読書感想「アミダサマ」
アミダサマ
沼田 まほかる
新潮社
2009-07


【評価】★★★
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沼田まほかるさんの本です。この人の本ははじめてですね。
ひょんなことから、ミハルという女を発見した悠人と浄鑑。
このミハルに惹かれる悠人。
しかし、浄鑑はこの子を自分の家に隠し、育てる。
やがて、ミハルの実の父がやってきたりする。
ミハルの成長とともに、浄鑑の住む村をはじめ、浄鑑のまわりに、不可思議な出来事がおこりはじめる。
悠人は律子という都合の良い女を得ることで、ミハルを忘れようとするものの、どうしても忘れられない。
やがて、悠人とミハルが交錯していく…。

なんといいますか、エスパー系の話ではあるんですよね。
ミハルというのが、コエといって、思念を送る(?)ことができて、ミミといって、それを受信できる人がいたりする、それが悠人だったり。
ただ、バリバリのエスパー話ではなく、そこに浄鑑という坊さんが出てくるので、
どことなく宗教っぽい話になってきたりします。

基本的には、伝統的な日本のホラーで、やたら湿度が高い感じがしました。
この本は、人の心というか、そういうのが重視されているので、映像化されるのには向かないかなぁ。
怖い話ではあるのですが、ちょっと現実離れしていすぎていて、あまり共感はできませんでした。
ただ、文章は読ませる本ではあります。一気に読んだので、おもしろいですね。



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