「ヘイアウ」をご存知ですか?
様々な目的の為にもうけられた、ハワイ最古の祭祀場。
現在では遺跡としておとずれることができます。
ここ、オアフ島にもいくつもの「ヘイアウ」がありますが、
今回はその中でも「ヘイアウ.ホオロア」(癒しの為のヘイアウ )
というカテゴラリーに分類される「ケワイワ.ヘイアウ」を訪れました。
以前から、一度は訪れてみたいと思っていたもののなかなか機会にめぐまれず、
今回やっと「癒しを代表する」場所を訪問できます。
オアフの中心部からパールハーバーを抜け、山中に車を走らせます。
ここはバス利用はちょっと不便。距離的に遠くはありませんがレンタカーかタクシー利用をお勧めします。
道なりに進んで、つきあたり。
州立公園の入り口パーキングに車を止めます。
そのまま公園内を進めばロードウォーク(ハイキング道)に入れますが、
目指すヘイアウはちょうど入り口にあたるのです。
ウィークデーの午前中とあってか人影も見受けられません。
「オアフ島?ハワイ?」と思わせるような針葉樹に囲まれた、目が覚めるほどの美しい芝生。
週末にはハイキング目的のかたもいらっしゃるのでしょうが、 たまたま人がいないせいでしょうか、
細胞のすみずみまで透明な空気の清々しさを感じます。
元は薬草治療を専門とするカフナ(古代の神官、祈祷師)の為の学校、
また治療所でもあった場所。
オアフのなかでも空気の澄んだ山中に位置するこの史跡に、厳かで爽やかな印象をうけます。
遺跡の入り口に花をそなえて祈りを捧げ、透明でみずみずしい空気を吸い込みながらゆっくりと足を踏み入れます。
積み上げられた石のそこかしこに、供え物の「レイ」や「果物」などが見うけられ、
「地元の方か、旅行者が供えたんだなあ...」と思いながらゆっくりと聖域を歩いていると、
足元から、また背中から 気持ちの良いエネルギーに満たされる気がします。
ヘイアウ自体は溶岩石の低い塀に大きくぐるっと囲まれた思ったよりひろい土地。
赤土の綺麗な赤、木々達の深い緑、そして積み上げられた溶岩石の深いグレー
がとても心を落ち着かせてくれます。
それとも透明な空気のおかげでしょうか?
いえ、やはり「ヘイアウ」の優しいパワーが全てを包み込み崇高な浄化作用をほどこしているのです 。
人間は雲の上を歩く事ができないし、現在を生きながら天上に登る事もできません。
この地上に存在する美しい土地、清らかな土地、
神々の宿る土地に足を向ける事によって生きている心が少しずつ透明になって行くのではないでしょうか?







