今回のブログでは、シェア・カンボジアよりゲスト記者を再びお招きしています。

皆さんこんにちは、メアリーです。今回は、私の論文の話より少しリラックスできるお話を皆さんにお伝えします。

私は、シェアのカンボジア事務所で4ヶ月ほどボランティアをさせて頂きました。シェア・カンボジア事務所は、プレアビヒア州のクーレーンと呼ばれるとてものどかな町にあります。ですので、事務所ではたくさんの面白い動物たちと出会います。皆さんがご想像するような猫や犬、ネズミ、ヤモリなどの他にも、ニワトリなどが時々私たちの働いている事務所へ見回りにやってきます。

puppy
(この子犬は、私たちが保健センタースタッフに行っている離乳食教室に興味津々です。
彼も、母子保健について学びたがっているのかも! )


kitty
(こちらの子猫はダン村で行われたモニタリングの際に撮影したものです。
私にメモ取らないでと伝えているのかもしれません)


buffalo
(この水牛とその仲間たちは、時々事務所の周りに遊びにくるのが好きなようです。
個人的に、水牛はとても可愛いと思っています。
ジャーキーにして食べたいとは思いませんが、美味しいと聞きました。)


それから、私たちが保健センタースタッフとのトレーニングを行うためにシェア・カンボジア事務所内の家具を動かしていた時のことです。私たちは、とても大きなトッケイヤモリの夫婦を見つけたのです。どうやら彼らは姿を暴かれるのがお気に召さなかったようで、それを私たちに知らせるかのようにとても大きな声で鳴いていました。
tokkei


そして、一番面白かったのはこちら!
シェアのスタッフの何人かは、しばしば事務所の2階を宿舎として使用します。そしてなんと、彼らは自分たちのベッドの近くで蛇を見つけたのです!
snake



私は蛇が苦手ですが、ほとんどのシェアスタッフは私よりも勇敢です。

serey holding snake
(自分のベッドの近くで見つけた蛇をつかむ、プロジェクト・オフィサーのセレイさん)


size of snake
(シェア・カンボジア事務所の警備員さんが、蛇の大きさを測定しています)


girl holding snake
(事務所の近所に住んでいる娘さんでさえも、蛇を抱えることに全く問題がありません!)


私はこの蛇について、シェアのスタッフから様々な意見を伺いました。
プログラムアシスタントの一人であるスレイランさんは、私と同じように蛇があまり好きでないと言っていました。しかし、シニアスタッフであるセレイさんは、蛇は食べるととてもおいしいことを教えてくれました。それだけでなく、蛇に毒があるかどうか、食べるべきか、避けるべきか、どうすればそんなことを判断できるようになる実に細かな詳細情報と、さらにコブラは絶対に避けるべきであることを教えてくれました。

最後に、私はシェア・カンボジア事務所の代表を務めるモーガンさんに蛇に対する意見を伺いました。彼女は20年以上ここカンボジアに住んでいることから、蛇は怖くないそうです。しかし、今でも興味があり、蛇を見かけた際には、突いてみるとのことです。しかしながら、蛇にはとんでもなく骨が多く、食べるのはあまり好きではないと、モーガンさんはおっしゃっていました。


シェア・カンボジア ゲスト記者
メアリー・ウィルクス
Mary

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メアリーさん、4ヶ月の間、シェアでのボランティア活動を通じて、
シェア・カンボジアへのたくさんのインプットをありがとうございました!

現在シェアでは、このような楽しい場所で活動するカンボジア事業を、東京から支えてくれるスタッフを募集しています。
詳細は人材募集のページをご覧ください。
ご応募お待ちしております!

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シェア東ティモールではいよいよ今月から、母と子どもの命を守る新しいプロジェクトがスタートします。
無事に生まれてきた赤ちゃんの健康と幸せを願うのは、世界のどこでも同じ。そして赤ちゃんに関する伝統的な儀式やしきたりも、世界の各地にあります。
今回は、初めて父親になったばかりのシェアのスタッフが、ここ東ティモールで新生児の成長を祈るふたつの儀式をお伝えします。

日本の皆さん、こんにちは。ご挨拶できてうれしいです。
シェア東ティモール事務所のスタッフ、ライムンド 28歳です。
昨年10月に初めての男の子が生まれて父親になりました。

紹介するのは伝統的なもので「胎盤吊るしの儀式」と「開眼の儀式」です。
(名前はいずれもこの記事を翻訳している私吉森が勝手に名付けてみました。)

まず生後間もなく行うのは、「胎盤吊るしの儀式」。
出産時に赤ちゃんと一緒にお腹から出てくる胎盤を木に吊るして、子どもの健康な成長と未来を願います。通常は、赤ちゃんが生まれた日の翌朝、人々が起きる前の静かな朝4時か5時頃が適していて、父親ひとりで行います。多くても親せきと2人くらいでしょうか。

やり方ですが、まずは出産のときに出てくる胎盤をヤシで編んだ籠に入れておきます。吊るす木のところに運ぶ時もこの籠に入れて持っていきます。(特に東部はこの籠タイプで、西部は農業に使う大きな籠に入れます)
籠は子どもの性別で形が違います。私は故郷のおばあさんに、赤ちゃんが生まれてくる前に、念のため男女両方の籠を編んでもらいました。

写真1
【写真1】左が男児用、右が女児用


木に吊るしに行くときには、将来どんな人になって欲しいか願いながら行きます。自分の父親の世代は、良い畑や田んぼを作れるようにとナタや鎌、シャベルなど日々の農業で使うものを持っていったようです。
私の場合は、かしこく、そして歌手かサッカー選手になって欲しいと願っています。そこで、英語とポルトガル語の辞書、サッカーボール、そして音楽を入れた電子機器を持っていきました。
道中では、子どもの将来を願いながら物に触れることも重要です。例えば昔ならば、ナタや鎌で周辺の草を刈りながら行ったそうで、今回私は辞書に目を通しながら、英語やポルトガル語を流ちょうに話せる子どもの姿を想像しながら歩きました。

写真2
【写真2】持っていった辞書


写真3
【写真3】吊るした木の一部を持ち帰ってベッドの下に置いています


吊るす木や場所は、事前に確認して決めておきます。
胎盤が落ちないように、最終的にはヤシの籠からバケツに移して、バケツのまま木にくくりつけるのが現代風です。胎盤が入ったこのバケツはそのまま木にくくりつけておいたままなので、胎盤吊るしに適した木には、たくさんのバケツが吊るしてあったりします。
これで胎盤吊るしの儀式は終了です。

写真4
【写真4】たくさんのバケツが吊るしてある様子をライムンドが絵に描いてくれました


ふたつめは、「開眼の儀式」です。 現地語ではファセ・マタン(Fase matan)と、直訳すると「目を洗う」という意味です。

この儀式を行うのは、男児の場合は生後7日、女児は生後5日が目安ですが、赤ちゃんの体調や周囲の状況に合わせて変更しても構いません。開眼の儀式をする前は、新生児を寝室から外の部屋やベランダなどへ出してはいけないと言われています。

私の子どもは男の子なので生後7日だと、10月23日生まれなので10月30日を予定していました。しかし11月初旬のお盆の時期があったりして、地方に暮らす私と妻の親族が首都のあるディリ県に集まりやすい11月7日に行いました。

儀式は、朝7時から始まります。赤ちゃんを沐浴してから、ココナツの殻の容器に水を入れておきます。それから赤ちゃんを外に連れて行き、その水を手に取って赤ちゃん、次に母親、父親のまぶたをこすります。また出産時に手伝ってくれた人たちも同じように水でまぶたをこすります。これで、子どもが澄んだ瞳で、この新しい世界を見ることができるようになります。
(※補足:地域によっては、この水をまぶたにつけるときに、太陽にかざした葉っぱを使うなどいろんなやり方があるようです)
その後、家族や近所の人たちと一緒にお祝いの食事をします。私たちは買った牛肉、鶏肉、魚を料理しましたが、田舎では飼っている牛を屠って盛大にお祝いします。
開眼の儀式はこれで終わりです。

子どもの健康と幸せを願うこれら2つの儀式を、私と妻の家族で無事に終えることができたとき、ほっとしました。
私は初めての子どもだったので、妻の出産時には無事に生まれるかとても怖かったのです。
出産の痛みで泣き叫ぶ奥さんを見ていて怖くなり、自分の故郷の父親に電話して、伝統的な祈りの家に行ってもらい、噛みたばこと一緒に祈りをささげてもらいました。無事に生まれてきた時は、本当に嬉しかったです。私たち夫婦の子どもをこれからも大切に育てていきます。

写真5
【写真5】 スタッフのライムンドと奥さんのセルジアさん、赤ちゃんのフレテリーノくん


皆さん、東ティモールの伝統的な儀式の話を最後まで聞いてくれてありがとうございました。
今月から始まる新しいプロジェクトでも、自分の子どもの成長とともに、子どもの健康を守る知識や方法を学びながらプロジェクトに貢献したいと思っています。


【記事】
シェア東ティモール 事務所のスタッフ
ライムンド


皆さま、こんにちは。東京事務局の西山美希です。

軍手を使ってシェアのウサギのマスコット「シェーちゃんアーちゃん」のぬいぐるみ作りををして、そのぬいぐるみをカンボジアの乳幼児健診に来てくれた子どもたちにお渡しするという日本とカンボジアをつなぐプログラムをご紹介します。

☆ ぬいぐるみ作り☆

昨年8月20日(月)に、株式会社ジェーシービーの皆さまへぬいぐるみワークショップを実施しました。青山本社、三鷹、大阪、東海、北海道をテレビ会議システムでつなぎ、19名の従業員の方々にご参加いただきました!! 写真は三鷹の参加者の方々の様子です。

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そして今年1月に、私、西山がカンボジアで子どもたちにお渡ししましたので、その様子をお伝えいたします。

☆カンボジア国プレアビヒア州トゥバエンミエンチェイ郡サライ村の子ども達☆

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まずは体重、そして身長測定。子どもたちは不安そうな顔に。


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一人泣き始めると連鎖してしますので、いただいたぬいぐるみで気を引きます。


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無事に終わってほっとした様子。ぬいぐるみをもらって嬉しそうです。


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カンボジアの子どもたちがうさぎのぬいぐるみと一緒に、日本の皆さんへありがとうを伝えます



今回は最初泣いてしまっていた子どもにぬいぐるみを振って見せたところ、途端に泣き止んでくれましたので、順調に健診を行うことができました。

しっぽに鈴を入れておりそれに気づいた子は、ぬいぐるみを一生懸命振っていたり、大事そうに抱っこしている子どもたちもいました。
株式会社ジェーシービーの皆さま、本当にありがとうございました。


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シェアでは社員の方々のグローバルな視点を持って途上国への関心を広げることや、ボランティアに対しての意識の醸成を目的にぬいぐるみワークショップを行っています。
ご関心のある企業の方はぜひお問合せください。

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法人連携・普及啓発担当 西山 美希