで一番新しい国 東ティモールを知る旅」の
申込み締切りがいよいよ明日7/13(水)になっております!
ご興味のある方はこちらから詳細を確認下さい。


海外事業部
坂下 有起




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忍岡小学校へようこそ
ようこそ忍岡小学校へ

1.忍岡小学校とは

台東区には、創立が明治8年で142年間という、都内でも指折りの長い歴史をもつ、忍岡(しのぶがおか)小学校があります。池之端に位置し、不忍通りを隔ててすぐ不忍池や上野公園に接するという、恵まれた環境に置かれた学校です。私は3年前からご縁があって、1年に1度、6年生の授業で1時間(正味45分)お話をさせていただいています。なぜ忍岡小学校について「恵まれた環境」というのか? それは今日の「ひとりごと」の主題であるSDGs (Sustainable Development Goals:持続可能な開発) にも関係が深いことです。この学校の子どもたちは、生物の観察や歴史の学習を、上野公園という豊かな自然と歴史が息づく場所で、実物に即して、行うことができるからです。

 校長の吉藤玲子先生は、明るく、エネルギッシュで、温かい配慮に満ちた方です。ご自身学生時代に、当時日本列島の住民や自然を苦しめていた公害や環境破壊の問題に強い関心をもち、水俣まで出かけ、故・原田正純先生の知遇や薫陶も得たという探究心旺盛な方でもあります。また大田区などでの教員経験もおありとのことで、さまざまに困難な家庭環境で育つ現代の子どもたちへの、共感や理解も深くもっておいでです。

 忍岡小学校は、平成28年、29年度の台東区教育委員会研究協力学校になっています。その研究テーマとは、「学ぶ意欲をもち、グローバル化する国際社会を生き抜く子供の育成 〜 『伝統・文化』、『国際理解』の学習を通して」ということだそうです。

伝統・文化とは、
「・長い年月を経て、日々の中で様々な形で伝わってきたもの。
 ・現代において評価され価値のあるもの。 
 ・新たな文化となって未来へ受け継がれるもの。」とされます。

そして国際社会で必要とされる能力・態度とは、
「・異文化や異なる文化をもつ人を受容し、共生することのできる態度・能力。
 ・自からの国の伝統・文化に根ざした自己の確立。
 ・自らの考えや意見を自ら発信し、具体的に行動することのできる態度・能力。」とされます。
(いずれも東京都教育委員会資料)
 
 なるほど、合点の行く考え方だと、私は思いました。そして、こうした研究テーマを子どもたちと父母、先生がたが共同で進めていく上で、忍岡小学校はとても恵まれた自然と歴史の環境下にあるということは、さきほど述べたことからも理解していただけると思います。


2.私の授業内容

 7月1日は父母の授業参観の日でもあり、各学年の授業は基本的に保護者にも開放された形で進められていました。私は、「つながりあう世界 〜 NGOとは?」といったところから始め、世界、とくに開発途上国の子どもたちが、日々どういう生活や学びをしているかを、タイや東ティモールなどの国を例にとってお話しました。

ET栄養ゲーム
エルメラ県の小学校での栄養ゲームの様子
 

 東ティモールでは、小中学校での学校保健活動に、いかに子供たち自身が主体的に参加し、手洗いや食・栄養やマラリアなどの病気の予防について学び、それらの知識や実践を、一種のChild-to-Childの活動としても、地域に伝えている、といったお話をしました。いつも定番となっている寄生虫(回虫)のところでは、回虫自体を見た子どもはもういませんので、写真を見せると、「スパゲッティ?」と声をあげたりする子がいたりで、それがおなかの中にいる虫だということを知るとみなびっくりした様子でした。

私自身が、遥か昔、回虫少年だったこと、チュニジアで青年海外協力隊の医師として働いていたとき、仲良くしてもらった村の校長先生が、息子のお尻から出てきたサナダムシ(条虫)をホルマリンの瓶に詰めて、大切なコレクションとして、授業に活用していたことなどを懐かしく思い出しました。

回虫のおなかの中での様子 エプロン
回虫についてのエプロン・シアター (東ティモール・エルメラ県)


一方で、タイの田舎では、今、Buddy Home Care(バディBuddyは仲間、友だちの意味)という、保健ボランティアのおばさん、おじさんと10−15歳くらいの子どもがペアを組んで、高齢者や障害者の家を訪ねて、話し相手になったり、マッサージや散歩の同行といった簡単な在宅ケアの担い手になっているといったお話もしました。台東区でも、近年学校レベルで、認知症サポーター制度というものが、試験的にスタートし、認知症当事者の方がたや病気そのものへの理解を、先生がたや父母、子供たち自身の間でも広げていこうという動きになっていると、吉藤先生はお話になっていました。

Smile Factor
Buddy Home Care: 自宅を訪ねてくれたBuddyの子どもをハグするおじいさん

 
 台東区内には山谷地域というところがあり、かつて日本の高度成長時代(昭和30−50年代)に、首都高速道や新幹線、東京タワー、高層ビル群などの建設に献身してくれたおじさん、お兄さんたちが、いまや高齢化し、住んでいる町があることや、その人たちの日々の生活や療養を支えているボランティアや看護師さん、ヘルパーさんたちが活動する様子なども伝え、彼らに隣人として接し、理解してもらうように努めました。

山谷路上での空き缶集め
山谷で空き缶集めをして生計を立てるおじさん


3.SDGsと緑のカーテン

最後に、私はまとめとして、「21世紀に地球市民として生きる君たちへ」という題で、2015年から世界全体の目標となったSDGs(持続可能な開発目標)のことをお話しました。考えてみれば、SDGsは単なるお題目ではなく、日々の生き方・暮らし方そのものであり、そこから出発して、地球の環境や生物多様性といった大切な課題に取り組んでいく活動そのものなのだ、という思いを、忍岡小学校の取り組みや、先生方や生徒、父兄の問題意識にも感じ取ることができました。
 
 7月1日の上野は梅雨の天気で、けむるような雨天の中、校舎の壁面を覆う、琉球朝顔の緑のカーテンの鮮やかな緑と藍のすずしげな美しさに、私は目を奪われました。

忍岡小学校写真1
忍岡小学校の校舎を覆う緑の美しいカーテン


日本でも指折りの夏の酷暑に悩む熊谷市などが、自治体をあげて、こうした蔦科の植物を上手に利用して、あちこちの公共の建物や個人宅に緑のカーテンを作ることを、奨励し、コンテストを行い、町の景観をよくするとともに、地球温暖化現象を少しでも和らげ、市民の意識を高めていこうとしているのも、SDGsの活動として有意義なものだと思われます。

忍岡小学校がいかに地域で愛され、住民の誇りとなっているかは、この日の保護者の方々の熱心な参観の様子からも知ることができました。こうした伝統と歴史のある学校で、あらたに国際理解や環境保全、生物多様性保護などの活動が進み、次代を担うすばらしい地球市民の子どもたちが育っていくことを祈って、私は学校をあとにしました。

SDGs シェーマ
SDGsのシェーマ


2017年7月7日
シェア代表 本田 徹
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東ティモール事務所から、Botardi!(こんにちは)
一年で一番涼しい季節に入りつつありますが、それでも日中は30℃を超える日差しが照り付けています。ただいま、扇風機は全開、小学校を会場に今週月曜日から土曜日までの1週間の日程で教員対象の学校保健研修の真っ最中です。3日間ずつ、2つのグループに分けてディリ県内の拠点学校34校80名ほどの教師が受講します。

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子供たちに教える「栄養の歌」を大きな声で練習したり、真剣に研修を受ける先生たち


学校保健研修ってどんなことをするの?

小中学校の先生たちが、保健の授業や保健活動に必要な知識や実践力を付けることを目的とした研修です。今回の研修の目玉は、今年初旬に改訂された「新学習指導要領」に沿った内容になっていること。3日間かけて、思春期保健や栄養やたばこの害など多岐にわたるトピックを学んだり、学校ごとに学校給食の課題解決に向けた討議や具体的な保健活動計画を立てたりと、実践に繋がる研修を目指しています。
シェアがこうした、教師への学校保健研修を本格的に始めたのは2009年です。毎年100人から200人の教師を対象に、山間部や首都で年1〜2回実施してきました。延べ人数では、2県約200校の1000人を有に超える教師が受講してきたことになります。

この研修、毎年同じことを繰り返しているわけではありません。シェアからの支援が終了したあとも、こうした研修実施経験が政府や関係者に残っていくことを目指して、毎年内容や運営方法を工夫しているのです。例えば年々、シェアのスタッフが直接研修を行うのではなく、講師や研修の運営は、国や県の担当者に任せるようにしています。研修を行うには研修内容や使用する教材、講師の調整や会場、昼食の手配など、様々なプロセスがありますが、それらがすべてスムーズにいくのは簡単なことではありません。まして、国の学校保健プログラムがまだ全国的な制度になっていない東ティモールで、誰が何をどう担っていくのかを決めて、実際うまくいくかどうかは、毎回試行錯誤して作っていくしかありません。

予定外のハプニングもよく起こります。開会挨拶をする人が大幅に遅刻して開始時間が予定より2時間押しになったり、突然の大雨に電源が落ちそうになったり、学校のトイレが詰まって使えなくなったり。研修前半にして、すでにいろいろあるものの、研修自体は、教員研修機関の講師たちの授業と、積極的な参加姿勢の先生たちとで、毎日教室は熱気に包まれています。

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3つの栄養素の働きやピラミッド型の教材を学ぶゲームをやる先生たち。
答え合わせはかなり盛り上がります。


女性たちも活躍しています。

実はこうした研修を実施する1週間ほど前に、講師や研修運営のメンバーで集まってリハーサルをします。わかりやすい研修かどうかをチェックしてから本番に臨んでいます。講師たちは、INFORDEPEと呼ばれる教員研修機関の職員が中心です。

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教員研修機関の職員たちと、県保健局の学校保健担当官(左から2番目)。

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講義内容や研修運営の準備から当日まで、多くの関係者とともに根気よく調整を続けてきたコーディネーターの秋山。

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講師はみな、ベテランばかり。各地の公立校での教師経験を経て、現職教員向けの研修機関の講師になっています。聞いている教師たちが眠くならないように、いろんなアクティビティも取り入れています。


研修後のカギを握るのは

研修には講師だけでなく、その後のフォローアップを担う「学校インスペクター」も全日参加します。日々学校を巡回して、研修で学んだことを学校で実施できているか、困ったことはないかなど、指導や助言にあたります。今回は県教育局に所属する4人の学校インスペクターが参加しています。その一人、ディリ県の離島、アタウロ郡から泊りがけで研修に参加しているセプリアーノさんに少し話を聞いてみました。


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懐が広そうな優しい笑顔が印象的です。秋山によると、アタウロ島では、地域事情に精通していて多くの住人に信頼されている人だとか。


Q.普段はどんな仕事をしていますか?

A.学校を訪問して、教室や校庭の掃除が行き届いているか、水は来ているか、給食が正しく提供されているかなどを見て回っています。アタウロ郡は離島なので特に水の問題が大きいです。自分の家にも2日に1回しか水が来ません。


Q.これまでの経歴を教えてください。

A.1970年代のインドネシア時代は公務員でした。2001年から教師をして、インスペクターになったのは2008年からです。シェアとは2013年から一緒に学校保健の活動をしています。


Q.あなたがこの研修や日々の仕事で、学校保健で目指していることはなんですか?

A.この研修に参加している教師だけでなく、すべての教師に学校保健についての理解を広めたいです。子供たちにとって、健康はとても大切です。この活動から学んだ、手作りで作れる手洗い装置tippy tapも学校に設置しましたが、はじめはみんな使っていたけれど今は使われていません。まだ手洗いの大切さが十分にわかっていないのでしょう。毎日学校で、教師が子供たちに働きかけることが大事なので、自分もそれをサポートしていきたいと思っています。

この研修を通して、学校での保健の授業や保健活動がもっと活発化しますように。私たちシェアも学校インスペクターと一緒に、研修後の学校の様子も見ていきたいと思います。

この夏実施するスタディツアーでは、今回最後に紹介した学校インスペクター、セプリアーノさんがアタウロ島を案内してくれます。
スタディツアーも残席わずかとなってきました!お早めにお申し込みください。

スタディーツアーの申込・詳細はこちら


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東ティモール事業担当 吉森悠




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先月の6月24日に三井住友フィナンシャルグループのみなさまが、
シェア東京事務局にボランティアとして作業のお手伝いをしに来てくれました。

昨年に引き続きシェアにお越しくださった方、今回がシェアで初めてのボランティアという方、
また親子でのご参加もあり、活気のある中で作業が行われました。


今回のボランティアの作業内容は「天の川募金チラシ」の封入作業でした!

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「天の川募金」チラシを含んだ封入物一覧のチラシ


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ボランティア作業の様子


毎年行われていますシェアの「天の川募金」。夏の時期に合わせてご寄付を募っています。
このキャンペーンはとても重要なもので、募金をどのくらい頂けるかにより
シェアの活動状況も変わってくる可能性もあります。

この天の川募金チラシは、毎年この時期に支援者の方々に発送されます。
大量のチラシの発送作業になるため、シェアのスタッフだけでは作業を終わらすには
相当な時間を要してしまいます。

しかし、このように三井住友フィナンシャルグループの社員のみなさまが、
プライベートの時間でシェアへボランティアとして作業に来ていただくことは、
とてもありがたいことです。

またシェアに活動に関しても、ボランティアを通じて知っていただく貴重な機会になりました。


作業の様子

ボランティア当日は、毎週火曜日に行われています火曜(通う)ボランティアの方々も
応援に駆けつけて下さいました。

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ボランティア作業を行う三井住友フィナンシャルグループの社員のみなさん


当日、事務局が入っているビルでは電気メンテナンスが入ってしまい、
作業の途中でエアコンが使用できないトラブルなども発生してしまいましたが、
みなさん、作業に没頭し、もくもくと作業をこなしてくれました!

3時間半のボランティア作業を行っていただき、2000通近くの封入作業を
終えることが出来ました!
みなさま、本当にボランティア作業のお手伝いありがとうございました。

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ボランティア作業終了後、みさなんと集合写真!

こちらのチラシ、みなさまのお手元に届きましたでしょうか?

このようにボランティアの方々のお力を借りて、毎年チラシの封入作業が行われ
みなさまのお手元にチラシが発送されております。

今年も天の川募金のご協力よろしくお願いします!

天の川募金はこちらから


シェア広報担当
比田井
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こんにちは。海外事業アシスタントの末永です。
5月の末から2週間、カンボジアへ出張に行ってきましたので、今回はそのご報告をしたいと思います。


今回の出張の的は、現行のプロジェクト質的評価を実施することでした。

現行のプロジェクト「プレイベン州スバイアントー郡保健行政区における子どもの健康増進プロジェクト第三フェーズ(ハンドオーバー事業)」の質的評価を実施をしました。
質的評価とは、「数字では表せないことを評価する」ということです。

たとえば、あるプロジェクトを実施した結果、「人々がご飯を食べる回数が1日2回から3回に増加した」とします。この、「2回から3回へ増加した」というのは、数的な評価です。数字だけを見ると、暮らしが改善したように思えます。

しかしプロジェクトの結果、「栄養たっぷりのご飯を美味しそうに食べていたのに、栄養の偏ったご飯をまずそうに食べるようになった」場合、このプロジェクトは成功したと言えるのでしょうか?
こうした、数次では表せない部分を評価することが、質的評価の目的です。

今回の出張では、地域保健専門家である工藤芙美子さんに、カンボジアに来ていただき、プレイベンでのハンドオーバー(引継ぎ)事業の、数字では表せない部分の評価に取り組みました。

カンボジアに到着してから1週間は、プロジェクト内容の見直しと、評価に必要なデータの抽出を行いました。毎日朝の7時半から夜遅くまで、作業が続きました。


次の週は、まずカウンターパートに対するインタビューとアンケートを作成

前の週に出したデータやスタッフの観察記録、そこから考えられるプロジェクトの効果などを踏まえたうえで、質問によって明らかにすべき項目を考えます。


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カンボジア事務所にてミーティングの様子


考えた質問をもとに、インタビューやアンケートを実施しました。
対象となったのは、郡保健行政局のチーフと母子保健担当官、保健センタースタッフ、村の保健ボランティア、女性子ども委員会のメンバーです。
みなさん、コミューン選挙の忙しい合間をぬって協力してくれました。


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インタビューの様子


インタビュー結果やアンケートの結果から、今度はキーワードを抜き出しました。その結果、現場から聞こえてきた声をご紹介します。


郡保健行政局長 トン・トール氏
郡保健行政局長 トン・トール氏
質問「以前、「保健ボランティアはキーパーソンで、健康へのアドバイザーだ」とおっしゃっていましたが、それについてどう思いますか?」
回答「それは今でもそう思っています。なぜなら、保健ボランティアはコミュニティによって選ばれた代表者であるし、保健センターとコミュニティの間で、必要な全ての情報を伝達・交換するメッセンジャーだからです」

郡保健行政局 母子保健担当官
質問「乳幼児健診、離乳食教室の重要性は何だと思いますか」
回答「これらの活動によって、養育者が子どもの健康に興味を持ち、さらに活動に参加するようになります。そうすることで、養育者が学んだことを家庭でも活かすようになり、村の低体重の子どもが減り、子どもの健康状態の改善につながります」


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母子保健担当官ミーティングの様子


全てはご紹介できませんが、このほかにも、離乳食教室を一緒に開催している女性子ども委員会のメンバーから「乳幼児健診のやり方を学びたい」という声もあがりました。

今後はカンボジアで、抜き出したキーワードをもとにレポートを作成し、数字ではわからないカウンターパートの成長や変化を評価していきます。
夏から始まる新事業に活かすため、カンボジア事務所で全力で取り組みます!


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休憩のときに食べた揚げバナナ。


つぶしたバナナに、ココナッツミルク・やし砂糖・黒ゴマを混ぜて作った衣をつけてカリッと揚げます。美味しいですよ!


〜お知らせ〜
カンボジアの活動報告会を開催します!
報告に加え、今回はゲストを迎えてスペシャル対談も実施!!
なんと元シェアカンボジアスタッフのチャンパが登壇します。

現在日本で子育て中、カンボジア人のお母さんチャンパと、カンボジアで子育て中、日本人のお母さんモーガンが、日本とカンボジアの子育てについて、それぞれの目線でお話をします

おもしろい報告会になることは間違いありません。みなさま奮ってご参加ください!!

お申し込みはこちら

イベントの詳細はこちら


海外事業部
末永 明日香


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6月より東ティモール事務所へ赴任しました、吉森です。

南半球なので季節は冬へ向かっています。とは言え、熱帯の島。
シェアの学校保健活動地があるディリ県は、連日30度近く日差しがまぶしいです。


シェアで販売している、東ティモールコーヒーを飲んだことはありますか?

コーヒーが苦手な人でも飲みやすい、と評判の高いコーヒーですが、実はおいしいコーヒーの証として、世界で流通しているコーヒーの中で10%程度しかない「スペシャルティコーヒー」に評価されています。

海抜0メートルのディリから四輪駆動車で山に登り、標高1450メートルを超える高地にコーヒーの産地、エルメラ県レテフォホ村があります。レテフォホとは、現地語のテトゥン語で「山の頂上」を意味します。その名の通り、山の尾根にあります。土地は朝夕の寒暖差が大きく、たっぷりの霧と年間3000ミリの雨量が、美味しいコーヒーを育んでいます。レテフォホはコーヒーの産地であるとともに、山の頂上にそびえる大きな教会とキリスト像が名所です。

エルメラ県レテフォホ村の家
エルメラ県レテフォホ村の家

エルメラ県レテフォホ村
エルメラ県レテフォホ村

山頂の教会
山頂の教会


昨年10月、岩崎事務局長と一緒に東ティモールコーヒーの森を訪ねました。

このコーヒーの生産をしているのは、シェアと同時期に東ティモールへの支援活動を始めた、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンです。品質向上やフェアトレードコーヒーとして生産者の生活向上に取り組んでいます。シェアでは、オリジナルラベルでコーヒーを販売し、売り上げをシェアの学校保健普及活動に使わせていただいています。

案内してくれたのは、ピースウィンズ・ジャパン 東ティモール事務所で働く日本人の職員の方々です。暑いディリの街を出て数時間。さすがに標高が1500メートル近くなるとひんやりと涼しくなってきます。茅葺屋根の家がいくつか集まる村々を通りながらコーヒー農園に向かうと、農園というより、森。初めて見る人には、どれがコーヒーの木なのかわからないほどです。長く世界市場には出回っていなかったため、土壌が農薬や化学肥料に汚染されていない希少な土地で、今も無農薬を大事に守り、日本の有機JAS認証も取得しているそうです。

訪れた時には、すでに収穫の季節は過ぎ、ほんのいくつかの実が枝に残っているほど。自然の森のようですが、大きくなりすぎたり古くなったコーヒーの木は剪定したり、苗木を育てたり、虫がつかないように自然の堆肥を使っているようすなどを見せて頂きました。様々な工夫をしながら、無農薬の自然栽培を守り高い品質を保つ努力がされていることを感じました。これらコーヒーは木の手入れから収穫、選別、洗浄、脱皮、乾燥などのプロセスを、本当にシンプルな道具だけをつかい、そのすべてをほぼ手作業で行っています。

東ティモールコーヒーの森
東ティモールコーヒーの森

スタッフの作業の様子
スタッフの作業の様子

事務局長が現地見学に行きました。
事務局長が現地見学に行きました。


農場から戻った翌朝。目の前に雲海が広がる標高1400メートルほどの事務所から、乾燥させた生豆が入った袋をたくさん乗せたトラックが、港のある首都のディリに向けて出発するところでした。美味しさを保つために、生豆で輸入し、日本で焙煎されます。土ぼこりを立てて次々に山道を下っていくトラックを見ながら、この小さな熱帯の島から、船に乗ってはるばると日本まで届くのかと思うと「気を付けていってらっしゃい!」と送り出したいような気分でした。

コーヒー豆が入った袋を乗せたトラック
コーヒー豆が入った袋を乗せたトラック


こうしてたくさんの人の手を経て、大切に日本に運ばれ、ちょうど良いかげんに焙煎してできた東ティモールコーヒーです。ご家庭用に、大切な人へのギフトにどうぞお使いいただけると嬉しいです。

東ティモールコーヒーのご購入はこちらから!

7月のコーヒー豆収穫時期の様子
7月のコーヒー豆収穫時期の様子


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東ティモール事業担当 吉森悠



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