みなさん、こんにちは。

今年から、新しくシェア気仙沼支援プロジェクトの駐在スタッフとなりました、田中美和と申します。昨年まで8ヶ月間駐在していた尾崎さんの後任として、年が明けた1月7日に気仙沼に赴任しました。

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・気仙沼支援プロジェクト(駐在スタッフ)
 田中美和さん


私がシェアについて知ったのは、在日外国人の健康相談会に看護師ボランティアとして参加したのがきっかけでした。その後、シェアの看護師ボランティアのコーディネーターなどをお手伝いさせていただくこともありましたが、初めてシェアの活動に参加してから、もう10年以上が経っています。

その後、看護師、助産師で臨床経験をつみ、2008年からは青年海外協力隊の助産師隊員として、2年間、ラオスの首都ビエンチャンにある郡病院での活動に参画し、母子保健課に配属されて、地域母子保健改善プロジェクトに携わりました。

そのプロジェクトの中で、病院だけではなく、地域で活動することの大切さや楽しさを強く感じました。大変なこともありましたが、周りにいるラオスの人たちがいつも助けてくれました。ラオスでは、その土地に長く住んで、住民の方々と一緒に活動することの大切さを学びました。

帰国後、再び短期隊員としてラオスで活動した後、昨年の7月から10月まで、シェア東京事務局で国内保健のアシスタントをさせていただきました。

東日本大震災が起きてから、被災地支援の活動に関わりたいと思いつつも、どういう関わり方があるだろうかと思っていた時に、シェアの気仙沼駐在スタッフの募集を知りました。短期の支援ではなく、長期にわたって関われるということと、気仙沼で立ち上がったプロジェクトKとの共同事業であるという点に興味を持ち、応募をしました。



・・・ 気仙沼に赴任して ・・・


こちらに赴任してからは、事務局長の村上さんやスタッフの西尾さんに、階上地区の仮設住宅の名称や、自治会の方々のお名前、地理などを教えていただき、少しずつ仕事を覚えていく毎日です。

はしかみ交流広場では、最近は階上地区の自治会の方々から相談を受けることが増え、イベントのチラシ作りや書類の作成などをお手伝いさせていただいています。

また、他の団体が定期的に仮設住宅の集会場で開催しているお茶会に一緒に参加させていただき、血圧測定や健康相談を行っています。


プロジェクトのコーディネーターというお仕事は経験がないため、不安もありますが、気仙沼の地元の方々や、経験豊富なシェアのスタッフと十分にコミュニケーションをとりながら、ひとつひとつ丁寧に、確実に職務を果たしていきたいと思っています。そのために、前任の尾崎さんや、村上さんたちが少しずつ築き上げてきたはしかみ地区の方々との関係を、これからもっと深く強いものにしていけたらと思います。


近々、集会場で健康講話も行う予定なので、またその様子もみなさんにお伝えできたらと思います。



tanaka

気仙沼プロジェクトコーディネーター
田中美和



 
 
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