東海地区のお客様から、「出窓や窓の数ヶ所から雨漏りがあるので修理したい」とのお問い合わせでした。
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すぐに問題箇所の写真を送っていただいて検証しました。
外観は何ともないように見えるのですが、出窓の屋根とベースボードには漏水の形跡、ドーマーのケースメント窓のサッシュ枠は腐食が進行中で、オペレーターも故障している様子が判りましたが、やはり現地調査が必要です。

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石張りの煙突がよく目立つ伝統的なケープコッドスタイルのお家は、のどかな田園風景の中にありました。欧州のフロントヤード風に作られた、可愛らしいお庭が印象的でした。

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窓のダメージは、写真から想像できた範囲を超えていました。
新築から数年経過した時期に現在の建物を中古で購入されたのですが、建築した時は職人もはるばるカナダから来ていたとのことです。間取りプランはほぼ北米の設計図をそのまま採用したと思われるゆったりしたトラディショナルな室内空間になっています。

しかしながら、窓の取付けは、防水処理が上手くいってなかったようです。

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調査後、少し時間をいただいてリカバリー方法を検討しました。
一番頭を悩ませたのは、雨漏れしていて木部の腐食が進行している出窓をどう扱うかでした。

現状の出窓は、役目を果たしていない屋根板金も含めて全てを撤去する必要がありました。しかし、出窓を復活させようとすると、大掛かりな工事になってしまいます。つまり工事費がかさみます。新たな屋根板金を作ること。出窓本体廻りの防水処理のスペース確保が必要なため、外壁のセメントタイルを大きな面積で貼り直す必要があること。などなど、窓の廻りの工事費用ばかりが嵩むことになります。

「嵩む」工事をしなくて済むようにするためには、出窓をやめるしかありません。そこで、出窓の代わりに、現状よりサイズの大きいケースメント窓(3連)に入れ替えることをご提案しました。

新しい窓の縦サイズは、現状より約1フィート(約30センチ)大きくします。これで、出窓の窓台としてデザインされてあった弓形の出っ張りを撤去することが出来ます。と同時に、腐食している可能性が高い窓下の構造ランバー(木材)も撤去できるので、将来に不安を残さないようにしようという考えです。

新しい出窓の幅サイズは、現状よりスタッド(間柱)1本分(約40mm)大きくします。室内側のケーシングの納まりを考慮するとこれ以上拡げることが出来なかったのですが、左右のスタッドも腐食している可能性を考慮して、念のため撤去を想定に入れる考えからです。(これは、結果的には正解でした。スタットが傷んでいたのは片方だけだったのが不幸中の幸いでした。)


出窓を普通の平面的な窓に変えるのは、「部屋が狭くなるのではないか」とご心配をいただくことがあるので、提案する側としてもも心苦しい思いをしましたが、「窓の面積が広くなるので明るくなる」「工事費用が安く済む」という二つのメリットをご説明して、この提案に快諾していただけました。
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工事予算軽減の目的もあって、工事手配はオーナー様にもご協力いただきました。当社は専門のノウハウが必要な窓の入れ替えと木工事までを担当し、足場と塗装は地元の業者さんに担当していただく事になりました。
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新しい窓のガラスは、窓面積が増えた分、建物の断熱性能を落とさないように配慮しまして、高断熱な上に紫外線を95%ブロックする機能も兼ね備えた、Super Sun Blocker を採用しました。
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リカバリー完了です。

窓は住まいのステイタス。あなたの住まいに北米の高性能な窓を。あなたの暮らしを素敵に演出します。

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