読書感想「元就、そして女たち」
元就、そして女たち
永井 路子
中央公論社
1996-10


【評価】★★★
人気ブログランキングバーナーにほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村
永井路子さんの本です。この人のご高名はかねてから聞いていたんですが、読んでなかったんですよねー。
ですが、図書館にあったもので、つい借りてしまいました。

基本は毛利元就の話ですが、実は内助の功といいますか、嫁さんがバックアップしていますよ、ということで、
女性からの視点で、毛利元就の成り上がりぶりが描かれています。
毛利元就が、戦国の梟雄というイメージというより、尻にしかれたおっさんというイメージで描かれていて、
なかなか面白いです。
また、永井さんの「政略結婚」に対する見方が面白くて、説得力があります。
永井さんは、政略結婚のことを、「セックスを伴う戦国の女性大使」(54蓮砲箸靴討い泙靴董
これは面白いですね。

とりあえず、さらっと楽しめたんですが、
毛利元就の子の隆元の死がさらっと描かれていて、あまり言及がなかったので、
そこいらへんはちゃんと書いて欲しかったです。
また「山霧」という作品で多く描いたらしく、しばしばその作品が出てきます。
「山霧」を読んでおけば、より楽しめる本でしょうね。



人気ブログランキングバーナーにほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村