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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』 『新世紀エヴァンゲリオン』か・・・僕がこのアニメを観たのはちょうど大学生のころだったと思います。毎週欠かさずテレビ放送を観ていたというわけではなく、バイト先の友人から「面白いからこれを観ろ」とビデオを押し付けられたのがキッカケ。

 当時、巷ではエヴァンゲリオンが一大旋風を巻き起こしていました。ネット上では謎めいた内容に数々の議論が繰り広げられ、雑誌でも社会現象として取り上げられることが多かったんじゃないかな?
 そんなブームは何処吹く風と今と大して変わらず『バンブーマンと不思議な仏像』なんてバカ映画を発見しては喜んでいた僕に友人が熱心に『新世紀エヴァンゲリオン』を薦めてきたのです。
 あまりに友人が「観ろ観ろ」と五月蝿く言ってくるので、「レンタルビデオ代が勿体無いから放映された全話をビデオで貸してくれたら観てやるよ」なんて言ったら、その翌日には本当にビデオテープを纏めて10本以上持ってきました。で、僕も後に引けなくなり、覚悟を決めてアニメを全話観ることにしたのです。
 一気に観るのは正直疲れたけれど、これが結構面白かった。鬱に鬱に入っていく展開が当時の僕には心地良かったのです。最終回のデタラメな感じもかなり好き。

 あれから10年以上経つのかな?
 『エヴァ』は忘れた頃に帰ってくる。装いも新たに新劇場版として復活した作品こそ、今回の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』です。
 公開初日は長い行列が出来るほど大盛況だったという噂を聞いていたので上映開始二時間前に劇場へ出かけたのですが、整理券番号は2番だった。僕が観た前日は公開初日の上に映画の日だったので映画館が混雑したってことなんでしょうかね?
 まぁ、それでも映画が始まる頃には客席の7割から8割程度は埋まっていましたけど。

 今回の映画は4部作の第1作目。
 アニメ版で言えば1話から6話辺りのストーリーとなるとのことでしたが、一応ビデオで観ているはずなんだけど既視感というものは全く有りませんでした。いつもなら「こういったシーンもあったなぁ〜」と映画を観ているうちに少しづつ思い出してくるものですが、今回はそれが全く無かった。
 映像が色々と手直しされているせいなのか、それとも僕がアニメ版をスッカリ忘れてしまっているからなのかは良く解りませんけど・・・でも『新世紀エヴァンゲリオン』の序盤ってもっとコメディタッチの展開が多かったのではなかったっけ?ギャグなんかももっと多かった気がするけど。
 おっぱいだけはテレビ版以上にやたらと強調されている事はまず間違いが無いと確信しておりますが・・・う〜ん、細かく何処がどう違っているのか良くワカラン。って言うか今回の映画のクライマックスとなるヤシマ作戦の存在自体よく覚えてなかったし。
 こんな調子じゃ、全くもって話になりませんよね。

 こんな僕が今回の『ヱヴァンゲリヲン』は旧来の『エヴァンゲリオン』とはこう違うのだと偉そうに書いても全然説得力が無いと思うので、アニメの出来云々については書きません。面白いとは思ったけど、僕がアレコレ言う事じゃないと思うし。それに話もまだ全然完結していないですしね。
 でも、ちょっと初心者には話が解りづらい部分も有ったような気はしました。

 それはそうとエンディングテーマの後に予告編が流れますが、エヴァンゲリオンってあんなに何体も有りましたっけ?それにTVアニメには出てこなかったようなキャラクターが出てきたような気もするのですが・・・僕が覚えてないだけ?
 もしかしたらここから話の展開が大きく変わってくるのかもしれませんね。次の作品で不明瞭な部分は明らかになってくるかもしれませんし、とりあえず次回作もお付き合いしようとは考えています。

 さて、ファンの方々にとってはきっと語っても語りつくせない作品なのでしょうが、とても熱心なファンとは言えない僕にもこの点にだけは語らせて下さい!
 獺祭は良い酒だって(※以下、酒についてしか書いてません)!

 僕は酒瓶を観るだけで思わず顔がにやけてしまうほど日本酒が好きですが、これはアニメにおいても同じようだったようでどうしても酒瓶が出てくるとラベルに目が行ってしまいます。で、そこに書かれていた文字が「獺祭」だったことで「おおおおっ!」と一人歓喜してしまったのですよ!

 この酒瓶は葛城ミサトの汚い部屋に何本も転がっています。でも、何故ここで山口県の酒が出てくるのかなぁ〜。しかも部屋にある空瓶ほぼすべてが獺祭。
 これは全人類の半分が死んだといわれるセカンドインパクトの後も旭酒造は生き残っていたってことで良いんですよね?っていうか獺祭しか酒蔵は残らなかったってこと?なににせよ良い酒は永遠に不滅!素晴らしい、実に素晴らしい!

 ということで、獺祭についてです。これは「だっさい」と読みます。
 確か獺(かわうそ)が捕まえてきた魚を並べている姿がお祭りをしているように見えるって事から出来た言葉だったと思いますが、ちゃんと地酒を扱っている酒屋や呑み屋では見かけることが比較的多いお酒ですね。決して何処でも呑めるお酒って訳じゃないけど。

 僕がこの酒を初めて呑んだのは山口県への社員旅行でした。山口県では獺祭が美味しいって噂は聞いていたので旅先でずっと探していたのですが、結局見つからなかった。でも、「呑みたい!」という気持ちが最後の最後に天に届いたのでしょう。新幹線に乗る前に用意された僅かな食事の時間に偶然入った店で呑む事が出来たのです。
 そこは山口駅の駅裏にある商店街の居酒屋でしたが、ここで獺祭と奇跡的に出会ったのです。しかも生涯で5本の指に入るほど美味しいと思った鯖の刺身と一緒に!

 初めは鯖を刺身で食べるとなると抵抗がありました。アニサキスなんて菌を持っているといいますし。でも、勇気を持って口に入れるや途端に潮風が吹きます。口の中に潮風が吹くのです。磯の香りといいますか日本海をそのまま口にしたような心地よい空気がフワッと広がるのです。それを更に引き立てる獺祭・・・美味い!本当にこのまま死んでも悔いは無いと思った。まさに陶酔!
 鯖の刺身は5切れくらいで2000円とやたら高かった記憶がありますが、その価値は十分にあります。というか、これを食べるためだけにまた山口へ行っても良いかなと思うほど美味しかった。生涯において、「これほど美味い物は無い!」と心底思うものってなかなか無いですよね。
 これが僕と獺祭との出会いです。

 最近、近所の酒屋でも常時置いている事を発見したので何度か買って呑んでいますが、やはり美味しい。でも、種類が多いですよね。パット見は同じラベルでも書かれている数字が55だったり50だったりすることで微妙に値段が変わってくるのです。
 この数字は精米歩合というものでして、白米のその玄米に対する重量の割合をいうものとされているようですが、ようは米を磨く事によって酒の雑味となるタンパク質や脂肪分を取り除く作業が精米。で、精米歩合とは磨いた後の米本体が、元の玄米の重量に対していかほどの割合なのかを示した数値なのです。
 ですから精米歩合60%だとすると玄米の60%は酒に使い、残りの40%は削られてヌカとなったってことになります。そのため、この精米歩合が低ければ低いほど手間暇をかけてよく米を磨いているので良い酒だとされています(必ずしも精米歩合が低いから美味しいとは限りませんけど・・・天の戸の80%精米でも雑味はそれほど無く、普通に美味しかったし)。
 因みに、この精米歩合によって純米、純米吟醸、純米大吟醸などの呼び名も変わってきます。

 この映画に出てきた獺祭はその精米歩合に拘りを持った酒でして精米歩合23%なんて信じられない酒も出しています。二割三部磨き・・・言葉だけで凄いなと思うのですが、実際にこの酒を口にしたことはまだ有りません。
 でもこの前3割9分磨きの酒を呑む機会がちょっと前に有りました。やっぱり美味しかった。でも精米歩合が50%ぐらいの酒でも普通に美味しかったりするので、コストパフォーマンスを考えると50%精米ぐらいの酒でも十分に良いような気もしますが・・・この映画で興味を持った人は一度呑んでみて下さい。ネットでも買えると思うし、良い酒だよ!
 
 もし続編にも酒瓶が転がっているシーンが用意されているのならばまた違った酒が出てきてほしいな。同じ山口県の酒なら雁木や貴なんかはどうよ?これらの酒もかなり旨いです!長門峡も前に呑んだ事がありますが、なかなか美味しかったなぁ〜。出品酒だったようだけど。
 次回作でどんな酒が出てくるか?一番の関心はその点にあります。

 ・・・って、これじゃあ映画のレビューというよりも酒レビューですよね。まぁ、たまには良いですよね。

 ★★★★

 2007 #71

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