昨日金曜日のVN Index終値は395.48、HNX Indexは56.71。
どっちもヒドイ水準だが、HNXは今週過去最安値更新という悲惨な状況。
今年に入ってから両市場で上場廃止になった銘柄数は15銘柄で、3期連続赤字計上というのが廃止理由のほとんどらしい。
笑えないことに、私の保有銘柄も含まれていたりするのだ。上場廃止になっても倒産したわけではないらしく、証券会社からの毎月のステートメントには持株数がしっかり載っているのだが、現実的に売りようがない。ベトナム証券取引所の再上場基準はわからないが、JALのような再上場を祈るのみである。
さてさて、ホーチミンから無事日本へ戻ってきて、こちらの秋を予感させるようなこのところの涼しく過ごしやすい天候に、「あぁ、やはり日本はいいな」、などとしみじみしている今日この頃だ。
ホーチミン市内のバイクの通行量や喧騒は相変わらずだったが、モノ売り、靴磨き、シクロのしつこさが以前に比べるとマイルドになった気がする。2回くらい声を掛けて駄目だとわかると、それで諦めてくれるのだ。
以前などはシクロの運ちゃんに2ブロックくらい付きまとわれて辟易したものだ。
唯一変わらないしつこさをキープしていたのは、夜の街でのアヤシイ客引きくらいだった。
この写真は、とあるビル屋上にあるバーから撮ったものなのだが、ホーチミン中心部にもチラホラ高層ビルが建ち始めているのがわかる。中央左のてっぺんが光っているビルが、2年前に開業したビテクスコ・フィナンシャルタワーで高さ265.5メートルの 地上68階建て。
街中も小奇麗なショップやレストランが増えて、道端でゴザを敷いた物売りや屋台が減った気がする。
ベンタイン市場の裏手から少し西へ歩いていたら、洒落たイタリアンやらインド料理、日本食レストランなんぞも目にするようになった。
道路の舗装状況などから、都市部はインフラ整備が進み着実に経済発展しているのがわかる。
10年前とはエライ違いだ。