はしかキャンペーン今月3日から18日にかけて、カンボジアでは全国的に「はしか予防キャンペーン」が行われました。このキャンペーンの様子を先日シェアカンボジアの活動地に見学しに行ってきました。


はしかキャンペーンキャンペーン中は、各保健センターのスタッフが担当地区に数ヶ所設置された「ポスト」に出向き、そこではしかの予防接種と、ポリオワクチン、ビタミンA投与を行います。当日は3つのポストでの予防接種を見学したのですが、開始後約1時間で、地域の子どものほとんどがポストに集まり予防接種を終える、という手際のよさでした。これは、地域に根差した活動を行っている保健ボランティアさんたちが、対象となる子どもがどこに何人いるかを把握し、また予防接種の重要性を保健教育を通して地域に伝えてきた成果です。あるボランティアさんは、以前は予防接種があっても子どもを連れてこない親がいたけれど、今はみんなちゃんと子どもを連れてきてくれる、と言っていました。またある村では、両親が忙しいのか、兄弟姉妹だけで連れ立って予防接種を受けに来ている子ども達もいました。


はしかキャンペーン注射で一人の子が泣き出すと、つられて泣き出す子もいます。また泣いている子を見てその場から逃げ出そうとするところを、保健スタッフに捕まえられて注射を受けている男の子もいました。そんな子ども達をあやしたりなだめたりしながら、手際よく予防接種をすすめている保健センタースタッフと保健ボランティアさんを見て、シェアが関わってきた地域での人材育成と協力関係づくりが実を結んできていることを改めて実感しました。


写真1枚目:予防接種キャンペーンの様子。
写真2枚目:予防接種に集まってきている子どもたち。
写真3枚目:注射をしているのが保健センタースタッフ、後ろの女性が保健ボランティアさん。


シェアカンボジア 佐藤