在日外国人支援事業で医療電話相談を担当している廣野です。
母子事業や医療相談でもご縁があるネパールに、この春休みに行ってまいりました。初めて訪れた28年前はゆったりと穏やかだった町並みが、インド製のバイクと車であふれかえっていたのには驚きました。


シェアの外国人医療電話相談と前職で経験した相談対応との違い
さて、私が外国人医療電話相談の担当になってから約1年がたちます。私は前職でも在日外国人(主に難民や難民申請者)からの相談に対応する仕事をしていましたが、シェアに寄せられる相談は医療関連に特化したもので、前職で得た知識だけでは対応しきれないことも少なくありません。ケースひとつひとつから学ぶ毎日です。

シェアの外国人医療電話相談は、月・水・金の週3日間、専用電話で受けています。昨年の2016年は142ケースの相談に対し、300回以上の電話対応を行っています。シェアの相談の特徴は、外国人から直接相談が寄せられることもありますが、多くは外国人患者に関わる医療従事者からの相談です。主な内容は通訳派遣の問合せ、出身国の医療事情、在留資格やそれに伴う社会保障についてなどです。

前職では、外国人当事者からの相談が主で、電話や対面相談の両方のスタイルで直接相談対応をしてきました。一方で、シェアの相談は、当事者である外国人の直接的な支援者は、シェアに相談を寄せる“相談者”で、例えば医療従事者、ということになります。シェアは、“相談者”を通して、間接的に当事者である外国人患者をサポートする、というスタイルになります。このような、前職との経験の違いから、当事者と直接的な関わりが無いまま相談に対応するのは戸惑うことがあります。

相談電話
廣野が相談を受けている様子


“間接的支援”で感じる限界と葛藤
シェアに寄せられる相談の中には、外国人患者が抱える疾患に対する特定の治療について、出身国での事情に関する問合せも少なくありません。国内外の関係者から情報を集め、結果として、出身国では、日本で受けられるレベルの治療は経済的に恵まれた一部の人しか受けられない、という状況があります。一方で、日本では、その外国人患者が不安定な在留資格で、健康保険加入が現在できていても長期的に継続可能かが不明な場合、日本で治療を開始したとしても、将来多額の自己負担で生活を大きく圧迫することが見込まれる、というようなケースがあります。帰国、在留のどちらを選択しても厳しい現実が待ち受け、難しい選択を当事者は迫られることになります。
このような相談の場合も、外国人当事者の直接的な支援者は“相談者”である医療従事者です。できる限り、アドバイス等を行いますが、外国人患者である“当事者”の最終的な決断を後日知ることができることもあれば、できないこともあります。特にこうしたケースでは、会うことの無い当事者に、思いをめぐらせる事があります。
当事者にはどのような形で情報が伝わったのだろう、当事者はどのような表情でそれを受け止めたのだろう、全ての情報が伝わった上での決断だったのだろうか、そして、果たしてその決断は当事者自身のものだったのだろうか、と。

相談対応のスタイルはいろいろですが、基本姿勢は「問題解決のプロセスを共に歩み、当事者の自己決定を支援する」ことと考えています。間接的な関わりではありますが、医療相談はその現状のもとで、当事者が正確な情報をもとに自己決定をすることができるよう、これからも真摯に相談に向き合っていきたいと思います。


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在日外国人支援事業担当
廣野 富美子



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最近は、ネパール人の方々とお話をする機会が多くなり、「ナマステ」とネパール語での挨拶にだんだんと慣れつつある、在日外国人支援事業部の横川です。


第1回医療通訳者会議に触発されて

 2016年8月に第1回医療通訳者セミナー(「医療通訳者セミナー」実行委員会主催)が東京で開催されました。このセミナーは医療通訳者自らが現場の視点を大切にプログラムされたもので、テーマに分かれて意見交換などを行われました。医療通訳者の地位が社会的にもっと向上するべきだと強く感じたと同時に、医療通訳者の意識や技術のさらなる向上の必要性を感じました。そして、シェアとしてできることは、現在、東京都外国人結核患者に対する治療・服薬支援員(以下、結核支援員)として活躍している結核支援員の「医療通訳者」としての意識や技術を高めていくことではないかと考えました。


医療通訳(支援員)の背景から考える、フォローアップ研修のテーマ

 東京都の結核支援員として登録している方の中には、コツコツと自分で勉強して難しい日本語試験をパスしている方や登録言語の国に留学や仕事で滞在し語学を習得した方もいます。そのため、通訳学校を卒業していない方もいますし、また、通訳をした経験はあるけれど、医療通訳が初めての方もいます。ですので、「医療通訳とは何か」ということを学ぶ機会がほとんどなかった方がいます。そこで、通訳者としての意識と技術の向上につなげたいと思い、2017年1月のフォローアップ研修で「医療通訳とは何か」というテーマを取りあげました(シェアでは結核支援員に対して、毎年2回、フォローアップ研修を開催しています)。


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講師の森田さんが講義をしている様子


医療通訳者としての専門職意識を考える>

 講師には、結核支援員の英語通訳者であり、第1回医療通訳者セミナーの実行委員会のメンバーでもある、森田直美さんにお願いをしました。研修の内容は「医療通訳とは」「行動規範とは」「専門職とは」といった幅広い内容をわかりやすく、また、情熱的に説明してくださいました。研修終了後のアンケートからは、

「通訳としてのプロ意識の重要性を学んだ。」
「通訳の技術面での疑問点などを明らかにすることができた。」
「医療通訳としての意識を改めることができ、良い時間になった。」

などの声が聴かれ、改めて結核支援員(医療通訳)は医療通訳の意味を考える時間となったようです。
さらに、

「友人などの付き添いで通訳するのとは異なる。患者の気持ちに寄り添うことは大事だが中立の姿勢を保つことが大事。」
「受けた仕事を完遂することはプロとしての第一歩。わかりません、できません、を言わない。しかし、自分の能力を明らかに上回る仕事や内容については明確な理由を告げて断わる。」
「自分の意見をはさまない。勉強・予習をして、医療用語をきちんと把握する。」

など、専門職として活躍している方々の意識の高さを聴く機会となり、私自身も医療者としての専門職意識を考えさせられました。


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結核支援員がグループワークをしている様子


本当に必要なのは医療関係者側の意識の変容?

 医療関係者の中には医療通訳の必要性を認識し、診療において医療通訳を同席できるように努力して下さっている方々が多くいます。一方、同じ医療関係者の方から以下のような言葉が聞かれます。

「通訳にお金は払えない。」
「日本語がわかる家族や友人で通訳は大丈夫。」
「通訳が何を話しているのか理解できないから、信用できない。」

実際には医療通訳が入らなかったことによって、薬の飲み間違い、検査の受け間違い、病名すら正確に伝わっていないケースについてシェアに相談がよせられています。医療通訳が診療場面に同行し、在日外国人患者自身が自分の病気を理解し、治療の選択肢を与えられることは基本的人権の一つであると思います。医療通訳の方々が意識や技術を高めると同時に、医療者側の意識も変わることを願い、私自身も在日外国人に対する医療の質が向上できるように今後も努力していきたいと思います。




在日外国人支援事業部
横川 峰子


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こんにちは。在日外国人支援事業を担当しています、山本裕子です。
今年も編み物ブームが続いており、没頭するあまり、部屋の片付けがおろそかになり反省の日々です。

シェアは、2016年4月から、Rei Foundation Limitedというニュージーランドの助成金の支援を得て、東京都内で外国人のお母さんたちが日本の母子保健サービスについて知ることができ適切なサービスを受けられるように、通訳や資料などの多言語支援体制の整備に向けて、少しずつですが活動を進めています。

ところで、杉並区に、ネパール人学校があるのはご存知でしょうか。
2013年にできた学校で、学校に子どもを通わせるために、今杉並区に移り住むネパール人家族が増加しています。その影響もあり、杉並区の保健医療機関では日本語も英語も流暢でないネパール人とコミュニケーションをとるために言葉の支援の需要が増えてきています。
先日、その学校の協力を得て、ネパール人妊産婦さん5人に集まってもらい、日本での妊娠出産、育児で困ったことについていろいろと教えてもらえる機会を得ました。
今日はそこで話題に上ったことから、一部をご紹介したいと思います。


日本の病院のお医者さんはなぜ英語が話せないの?
上の質問のように、日本の病院で出会った医師が英語が話せなくて驚いたということが最初に議論になりました。
「大きな病院で働いている医師なら英語が話せると思ってた」
という発言もありました。
ネパール人のお母さん達が、”先進国”日本の病院で働いている医師なのだから英語は話せるのではないかと思っていたことには驚きました。今回集まってくれたお母さん達によると、ネパールの医師は、基本的に英語が話せるらしいのです。また、それ以外にこのような発言がありました。
「仕事で使う言葉は分かるけど、病院の言葉は分からない。漢字は難しくて読めないし、英語でも書いてないし・・・」
「(ひとりで病院に行ったとき)日本語が分からないときは先生に日本語で書いてもらって、家に帰って夫に説明してもらう」
このように、言葉で困ったときにどうしているかについても議論になりました。

ネパール人のお母さんたちの中には、日本に来日してそんなに年数が経つ前に妊娠し出産を迎えるという人たちが多くいます。彼女達が来日するときは、夫は来日後数年たっていて日本の環境にある程度なじんでいる、という状況の人たちが多く、当然夫の方が、日本語が話せます。母子手帳をとりに行くところから、妊婦健診、出産のとき、乳幼児健診などに至るまで、夫が同席をして全て妻の代わりに話すことが多いようです。日本語でのやり取りだと夫に任せるしかないから、夫に説明があったであろう日本の母子保健サービスについて、お母さんはよく知らないまま過ごすことになります。
日本語だと夫と医師が何を話しているか分からないけど、保健医療関係者が英語を話せると、お母さん自身でコミュニケーションが取れる機会が持てる、またお母さん自身英語がそこまで流暢でなくても、英単語から理解を広げることができる、ということを今回の集まりで知ることができました。

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学校の先生や日本語が流暢なお母さんの協力を得て議論を深める様子


英語の方が、アルファベット表記の方が、なじみがある
以前、ある病院でネパール人の産後のお母さんへインタビューした際には、「日本の保健医療サービスにおける英語環境の未整備」について、指摘を受けたことがあります。
「日本にはこれだけ外国人が住んでいるのに、英語表記すら整備されていないのはなぜ?」との疑問が投げかけられました。私達は、英語が通じないネパール人ケースに多く対応してきた経緯から、ネパール人のお母さん達から、ネパール語の整備を希望されるのかな、と思っていました。「日本はまず英語をなんとかしたほうが良い」と指摘をしてもらい、ハッとしたのを覚えています。

世界中からみると「日本語」は特殊であり、とても小さな国の1言語でしかないのです。しかも、ひらがな、カタカナ、そして漢字まである。普段英語を使わないアジアの国ネパールの人からしても、当然日本語以上に英語の方が馴染みのある言語だということ、アルファベット表記の方が分かりやすいということ。想像を膨らませると誰でも理解できることなのかと思うのですが、私達は忘れてしまいがちです。
日本語も英語もあまり通じないネパール人の皆さんがたくさん日本に住んでおられることも活動から把握しているので、ネパール語資料等の必要性もあるのですが、それ以前に整備すべき環境としては、英語でしょ、と実感させられた機会となりました。私達は、ネパール人のお母さんたちの協力を得ながら、外国人のお母さんたちが日本の母子保健サービスについて理解できるような環境の整備に向けて、まずは母子保健サービスを知ることができるツールの検討を進め、英語版から作っていけたらと考えています。




在日外国人支援事業担当
山本 裕子




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こんにちは。在日外国人支援事業部の横川です。皆さんのところにはサンタさんがきましたか。我が家には、今年も本物らしきサンタさんが来てくれました(サンタにご興味のある方は、チャリティーサンタで検索してみて下さい)。


東京都の外国人結核患者に対する医療通訳とは
日本に住んでいる外国人の方が結核にかかると、保健師から結核の治療を継続・完了するために、日本の保健システムに関してや服薬指導など様々な説明が入ります。その際に、言葉の問題から通訳が必要だと保健師が判断した場合に、保健所の依頼を受けて東京都から通訳(支援員)の派遣依頼がシェアにきます。現在、通訳は16言語、46名の登録があり、2015年の派遣件数は241件で、今年(2016年)は230件前後になりそうです。今年、派遣が多かった言語は、1番目が中国語、2番目はベトナム語、3番目はネパール語となっています。


医療通訳としてのルール
通訳は、医療通訳者としてのルールに従って、派遣された現場で最大限の力を発揮して通訳に従事しています。そのルールのいくつかを下記にご紹介します。
派遣現場で翻訳のお願いをされても請け負わない(翻訳者として派遣されていないので)
通常の通訳時間は原則2時間以内とする。
自分の思いや価値観など、私情を通訳時に挟まない。
上記は、数多くあるルールの中のわずか3つです。通訳者は現場に出た時に、このようなルールに従って通訳をするのですが、「ルールに沿って仕事を遂行しなくてはならない」と言う思いと、「目の前で困っている在日外国人の患者さんに対して、ルールを超えてもっと助けてあげたい」という気持ちとの狭間で、時々、揺れ動く時があります。しかし、通訳は訓練を受けた言葉のプロとして派遣されており、通訳者としてのルールに従い立場を超えた支援をしてはいけないのです。通訳が自分の立場を超えて発した言葉や行動が、どのような影響を与えるのか、思慮深く考えなくてはならない立場にあるからです。


揺れ動く気持ち
通訳は、在日外国人の患者さんが言葉の面で困っていて派遣されるので、言葉を支援することが仕事です。ところが、現場に行くと、患者さんは言葉だけではなく、生活上の面や行政の手続きの問題で困っていたり、孤独感や不安感に苛まれているのを目の前で見聞きすることがあります。
「書類の翻訳を少し手伝ってあげれば、早く行政の手続きができて、患者さんが楽になるかもしれない」
「時間を少し延長して、もう少し気持ちに寄り添って通訳をしてあげれば、患者さんが元気になるかもしれない」
「自分が知っている情報を少し伝えてあげれば、患者さんの生活が少し楽になるかもしれない」
上記のような気持ちが、通訳をしている最中に浮かんでは消え、浮かんでは消える時があるようです。


「確認」と「報告」
通訳という立場を少しだけ超えてしまいたい時があるのは、目の前に困っている人がいるのですから致し方ないことです。その時は、必ずと言ってよいほど、通訳の方から私たちに報告をしてくれます。
「今日、こんなことがありました。余計なことかもしれませんが、少し手伝いました。」
「通訳の時間を延長してすみません。次回からは気を付けます。」
「情報を少し教えてあげた方が良いと思い、保健師さんに相談して伝えました。良かったですか。」
自分たちが良いと思ってした行動が患者さんにとって迷惑をかけていないのか、確認と共に報告してくれます。通訳が、目の前で困っている人を助けたいという気持ちが伝わってくる報告書を読むと私も心が動かされます。ですので、私達(調整員)はその気持ちを真摯に受け取り、通訳の「切なる思い」をどこにどういった形でつなげていくかを真剣に考えなくてはいけないと思っています。

2016-12-26ブログ用都TB

通訳(支援員)へのフォローアップ研修で議論をしている様子


「切なる思い」を形にする努力
通訳の「切なる思い」をどこにつなげたら、患者さんにとっても通訳にとっても良い状況を作れるのか、私自身の中で自問自答が続きます。保健所の保健師につなげるのか、東京都の結核担当につなげるのか、通訳の研修で話し合いの場を持つのか。その時にシェアに伝えてくれた「切なる思い」を、関係している保健医療関係者につなぎ、対話を続けることで、在日外国人の患者さんが、少しでも良い環境で保健医療サービスを受けることができると考えています。これからも通訳(支援員)と共に頑張っていきたいと思います。






在日外国人支援事業アシスタント
横川 峰子



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在日外国人のテーマでは、なかなか目標達成は厳しいと思うよ

この挑戦を始めるための戦略会議で、クラウドファンディングについてアドバイスしてくださった方から、そしてシェアスタッフからも出た言葉でした。

“在日外国人”を対象とした活動は、決して風当たりがよいとはいえません。シェアが活動を開始して25年以上経過していますが、その間ヘイトスピーチがひどくなったり、奴隷労働とも呼ばれる技能実習生の活用は縮小どころか対象国・人を変えながらどんどん拡大されています。ちょっとしたことで「じゃあ帰国してしまえばいい」「外国人の支援なんて必要ない」などと、未だに心無い言葉が飛び交う世の中なのです。


でも、多くの方に知ってもらい、共感を得る機会にはできる!

一方で、“在日外国人”の医療の場面でおきている現状についての情報に興味を持っている方は多く、グローバルフェスタでは、毎年質問に訪れる人が結構います。そして最近は、在日外国人の医療現場での現状を伝えるブログは、シェアブログの中で一番といっていいほど多くの人が見てくれている、という状況があります。

“クラウドファンディング”の良さは、今までつながったことのない日本中、世界中の人たちにメッセージを伝えることができることです。そして、共感してもらえたら、理解者を増やすことができ、シェアとのつながりも増やすことができる、という可能性のあるツールです。

このテーマだからこそ、クラウドファンディングでチャレンジする意義があるのではないか”。私達は、数カ月打合せを重ね準備しました。


2016年11月ブログ クラウド切り取り写真


クラウドファンディングのシェアのページ(ジャパンギビング)


のべ160名を超す皆さんからの応援メッセージに毎日感動

医療通訳を利用しない日はないと言ってよいほど、日々の診療に欠かせません。
医療通訳は、「あった方が良い」というレベルのものではなく、日本語の不自由な人に医療を提供するのに、必要不可欠な仕組みだと思います。

このアメリカで働いている医師からの応援メッセージのように、国内外から、様々な国籍や背景を持つ方々から、ご寄付とともに温かくて励まされるメッセージが届きました。クラウドファンディングとしてのインターネット経由での寄付ではなく、直接シェアに寄付を届けてくださる方もいました。

正直、160名を超すみなさんに応援していただけるとは、思っていませんでした。
そして、毎日のように、シェアのFacebookをチェックして、情報を拡散してくれるサポーターもたくさんいました。全てのみなさんに、感謝の気持ちでいっぱいです!

今回の挑戦を通して、諦めずに「積極的に現状や想い、活動を発信すること」で共感の輪を広げられれば、応援してくださるみなさんと共に、様々な課題に対して取り組んでいけるのではないか、と明るい未来を思い描くことができました。

そのためには、「分かりやすい、伝わるメッセージ」に心がけて発信することがとても大事であることも、今回改めて学ぶことができました。私が今回の挑戦のために書いた最初のメッセージは、「漢字ばかりで、文章が長い!」と指摘を受け、ハッとさせられたことを思い出します。


活動は少しずつ動き始めました

今回、ギフトとして、当会の副代表沢田貴志を派遣するミニセミナーを用意していました。このギフト付きでご寄付くださった方のうち1人と打合せが済み、今月、医療通訳関係者を対象としたミニセミナー開催の準備が進んでいます。目標達成後に行う予定でいる医療従事者向けセミナーについても、これから詳細な内容を詰めていくところです。

定期的に、ブログやFacebook、クラウドファンディングでご寄付くださったみなさんに届く活動報告を通して、活動の進捗をご報告してまいります。


代表理事 本田徹よりメッセージ

在日外国人健康支援のためのクラウドファンディングにご協力いただいた方々、お一人おひとりに心より御礼申し上げます。お蔭さまで、目標の200万円を超えるご支援をいただき、スタッフ一同、改めて感謝の念を深くしています。
 
 いま私はタイ東北部のウボン県に来ていますが、メコン河をはさんで東にラオスを望み、南はカンボジアと国境を接しているこの地域は、以前から合法、非合法を問わず、移住外国人の課題に向き合ってきた歴史があります。とりあえず、彼らのいのちに脅威が迫っているときは、医療機関もNGOも率先・協力して、患者を救う行動を取っています。Border Health Sharing と言う考え方も今回学んだことでした。
 
 皆さまからの温かいお志をいただいたことを機に、タイなどの経験からも学びながら、在日外国人の健康増進のために、一層の努力を市民社会の中で続けていきたいと存じます。重ねて有難うございました。

本田さん写真1




在日外国人支援事業担当
山本 裕子




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