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皆さまの温かいご理解、ご協力のおかげをもちまして、
目標額を超えることができました。本当にありがとうございました。


本田さんお礼



ご存じのように、国連が2030年までの人類の共通目標として掲げているSDGsでは、目標3の中にUHC(Universal Health Coverage:普遍的医療保障)が含まれています。これは、ある国に住むすべての人にとって、国籍や在留資格、人種などの差を越えて、基本的に認められるべき権利で、だからこそ「普遍的」と呼ばれるものとなっています。さらにUHCの3つの原則としてWHOが掲げているのが、1)公平性、2)医療の質の担保、3)医療費による家庭や個人の破産予防、です。

さまざまな社会サービス、公的補助へのアクセス権の保障や周知、通訳の派遣などで、外国人のお母さんたちはまだ、この3つの原則を十分に享受したとは言えない状態におかれています。その意味では、このクラウドファンディグの達成は、ほんの小さな一歩にしか過ぎず、私たちはまだまだ市民社会として、このお母さんたちや子どもたちとともにして成し遂げていくべき仕事をいっぱい抱えていることになります。皆さまの引き続きのご鞭撻とご支援をよろしくお願い申し上げます。




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本田 徹
シェア 共同代表




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在日外国人支援事業を担当している山本です。
クラウドファンディングへの挑戦も残すところ明日で終了となりました。
150名を越す多くのみなさまに支えられて、ここまで進んでくることができました。
感謝の気持ちでいっぱいです。

現在、私達は地域の自治体主体で、ネパール人対象の母親(妊婦)学級を開催できるように保健師さん達と準備を進めています。Female promoter(女性普及員)と協力して1人でも多くの妊婦さんに参加してもらい母子保健サービスの情報を届けたいと考えています。

何で、ネパール人妊婦なの?と思っている方もおられるかと思いますが、他の国出身の外国人妊婦が抱える課題も私達は認識しています。
例えば、若いベトナム人女性の妊娠です。妊婦健診を一度も受けることなく陣痛がきて救急車で運ばれ出産する、という母子共に危険な状況に繋がっているケースもあります。一般的に単身で、胎児の父親の協力を得られず、コミュニティとの繋がりも希薄で、保健医療職による通訳を介した個別支援が必要なケースです。
彼女達が抱える課題を解決するためには、ネパール人妊婦と違うアプローチが必要です。

日本語学校生の中には、酷い場合、6畳1間に4-5人で寝泊りしているケース、中にはそこに男女が混じって生活しているケースもあると聞いています。
彼らは、20代前後の若い世代です。リプロダクティブヘルスの観点からも、意図しない妊娠などに繋がりやすく、女性達の健康を心配しています。妊娠を機に、修学が中断し、アルバイトもできなくなり、在留資格の問題も出てきて、生活ができなくなることにも繋がります。

女性普及員2名と山本
女性普及員たちと山本(中央)


シェアは、ネパール人妊婦の健康に対する活動をFemale promoter(女性普及員)のみなさんと共に、
着実に進め、その先に他の外国人妊産婦、外国人女性の活動に取り組めるように、活動資金を今後も増やしていきたいと思います。

最初のステップとして、まずはネパール人妊産婦と子ども達の健康のために、活動をしっかり行えるよう、皆様のご支援が必要です。

明日22日が最終日。23:59までとなります。引き続き応援よろしくお願い致します!!


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【 https://camp-fire.jp/projects/view/189044 】







在日外国人支援事業担当
山本 裕子


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先週の台風災害、関東を直撃ということでしたが、数十年に1度の大型台風のため、長野県や東北などの各都県での河川の氾濫により、多くの犠牲者が出ました。
深い哀悼を示したいと思います。

このような災害という状況の中では、言語に不自由な外国人も、通常にもまして保健医療サービスを受けることが困難になります。

私たちシェアは少しでもよりよい保健医療サービスを受けられるよう支援してきました。

今や、日本には多くの途上国からの外国人の方が生活をしています。
シェアは外国人の方々が、日本の、世界で最も優れた母子保健プログラムの事を知ってもらい、本来受けられるべきサービスを受けられるようにと様々な場所で活動しています。

多くの外国人の母親は、言葉がわからないことから、妊婦健診を受けられない、子どもが乳児健診を受けられない、と困っています。

シェアは今回のクラウドファンディングを通じて、同じ国の女性普及員(Female promoter)を養成し、彼女たちを通じて日本の質の高い保健医療サービスの事を知り、安心して妊婦健診や乳児健診を受けられるようにすること、そのために通訳の派遣も実施します。

皆様の温かい支援、是非、お願いします。


仲佐さん_横長

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仲佐 保

シェア 共同代表
コンゴ民主共和国保健省次官付顧問(JICA)
国立国際医療研究センター 国際医療協力局


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町の中で日本語以外の言葉が聞こえてくるのは日常の一コマとなりました。
2018年末現在、日本にいる在留外国人数は約273万人で、そのうち中・長期滞在の外国人は約241万人、女性は約140万人いると言われています(2019年、法務省)。その多くが20代、30代の妊娠、出産可能な年齢の人達です。仕事や留学できている人たちもいますが、配偶者が日本に来るのに伴って来日した女性は日本語を学ぶ機会が限られています。
そういう環境では正確な保健医療情報を得ることが難しく、必要な予防や治療のサービスが受けられず健康上の問題を抱えることもあります。
シェアは、増え続ける在日外国人女性たちが日本で安心して出産や子育てができる環境を支援するために活動をしています。
妊娠や出産、子育ての支援が必要な女性のニーズに対応するため、母親のための講習会を開催したり、行政サービスへ繋ぐという直接的な支援だけではなく、日本に住む外国人の母と子の健康を支える女性普及員(Female promoter)を育成することが現在シェアの保健活動の柱の1つとなっています。

松山さん最終写真 長崎大学広報 (トリミング)

女性普及員には2つの重要な役割があります。
一つは、母親たちと同じ社会、文化的背景を持つ女性普及員が母親に寄り添いながら、日本という異文化の行政システムや社会的、文化的慣習に関して橋渡しをすることです。
実は、私たちの健康には、単に医療サービスへのアクセスがあるか、サービスを利用できるかどうかだけではなく、様々な社会的要因が影響を与えていることがわかっています。中でも、人と人との繋がり、そしてその繋がりを通じて情報や行動の普及を助け合う「ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)」がどれだけ豊かであるかが、健康にとって重要です。
特に、お産という、母親や生まれてくる子どもだけではなく家族や地域コミュニティにとっても大事なイベントを巡って、言葉だけではなく、文化や慣習を理解できる人達と情報を共有し、繋がることは安全で安心な出産や子育てに必須のものです。

もう一つは、持続可能性という側面です。
シェアの日本人スタッフは、今までの国内外での豊富な経験や知見を通じて側面的支援をすることは可能です。しかし、長期的にはコミュニティ内のネットワークの中で核となる人たちが育っていくことがより大切なことだと思います。
彼女たちの潜在能力を活かし、私たちも彼女たちに学びながら、日本社会で多様な背景を持つ人達と相互に尊重しあって生活することが共生への道につながるのではないでしょうか。

ぜひ、シェアの日本における外国人子育て支援にご協力ください。

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松山さん写真 津田塾大学広報(正方形)


松山章子

シェア=国際保健協力市民の会 理事
津田塾大学学芸学部 多文化・国際協力学科 教授



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在日外国人支援事業担当の廣野です。台風19号の進路や規模が気になります。皆さま、くれぐれも安全にお過ごしください。


外国人住民の参加がない両親学級

保健センターや病院などで妊娠中に受けられる両親学級や母親学級は、自分と同じくらいの時期に出産を迎える人たちと出会って情報交換ができる場でもあり、妊婦やパートナーには心強い母子保健サービスのひとつです。しかし、外国人住民が集住している地域でも、両親学級、母親学級に外国人の方が来ることは今までなかったと地域の保健師から聞いていました。妊娠、出産、そして、子育てへと繋がるなかのスタート地点で、必要な情報を十分に得られないことは、外国人母子にとって大きな不利益です。ネックになっていたのは「言葉」でした。


参加したい両親と保健師の思いが繋がって

こうした事態を改善したいと自治体の保健師からの相談があり、今、シェアは両親学級や新生児訪問への通訳派遣依頼に応えています。最初に対応したケースは、父親が両親学級での沐浴指導を受けることを熱望し、その父親の思いに応えたいと思った保健師からシェアに通訳の派遣依頼が入ったというものでした。シェアが関わっている外国人母からは「自分が両親学級に行きたくても、夫が希望しないので保健センターに夫から連絡してもらえない。」「自分は日本語ができないので、保健センターには連絡できない。」という声が聞かれることがあります。このケースでは、妊婦の気持ちを汲み取った夫が、保健センターに熱心に働きかけをしたのかもしれません。

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シェアが昨年開催した沐浴講習(両親学級の内容の1つ)


より正確に情報を伝えるために

両親学級における歯科や栄養に関する話は、講義形式で他の大勢の参加者と一緒に受けるのが一般的なようです(講義と別に個別の相談にも対応してくれます)。ですから、歯科や栄養の講義は適宜要約して通訳から伝えてほしいと、保健師から依頼されることがあります。しかし、それでは情報が正確に伝わらない可能性もあり、せっかくの通訳を得られる機会が活かせません。どのようにすればよいか保健師らと検討を重ね、外国人の両親には個別指導で対応してもらい、通訳が一文一文訳すことができる環境をつくることができました。終了後に保健師から「話が妊婦さんに伝わっていることが確認できて、とても良かった。」とのフィードバックをいただいたり、通訳からは「最後に、両親から助かった、ありがとうと丁寧にお礼を言われました。」と報告が入ったりしています。

「言葉」が壁となって、生まれてくるこどもが人生のスタート地点から不利益を受けることがあってはいけないと考えます。すべての母子が必要な保健医療サービスが受けられることを目指して、シェアはこれからも外国人住民や地域の保健医療従事者の活動を支援します。



クラウドファンディングの動画を作成しました。是非ご覧ください!


『外国人のお母さんが安心して子どもを産めるような、格差のない社会にしたい!』という目標を掲げ、挑戦しているクラウドファンディングも残すところ12日となり、総額は1,792,500円になりました。
目標額の300万円まではまだまだ遠い道のりで、皆様の応援が必要です。
引き続き応援よろしくお願い致します!!

このクラウドファンディングサイトからのご寄付と別に、この活動のためにと直接郵便振込等でご寄付を寄せてくださっている皆様もいらっしゃいます。
両方のご寄付をあわせると200万以上のご寄付が集まっています。
多くの皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

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在日外国人支援事業担当
廣野 富美子