去る8月20日~27日、スタディツアーでカンボジアへ行ってきました!
写真は8月20日、出発待ちの空港での様子です。

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今年の参加者は学生さんが多く、フレッシュなパワーみなぎるチームになりました。
本日のブログでは、そのツアーの様子をダイジェストでお伝えします!

〜コンテンツ・前編〜
1. プノンペン(市内観光、他NGOの見学)
2− .廛譽ぅ戰鵝並縞發、離乳食教室と乳幼児健診の見学)
2−◆.廛譽ぅ戰鵝雰管賊 郡保健局、保健ボランティア会議の見学)


1. プノンペン編(市内観光、他NGOの見学)
到着した翌日、さっそく市内観光へ出発!トゥールスレン博物館やキリング・フィールド、王宮などを訪問し、カンボジアの歴史や文化を学びました。


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夕方からは、トンレサップ川でクルージングを楽しむ…はずが、出発した途端に激しいスコールに襲われてしまいました。残念です。そうは言っても、水上からスコールを眺めるなんてめったにできないことなので、これはこれでよかったのかも!?


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3日目の午前中は、首都プノンペンの「北原ジャパンクリニック」を訪問しました。
このクリニックではリハビリテーションを中心としたサービスを提供しながら、カンボジア人スタッフの人材育成も行っています。

北原ジャパンクリニックについて

日本医療開発機構について

シェアとはまた違ったアプローチ方法で、カンボジアの保健・医療をサポートしている団体の活動を学びました。


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午後からは、シェアの活動地であるプレイベンへ移動しました!明日から、本格的に村でのプログラムが始まります。


2− .廛譽ぅ戰麒圈蔑テ食教室と乳幼児健診の見学、村歩き)
ツアー4日目、今日は丸一日村での活動でした。
まずは2つのグループに分かれ、それぞれの村に向かいます。村では、保健センタースタッフと保健ボランティアが出迎えてくれました。
お母さんたちも集まってきて、乳幼児健診が開始されました。

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保健ボランティアさんは慣れた手つきで子どもの体重を測り、保健センタースタッフと一緒にそれを記録していきます。今回の乳幼児健診では、低体重の子どもが1人見つかりました。


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乳幼児健診のあとは、離乳食教室です。今回は、ツアーの参加者にも、離乳食作りを体験してもらいました!なかなか難しかったようですが、村のお母さんに教えてもらいつつ、美味しいおやきができました!!


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村の家でお昼ご飯を食べたあとは、村歩きに出発!
保健ボランティアさんの案内で、村の生活を見学させてもらいました。


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その後、村のお母さんたちと意見交換を行い、カンボジアの農村部の生活を体験しました。


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2−◆.廛譽ぅ戰鵝雰管賊 郡保健局、保健ボランティア会議の見学)
5日目・6日目は、シェアがプレイベンで一緒に活動している郡保健局のスタッフや保健ボランティアの会議を見学しました。
最初に訪れた郡病院では、みなさん日本との違いに驚きを隠せない様子でしたが、積極的に質問をし、現状を理解しようとしてくださいました。


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続いて郡保健局を訪問し、保健行政局長であるトン・トール氏のプレゼンを聞きました。
彼はプレゼンテーションの中で、「郡保健行政局・保健センター・保健ボランティア間のコミュニケーションの促進が重要だ」と話していました。クメール語→英語→日本語という通訳の流れで、時間がかかって大変でしたが、みなさんしっかりとトン・トール氏の目を見てプレゼンを聞いていました。


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6日目には、保健ボランティアの会議を見学しました。


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この会議は、シェアがプレイベンに来る前は存在しなかったものですが、今では保健センタースタッフがプログラムを考えて実行し、資料も準備するなど、カンボジアの人たちの力で実施されています。
シェアの8年間の活動が、こうしたところでも実を結んでいるんですね。
ツアーの参加者も、保健センタースタッフが作成した資料や、話し合われている内容について、スタッフに質問しながら現状を理解しようとしていました。


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さて、おもしろいこといっぱいのスタディツアー、続きは後編で。

≪次回予告≫
〜コンテンツ・後編〜
2− プレイベン(グループワーク)
2−ぁ.廛譽ぅ戰鵝文鯲会)
3. まとめ
4.おまけ


海外事業アシスタント 末永 明日香



こんにちは。シェーちゃん、アーちゃんです。インターン紹介第3弾です!
今回は、支援者サービスインターンの吉岡 光子(よしおか みつこ)さんです。

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シェーちゃん、アーちゃん

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支援者サービスインターンの吉岡光子さん


Q :出身はどちらですか?
A :長崎県長崎市です。

Q :遠いですね、今は学生さんですか?
A :はい。大学4年生で法学部です。大学の入学を機に東京に来ました。

Q :そうなんですね。東京はどうですか?
A :長崎は坂が多くて自転車に乗ることがなかったので、東京に来て乗るようになりました!



インターンに応募したきっかけ

Q :インターンに応募したきっかけは?
A :高校生の時にTVでNGOの活動を見た時からNGOに興味がありました。
   また、大学では、アフリカ文化に興味がありましたのでアフリカ研究会に所属しました。
   留学する機会があり、その時に格差や貧困の状況を知り、自分に出来ることはないかと考えたのが
   インターンに応募したきっかけでした。
   留学からの帰国と同時に、就職活動を行う中で、学生の時間があるときに出来る国際協力が何か
   ないかと探していました。以前からシェアのメールマガジンに登録していたので、
   そこでインターンの募集があることを知りました。

Q :シェアのことは、前から知っていたのですね。
A :はい。知っていましたよ。シェアでNGOの運営を具体的に知れるのではないかと思って
   インターンに応募しました。

Q :数ある事業の中で、支援者サービスのインターンを希望したのはどうして?
A :NGOの運営の仕方に興味があったことや、支援者さんがNGOへ協力してくれているその流れを
   見たいと思って希望しました。

Q :吉岡さんはどんなことをしているの?
A :支援者の方のデーター入力、火曜ボランティアのコーディネートです。
   10月に行われる江戸川区民まつりのバザーに参加しますので、
   現在は、そのバザー品を皆さんから集めております。集まった品をボランティアの方々と一緒に
   整理しています。



インターンのやりがい

Q :最後にインターンをしてやりがいは何ですか?
A :たくさんありますが、たくさんのボランティアの方たち、スタッフに出えることで、
   とても刺激を受けます。今後どのように国際協力に自分がかかわっていくのか見定めていける
   ことです。


吉岡さん、インタビューのご協力ありがとうございました。
    
次回のインタビューはだれかな。次回もお楽しみに〜。シェーちゃん、アーちゃんでした!

まだまだバザー品を受け付け中です。ぜひ皆さんのご協力をよろしくお願いします。

吉岡さん、ありがとうございました!
今回はこれまで!次回もお楽しみに★シェーちゃんとアーちゃんでした〜。






こんにちは。在日外国人支援事業を担当しています、山本裕子です。
本日は、8月21日に板橋区で開催しました、日本に住む外国人を対象とした無料健康相談会で感じたことについて少しお話したいと思います。


シェアの健康相談会について
シェアの無料健康相談会は、25年という長い歴史があります。日本で、体調がすぐれず病院に行きたいと思っても、言葉が通じない、健康保険に加入できていない、どこに受診したらいいか分からない、誰に相談したらよいか分からない、などという人がこれまでたくさん相談に訪れました。母国語で相談し、病状や病院に行く必要があるかどうかを理解できるように通訳を整備し、必要に応じて無料で紹介状を渡すなど、外国人相談者と病院との橋渡し役を担ってきました。当日運営は、シェアのボランティアさん達が昔から担ってくれていて、以下写真のSさんのように、学生の頃から医師として活躍している今も協力してくれているような人たちも多くいます。

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医師ボランティアが相談を受けている様子(学生時代から活動を支えてくれているSさん)


初めて母子健康相談コーナーを設けた経緯
この健康相談会には、これまで外国人の妊産婦からの「母子保健」に関する相談もありました。乳幼児健診や予防接種、育児のことなどの問題は、その開催地域の自治体保健師に参加してもらって直接相談を受けてもらえれば、その場で解決でき、継続的なサポート得られるのに、と感じていました。

昨年、シェアはREI Foundation Limitedの助成金を得て、東京都内の自治体関係者に母子保健分野での多言語支援状況についてお話を聞く機会がありました。現状は、どこも言葉の障壁がある外国人母子に対しては、通訳を確保できる状況にありませんでした。例えば、赤ちゃん訪問の際には、訪問したものの外国人母とほとんど会話できずにわずかな時間で帰ってきたり、どの程度通訳できているかわからない日本人夫を介した状況把握だったりと、外国人母の”声”に直接耳を傾ける機会を保健師たちは残念ながら得られていませんでした。

そのため、今回は健康相談会に「母子健康相談」コーナーを設けて、普段自治体の赤ちゃん訪問にも関わっている助産師の横川が、相談に乗りながら状況を把握することにしました。


実は不安を抱え込んでいた外国人母たち。保健師の役割は
当日の母子健康相談には3件の相談が寄せられました。相談内容は、日本人のお母さんたちと同様、子供の成長、離乳食や予防接種に関することなどが主なものでした。しかし、日本人のお母さんからは普段きかれない悩みを聞くこともできました。例えば、「母親が外国人だから学校でいじめられるのではないか」「母親が外国人だから、子供への躾が日本の躾と違い、子供が学校に行った時に周りと違って戸惑うのではないか」などです。日本の滞在期間が短く言葉も不自由なケースでは、どこにも相談できずに一人で漠然とした悩みを抱え、涙ぐむ姿も見られました。

お母さんの不安や心配を解決してあげるには、身近な相談しやすい地域の保健師に橋渡しすることが、私達の大切な役割だと感じています。保健師は、継続的に外国人の母と子をサポートしてもらえる重要な存在です。母親としての悩みは尽きることはないでしょうし、外国で子育てを続けていくことでなおさら悩みは深くなるかもしれません。近くの誰かが自分を助けてくれる、話を聞いてくれると思える場所があることは子育て中のお母さんたちには大切なことです。

「外国人のお母さんの方が日本人のお母さんよりも問題が無いことが多いと思う」と保健医療従事者から何回か聞いたことがあります。本当にそうでしょうか。妊娠・出産・子育ては、国籍問わずいろいろな不安や課題を抱えるものだと思います。実は見えていないだけで、問題を抱えていて、日本の母子保健サービスも良く分からず、解決策にもつながれていないかもしれません。
シェアは、外国人のお母さんたちが、日本人のお母さん達と同様に日本の母子保健サービスにつながっていけるよう、少しずつ力を尽くしていけたらと思っています。



在日外国人支援事業担当
山本 裕子





ブログをご覧の皆さん、こんにちは!シェアのマスコット、シェーちゃんとアーちゃんです!

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さてさて、前回のインターン紹介では、乗上(のりがみ)さんの紹介をしましたが、今回はインターン二人目の紹介ということで、山影 美和(やまかげ みわ)さんにお話を聞いていきたいとおもいます!

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山影さんは第一弾の乗上さんと同じ海外事業部のインターンということで、
どのようなお話が聞けるのか楽しみですね〜。

それでは、インタビューを始めたいとおもいます!

Q: 山影さんの簡単な自己紹介をお願いします!
A: シェーちゃんアーちゃん、今日はよろしくお願いします。山影 美和(やまかげみわ)です。
  海外事業部のインターンを務めていて、普段は看護学校の講師をしています。


インターンに応募したきっかけ

Q: 山影さんは、青年海外協力隊出身と聞きましたが、インターンをしようと思ったきっかけは?
A: 青年海外協力隊、職種はエイズ対策で派遣されたのですが、シェアが派遣前研修のHIV/AIDS研修を
  担当していたので、シェア自体は以前から知っていました。
  看護学校で看護を勉強していた時や、青年海外協力隊で活動を行っていた時にも、国際保健に
  携わりたいと絶えず思っていたので、シェアでのインターンを一つの機会として選択しました。

Q: 現在海外事業では、どのような業務を行っていますか?
A: 前回乗上さんが言っていた内容が主ですね。私自身はパソコン業務やデジタル処理が不得意なので、
  そのような作業は苦戦している時もありますが、自分がこれまで苦手としていたところに積極的に
  関わることは非常に新鮮で勉強になっています。


今後の活動について

Q: 今後のインターンでは、どのような活動を行っていきたいですか?
A: 自分自身がインターンとしてシェアに関わる前は、東ティモールの学校保健のことやカンボジアの
  母子保健のことをあまり良く知りませんでした。シェアスタッフの帰国報告会等を経て、
  シェアの活動が発展途上国にとってどれほど大切か実感しました。
  そして、より多くの人にシェアが知っていること、行っていることを発信していく必要があると
  感じました。今後は、自らで発展途上国に貢献していけるようになりたいですね。

山影さん、ありがとうございました!
今回も面白い話がたくさん聞けて、シェーちゃんとアーちゃんはうれしいです。
それでは、次回もお楽しみに!




日本のシェア支援者の皆さん、こんにちは!
私はライムンド・ドミンゴです。東ティモール事務所で学校保健プロジェクトに従事しています。

今年前半の最も重要な私の仕事は、「ベースライン調査」でした。
ベースライン調査の目的は、学校の現在の状態を理解し、今後の活動に活かすことです。そして、3年間のプロジェクトの前と後を比較できるようにして、プロジェクトの効果を知ることです。
この調査では、多くの学校保健関係者へのインタビューを行いました。例えば、保健省、教育省、保健省研修機関、教育省の教員研修機関、県保健局、県教育局、学校インスペクター(指導主事)、学校長等です。それぞれの立場や考えの違いを、聞くことができました。

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写真1.「教育省学校保健担当官へのインタビュー」

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写真2.「学校インスペクター(指導主事)へのインタビュー」

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写真3.「学校長へのインタビュー」

調査では、FRESHという学校保健の国際的な枠組みに基づいた調査指標を使用し、ディリ県のほぼ全校である92校の衛生環境、生徒の個人衛生状態、保健教育の実施状況を調査しました。

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写真4.「学校の衛生環境のチェック」

また、各郡の代表校では、児童を対象とした保健に関する小テストを行いました。訪問先はディリ市内だけではなく、車で悪路を2時間近くかけて行く山間部や、ボートでしかアクセスできない離島の学校もありました。これらの調査は3月から始まり、7月下旬に終了したばかりです。

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写真5.「保健に関する小テスト」

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写真6.「生徒の個人衛生状態のチェック」

私はこの調査で、対象校の85%以上の調査に参加しましたが、多くの学校で生徒たちが不衛生な環境の中で勉強していました。生徒がゴミをポイ捨てする、トイレが汚い、生徒の爪が長く不衛生であるといった状況を多くの学校で見てきました。この状況を生んでいる理由としては、生徒数が多すぎるために教師が生徒を適切に指導できていないこと、教師達の衛生に関する知識が不十分であることなどが挙げられると思います。学校インスペクターの一人は、生徒達がせっかく家で水浴びをして清潔な状況で学校に来ても、教室が汚れているため、すぐに身体や制服が汚れてしまうと嘆いていました。その他にも、生徒が教室内で喫煙している学校もあるようです。
この様な環境を改善し、生徒達が気持ちよく学べる学校にすることが私たちの目標です。

テトゥン語で報告書を作成します!

データの収集が終わった今、次のステップはデータが正しく入力されているか複数回チェックし、分析し、報告書を作成することです。この一連の作業に関しては仲佐理事から学びました。また、仲佐理事には量的データと質的データのそれぞれの分析方法や、クロス分析の方法など、多くのことを教えていただきました。特に興味深かったのはクロス分析です。インタビューデータと学校での調査データを照らし合わせてみるだけではなく、私たちが集めたデータを、政府や他機関からの情報とも比較してみる必要があるというのは初めて知りました。今後、学んだことを活かして、しっかりと分析と報告書作成を行い、活動に役立てたいと思います。

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写真7.「仲佐理事のワークショップ」

最後になりますが、私の今後の目標は、私の活動によって学校の環境が改善し、子どもたちが健康に過ごせること、また将来にわたって健康に過ごせるような知識を身に着けてもらうことです。
このことが将来の東ティモールには大切なことだと考えています。これからもシェアでの仕事を頑張っていきます。今後ともご支援、ご協力をお願いします。

ライムンド顔写真
東ティモール事務所 学校保健プロジェクト担当 ライムンド