2017年04月06日

笹尾敏子写真展「刻の記憶 II」4月21日(金)〜27日(木)

笹尾敏子写真展「刻の記憶 II」 
世界最古のイーグルハンター
期間/4月21日(金)〜4月27日(木)
4月23日(日)休館
時間/月〜金曜日 午前10:00~午後6:00
土,最終日 午前10:00~午後5:00
内容
私が初めてモンゴルを訪れたのは98年の夏、
首都ウランバートルは年ごとに発展と変化をもたらしており、
移り行く刻の撮影行を重ねるうちに、
大自然と向き合うモンゴルの人々の逞しさと優しさにふれ、
第二の故郷を思う様な郷愁を抱かせる国になりました。

今回七回目となりました訪問は、モンゴル最西端の地バヤンウルギー。
4000年の歴史を持つ気高きアルタイ山脈で守り抜かれた伝統と
文化が残っているのは世界でもわずか、
そこに女性初の鷹匠を目指す15歳の少女アイショルパンと
家族との出会いがありました。

モンゴルの旧正月、ツアガーン(白い )サル (月)は
夏のナーダムと共にモンゴルの人々にとって
とても大切な行事です。
元旦の朝は日の出とともに、
見渡す限り雪原の中家族と共に儀式を行います。
デールと呼ばれる民族衣装に身を包み、
厳しい冬を無事に乗り越えた事を喜びあいます。

生活は極めて質素ですが、大きく驚かされた事は
子供達は町の学校で学び週末帰省する。
電気も水道も無い荒野、電波は自由に飛び携帯や、
スマホと世界は手に取るように見え時代の流れを
目の当たりにすることができました。

何処までも続く白い大地、零下40度の世界、
自然と共存するままに生きるたくましさ。
素朴で強靭な遊牧民の子供たちの1コマ1コマも
記憶の1頁として、掲載致しました。

壮厳な大自然に包まれる冬のモンゴル、
そして心温かき人々の伝統を守り抜く心、
自然との対話を忘れることなくこれからも私の視点で、
モンゴルの取材を続ける所存でございます。
平成29年4月 吉日
笹尾敏子