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3月20日に第3次隊が宮城県に出発しました。
その時の活動を報告致します。
先日からのつづきです)


次の目的地は、歌津にあるクリニックです。市内の医院は津波で被害を受けましたが、鍼灸院の施設を借りて開業をしているとの情報を予めキャッチしています。
瓦礫の中の道を、時に、山間部に回りこみ、時に海岸地域の瓦礫の中の道を抜けて歌津に向います。幸いそのクリニックはすぐに見つかり、建物も無事でした。到着はちょうどお昼時で、診療はお休み、東京から持参した医薬品のリストを見せるとすぐに必要なものをピックアップ。「ここよりも大変なところがあるだろうから」と控えめなリクエストでした。持参した医薬品の箱を一度クリニックにすべて運び込み、必要分だけを降ろして再度ワゴンへ。

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この診療所も診察は午後4時まで。情報収集のために向かったベイサイド・アリーナから戻った時には、小さな待合室は満員でした。その二つの光景は、全く異なるものでした。大規模避難所には医薬品は十分に届けられています。建物の正面には、巨大スクリーンのテレビが設置され、報道の車が駐車場に並んでいるのです。自衛隊が活動する場所にも支援物資はあります。しかし、小さな診療所はそのような支援を十分に受けられません。しかし、シェアが出発しようとしたその時、新たな医薬品が運び込まれました。医師会からの医薬品支援です。ようやく、診療所レベルにも医薬品が到着する段階に達したのだと感じ、歌津を後にしました。

2011年3月22日
事務局長 小林


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3月20日に第3次隊が宮城県に出発しました。
その時の活動を報告致します。
先日からのつづきです)


3月22日(火)、第三次隊は、石巻よりも北、南三陸地域と気仙沼の保健医療状況を確認するために出発しました。東京から物資輸送支援として同行いただいた日蓮宗のトラックとはここでお別れです。海岸に近い道路は完全に破壊され、不通となっているために、内陸部の道路を使用して目的地レベルまで北上し、その後、道を東にとって海岸地帯に向かいます。

最初の目的地は、南三陸地域の拠点病院、志津川病院です。海に近づくにつれ、その惨状が明らかになってきました。東松島や石巻も津波に街は破壊し尽くされた印象でしたが、それでも、津波は街を「破壊」したと表現するべき状況でした。街を覆う巨大なミキサーに自動車や船や土台から離れた家屋が放り込まれて、ガラガラとかき回された結果、町中の建物が引き裂かれてしまったかのようでした。しかし、志津川の光景は、全く異なるものでした。海岸に程近い場所に大きな建物(それが目標の志津川病院でした)、が立っているほかは、ホテルと思しき5〜6階建ての建物などを残して、殆ど平らになっています。何もかもが津波に飲み込まれ、沖に持ち去られたかのような光景です。被害が甚大なのは明らかです。

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かろうじて車が通れるくらいに瓦礫が取り除かれた通りをゆっくりと進み、病院にたどり着くと、病院が機能していないのはすぐに理解できました。上層階まで窓は破れ、入り口のアプローチもコンクリートがひび割れて隆起しています。訪問介護ステーションの軽自動車が停車していますが中は無人。恐る恐る建物の中を覗き込むと、思いがけず人の気配。しかし、それは報道の人たちでした。5階でがんばっていた訪問介護ステーションもここを引き払い、大規模避難施設の「ベイサイド・アリーナ」へ移転するとのこと。医療拠点は既に避難所に移っていたのです。私たちは志津川病院への医薬品の提供をあきらめて、次ぎの目的地に移動することにしました。

2011年3月22日
事務局長 小林


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3月20日に支援物資輸送を目的とした第3次隊が宮城県東北国際クリニックに向けて出発しました。
その時の詳しい状況が、シェア事務局長の小林から届きましたのでご紹介致します。


東北国際クリニックに医薬品を届けた後、さらに厳しい状況に置かれている南三陸町から気仙沼方面の調査をするために北上するのが第三次隊のミッションです。しかしながら、同行するJVCの支援物資をまずは東松島から石巻に届けるために、逸る心を抑えて、まずは山形の東北広域震災NGOネットワーク(以下「広域ネットワーク」、事務局:国際ボランティアセンター山形(IVY))に合流しました。

既に、避難所にもかなりの支援物資が届けられていますが、その多くは飲料水や防寒具など、必需品ではありますが、同じ種類の物。実は、細々とした物資が不足していました。歯ブラシや水を使わないシャンプー、食器、下着など、必要とされている物資は避難所ごとに異なります。東北広域震災NGOネットワークのスタッフは、そのニーズを一つ一つ聞き取り、調達をした上で、避難所を回って手渡しています。地元ならではの、きめ細かな支援です。JVCは広域ネットワークの一員として同行していますが、シェアは、トラックを調達した関係で、その「お手伝い」といった格好です。

まずは物流センターに向い、必要とされている品々を、膨大な支援物資の中から選び出し、積み込んで向かった先は、石巻、東松島町方面の避難所。まずは、広域ネットワークのスタッフが避難所の人と話をし、注文を受けた品を渡します。その間、シェアのスタッフは待機、避難所の様子などを確認します。地元のNGOが避難所の人たちとの信頼関係で支援をしている中、短期でのお手伝いでしかないシェアは黒子に徹します。

また、東京から運んできた医薬品は、医療従事者しか使えない処方薬が殆ど。医療機関に手渡してこそ力を発揮するものです。不用意に荷解きをすると混乱が起こり、一般の支援物資にまぎれて医薬品が紛失する恐れもありました。そのため、避難所の世話役の方との打ち合わせが終了するまでは、荷おろしをしないよう事前に注意を受けていました。結局、混乱は起こりませんでしたが、多くの荷物を積みながら、ワゴンの荷物は殆ど降ろさないままです。被災者の方々目からみて、どのように映っているのか心配しながらの作業でした。

東三陸町と石巻の避難所を回りましたが、シェアの医薬品は殆どお渡しすることはできませんでした。紙おむつやガーゼなどの衛生用品を若干量お渡ししただけです。あくまでもシェアの目標は南三陸町や気仙沼の医療機関です。それでもJVCが積んできた毛布や、物流センターで調達した下着、食料、衛生用品などかなりの物資を避難所に届けることができました。

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さらに北上するという広域センターのボランティアさんが運転するワゴンを見送り、あらたに到着した広域センターの車に積めるだけの毛布などの支援物資を引き渡し、シェアのワゴンとトラックは、翌日の北上に備えて名取市の東北国際クリニックに帰還しました。翌日は、最も被害が甚大だった地域に入ります。

2011年3月21日
事務局長 小林


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気仙沼市における保健支援活動が始まります。
気仙沼市は地震後に広範囲に火災が発生し行政の記録も被害を受けたため、避難所に行くことができない高齢者、障がい者、母子等の安否確認が重要な課題となっています。シェアは設立準備中の巡回診療支援チームに参加し、医師・保健師/看護師による訪問診療、在宅ケアの活動を中長期にわたってサポートする予定です。

IMGP0932プロジェクト開始のために、まずは先遣隊が備品や物資を運び、活動拠点を整えます。そこに医療従事者が合流、という手はずになっています。支援者の方から長期でお借りしているに車に、次々と荷物を運び込みます。


DSCF6534先遣隊は2名。事務局長の小林と、気仙沼市出身のシェアスタッフ守。渋滞を避け、途中で仮眠し、気仙沼を目指します。


東京事務局 飯沢

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日本国際民間協力会NICCOの巡回診療に同行している看護師の越藤さんより、陸前高田の様子を報告いただきました。

陸前高田では、モビリア避難所(約70名)、矢の浦公民館(約30名)を訪問し、診療活動を行っています。モビリア避難所はキャンプ場で、ドーム型の宿泊施設がいくつかあります。各ドームに5〜8名の高齢者が避難しています。自宅に戻る方や、親類の家に身を寄せる方も出てきており、避難している方は全体的に減少傾向にあります。

避難所での生活も大変ですが、自宅に帰れたとしても安定しない生活や余震の恐怖、日常に戻るにはほど遠い生活です。情報が入り被害の全体像が見えてくるなかで、水も電気も不自由する地域がある一方で、ライフラインが整っているなど、被害の個別性も明らかになってきています。助け合い頑張ってはいるが、たまっていた疲労が風邪や不眠などの症状を引き起こしているそうです。
また、避難所に来れない、または自力では受診行動が出来ない在宅での被災者、高齢者の安否が気がかりです。被害の大きかった陸前高田では、地元の医療機関も相当なダメージを受け、現在は介護や訪問が行き届いていないとのことです。

状況は広範囲にわたって火災被害にあった気仙沼市も同様です。
シェアは、気仙沼市で孤立高齢者や障害者、母子など社会的弱者を中心に、中長期の保健医療支援活動を開始します。

東京事務局 飯沢


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