読書感想「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」


【評価】★★★
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村上春樹先生の本でございます。
図書館で予約して、ようやく回ってきました。ド田舎の図書館ですから、予約数が膨大になっていたんですねぇ。

とりあえず、4人の友人たち(男2・女2)と多崎つくるが高校時代にグループを作ってたんですが、
大学に入ってから、多崎つくるが東京の大学に行き、ほかみんな4人は名古屋の地元に留まりつづけ、
そのうち、理由がわからないまま、そのグループを放逐されてしまう多崎。
理由がわからないが、地元に帰っても孤立するだけなので、東京ライフを送る。
そのうち、沙羅という女と付き合いはじめて、
その女から「その仲良しグループとのケジメをつけろ」と言われまして、
多崎は沙羅のネットストーキング技術により、それぞれのメンバーの所在地を割り出し、
合いにいくことに。
男2は、どちらも仕事が順調だが、1名、悪徳コンサルを経営してたりして、若干のブラック臭がする人間に変貌するものの、
多崎を暖かく迎える。
多崎が仲良しグループを放逐された理由は、
女1が、東京に多崎に会いに行ったら、レイプされてもうた、と言い張ったからと判明。
しかも、そのレイプ被害女は、数年前に殺されていた!!
というわけで、多崎は残る女1に会いに行くことに。
ちなみに、この女は外人と結婚して、フィンランドにいる。
多崎はフィンランドまでストーキン旅行。
そこで、外人と結婚する女と出会い、「実は多崎君がスキだった」とカミングアウトをうけつつ、
レイプ被害女は、たぶん、多崎に襲われたわけではなく、ちとメンヘラ入ってたっぽい、という話になる。
とりあえず、多崎は日本に帰って、沙羅と結婚の交渉をせんとす…。
というところでフィニッシュ。

うーん、とりあえず、「こういう言い方はしないよな」という春樹特有の台詞回しがありーの、
キメ!という文章がありーので、
「ああ、オレは今、村上春樹を読んでいるんだなぁ」
と満喫できました。

この本では、やたらと「友達」とか「友情」だとかがとりあげられてるんですが、
友達が一人もいない僕としたら、「ケッ」という感じしかしないんですよねー。
そんなに、友達に見向きもされないとか、そういうことでショックなんですかねぇ。
と思わないではなかったですが、
とりあえず、時間潰しには良い本でした。



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