こんにちは!三度の飯も好きだけど甘いモノも大好きな、海外事業担当の末永です。
今回は出張先のカンボジアからお送りします。

私は本当に甘いモノが好きで、小さい頃は冷蔵庫にある練乳チューブをこっそり吸って中身を食べ尽くし、母親にバレて怒られたのを思い出します。カンボジアでは、毎日「カフェー・タック・ダッコー・タッコー(練乳たっぷりアイスコーヒー)」を飲めるので幸せです!


地方選挙

さて、カンボジアではこの週末の日曜日、6月4日にコミューン(=村の集合体、1つのコミューンに80〜100の村が含まれます)選挙が実施されます。この選挙では、コミューン長とコミューン議会のメンバーが選ばれます。コミューン議会は、地方の予算割を決める権限を持っているため、重要な選挙です。

そのため、カンボジアではいま選挙キャンペーンの真っ最中です。与党・野党が総力を挙げて、有権者に対してアピール活動を実施しています。キャンペーン最終日の今日は、そこかしこでパレードが繰り広げられていました。

シェアの活動地のプレイベンでも、あちこちから人が駆り出され、大キャンペーンが実施されています。シェアのカウンターパートである郡保険行政局のスタッフも、今日は地方のパレードに参加するため、不在です。


パレードの様子

活動地のプレイベンから、首都のプノンペンへ帰る途中、与党(Cambodia People’s Party)の長〜いパレードに会いました。突然道路を封鎖されたため、しばらく彼らが通り過ぎるのを待たなければいけませんでした。

選挙パレード1
バイクパレード

選挙パレード2
バイクパレード

選挙パレード5
パレードで使用されているバイク


トラックの上に乗って旗を降る人々、バイクでパレードに参加する人々、巨大スピーカーからは音楽が響きます。


選挙パレード3
トラックの上で旗を振るパレードの参加者の人たち

選挙パレード4
パレードで使用されている選挙カー

選挙パレード7
パレードで使用されている選挙カー


それにしても、このパレードにかかる費用(お揃いのシャツ、帽子、パレード参加者に支払われる日当やガソリン代、昼食代などなど…)は、一体いくらかかっているのでしょうか。

この費用を、カンボジアの子どもたちが元気に成長していくのを支えるため、もっと保健の分野に(もちろん教育や農業などにも)使ってくれればいいのになぁと、思わず願ってしまうのでした。


海外事業部
末永 明日香