こんにちは。シェア海外事業担当の末永です。

去る10月、カンボジアのプレアビヒア州にて、これから始まる事業開始の式典を開催しました。この事業では、プレイベン州での経験を活かし、プレアビヒア州で子どもの栄養改善を目指します。


今回のキックオフセレモニー式典

前事業地であるプレイベン州スバイアントー郡の郡保健行政局長トン・トール氏、JICAカンボジア事務所から水沢氏、新プロジェクトのカウンターパートである州保健行政局長のクン・ロー氏が国立栄養プログラムの副長であるチア・マリー氏がゲストで登壇してくださいました。


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前事業地であるプレイベン州スバイアントー郡の郡保健行政局長トン・トール氏


シェアとこれまでどのように働いてきたか、地域にどのような良い変化があったか、
自分たちはそれをどう続けるか、といった内容を話してくださいました


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JICAカンボジア事務所から水沢氏(写真左)、シェア事務局長の岩崎(写真右)


JICAカンボジアで最初のパートナーシッププログラムが、
なんとシェアのコンポンチャム州でのプログラム(1998年)だったそうです!


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プレアビヒア州保健行政局長のクン・ロー氏


栄養不良はその子の健康だけでなく、将来の教育・経済状況にも影響します。
プレアビヒア州の保健状況についてスピーチをいただきました。


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国立栄養プログラムの副長であるチア・マリー氏


カンボジアの健康指標は改善されつつあるものの、子どもの栄養状態はまだ目標に達成していません。
シェアの栄養プロジェクトに対する期待を話していただきました。


ゲストスピーチの後

シェアのプロジェクト・マネジャーのフンから、プロジェクトの内容について
参加者のみなさまにご説明を差し上げました。


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プロジェクト・マネジャーのフン(写真一番左)


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通訳として活躍したシェアスタッフのセレイ。かなりがんばりました。


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式典の様子


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最後の集合写真


これから4年間のプロジェクトです。どうぞよろしくお願いします。

海外事業部
末永 明日香



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こんにちは、シェアの広報担当の比田井です!
先月8月の上旬にカンボジア出張へ行ってきましたので、出張報告をさせて頂きます。
久しぶりの海外出張ということもあり、緊張とワクワク感が入り混じる海外出張でした。


プレイベンでの乳幼児健診の見学

カンボジアに到着し、カンボジアのシェア現地スタッフに連れられ
まずはカンボジア現事業地のプレイベンへ乳幼児健診の活動見学へ行って来ました。

カンボジアの現地で生の乳幼児健診を見学するのは入職して初めてです。

「百聞は一見に如かず」という言葉があるように、
実際に乳幼児健診が行われている様子を見ることによって、
どのように乳幼児健診が行われているか、そしてどのようなカンボジアのお母さんや
赤ちゃん達が健診来ているのか、肌で感じ勉強することが出来ました。


乳幼児健診 プレイベン
プレイベンでの乳幼児健診の様子

成長曲線
子どもの成長を記録するイエローカード

健診に参加する乳幼児
乳幼児健診へお母さんに連れられて子どもたちがやってきます。

離乳食教室 プレイベン
離乳食教室の様子


シェア現地代表のモーガンの指導もあり、現地スタッフの自立にも目を見張るものがありました。

サトウキビのジュース販売
サトウキビのジュースの移動販売

サトウキビ移動販売
サトウキビ

ビニール袋に入れてくれます。
こんなふうにサトウキビが搾られ、ジュースが販売されています。


次期事業地、プレアビヒアへ

首都プノンペンから陸路で約6時間から7時間の場所にあるプレアビヒア。
プノンペンからの主要道路はアスファルトがしかれ、想像よりもキレイな道でした。

山々に囲まれているプレアビヒアは、私の実家がある長野県を思わせるような
緑が多い地域で、カンボジアでもかなりの農村地帯ということはプノンペンからの
変わっていく風景で実感ができました。


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プレアビヒアの新事務所


プレアビヒアではPRA(Participatory Rural Appraisal:主体的参加型農村調査法)という
調査方法の研修に参加しました。

こちらは簡単に説明すると、活動を行うプロジェクトチームに必要な情報を集めるだけではなく、
グループワークなどを通して住民自身が主体的に自分たちの村について考え、行動のきっかけにするという目的があります。

研修の後半には、実際に農村に出て行き住民の方たちと一緒に研修のグループワークを行いました。
実際に参加してくれた住民の方々は、グループワークの参加にとても積極的で
今後の事業に期待が持てるような研修になっていると実感をしております。


PRA研修の様子
事務所での研修の様子

農村現地の様子
農村地域で住民に参加してもらっての研修の様子

農村研修の様子
グループワークを行いました。

PRA研修の参加者
研修参加者の方。彼女は住んでいる地域から6時間掛けて事務所へ来て研修へ参加してくれました。


新事業地のプレアビヒア州は、主要産業が少なく、多くの人が出稼ぎに出ている状況です。
また、慢性的な栄養不良である発育阻害状態にある子どもは4割を越え、カンボジアの平均と
比較すると10%以上高いのが現状です。

プレイベン州で定着した子どもの健康増進プロジェクトが、このような乳幼児健診を必要と
している新たな地域で展開していくことは、非常に意義があることだと思います。

今後も東京事務局から、広報担当としてカンボジア事業のバックアップを頑張りたいと思います!


シェアでは天の川募金キャンペーンを行っております。
みなさまのご支援、よろしくお願いします。


広報担当
比田井 純也
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去る7月19日、浅草文化観光センターにおいて、カンボジア現地代表のモーガンより、カンボジア事業の報告をさせていただきました。都内での報告会開催となってしまい、離れた地域にお住まいの支援者のみなさまには大変失礼いたしました。

そこで当日の報告内容を、ブログの場を借りてお伝えしたいと思います。


モーガンからの事業報告

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報告会会場の様子


最初に、カンボジア現地代表のモーガンより、プレイベン事業の報告をさせていただきました。
カンボジアでは現在プレイベン州において、母子保健事業の現地へ引継ぐ為のプロジェクトを実施しています。プレイベンでの事業は9月に終了しますが、シェアがいなくなった後でも、プレイベンの人たちの手によって子どもの健康を守る活動が続けられていくよう、シェアは側面からサポートしています。

モーガンからは、この引継ぎ事業によってシェアと活動する人々にどのような変化があったかを中心に、みなさまにご報告しました。

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モーガンからの報告の様子


たとえば、これから子どもの健康を守る活動を中心となって担っていく郡保健行政局長からは、子どもの健康管理を重視した発言が見られるようになりました。同じく郡保健行政局の母子保健担当官からは、「(実際に人々に保健サービスを提供する)保健センタ―スタッフやボランティアが、活動を継続していくモチベーションをもちつづけられるようにしていきたい。その資金も探していきたい」といった発言が出るようになりました。

またモーガンは、このプロジェクトの大きな成果として、それぞれのポジションや位置づけにこだわらず、他セクターと協働で作業をするようになったことをあげました。

具体的には、保健省の管轄にある郡保健局と、女性省の管轄にある女性子ども委員会との協働です。女性子ども委員会は自治体から予算を確保しているのですが、彼女たちを協働することにより、離乳食教室にその予算を充てられることとなりました。郡の女性子ども委員会のメンバーからは、「もっと自治体と協議を継続し、来年は各地域が最低7村の離乳食教室の予算を確保することを目標にしています」と、心強い言葉をもらったと、モーガンから報告がありました。

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モーガンへの質問も参集者の方から多くあがっていました。


スペシャル対談

第二部は、モーガンと元シェアカンボジアスタッフのチャンパによるスペシャル対談でした。モーガンはカンボジアで子育てをする日本人のお母さん、一方のチャンパは日本で子育てをするカンボジア人のお母さんです。この少し不思議な二人の組み合わせで、それぞれの国の子育て事情について、対談形式でみなさんにお話をしました。

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スペシャル対談の様子


二人のお母さんからの話は面白く、意外なこともたくさんありました。

たとえば、子どもの健康を祈るおまじないとして、カンボジアでは赤ちゃんが生まれたら、お母さんは赤ちゃんのそばにハサミを置いておきます。これは悪い魔物から赤ちゃんを守るためだそうです。
日本では七五三などがありますが、モーガンはこれをカンボジアで(しかもアンコール・ワットで)したとのこと。スケールの大きいエピソードに、会場は大盛り上がりでした。

他にも、二人がそれぞれの国に来て驚いたこと、医療事情の違いなど、様々な話題で盛り上がりました。

ただ二つの国で違うところはたくさんありますが、どこの国のお母さんでも、自分の子どもに健康に育って欲しいと願う気持ちは一緒なのだということが、二人の話からよくわかりました。

モーガンからの報告、そしてスペシャル対談で報告会は終了しました。
当日会場にお越しくださったみなさま、ありがとうございました。


シェアでは天の川募金キャンペーンを行っております。
みなさまのご支援、よろしくお願いします。


海外事業担当
末永 明日香
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こんにちは。海外事業アシスタントの末永です。
5月の末から2週間、カンボジアへ出張に行ってきましたので、今回はそのご報告をしたいと思います。


今回の出張の目的は、現行のプロジェクト質的評価を実施すること

現行のプロジェクト「プレイベン州スバイアントー郡保健行政区における子どもの健康増進プロジェクト第三フェーズ(ハンドオーバー事業)」の質的評価を実施をしました。
質的評価とは、「数字では表せないことを評価する」ということです。

たとえば、あるプロジェクトを実施した結果、「人々がご飯を食べる回数が1日2回から3回に増加した」とします。この、「2回から3回へ増加した」というのは、数的な評価です。数字だけを見ると、暮らしが改善したように思えます。

しかしプロジェクトの結果、「栄養たっぷりのご飯を美味しそうに食べていたのに、栄養の偏ったご飯をまずそうに食べるようになった」場合、このプロジェクトは成功したと言えるのでしょうか?
こうした、数次では表せない部分を評価することが、質的評価の目的です。

今回の出張では、地域保健専門家である工藤芙美子さんに、カンボジアに来ていただき、プレイベンでのハンドオーバー(引継ぎ)事業の、数字では表せない部分の評価に取り組みました。

カンボジアに到着してから1週間は、プロジェクト内容の見直しと、評価に必要なデータの抽出を行いました。毎日朝の7時半から夜遅くまで、作業が続きました。


次の週は、まずカウンターパートに対するインタビューとアンケートを作成

前の週に出したデータやスタッフの観察記録、そこから考えられるプロジェクトの効果などを踏まえたうえで、質問によって明らかにすべき項目を考えます。


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カンボジア事務所にてミーティングの様子


考えた質問をもとに、インタビューやアンケートを実施しました。
対象となったのは、郡保健行政局のチーフと母子保健担当官、保健センタースタッフ、村の保健ボランティア、女性子ども委員会のメンバーです。
みなさん、コミューン選挙の忙しい合間をぬって協力してくれました。


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インタビューの様子


インタビュー結果やアンケートの結果から、今度はキーワードを抜き出しました。その結果、現場から聞こえてきた声をご紹介します。


郡保健行政局長 トン・トール氏
郡保健行政局長 トン・トール氏
質問「以前、「保健ボランティアはキーパーソンで、健康へのアドバイザーだ」とおっしゃっていましたが、それについてどう思いますか?」
回答「それは今でもそう思っています。なぜなら、保健ボランティアはコミュニティによって選ばれた代表者であるし、保健センターとコミュニティの間で、必要な全ての情報を伝達・交換するメッセンジャーだからです」

郡保健行政局 母子保健担当官 ミエン・ムーン氏
質問「乳幼児健診、離乳食教室の重要性は何だと思いますか」
回答「これらの活動によって、養育者が子どもの健康に興味を持ち、さらに活動に参加するようになります。そうすることで、養育者が学んだことを家庭でも活かすようになり、村の低体重の子どもが減り、子どもの健康状態の改善につながります」


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アンケートに回答する保健センタースタッフや保健ボランティア、女性子ども委員会のメンバー


全てはご紹介できませんが、このほかにも、離乳食教室を一緒に開催している女性子ども委員会のメンバーから「乳幼児健診のやり方を学びたい」という声もあがりました。

今後はカンボジアで、抜き出したキーワードをもとにレポートを作成し、数字ではわからないカウンターパートの成長や変化を評価していきます。
夏から始まる新事業に活かすため、カンボジア事務所で全力で取り組みます!


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休憩のときに食べた揚げバナナ。


つぶしたバナナに、ココナッツミルク・やし砂糖・黒ゴマを混ぜて作った衣をつけてカリッと揚げます。美味しいですよ!


〜お知らせ〜
カンボジアの活動報告会を開催します!
報告に加え、今回はゲストを迎えてスペシャル対談も実施!!
なんと元シェアカンボジアスタッフのチャンパが登壇します。

現在日本で子育て中、カンボジア人のお母さんチャンパと、カンボジアで子育て中、日本人のお母さんモーガンが、日本とカンボジアの子育てについて、それぞれの目線でお話をします

おもしろい報告会になることは間違いありません。みなさま奮ってご参加ください!!

お申し込みはこちら

イベントの詳細はこちら


海外事業部
末永 明日香


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こんにちは!三度の飯も好きだけど甘いモノも大好きな、海外事業担当の末永です。
今回は出張先のカンボジアからお送りします。

私は本当に甘いモノが好きで、小さい頃は冷蔵庫にある練乳チューブをこっそり吸って中身を食べ尽くし、母親にバレて怒られたのを思い出します。カンボジアでは、毎日「カフェー・タック・ダッコー・タッコー(練乳たっぷりアイスコーヒー)」を飲めるので幸せです!


地方選挙

さて、カンボジアではこの週末の日曜日、6月4日にコミューン(=村の集合体、1つのコミューンに80〜100の村が含まれます)選挙が実施されます。この選挙では、コミューン長とコミューン議会のメンバーが選ばれます。コミューン議会は、地方の予算割を決める権限を持っているため、重要な選挙です。

そのため、カンボジアではいま選挙キャンペーンの真っ最中です。与党・野党が総力を挙げて、有権者に対してアピール活動を実施しています。キャンペーン最終日の今日は、そこかしこでパレードが繰り広げられていました。

シェアの活動地のプレイベンでも、あちこちから人が駆り出され、大キャンペーンが実施されています。シェアのカウンターパートである郡保険行政局のスタッフも、今日は地方のパレードに参加するため、不在です。


パレードの様子

活動地のプレイベンから、首都のプノンペンへ帰る途中、与党(Cambodia People’s Party)の長〜いパレードに会いました。突然道路を封鎖されたため、しばらく彼らが通り過ぎるのを待たなければいけませんでした。

選挙パレード1
バイクパレード

選挙パレード2
バイクパレード

選挙パレード5
パレードで使用されているバイク


トラックの上に乗って旗を降る人々、バイクでパレードに参加する人々、巨大スピーカーからは音楽が響きます。


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トラックの上で旗を振るパレードの参加者の人たち

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パレードで使用されている選挙カー

選挙パレード7
パレードで使用されている選挙カー


それにしても、このパレードにかかる費用(お揃いのシャツ、帽子、パレード参加者に支払われる日当やガソリン代、昼食代などなど…)は、一体いくらかかっているのでしょうか。

この費用を、カンボジアの子どもたちが元気に成長していくのを支えるため、もっと保健の分野に(もちろん教育や農業などにも)使ってくれればいいのになぁと、思わず願ってしまうのでした。


海外事業部
末永 明日香


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