こんにちは。

シェア東京事務所の在日外国人支援事業部で4月よりインターンとして勤務をしております、中村美穂と申します。現在は都内の大学で看護師の勉強をしています。
どうぞよろしくお願いします。

さて、本日は8月13日に板橋区で開催しました、日本に住む外国人を対象とした無料出張健康相談会の様子を皆さまにお伝えしたいと思います。


シェアの健康相談会について

シェアの無料健康相談会は、26年という長い歴史があります。対象となる外国人相談者は日本で働いている、あるいは日本で働く家族と共に来日したなど、目的はさまざまです。近年は東南アジア圏から日本語を学ぶために来た留学生や技能実習生の数が急増しており、街中で外国人を見かけることも増えてきたのではないでしょうか。外国人の数が増加する一方で、外国人の病院へのアクセスは未だスムーズには行われていないのが現状です。それは、「言葉が通じない」、「健康保険に加入できていない」、「相談できる相手がいない」、「病院にかかるお金がない」などの理由が複雑に絡み合っているためです。

シェアではこれまで外国人相談者と病院との橋渡し役として、母国語での相談、病状や治療の説明、病院に行く必要があるかどうかを理解できるように通訳を整備し、必要に応じて無料で紹介状を渡すなど活動を行ってきました。


翻訳チラシ
多言語に翻訳されたチラシ 左からベンガル語、中国語、ネパール語


今回の相談会では、板橋区を拠点として外国人住民に対して相談活動を行っているAPFS(ASIAN PEOPLE’S FRIENDSHIP SOCIETY)との共催のもと、問診、血圧測定、身体計測、尿検査、医科・歯科相談などのほか、希望者に母子健康相談や在留・生活相談、栄養相談を実施しました。相談ブースでは、相談者の悩みや疑問に対して、医師、歯科医師、看護師、助産師を始めとした、それぞれの専門家による丁寧な説明やアドバイスが行われました。また相談会の当日運営は、シェアのボランティアさん達が担ってくださいました。

私はこの相談会で、問診のブースを担当させて頂きました。比較的、在日期間が数年から数十年と、長い方が多いため、日本語で対応できる相談者も多いように感じました。一方で、来日から数ヵ月という方や、職場等で日本語を用いる機会が少ない方々との日本語でのコミュニケーションは難しく、通訳者を介する場面も度々ありました。今回の健康相談会を通して、「言葉の壁」を強く感じ、日々シェアの通訳として奔走してくださる皆さまの存在が改めて大きく感じられました。

当相談会にはネパールを始め、バングラデシュ、ミャンマー、フィリピン、インドなど、合計41名の相談者が参加をされました。相談者の多くの方々が、ホッと安心されたお顔で帰って行かれました。この相談会が在日外国人の方々の生活を支える一つの重要な役割を今後も担い続けることを願っています。


シェアでは天の川募金キャンペーンを行っております。
みなさまのご支援、よろしくお願いします。


インターン
中村 美穂