日本_気仙沼

 
 
4月14日
 
 
みなさん、こんにちは。
気仙沼で活動中の田中です。

今日は、3月に東京で行われた震災報告会についてご報告します。

年に一度開催されるシェアの総会の前に、「東日本大震災報告会」と題して、プロジェクトKの理事である小松さんと私が、それぞれ、これまでの活動報告をさせていただきました。


先ずは最初に、小松さんの報告です。


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・ 小松さん



小松さんは、震災前の気仙沼の様子から震災当時の現地の様子、そしてプロジェクトKが起ちあがるまでを、たくさんの写真やエピソードを交えながら、やさしく丁寧にお話してくれました。
 
 
ご自身も被災された小松さん。

 
報告中、被災して変わり果てたご自宅の写真も数多く紹介されましたが、そのどれを見ても、津波の恐ろしさをあらためて感じさせられるばかりでした。



そして次に、私の番です。


DSC02339
・ 私(田中)



2011年8月にはしかみ交流広場がオープンし、シェアがこれまでどのような活動を行ってきたのか。現地で活動してみて感じたこと、そして、これからの課題について、私から発表させていただきました。緊張のために時間も大幅にオーバーして、上手に発表できたとは思えませんが、ご来場いただいたみなさん、真剣に耳を傾けてくれました。

その後の質疑応答時間の際に質問されたことでもありますが、プロジェクトKの特徴は、被災された方たちと一緒になって活動している、ということです。

「支援者の目線」だけでなく、「被災者の目線」で、支援の在り方を考えていける。それが、被災地でのシェアの活動の独自性ではないかと感じています。
 

発表を終えた後、小松さんと並んで募金箱を持って会場を回らせていただいたのですが、みなさんから多くの募金を頂くことができました。会場にいらしていた方の中には、後日、プロジェクトK宛てに募金を送ってくださった方もいらっしゃいます。現地で活動を重ねるだけではなく、それを外部に発信していくことの大切さを、あらためて感じさせられる出来事でした。
 
 
DSC02348
・ 小松さんと私(田中)と募金箱



今後も、ここ、シェアのブログを通して、私たちの活動をみなさんにお伝えしていきたいと思います。
 
tanaka

気仙沼プロジェクトコーディネーター
田中美和
 

 
 
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みなさん、こんにちは。廣野です。


私たち国内保健事業部は、医療電話相談や結核通訳派遣、健康相談会の調整など、いくつもの事業を抱えながら動いています。そして、そのすべての担当をしているのがスタッフの山本裕子です。シェアスタッフは皆そうですが、山本はいつも大忙し。そんな山本の一日はこんな感じです。

(注:活動が分かりやすいよう多少脚色してあります。ご了承ください。)
 
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9:50

「おはようございます!」と元気に出勤。医療相談専用電話機の留守電解除。「メッセージはありません。」というメッセージ。緊急の用件がなかったことに少し安堵。
 
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10:00

朝の会 スタッフ、インターンで今日一日の予定を確認。午後から連携しているNPOとの打合せの為外出する予定を皆に伝える。
 
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10:10

一晩たまったメールをチェック
 
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10:30

前日の夕方入った医療通訳派遣の調整に入る。HIV関連なのでシェアからの派遣。タイ語なので協働しているTAWAN(在日タイ人の健康をサポートするボランティアグループ)のメンバーに都合がつくか連絡。同時にTAWANメンバーが受けた電話相談について、アドバイスを求められる。
 
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11:00

打ち合わせに持って行く資料をとりまとめ。
 
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12:00

都内の病院に派遣していた通訳者から業務完了報告。無事終了したけれど、今まであまり聞かなかった医療用語が出たとのこと。今後の為に、保健師でもある山本が用語について説明。
 
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12:30

前日に保健所から頼まれた結核通訳派遣の調整。最初に連絡をした通訳者は都合があわずに断念。2人目の都合を訊こうと電話をしたものの留守電。

そうこうしているうちに、出掛けなければいけない時間に。資料をコピーして連携先のNPOへ向かう。
食事をとる時間があるのかしら・・・と心配しながら後ろ姿を見送るスタッフたちです。
 
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15:00

「ただいま!」と事務所到着。不在の間に電話のメモが机上にずらり。通訳を探す医療ソーシャルワーカー、次の健康相談会の日程を知りたい難民申請者、外国人向け情報誌にシェアの情報を載せたい協力NGOのスタッフなど、いろいろな方々から電話があったよう。さぁ、折り返し電話をしようかなと思ったところで、医療相談専門電話機がなる。専用の記入シートを急いで取り出し、電話対応。
 
 
ブログ 国内保健担当の1日
・ ある日の国内保健事業担当  
 
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16:00

明日講義をする予定の大学での配布資料を作成し始める。数日前から取りかかったものの、講義を時間内に収めるためにはもう数枚パワーポイントのスライドを割愛しなくてはならない。伝えたいことがたくさんあるので、困った・・。
 
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17:30

緊急時備品の調達も担当している山本。事務所に備蓄しておく非常食、備品をスタッフと相談。ヘルメット、飲み物、非常食、防寒シートをまず揃えよう。スタッフ数やそれに見合った予算を考える。
 
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18:30

国内保健事業担当理事の沢田が事務所に。これからの予定、次年度の資金獲得の相談。
 
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19:30

昼間繋がらなった結核の通訳さんに派遣依頼を受けてもらえるか電話。ようやく直接話が出来て、通訳に行ってもらえることに。良かった!
 
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20:00

昼間受けた電話相談の専用シートを整理。一度にたくさんの相談ケースを抱えているので、シートの整理は重要。そして、ケースの積み重ねが次のケース対応の助けになる。
 
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21:00

明日行く大学への行き方を再確認。映写資料をUSBにも入れて準備完了。マグカップを洗って、そして残っているスタッフに声掛けして一緒に事務所を出る。
今日も一日お疲れ様でした!
 
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このように山本の一日はあっと言う間に過ぎていきます。いつ息抜きをしているのやら見当がつかないのですが、相談者と直接やりとりをすることや、志を同じくする医療関係者やNPOとの交流が、彼女の原動力になっているようです。

このように一日が盛りだくさんの国内保健事業に、どうかあたたかいご支援をお願い致します。

 
 
hirono

国内保健事業アシスタント
研究班担当 廣野
 

 
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みなさんこんにちは。国内保健事業(在日外国人の健康支援)を担当しております、山本です。ブログが苦手な私ですが、今年の目標は、もう少しここに登場できるようにすることです!


さて今回は、2月の半ばに新宿区で開催しました在日外国人を対象とした無料出張健康相談会についてご報告したいと思います。

シェアが関係団体や外国人コミュニティと連携して開催しているこの無料出張健康相談会は、始めてからもう20年(早いものですね・・・)。現在は、東京・千葉・神奈川で、年に10回ほど、無料での出張健康相談会を開催しています。

様々な境遇におかれている在日外国人の皆さんが、安心して健康相談会に参加できるように、オープンな広報はせずに、在日外国人の支援団体や、在日外国人のコミュニティを通じた広報が中心となっています。そのため、なかなか詳細な活動紹介やご報告ができず、申し訳なく感じています。


今回は24名の外国人の方々が訪れました。

体調が悪いところはないけど健診目的でいらした方、体調で気になる問題があって相談しにいらした方、過去に受診していたけど中断していて相談に来た方、などなど、様々なケースがありました。

東京都や東京都結核予防会のご協力で結核健診車を無料で配車していただき、結核健診を同時に行うことで、在日外国人の結核の早期発見にもつながっています。


健診車
・ 結核健診車



安い給与でほとんど休みなく働かざるをえない状況に置かれている在日外国人労働者の中には、身体の抵抗力が落ちて結核にかかってしまう方も少なくありません。

今回は、勤務中の短い休憩時間を利用して、急いで健康相談会にいらした方もいました。この方が健診にアクセスできたのは、同じ在日外国人コミュニティで広報をがんばってくださった方々の支えがあったからだと思います。

こうした事例にみられるように、時間的にも、経済的にも、なかなか健康に意識を向けることができない状況にある在日外国人の方々が、健診にアクセスして、健康を維持していけるように、工夫を重ねながら、私たちは今後も無料出張健康相談会を開催していきたいと思っています。


受付(小さめの写真で掲載)
・ 受付
 
 
 
この写真は、相談会に訪れた方が受付をしている場面です。ここで、それぞれの外国人に合わせた多言語版の問診票や、カルテなどをお渡します。

相談会は、普段は別のお仕事をしている社会人の方々の協力に支えられています。中には最初から言葉が通じない方もいらっしゃいますので、相談が終わるまでの間、通訳ボランティアさんに言葉の面でサポートしてもらいます。

通訳は、各開催地で足を運んでくる在日外国人の国籍を想定して準備しているのですが、想定外の言語の方々がいらっしゃった時は、みんなで協力しながらサポートしています。

その日はフランス語の通訳さんを準備していなかったため、フランス語もできるシェア代表理事の本田さんが大活躍でした!


本田さん診察(大きめでOK)
・ 医科の相談を受けているところ。(シェア代表・本田)


問診(小さめの写真で掲載)
・ 保健医療系の学生さんが中心となって問診票を記入したり、
 結果をお送りする住所を記録しているところ。
 
 
 
その他、血圧測定や身体計測、尿検査を看護職の方々が。栄養相談を栄養士さんが。歯科相談を歯科医師、歯科衛生士、歯科学生さんが、それぞれ支えて下さいました。

開催地によっては、歯科の相談があるかどうかを受け付けで質問して、あれば健診を受けるという方もいるくらい、歯科相談は重要な相談項目となっている印象があります。

このように、無料出張健康相談会は多くのボランティアさんに支えられて開催できています。

いつも支えてくださっているボランティアの皆さん、本当に感謝しています。
いつもありがとうございます。


国籍や民族の違いを問わず、誰もが健康で暮らせるように−。


私たちシェア国内保健のスタッフ一同、これからもしっかり取り組んでまいります。
 
 
山本裕子

国内保健事業担当 山本裕子



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シェア・カンボジアの佐藤です。
 
 
− ボランティア研修 −
 
 
2月14日から3日間、シェアの活動地であるチョンアンピル保健センターで、ボランティアさんを対象に「子どもの栄養とマルチビタミン・パウダー配布についての研修」が行われました。


2 研修会場

・ 研修会場はお寺の本堂。
 壁や天井一面に描かれている色彩豊かな宗教画が圧巻!



準備の様子については、前回のブログで紹介した通り。チョンアンピル保健センターでは、5人のスタッフがそれぞれの担当を決めて、研修の本番に臨みました。

保健センター長になってまだ1年も経たないダラさん。なかなか茶目っ気があって、周りの人から慕われる、というよりは、可愛がられているようですが、仕事に対する姿勢は???

実は、研修や会議の場でも、最初から最後まで集中して参加しているところは見たことがなく、まぁ、真面目にお仕事、というタイプではなさそうです。。。

そんなダラさん、普段から冗談を言うのは得意だけれど、人前で講義となるとかなり自信がないようで、自分の担当セッションを前に、緊張のあまりそわそわしています。「困った時はきちんとサポートするから大丈夫!」と、シェアスタッフが後押しして、いよいよ講義を始めましたが。

説明しながらも、すぐごにょごにょ言って、脇で控えているシェア・スタッフに頼りがち。


2 講義をするダラさん

・ 講義をするダラさん



サポートを受けながら何とか一つ目の講義を終えたダラさん。
汗びっしょり。

気を取り直して2つ目のセッション。次は「保健教育教材の使い方」です。

今度は少し落ち着いて、自信が出てきたよう?話し方もはっきりしているし、参加者全体に注意を払っていて、なかなかいい感じ!2回目のセッションは、慣れたせいか、随分と上達しました。


2 保健教育の説明をするダラさん

・ 保健教育の説明をするダラさん



「上手にできたね」と褒められると、照れながらも満面の笑顔のダラさん。

今回の研修では、講義以外に、おやつとお昼ご飯の準備も彼の担当です。村でケータリングを手配して、3日間、質も量も十分のおやつとご飯を準備してくれて、参加者も大満足。


2 おやつタイム

・ 研修会場のお寺の庭でおやつを楽しむ参加者



最後の日の振り返りでは、郡保健局のスタッフからも、「こんなに真面目に研修に取り組んでいる彼は始めて!よくやった!」というお褒めの(!!)言葉が。本人も大変嬉しそうでした。


保健センター・スタッフは、低い給与と限られたリソースしかない状況で仕事をしていて、普段、上から必要な指導やサポートをもらうこともほとんどないので、仕事に対するモチベーションを感じにくいのが現状です。
 
彼らが活躍できる場、仕事に対するやりがいや責任感を感じる場をつくっていくことが、私たちの重要な役割だと改めて感じました。



 
sato_01

シェア ・ カンボジア現地代表 佐藤
 

 
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Starting on 14 Feb, a three day training course, named "the distribution of children's nutrition and multi-vitamin powder, targeting volunteers of heath center was held at Chong Ampil Health Center which was one of SHARE's targeted centers. The venue was the main hall of a temple. It is a magnificent building with colorful religious paintings covering the walls and the ceiling.

2 研修会場

Five staff members assigned tasks to each other, and then conducted the training.

Mr. Tuy Dara, who was assigned as the new chief of the health center just one year ago, was playful and doted on by people rather than being admired. I have never actually seen him buckle down to participate in a training course or a meeting. He does not seem like a person who works seriously.

He was good at delivering jokes on a daily basis but he looked insecure when it came to giving a lecture in front of people. He was fidgeting before his session due to tension. "Don't worry! We're here to support you when you have trouble." SHARE staff boosted him and then he started talking. While explaining the material, he soon murmured something and often asked the SHARE staff in the wings to help him.

2 講義をするダラさん
Mr. Dara, giving a lecture

Receiving support from the staff, Mr. Dara got through the first lecture. He was all in a sweat.

Then he regained control and started the second session. The title of this session was "How to use the health education material."

This time he calmed down and looked confident. It gave good vibes when he spoke clearly and paid attention to all the participants. Maybe he was accustomed to it, and so the second session was much improved.

2 保健教育の説明をするダラさん
Mr. Dara, explaining health education.

When someone gave him a compliment such as "Good job," Mr. Dara bashfully responded with a large smile.

By the way, he was also in charge of preparation of snacks and lunch for this training session and arranged with a catering service from the village. There were enough snacks and food for 3 days; all the participants were satisfied.

2 おやつタイム
The participants: Enjoying snacks in the temple yard

In the final day's wrap up, he received praise from the district board of health staff: "It is the first time to see that he worked on training so seriously. Good job!" He himself seemed happy to hear it.

The health center staff are working with low salary and with limited resources. Since they were scarcely supervised and didn't receive support from the district or province, they didn't feel like doing work. I felt refreshed to see that our role was important, and is creating an opportunity for them to be active, to feel challenged and responsibility for their work.

Sato, Representative, SHARE Cambodia Office

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