映画大陸

映画の感想を思うがままにつらつらと書いたPG-12指定ブログ。
ネタバレしている場合があるので映画を観てから感想を読んで下さいな
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『鬼畜大宴会』

kichikudaienkai


 「時代を変えた一本」と称される映画は、確かに存在します。
 僕の偏った上に短い映画史の中で判断する事は大変恐縮ではございますが、本作による鬼畜ショックが今の日本映画界に与えた影響は、まさに「時代を変えた一本」の称号に相応しいと思うのです!
 僕が20代の頃に本作で熊切和嘉監督があまりに鮮烈なデビューを飾りました。確かに公開当時には様々な批判もありました。しかし、この映画をキッカケに「大阪芸術大学から排出された映画群は凄い!」と評価され、今や脚本家として名を馳せる向井康介や宇治田隆史、そして山下敦弘監督といった錚々たるメンツが注目され、今の日本映画界の一線で活躍しているわけです。
 日本映画界の屋台骨を支えていると言っても過言ではないメンツの多くが、本作に結集していた。つまり、この映画から全てが始まったのだ!日本映画界を震撼させる鬼畜革命が!

 ってことで、熊切和嘉監督作品『鬼畜大宴会』です。続きを読む

『華氏451』

fahrenheit451


 僕のアルバイトを含む職歴全体の中で、本屋で働いていた期間が意外と長い。5年近くは本屋で働いていました。そのせいもあるのか、未だに本屋に出掛けると本が乱雑に置かれているのが気になって仕方が無い。そして無意識のうちに整頓してしまう。ある意味、職業病なのでしょう。
 そんな感じですから本を破るのはもちろん、燃やすなんて事は出来ません。書は知の泉。確か『セブン』のモーガン・フリーマンが図書館でこのような台詞を口にしていた記憶がありますが、英知の結晶とも言える本を燃やす事は、人としてどうだろうと思う訳です。例えそれがどんなにショーも無い本であっても。

 もし本を読む事が許されない世の中が訪れたとしたら?火を消す役割のはずの消防士が、焚書を手掛けるようになった近未来を描くレイ・ブラッドベリによるSF小説を映画化したのが本作です。

 って事で、フランソワ・トリュフォー監督作品『華氏451』です。続きを読む

『アルファヴィル』

alphaville


 ちょっと奥さん、ヌーヴェル・ヴァーグですよ、ヌーヴェル・ヴァーグ!
 ジャン=リュック・ゴダールですよ、ゴダール!

 ヌーヴェル・ヴァーグと聞いて「ハンバーグ?」と反応してしまう映画大陸に!ゴダールと聞いて思わず「セガール?」と反応してしまう映画大陸に!ついに新しい波がやって来た。まさにビッグウェーブ!
 ちょうど名古屋シネマテークにて「ヌーヴェル・ヴァーグSF映画対決!「トリュフォー×ゴダール」」なる企画上映が行われていたので、「たまにはお勉強でも」と思い立ち、今まで勝手に天敵扱いしていたジャンルに手を出してみました。
 ついに僕も映画バカではなく「シネフィル」を名乗るべき時が来たようです・・・って本当??

 ってことで、ジャン=リュック・ゴダール監督作品『アルファヴィル』です。続きを読む

『マッハ!無限大』

mahha!mugendai

 『マッハ!無限大』6箇条!
一、CGを使います!
二、ワイヤーを使います!
三、スタントマンを使います!
四、早回しを使います!
五、最強の格闘技ムエタイを使います!
∞、今度は何でもアリです!

 チラシによるとこんな感じらしいですが、1作目の『マッハ!!!!!!!!』公開時にも同様に五箇条の掟が掲げられていました。そこには「五」以外はすべて真逆の意味を持つ言葉が並べられています。というか、今回の映画は『マッハ!!!!!!!!』シリーズの続編ではなく、当ブログの2007年のベスト10で堂々の1位に輝いた『トム・ヤム・クン!』の続編だったりするのですが・・・ハッキリ言って、ややこしい。
 こんな出鱈目なところが「∞、今度は何でもアリです!」って部分に繋がっていくのでしょうか?

 って事で、プラッチャヤー・ピンゲーオ監督作品『マッハ!無限大』です。続きを読む

『ピクニック at ハンギング・ロック』

PicninAtHangingRock


 この映画を観ているうちにオーストラリアの奇岩群というものに出かけてみたくなった。
 新婚旅行でオーストラリアに出掛けましたが、その時はケアンズ周辺だけを楽しんだので、かの有名なエアーズロックなどには出かけておりません。キュランダ行きの高原鉄道には乗りましたが、その景色にしても奇岩というものは全く印象に残っていない。なにせ熱帯雨林地帯ですからね。
 この映画で描かれるオーストラリアは僕が出掛けたオーストラリア像とは真逆です。でも本作で度々映し出される角度によってはまるで人の顔のように思える岩肌を見ていると神秘的な印象を抱きますし、興味も湧いてくる。山が信仰の対象になるというのも、そこに行った事がある人にしか分からない何かが有るからなのでしょう。何が起きても不思議ではない。だから魅せられるわけです。

 ってことで、ピーター・ウィアー監督作品『ピクニック at ハンギング・ロック』です。続きを読む

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