読書感想「タブーすぎるトンデモ本の世界」


【評価】★★
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「と学会・著」とありますが、10人ほどのライターによって書かれています。
企画で「タブー」をかなり強調されたらしく、「…これもまた日本のタブーであろう」的な、強引にタブーに結びつけているような雰囲気があります。
また、ボロクソに言っていくのはかまわないのですが、
なんかあまり知的じゃないといいますか、
悪口いいすぎというところがあります。
こちらとしたら、生暖かく、ちょこっとウィットに富んだ皮肉でもかましてほしいところなのですよね。
むしろ、淡々と事実を書いて、ツッコミなし、という姿勢でもいいんじゃないか。

まあ、時間潰しとしては良いですが、真面目に読む本じゃないですね。
個人的には、『正倉院の謎』由水常雄をとりあげた人の文章が、とても理知的で好感を持ちました。
きちんと、良い所は良い、と判定していて、理性的な感じがしました。
他の人は、おちょくったり、あからさまにバカにして、その本の良い所はまったく指摘しないので、
あまり頭がよい感じがしないです。
もちろん、トンデモ本ですから、バカにされて当然なんですが、
そういう本を許してしまう社会風潮や、思考経路を、
冷静に考える知性が必要だと思いました。



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