海賊とよばれた男 上
百田 尚樹
講談社
2012-07-12


【評価】★★★
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百田尚樹さんの本です。
出光佐三がモデルの国岡鐵造という人物が主人公で、「国岡商店」がビッグになっていく話です。
上巻では、第一章が終戦から2年間、昭和二十年から昭和二十二年まで、第二章で時間がさかのぼり、明治十八年から昭和二十年まで。
ちなみに、「永遠の0」の宮部もさりげなく出てきたりしています(352蓮法
戦後、国岡商店がピンチになっても、一人の馘首もせず、難局を乗り切って、石油業界の嫌がらせをかわしつつ、事業を拡大、というのが第一章。
第二章は時間がさかのぼり、国岡が学生の頃から、事業の立ち上げ、さらに戦争へ突入、敗戦、というところまで。
国岡鐵造が、とにかく清廉の士で、ダークなことはまったくしない。
日本人の矜持を持った理想的な上司という感じで、
商売というのは利益優先ではなく、国のため、みんなのためにならなあかんで、という考え方でして、
こういう考え方ってのは、戦前では当たり前だったんですが、現代ではまったく顧みられることない考え方になってしまいました。



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