シェアブログをご覧の皆さま、こんにちは。
シェアのエイズボランティアチームHAATASの田口裕樹(元インターン)です。

毎年、この冬の時期には、筑波大学附属高校でエイズ授業が行なわれます。
シェアタイ事業担当の西山さんと(特活)アーユス仏教国際協力ネットワークの枝木さんが、保健体育の先生と話し合いを重ねながら、今まで実施されてきたこの授業ですが、
HAATASにとっても、毎年恒例の行事となっています。
この季節になると、「今年はどんな高校生が授業を受けるのだろう、授業を受けた生徒たちはどんな反応を示すのだろうか」と、毎回とても楽しみにしています。

1年生と2年生の2クラスを対象に、全4回構成で行なわれていますが、
この日の授業はその第1回目ということで、
エイズの入門編として、世界と日本のHIV感染状況や治療へのアクセスについて知るためのワークショップ「世界がもし100人の村だったらHIV編」と、
HIVがどのような感染の拡がり方をするか、視覚的に分かりやすく学ぶことができるワークショップ「水の交換」を行ないました。

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【写真1、床に置いた大陸を模したロープの中に入る様子】



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【写真2、HAATAS鈴木さんによる抗HIV薬へのアクセスについての話に、真剣に聞き入る高校生たち】



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【写真3、ワークショップ「水の交換」で、互いの水を交換する様子】


今回、僕が関わるようになってから初めて、HAATASがこの二つのワークショップの運営を担当させていただきました。高校生を対象にワークショップをやる機会はめったにないので、そのような機会をいただけて嬉しい反面、西山さんや枝木さんのように参加者を上手く巻き込んで、エイズに興味を持ってもらえるような進行、円滑な運営ができるかどうか、少しプレッシャーはありました。
ですが、緊張や恥ずかしさを見せながらも積極的にワークショップに参加する学生さんたちの姿勢に助けられ、終始楽しいエイズワークショップが出来たのではないかと思います。

今回行なわれたエイズ授業によって、この授業の記憶、エイズについて自分自身が考えたこと、感じたことが、少しでも学生さんたちの心の中に残っていてほしいなと深く思いました。

参加して下さった筑波大附属高校の学生さんたち、僕たちに貴重な機会を与えて下さった先生、西山さん、枝木さん、本当にありがとうございました!

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HAATAS 田口裕樹(3月9日)