輸入住宅の現場では、ドアはスチール面材でさほど傷んでいないのに、枠にダメージが来ているケースを見かけます。
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これは、このドアを輸入手配の仕方に問題がありました。北米のドアは、ドアも枠も金物も好みや予算に応じて自由に選べるようになっているのですが、それを知らずに、ただ安く仕入れようと、価格の安さだけで仕様を選んでいたケースが結構多いのです。

ドア枠にも選択肢があります。同じ木製でも、フィンガージョイント(集成)、コンポジット(混合素材)、針葉樹の無垢材、広葉樹の無垢材など。価格の安さだけでなく、建築地の気象条件などにも配慮した材料選びをしていただけていれば、このようなケースを少なくできたのではないかと思います。

お手伝いさせていただいたA様邸も同じケースでした。
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築17年ですが、伺った時は、縦枠とブリックモールド(外部ケーシング)のシロアリに新色された様子が目視で確認できる状態でした。新築から5-6年で雨漏れが始まり、しばらくしてシロアリが出るようになったそうです。

ドアパネルにも若干の反りがみられたのですが、再利用できると判断して、「枠、敷居、ブリックモールド、金物(ロックセットとヒンジ)を交換する」ことをご提案しました。枠とブリックモールドは、腐食の心配を軽減できるコンポジット材をお進めしました。

材料が入荷して、交換工事を始めたところ、想定した以上にシロアリ被害がひどく、壁を一部作り直す必要があることが分かりました。
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急所、A様にも状況をご説明させていただいた上で壁の材料を手配しました。
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まず、残した木部に防蟻剤を塗布します。手配した材料で壁を造作、こちらにも防蟻処理をして新しい開口部が出来ました。

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新しいドア枠を設置して、室内側に石膏ボードを貼ります。
ヒンジを取り付けてドアを仮止めしたところで、日が暮れたため一日目の作業は終了です。

二日目は、ヒンジとドアを設置し直し。ロックセットを取り付け、開閉を調整し、正常な開閉が確認できた段階で大工さんの仕事は終わり。

仕上げは塗装屋さん。A様のお好みの色をお聞きして、お好みの色を作ってドアに色を付けて完了です。
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枠と金物が新しくなった玄関ドアですが、見栄えよく蘇りました。


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