映画感想「キャッチ ア ウェーブ」
【評価】★★
【サーフィン】★★★
【青春】★★★
【笑い】★★
【エロ】

爽やかな青春映画といったところでしょうかね。
主人公たちは高校生という設定なのですが、成長ありいの、ライバルとの勝負ありいの、恋物語ありいの、高校生どもが爽やかに青春を謳歌しやがる映画でした。
適当に主題歌を人気グループに歌わせておけば、今日日の頭の悪い高校生あたりは映画館に行くだろうから、この程度の娯楽映画で十分に採算がとれるだろう、と制作側としては考えたんでしょうね。
佐々木大洋(三浦春馬)、小林誠人(木村了)、田口浩輔(濱田岳)の三人組は、高校生活はじめての夏を、湘南で過ごすつもりでした。
しかし、田口が湘南の海岸で鍵をなくしてしまいます。
泊まるところもないので途方に暮れるのですが、変なおじさんのデューク(竹中直人)を助けたところから、デュークの経営するサーフィンショップで泊まり込みのバイトをするようになります。
デュークは、かつてはサーファーとして名の知られたヒトだったのですが、そんなデュークのもとで、サーフィンを教わることになります。
そんな中、ジュリア(加藤ローサ)との恋に落ちる大洋。
しかし、ジュリアは、ニック(三船力也)というサーファーに付きまとわれていました。
「勝負だ!」
ということで、ニックが負けたらジュリアに付きまとわない、という条件で、大洋はニックと台風で荒れる海に出て行くのですが…。


うーん、なんか、登場人物がみんな変なカタカナの名前なんですよねぇ。
個人的に、カタカナの名前は覚えにくいので、苦手ですね。
デュークやらニックやら、ジュリアやら、マークやら…。
ニック(三船力也)とかジュリア(加藤ローサ)とかは、一応、日本人と外人の混血という設定になっているんで、これはしょうがないかなぁ、と思うんですけど、
竹中直人のデュークとか、坂口憲二のマークとかいうのは理解不可能ですねぇ。こいつら、みんな純粋な日本人だよな?
サーフィンって全然興味ないので、そういう事情は知らないのですが、サーファーになると、ファックだとかビッチなんていう外国名を名乗らないといけないんでしょうか?
あと、「波をメイクする」とか「自然をリスペクトする」とか、不自然な会話が目立っていたのですが、これもサーファー用語なんだろうなぁ…。
「波をメイクする」なんて、波に化粧でもするのかと思ってしまいましたよ。

まあどうでもいいんですけど、ニックというのがにっくまれ役(憎まれ役)に徹してましたね。
主人公の三浦春馬が、加藤ローサの父が勤める在日米軍の基地に、デートで行くのですが、そこでニックたち外人にからまれるわけですよ。
加藤ローサに、
「なんで日本人なんかと付き合ってんだYo!」
なんて日本人を蔑視する発言をするニック。
さらに、
「日本人なんて俺たちが守ってやっているんじゃねえかYo!!」
なんて暴言を吐きます。
確かに在日米軍の引っ越し費用まで負担する国ですからね、日本って。
近くにはキチガイみたいな国がわんさといますから、米軍さんに守っていただかないと、日本は侵略されちゃいますしね。あ、日本の一部(竹島)は実際に侵略されているじゃないですか。
いやー、戦争に負ける、ということは、こういうことなんだよなぁ。
でも、そう言っているニックって、どう見ても日本人なんですけど…。英語も板についてないし…。(苦笑)

ちなみに、このニックというのは、サーファーとしてマナーは守らない、喧嘩ばかりする、というので、湘南では白眼視されているらしいんですけどね。
なんか、このニックは極めてわかりやすい悪役で、子分として外人を引き連れていたりします。
でも、そんなワルぶっているのに、三浦春馬に一発KOですよ。(苦笑)
なんか、笑っちゃいましたねー。ニックってなんちゃってヤンキーなんじゃないでしょうか?喧嘩強くないですし。
下手にサーフィンで勝負するより、喧嘩で勝負を決めた方が却って早かったんじゃねえの?



この映画では、笑いはもっぱら竹中直人に頼りっぱなしでしたね。
笑えるのは竹中直人の奇行奇声であって、脚本自体の面白さはなかったなぁ。
もし、デュークの役が竹中直人ではなく、我らが蟹江敬三だったりしたら、また全然違った印象になっていたでしょうね。
竹中直人って、別に嫌いではないんですけど、彼という個性があってはじめて成立する役だよな、と思ってしまいました。
竹中直人の江頭2:50みたいなテンションの高さは、いつもながら不自然さしか感じなかったんですけど…。
こんなヒトが本当にいたら、キチガイとして精神病院の隔離病棟行きは必至でしょう。
僕個人の偏見ですが、サーファーって、大麻とか麻薬をやっている、というイメージがあるので、デュークって、ドラッグで壊れつつあるのかもしれません。その意味で、竹中直人の強烈な個性が求められたのかも。
サーフィンの健全さがアピールされていますが、実はサーファーって、意外と麻薬中毒(以下、自主規制)。
実は三浦春馬なんかも将来は売人になり、加藤ローサも売春とかするようになる、という展開なのかもしれません。そう考えるとチラシの「一生を変える夏に、僕らは出会ってしまった。」という文句は、極めて意味深な内容となります。


ところで、加藤ローサとかカワイイですねぇ。
健康的なカワイさです。
でも、健康的なカワイさというのは、隠微なエロを感じさせないので、そこいらへんがねぇ。
いえね、女優なんてエロをウリにしてナンボですからね。
というより、あれだけフランクな性格なんだから、簡単にやらせてくれそうな感じがしましたねぇ。
あれだけサッパリした性格なら、おセクスをスポーツ感覚でやってくれそうです。
三浦春馬も別れ際に「お願いだから一発やらせてれくれ」と土下座していたら、あるいは「Showがないわねー」と一発やらせてくれたかもしれませんよ!


同時に、主人公の三浦春馬なんかも、端正な顔で、笑顔がサワヤカです。
スプライトのCMとかに出てきそうなサワヤカさです。
もしも俺が女だったら、「お姉さんが教えてあ・げ・る」と言いたくなるだろうねぇ。
妙に真面目っぽいところも、女は萌えそうです。
上半身裸のシーンも頻出しますから、とりあえず年下の男を手籠めにしたいと考えているお姉さん方は、この映画で何杯もオナニーのおかわりができるかもしれません。
ちなみに、男色家の方々も、三浦春馬には萌えるでしょうねぇ。
映画館で下半身にテントを張っている男の近くには座らない方が良いでしょうね。


とりあえず、この映画を見て、アホな高校生とかが「サーファーになるぜ!!」とか言い出すんじゃないか、と危惧しています。
そんな簡単に上達するもんじゃないと思うんだけど、どうなんでしょうね。
ちなみに、エンドロールまで最後まで見ると、最後にちょっとした後日譚が語られます。
気になる方は、最後まで席を立たない方が良いと思います。