映画大陸

映画の感想を思うがままにつらつらと書いたPG-12指定ブログ。
ネタバレしている場合があるので映画を観てから感想を読んで下さいな
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『ある優しき殺人者の記録』

aruyasashikisatujinnshanokiroku


 今年のアカデミー賞作品賞を受賞した『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(結局、映画館で鑑賞する事もないまま上映終了を迎えそう)で大きな話題になったのが、ワンカット撮影というフレーズ。実際、どの程度の長回しを描いていたのか?観ていない僕には解りません。
 長回しという言葉を聞くと、ブライアン・デ・パルマ(『スネーク・アイズ』!)やPTA(『ブギーナイツ』や『マグノリア』)の映画を思い浮かべてしまいます。そしてもう一人。白石晃士監督だって「その部分に関しては負けないぞ」ときっと自負しているのではないでしょうか?

 『バードマン』がアカデミー賞を取る事が出来るのであれば、本作だって日本アカデミー賞を受賞する資格は十分なはず。ただ日アカは大手三社の持ち回りで作品賞が決められているのかな?あまりに興味が沸かないせいか、近年どの作品が受賞したのかすら知りませんが。

 つまり僕が言いたい事は、白石監督は日本でまともな評価を得られないのであれば、海外に進出してしまえば良いって事。アレハンドロ・ゴンザレス・イリャニトゥなんてブッ飛ばしちゃえよ・・・などと『バードマン』を観ていないにも関わらずディスってみました。『バードマン』を観たら掌クルッと反してしまう可能性だってありますが、白石監督のドキュメンタリータッチのホラー映画はどの作品も面白い!
 これだけは間違いがありません。無論、御多分に漏れず「本作も!」です。

 ってことで、白石晃士監督作品『ある優しき殺人者の記録』です。続きを読む

『鮮血の美学』

TheLastHouseOnTheLeft


 少し前に映画秘宝別冊「戦慄のスラッシャー映画伝説!!」という本を購入しました。スラッシャー映画、つまりその本の言葉を借りれば、「怒りに燃える殺人鬼がチャラチャラしている連中をブチ殺す映画」を紹介した一冊ですが、これを拾い読みしていく内にスラッシャー映画を観たくなってきました。
 そこでツ〇ヤのリストに僕が登録している作品の中からチョイスしたのが、本作という事になります。因みにその本の中で紹介されていた『血まみれ農夫の逆襲』というタイトルからして狂っている作品とどちらをレンタルしようかと迷ったのですが・・・農業スラッシャー映画のジャンル(?)では『地獄のモーテル』を押さえているので、そちらはまたの機会に。

 因みに我が家ではこの「戦慄のスラッシャー映画伝説!!」が家族が集う居間に置かれている(僕が置きっぱなしにしている?)のですが、「チビの公衆衛生上、良くないのかな」と考える事も。でも家に僕の本棚がないので、どうしてもこういった状況にならざるを得なくって・・・まぁ、チビはチビなりに「またパパが変な本を読んでいる」くらいにしか思っていないようですけどね。

 ってことで、ウェス・クレイヴン監督作品『鮮血の美学』です。続きを読む

『エル・トポ』

ElTopo


 『ホーリー・マウンテン』に引き続き、刈谷日劇で鑑賞したのが本作。にしてもこの二本立てって、強烈すぎない?もしこれがミッドナイト上映で、酒でも呑みながら観ているのであれば、勢いで「ついでに『サンタ・サングレ/聖なる血』もいっちゃう?」と変な勢いが付くのかもしれない。でも、僕はこの二本立てをゴールデンウィークの真昼間に観ているわけです。上映終了後の疲労感と言ったら・・・。

 でもやっぱ名画座って良いですね。何が良いって映画館の雰囲気が良いのです。シネコンと呼ばれる金太郎飴の様な劇場ではなく、それぞれが個性を持っています。そして映画と映画館が直結する。つまり「〇〇という映画を××って映画館で観た」と作品と箱がリンクしてくる訳です。ここがリンクしてくる映画って、自分の中では後々まで印象に残りやすい傾向にあります。
 それに僕がこの刈谷日劇を訪れた日、客数は疎らでした。でもその中に一人で映画館に来ている20代くらいの若い女性がいたのです。こういったシチュエーションから大槻ケンヂの傑作青春小説『グミ・チョコレート・パイン』を思い出し、妄想爆発。モテない自分が名画座での出会いによって女性と付き合い始め・・・良いなぁ〜、こんな青春。などと古びた椅子に腰かけながら一人ニヤニヤしていたのでした。
 更に言えば出会いのキカッケとなる映画が本作だなんて、凄く素敵なシチュエーションだと思いません?こういう素敵な妄想が出来たのも、きっと名画座という環境のおかげでしょうね。

 ってことで、アレハンドロ・ホドロフスキー監督作品『エル・トポ』です。続きを読む

『ホーリー・マウンテン』

Holymountain


 名古屋駅からJRに乗って10分20分行ったところに刈谷駅が有ります。デンソーの本社があるなど自動車産業の集積地でもあるわけですが、そこに刈谷日劇という映画館がある。今まで刈谷に行く事なぞ無かったので完全にノーマークでしたが、ここが愛知県では数少ない名画座だったのです!
 劇場は2つあり、一つは昔で言う二番館(上映が終了した新作を上映している映画館)。そしてもう一つのスクリーンでは二本立て上映で過去作が流されています。しかも入場料も800円!
 基本的にフィルム上映ではなくDVD上映となっていますが、それでも映画館で過去の名作や怪作を拝める環境というのは、僕にとってはとても貴重!愛知には東京のシネマヴェーラやラピュタ阿佐ヶ谷のような映画館はありませんから!いいな、東京は映画を観る環境が整っていて・・・でも刈谷日劇ならきっと面白い事をやってくれそうな気もするのです。

 何はともあれ、初めて刈谷日劇に乗り込んできました。だって上映作品が『ホーリー・マウンテン』と『エル・トポ』の二本立てですよ!頭がおかしくなるほど濃すぎるラインナップだっ!

 ってことで、まずはアレハンドロ・ホドロフスキー監督作品『ホーリー・マウンテン』です。続きを読む

『スガラムルディの魔女』

sugaramurudhi


 魔女というと過去の存在といったイメージありますが、今でも稀に話題として取り上げられることが有ります。実際、アフリカのタンザニアでは性的能力を喪失する呪いを魔女にかけられたと信じた男が、女性2人を惨殺。こんな前時代的なニュースがヤフーニュースのトップを時々飾るわけです。
 魔女狩りなんて言うと「いつの時代の話だよ」って気がしますが、世界を見回してみるとそれが未だに平然と行われている地域が存在する事に驚かされます。
 ただこれらのニュースを読むと、何らかの腹いせに相手女性に対して「魔女」というレッテルを張り、それを大義名分として暴力を正当化している。そんな気もしますが・・・。

 因みにもし「魔女」が「魔法少女」の略称であったとするならば、世界は平和なのかもしれない。だって「魔法少女」というと、日本では可愛い女の子が多く登場するアニメなどのイメージに直結しますし。
 映画化もされている『魔法少女まどかマギカ 』などが絶大な支持を受けているという事は、「魔女」ならぬ「魔法少女」という存在には何らか魅力があるのでしょう。観た事は無いので内容は解りませんが・・・でも話によると、このアニメって残酷なストーリーでしたっけ?

 ってことで、アレックス・デ・ラ・イグレシア監督作品『スガラムルディの魔女』です。続きを読む

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