先日、会社の同僚から「Scratch等でプログラミング教えたりしていますか?」と聞かれた。噂では知っていたが、使っていなかった。
Scratchとは、米国MITが提供しているプログラミングを学習するツール。ドラッグ&ドロップでパズルを組む感じの操作だけでできるし、日本語対応しているので小学生でもできそう。
世界中でプログラマ人材の需要が上がるなかで、「母国語と英語の他に、プログラミング言語も使える様になって欲しい」と考える親も多いはず。
そこで、毎日スマホで遊んでいる息子たちに「自分でゲーム作れるけど、作ってみる?」と言ってみたら、
次男が「マジで!!やるやる」と食いついてきた。
そこで、最初はホイホイと「クマさんの足し算」を作って見せた。
(FlashゲームなのでiOSでは動きません。)
息子たちも「をぉー」と歓声。足し算なので娘も喜んでやった。
「プログラミングって、こういう感じで命令を書いておくんだよ」なんて話で、格好良いパパをアピールできた。
プログラミングは、こんな風にパズルの組み合わせな感じ。
![scratch_screenshot](https://livedoor.blogimg.jp/shby/imgs/1/2/12c4e6ca-s.jpg)
その後「ちょっとゲームを考えてみようか?」となり、息子2人が、いくつかアイディアを出した。
とりあえず簡単そうな「あっち向いてホイ」を作ることになった。
まずは「あっち向いてホイ」のゲームの企画内容を確認しよう。ということで、ホワイトボードに簡単に描きながら確認した。プログラミングは、画像と動作命令の組み合わせなので、抽象化して考える必要がある。次男から「だった、自分の写真を使った方が、もっと面白くね?」というアイデアも出てきた。
![画像1](https://livedoor.blogimg.jp/shby/imgs/7/3/7364e151-s.jpg)
が、
ここまでは良かったのだが、いざ始めてみると、IF文制御とか、変数とか、色々理解しないとできないため、事前説明が長くなってきた。息子たちもワクワク感が下がってきたので、彼らに作らせるのは断念し、パパがサクっと作って見せる作戦に変更した。
が、
実際に作ってみると、結構、難しい。
約10年振りのプログラムだったためか、バグだらけで期待通りに動かない。
サクッと作るつもりが、フローチャートを書いたり、変数を整理したりしないと無理となった。
無念なことに、結局、その日の内には完成できなかった。(お恥ずかしい…)
■
更に、
それから夜な夜なデバッグしたが、それでも、ちゃんと動作しない。何よりもジャンケンはタイミング制御が重要。研究所時代に数値計算プログラムを作っていた僕には知識も足りない。
翌日、次男も「パパ、あっち向いてホイは、できた?」と心配してくる。
パパも「昔は、結構プログラミングをやっていたのだけど、最近はやっていないから、手こずっているよ」と言い訳してしまった。
その次の日にも、完成できなかった。汗
さすがに面子もなく「ごめーん。パパは、頭が悪くて、手こずっているよー」と弱音を言うようになってしまった。涙
もちろん、立場的に「諦める」なんてできないから、「絶対やり切るから、楽しみに待っとけよー」と伝えた。
で、
引き続き格闘しつつ、なんとか5日目にして完成させた。ホッ
それが以下の作品。寝癖も含めて、次男のパフォーマンスが面白い。スタートは「緑の旗」で、ジャンケンは「V」「B」「N」、あっち向いてほいは「←→↑↓」です。音が出ますのでご注意ください。(FlashゲームなのでiOSでは動きません。)
簡単な操作なので、幼稚園の登園前に、娘も遊んでいる。次男のパフォーマンスに大興奮。
![画像2](https://livedoor.blogimg.jp/shby/imgs/4/7/4719c7a5-s.jpg)
結果的に「プログラミングって難しそう」という印象を与えてしまったかもしれないが、「ゲームも作れるもの」ということは理解できたのでは?と思う。
また、これをベースに「こう改造したら面白いかも?」なんて話ができれば、ある意味、プログラミングや企画の醍醐味を知れるのかもしれない。
ともあれ、パズルみたいにしてプログラミングするScratchは、入門の入門にはとても良いと思う。プログラミングに対して距離を感じている営業系の人も、ちょっとScratchをいじってみると、こういう感じかぁというのが分かると思う。ぜひ触ってみてください。
追伸
同僚と話しをしたら、子供がステップbyステップで覚えて行くためのチュートリアルがあると良いねと話していたので、後日、息子たちを使って整理したらアップする予定。
Scratchとは、米国MITが提供しているプログラミングを学習するツール。ドラッグ&ドロップでパズルを組む感じの操作だけでできるし、日本語対応しているので小学生でもできそう。
世界中でプログラマ人材の需要が上がるなかで、「母国語と英語の他に、プログラミング言語も使える様になって欲しい」と考える親も多いはず。
そこで、毎日スマホで遊んでいる息子たちに「自分でゲーム作れるけど、作ってみる?」と言ってみたら、
次男が「マジで!!やるやる」と食いついてきた。
そこで、最初はホイホイと「クマさんの足し算」を作って見せた。
(FlashゲームなのでiOSでは動きません。)
息子たちも「をぉー」と歓声。足し算なので娘も喜んでやった。
「プログラミングって、こういう感じで命令を書いておくんだよ」なんて話で、格好良いパパをアピールできた。
プログラミングは、こんな風にパズルの組み合わせな感じ。
![scratch_screenshot](https://livedoor.blogimg.jp/shby/imgs/1/2/12c4e6ca-s.jpg)
その後「ちょっとゲームを考えてみようか?」となり、息子2人が、いくつかアイディアを出した。
とりあえず簡単そうな「あっち向いてホイ」を作ることになった。
まずは「あっち向いてホイ」のゲームの企画内容を確認しよう。ということで、ホワイトボードに簡単に描きながら確認した。プログラミングは、画像と動作命令の組み合わせなので、抽象化して考える必要がある。次男から「だった、自分の写真を使った方が、もっと面白くね?」というアイデアも出てきた。
![画像1](https://livedoor.blogimg.jp/shby/imgs/7/3/7364e151-s.jpg)
が、
ここまでは良かったのだが、いざ始めてみると、IF文制御とか、変数とか、色々理解しないとできないため、事前説明が長くなってきた。息子たちもワクワク感が下がってきたので、彼らに作らせるのは断念し、パパがサクっと作って見せる作戦に変更した。
が、
実際に作ってみると、結構、難しい。
約10年振りのプログラムだったためか、バグだらけで期待通りに動かない。
サクッと作るつもりが、フローチャートを書いたり、変数を整理したりしないと無理となった。
無念なことに、結局、その日の内には完成できなかった。(お恥ずかしい…)
■
更に、
それから夜な夜なデバッグしたが、それでも、ちゃんと動作しない。何よりもジャンケンはタイミング制御が重要。研究所時代に数値計算プログラムを作っていた僕には知識も足りない。
翌日、次男も「パパ、あっち向いてホイは、できた?」と心配してくる。
パパも「昔は、結構プログラミングをやっていたのだけど、最近はやっていないから、手こずっているよ」と言い訳してしまった。
その次の日にも、完成できなかった。汗
さすがに面子もなく「ごめーん。パパは、頭が悪くて、手こずっているよー」と弱音を言うようになってしまった。涙
もちろん、立場的に「諦める」なんてできないから、「絶対やり切るから、楽しみに待っとけよー」と伝えた。
で、
引き続き格闘しつつ、なんとか5日目にして完成させた。ホッ
それが以下の作品。寝癖も含めて、次男のパフォーマンスが面白い。スタートは「緑の旗」で、ジャンケンは「V」「B」「N」、あっち向いてほいは「←→↑↓」です。音が出ますのでご注意ください。(FlashゲームなのでiOSでは動きません。)
簡単な操作なので、幼稚園の登園前に、娘も遊んでいる。次男のパフォーマンスに大興奮。
![画像2](https://livedoor.blogimg.jp/shby/imgs/4/7/4719c7a5-s.jpg)
結果的に「プログラミングって難しそう」という印象を与えてしまったかもしれないが、「ゲームも作れるもの」ということは理解できたのでは?と思う。
また、これをベースに「こう改造したら面白いかも?」なんて話ができれば、ある意味、プログラミングや企画の醍醐味を知れるのかもしれない。
ともあれ、パズルみたいにしてプログラミングするScratchは、入門の入門にはとても良いと思う。プログラミングに対して距離を感じている営業系の人も、ちょっとScratchをいじってみると、こういう感じかぁというのが分かると思う。ぜひ触ってみてください。
追伸
同僚と話しをしたら、子供がステップbyステップで覚えて行くためのチュートリアルがあると良いねと話していたので、後日、息子たちを使って整理したらアップする予定。