こんにちは。シェア・カンボジアの溝口です。カンボジアはすっかり雨季も終わり、最近は40度近くまで気温が上がっています。


さて、カンボジアの乾季といえば「結婚式」シーズンです。米の収穫が落ち着いた11月頃から4月頃まで、国中のあちこちで行われます。今日はその結婚式の様子について少しご紹介します。


ある日の夕方、業務を終えてクリーナーであるソパニさんのお家で夕飯をご馳走になっていたときのこと、あるものを発見。

溝口「ソパニさん、あれは…」
ソパニさん 「あーあれ、結婚式の招待状!ビニール一袋に入り切らなくて、ほら2袋も (壁にかかったビニール袋に大量の招待状)」
溝口「うひゃー。きらびやかな封筒がたんまり!今年はいくつの結婚式に呼ばれたの?」
ソパニさん 「うーん。50くらい?あははは」

お呼ばれする結婚式の数が50!


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【写真1.ソパニさんの家へ届けられた招待状の一部。新郎新婦はひとつひとつ手渡しでこの招待状を届けに行きます。】



そして今年は嬉しいことにカンボジア事務所から4人のスタッフが結婚式をあげました!

カンボジアの結婚式は3日くらいかけて行われます (以前は1週間だったのが時代と共に少しずつ短くなっているようです)。



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【写真2.花嫁を訪れる花婿 (中央)の様子。親族などの参列者は花や果物などを持って行進します。】


カンボジアでは夫が家長となるものの、嫁の家へ嫁ぐ習慣があり、結婚式は花嫁の実家で行うことが一般的です。家族・親族以外のゲストが参加するのは最終日の夕方からで、事前に頂いた招待状を持って参加します。



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【写真3.シェアのプログラムアシスタント、スレイランの結婚式会場】


会場に着くと、新郎新婦の写真がお出迎え。この前で参加者たちは写真を撮ります。こちらはシェアのプログラムアシスタント、スレイランの結婚式会場。



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【写真4.プログラムアシスタント、ベスナの結婚式】


こちらは助産師さんであり、プログラムアシスタントベスナの結婚式。中央のゴールドの衣装を着ているのがベスナです。参列者もここぞとばかりのおしゃれできまっています。



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【写真5.プログラムアシスタント、コンティアの結婚式】


そしてこちらはプログラムアシスタント、コンティアの結婚式。彼女の実家はシェムリアップ州の郊外にあり、参列したスタッフはバイクで4時間以上かけて訪れていました。



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【写真6.円卓の会場】


会場はこのように、一面に円卓と椅子が並べなれています。色合いからもおめでたい雰囲気が伝わってきます。



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【写真7.アップテンポのダンスミュージックがこのスピーカ】


カンボジアのウェディングソングや、アップテンポのダンスミュージックがこのスピーカーから流れてきます。その数なんと12個!村中のどこからでも結婚式の会場がすぐにわかります。音楽は朝の4時半から夜の11時まで続きます。個人的にはちょっとしんどいと思うときもありますが、カンボジアの人たちはこの音の大きさはあまり気にならないようです。



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【写真8.パパイヤサラダや、肉、焼魚など、結婚式場のカンボジア料理】


午後7時頃からようやく人が集まってきました。人がいっぱいになったテーブルから次々と料理が運ばれてきます。パパイヤサラダや、肉、焼魚などのカンボジア料理などを頂きます。

日本と違い、ゲストはばらばらと集まってくるのもカンボジアの結婚式ならでは。一緒のテーブルに座ったご近所さんは、「お腹が空いたから早くきちゃった!」と笑っていました。



また、日本と違うのは主役の新郎・新婦と会話をする時間はほとんどありません。最初の入り口で挨拶をした以来、会場を出るまで新郎・新婦を見かけることがないなんてこともしょっちゅうです。その代わり、新郎・新婦は衣装替えや写真撮影で大忙し!


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【写真9.カメラマンの細かいポーズ指定があるコンティアの結婚式の様子。】



式の終盤になると、アップテンポの曲が流れ、ダンスタイムに入ります。こうして結婚式は夜の11時頃まで続いていくのです。

帰り際にご祝儀を渡して終了。ご祝儀は地方では、15〜35ドルくらいが相場だそうです。2020年のカンボジアの最低賃金は191ドルですので、呼ばれる方も呼ぶ方も大変ですね。



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【写真10.結婚式のご祝儀袋】


ご祝儀袋は招待状と一緒についてきます。こちらは3月末に結婚式を控えるプログラムアシスタント、セイハーのご祝儀袋。とても煌びやかです。



それでもやっぱり、みんなが嬉しい気持ちになるのが結婚式。今日も村のあちこちでウェディングソングが流れています。




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文責:溝口(NGOシェア・カンボジア インターン)