映画大陸

映画の感想を思うがままにつらつらと書いたPG-12指定ブログ。
ネタバレしている場合があるので映画を観てから感想を読んで下さいな
タイトルをクリックすればTOPページに戻れます。

亜細亜映画

『怪しい彼女』

ayashiikanojo


 たったひとつの真実見抜く、見た目は子供、頭脳は大人、その名は名探偵コナン!

 『名探偵コナン』って本当に息が長いですね。僕が中学生の頃(20年以上も前?恐ろしい!)にはまだ作者である青山剛昌の『YAIBA』という漫画が掲載されており、それを単行本で買って読んでいました。ただ、『名探偵コナン』になってからはコミック本をそれほど買うことも無く、今に至っています。
 『名探偵コナン』は1994年に連載が開始されたそうです。それが20年近く経った今なお続いています。しかも劇場版のアニメーション映画が毎年公開され続けている訳ですから、「今や金田一耕介と肩を並べる国民的探偵とも言える存在になった」と言っても過言ではないのかもしれません。
 この漫画に登場する殺された人の数を数えてみると、一体どれくらいになるのでしょうか?被害者100人、越えているかな?もっといくか?

 という事で今回の映画は、体は愛らしい女性。でも中身はお婆ちゃん。そんなお話です。
 って事で、ファン・ドンヒョク監督作品『怪しい彼女』です。続きを読む

『スペシャルID 特殊身分』

specialID


 正直、期待していた『マッハ!無限大』が残念な結果に終わってしまったので、何か他にアジア系アクション映画はないものかと物色していたら、ドニー・イェン(以下、「ドニーさん」と記します。この方が文章を書きやすいので)の新作が映画館で上映されていました。
 ドニーさんというと、僕の中では本人が監督までした俺様映画『ドラゴン危機一発'97』の走りながら戦うアクションシーンのイメージが強烈でして、一時期彼の作品を探しては観ていました。ところが僕の記憶が正しければ『SPL 狼よ静かに死ね』を最後に、彼の出演作品はほぼノーマーク状態に。
 別にドニーさんの事が嫌いになったわけではないけれど・・・それもあって久々に彼の尊顔を拝しに映画館に向かいました。無論、凄まじいアクション映画を期待して。

 ってことで、クラレンス・フォク監督作品『スペシャルID 特殊身分』です。続きを読む

『マッハ!無限大』

mahha!mugendai

 『マッハ!無限大』6箇条!
一、CGを使います!
二、ワイヤーを使います!
三、スタントマンを使います!
四、早回しを使います!
五、最強の格闘技ムエタイを使います!
∞、今度は何でもアリです!

 チラシによるとこんな感じらしいですが、1作目の『マッハ!!!!!!!!』公開時にも同様に五箇条の掟が掲げられていました。そこには「五」以外はすべて真逆の意味を持つ言葉が並べられています。というか、今回の映画は『マッハ!!!!!!!!』シリーズの続編ではなく、当ブログの2007年のベスト10で堂々の1位に輝いた『トム・ヤム・クン!』の続編だったりするのですが・・・ハッキリ言って、ややこしい。
 こんな出鱈目なところが「∞、今度は何でもアリです!」って部分に繋がっていくのでしょうか?

 って事で、プラッチャヤー・ピンゲーオ監督作品『マッハ!無限大』です。続きを読む

『薄氷の殺人』

hakuhyounosatujin


 「バラバラ殺人」と聞くと異常者が行う凄く猟奇的な犯行のように思えます。しかし、意外とそうでもないらしい。
 おそらく京極夏彦の『魍魎の匣 』の記述だと思いますが、そこで殺人を犯した際に最も精神的に狂った状態に陥るのは、殺した直後と書かれてました。横たわった死体を見て動揺するわけです。
 当然そこで警察に連絡すればまだマシなわけですが、この殺人を隠蔽したいと考えた場合、まず考えるのは「死体を何処かに運んで隠さなきゃ」って事になります。「じゃあ、どうすれば運びやすいのか?」と考えると、それは一つの塊で持っていくよりも細かく分断した方が持ち運びに便利となるわけです。
 そうなると死体を解体するという一見すると猟奇的な行為は、ある目的を果たすための単純作業となります。だから異常な精神状態下で行われる行動とは違っていて、処理の際は意外と精神状態は正常という事になるらしい。この記述を過去に読んだ際、「なるほどな」と思ったものです。

 あるバラバラ殺人事件に端を発した男と女の物語を描いたのが本作。その真相は、如何に?
 ってことで、ディアオ・イーナン監督作品『薄氷の殺人』です。

 ※ 以下、ネタバレあり!本作を今後観る予定の方は、この先を読まない方が良いと思います!続きを読む

『ザ・レイド GOKUDO』

ザ・レイド2


 先日、高倉健が亡くなりました。そしてその後を追うように菅原文太が亡くなった。
 日本のヤクザ映画を支えた代表的な二人がほぼ同時に彼岸へと旅立ってしまったというのは、何だか一つの時代の終わりに感じられて仕方がありません。任侠道を重んじる古き良きヤクザ像は終わりを迎え、時代は裏社会を牛耳るために手段を選ばない知的で暴力的な怖いヤクザの世界へ。

 この映画は邦題に『GOKUDO』つまり「極道」と冠せられています。日本のヤクザが登場し、少なからずまだ筋道を通そうとするヤクザやマフィアも登場するわけです。ところが、その次世代を継ぐヤクザに関しては、のし上がるためには手段を選ばない冷酷無比な存在として描かれる。やはり時代は変わりつつあるのか・・・昭和は遠くになりにけり。この映画を観終わった瞬間、そうつぶやいたのでした。
 そして、高倉健、菅原文太。お二人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 って事で、 ギャレス・エヴァンス監督作品『ザ・レイド GOKUDO』です。続きを読む

『KILLERS キラーズ』

KILLERS


 グロ。閲覧注意。

 そんな注意喚起文がタイトルに記載された映像を最近よく見かけます。今は便利な世の中(?)で、ネットに接続すれば日常では目にする事が出来ない危険な映像を目の当たりにする事が可能です。
 「でも、流石に殺人動画はないでしょ」と誰もが思うところではありますが、実際は意外と手軽にその手の映像を見る事が出来たりもする。例えば中東である日本人青年が首を斬られた際の動画とか。これを観た際には流石に吐き気を催したし、胸糞が悪くなった。そして何故こんな映像を観てしまったのかと後悔もした。でも、これは現実に起こった出来事として映像に収められ、ネットで拡散されているのです。
 ワンクリックで見てはいけない未知の領域が覗けてしまう。ある意味、怖いですね。

 そしてこの広い世の中では、もしかしたらスナッフ映像を撮るために人を殺す事もあるのかもしれません。この映画に登場する北村一輝のような危険な人物が、人の目につかないような場所で殺人動画を投稿しているなんて事も在るのかもしれないし、無いのかもしれない。そして気が付けばそのようなサイトに迷い込み、衝撃的な映像を目の当たりにすることもあるのかもしれません。

 ってことで、ティモ・ジャイアントとキモ・スタンボエルのモーブラザーズによる『KILLERS キラーズ』です。続きを読む

『ファイティング・タイガー』

ファイティング・タイガー


 太極拳と聞いて、一体どういうイメージを抱きますか?
 僕の中では、公園で老人がゆっくりと体を動かしているイメージがあります。仮に他の格闘技と拳を交わす機会が有ったとしても、あまり勝てるイメージは有りません。気を整えている間に攻撃を受け、解らないうちに負けてしまう。そんなイメージがあるのです。
 実際、格闘ゲームで太極拳の使い手というのは、あまり見かけた記憶が有りません。有名どころでは、おっぱい格闘ゲーム『DOA』シリーズのレイファンぐらいでしょうか。チャイナ服を着て戦う女の子ですね。ただ、ゲームの中でもあまり強いイメージが無くて、なんか使いづらかった記憶もあります。
 太極拳は弱そう。そんなイメージを持つ人たちの考え方を変えてしまうかもしれないのが、本作。太極拳は実戦でも強い・・・のか?

 ってことで、キアヌ・リーブス監督作品『ファイティング・タイガー』です。続きを読む

『ダバング 大胆不敵』

ダバング


 上映開始まで少し時間があったので、お昼ご飯代わりにインドカレーを食べに行きました。
 タンドゥールという前にも何回か行った事がある店に入ったワケですが、ここのカレーは日本人がすぐに頭に思い浮かべる物とは少し違います。とろみのあるカレールーが掛かっているわけではなく、野菜の水分とトマトジュースをメインにしたルーを使用しているようで、玉ねぎのみじん切りが形として残っているようなカレーです。しかもメニューはカレーとビール、そしてチャイセットくらいしかありません。小さいお店なので、カウンター席のみ。
 そこで銀皿に盛られた他ではなかなか食べられないタイプのカレーをホフホフと頬張ったわけです。使っている米に関してもおそらく日本の米ではなく、もっとパラッとした物を使っています。これが合う、合う!

 辛口を頼みましたが、野菜の旨味が凝縮された少し酸味の強いルーを口に入れてみると、思っていたほど辛さは感じません。しかし、スパイスは効いている。食べ進めていくうちに気が付けば頭頂部分から汗が流れ始める。でもこの汗が心地よい。印度、体内注入。そして映画館へ向かったわけです。

 ってことで、アビナフ・シン・カシュヤップ監督作品『ダバング 大胆不敵』です。続きを読む

『オアシス』

オアシス


 これから本作の感想を書き始めるわけですが、どのように表現すれば良いのか非常に悩みます。
 当ブログを見て頂けば何となくお分かりになるかもしれませんが、冒頭は大抵ダラダラとした与太話を書き散らかしています。映画についてガチガチに語るのでは少し息苦しいし、書く側として面白みがない。そう思って、敢えてネタとして面白いか、面白くないかに関わらず、ダラッと書き始める方針でやっているのですが・・・う〜ん、今回は難しい。何から描き始めていいのやら。
 それでも、この映画のテーマは愛だと思う。では、愛とは何なのでしょう?恋との違いとは?

 おそらく恋には、消え方が二通りあります。一つは心が枯れていく事。そして、もう一つは愛というものに形を変えていく事です。おそらく相手に求め続けていくのが恋であり、奪うのが恋。一方、与え続けていくのが愛であり、変わらないのが愛。だからありったけの想いを誰かに投げ続けられるのであれば、それだけで良いのだと思う。なぜなら、それこそが誠の愛でしょうから・・・と、なんか良い事を書いたでしょ。

 でも、これには元ネタが有ります。実はさだまさしの『恋愛症候群』という曲の歌詞に少し手を加えたものです。歌詞も面白おかしく、コミックソングのようなノリの曲ですが、全体を通して聴いてみると、素朴だけど凄く良い事を言っている曲だと思う。そして、この映画で描かれている愛の形とも密接に関連しているような気がするのです。
 僕は凄く好きな曲なのですが、残念ながら先日購入した『天晴』というさだまさしの三枚組ベスト盤には、この曲が収録されていません。何故対象から漏れてしまったのでしょうか?それだけ名曲が有りすぎるという事なのか?だとすれば、恐るべし、さだまさし!

 って事で、イ・チャンドン監督作品『オアシス』です。続きを読む

『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え! No.1!!』

スチューデントNo1


 あまり愚痴りたくはないけれど、今年の初頭からから5月にかけて本当に忙しかった。
 ただただ仕事に追われる毎日で、正直映画を楽しむ心のゆとりすら持てなかったように思います。仕事柄この時期は毎年繁忙期なので、慌ただしい事は100も承知していました。しかし今年の過酷さといったら・・・心底大変で、心が害されそうでした。おまけに4月の終わり頃からずっと変な咳が出る毎日で体力的・精神的にもきつく、病院で薬を貰って飲んではいたものの、それがあまり合っていなかったのでしょうか?頭がボーっとしたり、吐き気を催したりと兎に角、最悪。絶不調。本当に全てが嫌になった。

 ただ、辛い時期もいつかは終わりが来るもので、やっと仕事にも目途が付き始め、「映画館にも出かけようかな」という気が少なからず奮い立ってきた。しかし、「病んだ体でいきなり難しい映画を観るのは酷だろう」遠くする部分もあって、取り敢えず能天気そうな映画をチョイス。結果、これになりました。

 ってことで、カラン・ジョーハル監督作品『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え! No.1!!』です。続きを読む

記事検索
twitter、始めました
コメントありがとう!
プロフィール

蔵六

月別
ランキングに参加してます
人気blogランキング

カワイイ☆ブログランキング
  • ライブドアブログ