2020年03月

毎年冬になると心配になるのがインフルエンザの流行です。現在流行っている新型コロナウイルス(COVID-19)とはちょっと違っています。致死率と感染率の高さから新型の脅威が広く知れ渡りましたが、毎年の流行が恒例になっているインフルエンザも軽く見る分けにはいきません。インフルエンザも調べてみました。インフルエンザ薬はタミフル、リレンザ、イナビルが多く使われています。これらは抗インフルエンザウイルス薬です。これらはインフルエンザウイルスを殺す薬ではないので、有効な飲み方は発症後早く飲むことです。ウイルスが増えてしまうと症状を抑えることができなくなってしまうので、48時間以内の服用が効果を最大限に発揮できるということになります。48時間以内の飲むことで、直る期間が大幅に短縮でます。当然熱も下がり楽になります。その効果は絶大で、通例1週間かかるところを2日程で改善することができます。意識障害や異常行動が問題視されましたが薬を飲まない場合でも起こる症状なので、飲んだ方が利点が多いことは間違いありません。インフルエンザの検査は発熱後、通例12~14時間経過しないとウイルスを検出することができません。つまり発熱後12時間以上たたないと正確な診断結果がでないということです。個人的のもっと早く検出される方もいるようですが、あまり早いと正確性に欠けてしまうようです。迅速診断キットと言うものが使われることが多いです。綿棒を花の中にいれて粘膜を採取して診断するという方法です。検査時間は迅速と言うだけあって15分ほどで分かり、陰性か陽性か、A型かB型かの診断ができる検査です。早すぎず遅すぎずと病院に行くタイミングもちょっと大変ですね。でも甘く見たら大変です。  

インフルエンザは感染後1~2日程度で発症します。突然、38°C以上(38~40°C)の高熱が出て頭痛、全身の倦怠感、筋肉痛などの症状が現れます。普通の風邪の場合の咳や喉の痛みよりも早く、高熱が出ることが特徴です。高齢者、呼吸器系、糖尿病など持病のある方は重症化しやすく深刻なダメージを受けることになってしまいます。実際に毎年、多くの方がインフルエンザでなくなっています。高齢者や持病のある方等には特に気を付けなければならない病気になります。小児の場合はインフルエンザに罹るとインフルエンザ脳症を発症してなくなる場合もあります。死亡率は10~30%になり、助かっても脳に重い障害を残すこともあります。このインフルエンザ脳症も発症して2日ほどの短期間で急激に現れるようで、かなり危険です。しかもタミフル、リレンザを服用中でも起こることが知られていて、予測困難な病気になっています。風邪は万病のもとと言いますが、インフルエンザはかなり危険でただの風邪ではないということです。

タミフルの危険性は現在では訂正されています。子供の飛び降りなどの異常行動はタミフルを飲んでも飲まなくても起こるようで、高熱によるものと推測できます。データーによりタミフルを飲んだことによる飛び降り等の異常行動の頻度の差は飲んだ人の場合と、飲まなかった人の場合の差は無かったと報告されてようです。当初の問題は薬のせいではなかったようです。やはりタミフルを飲んだ方が合併症の危険も少なくなり、直る期間も短くなるので、インフルエンザの薬としては有効です。ただし子供の場合は薬のせいではなくても、飲んだ場会は2日間ほど注意をして見守ることは必要になります。異常行動は確認されている事実なのです。ただ事故を起こした場合の比率は、タミフル、リレンザ、イナビルを使っていない人に多かったとの報告もあります。つまりは高熱によるところの異常行動ではなかったのかという推測も立ちます。タミフルは錠剤なので飲みやすく、使用当初に言われていた副作用の危険性(異常行動)も薬による副作用ではなく、インフルエンザにかかったことによる症状の1つと言えます。タミフルと異常行動については厚生労働省からも薬との関連はないと発表されました。詳しく知りたい方は厚生労働省の「資料1タミフルと異常行動等の関連に係る報告書」で検索可能です。お子様のいる方にはお勧めです。知っておいて無駄はないと思います。

予防としは外出後の十分な手洗い、ウガイなど。また他人にうつさないためのマスクの着用が望まれます。日頃の対策としては疲れを溜めないこと、ストレスを溜めないこと、十分名睡眠をとること、バランスの良い食事と免疫力の上がる食べ物の摂取等が有効です。ワクチンの予防接種を受ける場合、その効果は5カ月程と言われています。10月から予防接種を受けられるので流行に合わせるなども考慮して受けられると良いかも知れません。予防接種した場合、その効果は2週間程してからあらわれます。上記以外に当方は風邪の場合、天然のビタミンCを摂取する様にしています。簡単なフルーツ(柑橘類など)を食事の後などに食べるようにして、ビタミンCの補給を意識しています。ビタミンCは熱に弱く、体の中で作ることができない性質があります。また様々な代謝サイクルに使われることも多いので、有効な物質だと思っています。これはインフルエンザにも当てはまると思っています。インフルエンザの場合、喚起と合わせて湿度を保つことも有効な方法です。これは粘膜が乾燥することを防ぎ、喉の粘膜の防御機能を低下させないためです。湿度は加湿器などで50~60%の湿度を保つことが有効になります。日頃の健康意識と運悪くかかってしまった場合は病院の上手な活用(検査時期、薬等)により、大事な健康を維持していくことが最善になると思います。

新型コロナウイルスの検査としてPCR検査が行われています。PCR検査の所要時間は6時間かかります。精度は50~70%。この数値のばらけは感染して早い段階だと、今までのインフルエンザウイルスと違い、ウイルスに感染していることが分からないからです。新型コロナウイルス(COVID-19)は咽頭や肺で増殖しますが、インフルエンザよりもウイルス量が少ないことが見つけにくい原因になっています。そのために早期の診断で陰性になることが多いようです。日本政府の対応が遅いとか、きちんと検査をしていないとか外国やマスコミに突っ込まれていますが、この精度と検査機関の少なさから十分な対応は難しいものと推測します。検査に人が多く受診されて、軽症者が入院隔離となると、たちまち病室が埋まってしまい、他の病気(重篤な症例も多くあるかと思います)になった人などが、結果として入院できなくなってしまいます。この場合、発熱はしても、検査で陽性になっても、軽症で済んで退院できる人の方が危険度のある方よりも優先されてしまうということになってしまいます。より危険な方の生命が非常に危険になるということです。日本が検査をしないと責められるような状況も見受けられますが、病院崩壊よりはましではないのかと思う方も多いのではないのでしょうか。持病のある方は症状が悪化して致死率が上がることが分かっています。そのために政府発表と病院の病室等の事情で、早すぎる受診(検査)を伸ばし、検査の確立をあげることにより対応するものと思いました。新型コロナウイルス(COVID-19)だけで病院を埋め尽くしたくないという考えが推測できます。個人での対策、体調管理は必要なのですが、あまりにも患者数が多くなることによる2次的な危険性があることから、冷静になることも必要だと思います。政府発表や医療機関の発表によると、熱があったら自宅待機して2日程熱の下がり具合を見てから病院に行くようにとお願いがされています。2日たっても改善されない場合、かかりつけのお医者様との電話相談が望ましいとされています。これは単に混雑を避けるためだけではなく、もしもただの風邪だった場合に、病院に行って本物の危険な新型コロナウイルスに感染しないための手段でもあるのです。感染するリスクは下げた方が良いです。中国の発表からすると80%は軽症から中等症であることも踏まえて考えて見ても、あながち間違ってはいないと思います。ただ、世界の症例を見他場合、国によって感染者数、死亡者数がまちまちなので、正確な判断は難しくなるところです。今のところ日本は上手く対処ができていると思います。よって今の日本のやり方で良いのだと個人的には思っています。病院での検査は現在は2種類で、PCR検査は6時間かかるものの、検査方法も現在は15分で検査ができるように新しい検査法も開発されています。世界的に問題となっている病気だけに、検査方法も今後より良いものが開発、導入されて行くと思われます。

人にうつす感染症の場合は他人にうつさない意識も重要なので、他人にうつさないことも考慮しなくてはなりません。検査待機など行政に言われても、強制力がないので守らない人が多くでると思いますが、危険な感染症が広がったら大変なので周りの人の安全も考慮できる様になりたいものです。目安とする大きな症状の特徴は熱(体温は37・5°C以上)。咳、体のだるさです。普通の風邪やインフルエンザの場合、症状は3~4日がピークになることが多いのですが、新型コロナ(COVID-19)の場合は4日以上続きます。1週間を過ぎて息が苦しいなどの症状が出たら肺炎の疑いが高いです。最近分かったことは新型コロナ(COVID-19)の場合、糖尿病や心臓病等、持病のある方、特にがん患者さんは急激に重篤化することが分かってきました。高齢者(致死率が高くなる)。喫煙者に悪化して重篤化する可能性が高いと分かったようです。また喫煙者にかかりやすい傾向があるようです。喫煙者に危険な理由は、やはり肺に関係することからだともいます。症状が間質性肺炎と良く似ているということからだと思います。

間質性肺炎とは肺の組織(肺胞の外側の壁を作っている組織)が線維化して硬くなって、呼吸困難になっていく病気で、普通の肺炎と違って直すのが難しい病気です。ウイルスによる場合は間質性肺炎は起こしにくい(稀にあるようです)のですが、新型コロナ(COVID-19)の場合は起こしやすいということになるようです。1般的にはウイルス性の肺炎の場合は、間質性肺炎と呼ばないことが多いようです。新型コロナウイルス(COVID-19)は間質性肺炎を起こしやすいウイルスということができると思います。正確な関連性や症状などは医療の専門のサイト等でお調べください。

朗報としては中国の発表で、明らかな治療効果はないもののアビガンの有効性が認められたことです。また、東大の発表では膵炎治療薬のナファモスタットも感染初期に有効性があると発表されました。その他肺炎の薬なども効果を出していることが確認されてきているので、さらに良い薬が見つかることや、新しい薬が開発されることに期待がもてそうです。基本となる個人的にできる対策としては、疲れを溜めないこと。十分な睡眠をとること。ストレスを溜めないこと。などの体調管理とバランスの良い食事(免疫力をあげる食材の摂取)、十分な手洗いなどや消毒が望ましいです。個人的に疑わしい場合は外出を避ける、マスクをする、または人ごみに出る時もマスクをするなども予防効果は大きいです。知識はあった方が良いので、お役に立てれば幸いと思っています。

最近、昆虫を食べることに興味を持った方が増えているようです。今回は昆虫食について調べてみました。食糧難が今後予想されることから、世界では食糧難に対する手段としての昆虫食も考えられているようです。栄養価が高く、牛や豚よりも生産にコストがかからないからです。近所の本屋に寄ったら、食べられる昆虫を紹介した本がありました。バッタ科、イナゴ科の種類には食べられる種も多いようです。今回、アフリカで大発生したバッタ(サバクトビバッタ)の問題が発生して、なぜに海外では食している昆虫が多いのに、このバッタを食べないのかと思っていました。このサバクトビバッタは群生層で飛ぶ力が強く、風に乗れば100~200キロを移動してしまうそうです。この大発生するバッタの集団は数億匹~数千憶匹にもなりますが、年により発生する数が違うようです。今年はただでさえ膨大な数が集まった集団なのに、例年よりも遥かに多くの数が集まった大集団になったようです。ゆえに引き起こされる被害も大きなものなったようです。集団はインドやパキスタンの1部にまで到達したとのことでした。数に物を言わせたサバクトビバッタの食事量は半端なく、人間の食べる野菜等を食べつくしてしまうことから、深刻な食糧難を引き起こしてしまいます。このサバクトビバッタは食べようと思ったら食べられるそうですが、スカスカしていて美味しくないようです(個人差はあると思いますが、食べないバッタとして紹介されています)。1部食べる地域もあるようですが、大発生したサバクトビバッタは、途中で農薬の攻撃を受けたり、農薬で汚染した植物を食べていることなどが考えられるので、食べられるとしても(食べようとしても)食べない方が良いようです。例え食べる人がいたとしても、農薬等で死ぬ個体が多くいても、莫大な数の発生があるので、手の打ちようがないようです。バッタの被害だけではなく、環境の悪化を含めて世界では食糧事情が悪化していくことが考えられていますが、日本では昆虫を食べなくてはいけないというほどの食糧難にはならないと思います。海があり、川がある。養殖ができるうえ、食べていない食材、例えば外国では食べているウサギ、ハト、ナマズ、ザリガニなどがあるからです。養鶏場の鶏も十分に食べられます。鶏舎に入れ替えて廃鶏にするまで約1年半程なので、けして古い鶏ではないからです(卵を1日1個うまなくなったら入れ替えになります)。世界で昆虫食が広まっていけば日本人も興味と味の評判等から食べる習慣はついてくるとは思います。日本の場合は、どちらかというとこの興味から昆虫食が定着するかも知れませんね。

昆虫食を勧めるわけではないのですが、食べられる虫等を簡単に調べてみました。

日本でも長野県、岐阜県、愛知県では昆虫食の文化があることが知られています。日本人が思い浮かぶ食べられる昆虫は、イナゴとハチの子が有名です。特に長野県の昆虫食分化は有名です。イナゴ(コバネイナゴの成虫)、ハチの子(クロスズメバチの幼虫)、カイコ(蛹)、ザザムシ(ニンギョウトビケラの幼虫)が知られています。ザザムシは今では皮が汚れてきていて捕獲が難しくなったため、広くトビケラ類、カワゲラ類の幼虫を含めているようです。昆虫食の本を読んでみるとオオスズメバチ(成虫と幼虫)、モンクロシャチホコ(幼虫)、カミキリムシの幼虫なども食べられるようです。この3種は特に美味しいと書かれていました。「おや?」と思ったのが毒を持っているオオスズメバチで、高温の油で揚げる等で毒性が消えるようなので、食べても大丈夫になるようです。モンクロシャチホコは毒を持たないケムシで、主にサクラに寄生していてサクラケムシと呼ばれています。サクラの葉を食べて育っていることから、油で揚げて食べるときなど、サクラの良い香りがあり美味しいと言われるそうです。他の樹種に付くモンクロシャチホコの幼虫には良い香りはしないそうで、食べる場合にはサクラに発生した幼虫を食べるようです。カミキリムシは大抵どの種も幼虫は美味しいらしいです。カミキリムシも種類が大変多い昆虫なので、食べられる種類を確認した方が良いことは言うまでもありません。沖縄県ではセミの幼虫、成虫共に食べると聞いたことがあります。セミも美味しい昆虫だと言われていて、海外でも多く食べられています。

日本で食べることができるバッタはバッタ科でトノサマバッタ、クルマバッタ、クルマバッタモドキ。イナゴ科でイナゴ(コバネイナゴ)、ハネナガイナゴ、ツチイナゴ、オンブバッタ、ショウリョウバッタ等があります。ただツチイナゴは冬眠しないバッタで、冬季でも暖かい日に食事をしている所を見ることがあります。食性は広いようです。当方はキンモクセイの葉を食べているツチイナゴを見たことがあります。食性が広いので毒性のある植物も食べている可能性があるので、必ず生食は避けて糞出しをしなくてはいけません。バッタ類は糞出しをした方が良いです。昆虫食全般では生食を避けて、必ず火を十分に通すことが必要になるようです。雑菌や寄生虫がいることがあるからです。バッタ類に寄生する寄生虫にはハリガネムシが知られています。ハリガネムシは水辺の近くにいる昆虫に寄生します。大型のバッタやカマキリに多いようです。興味や昔食べたイナゴの味が忘れられない方は、もし食べようと思っても十分に加熱した方が良いです。バッタは加熱すると赤く変色します。エビやカニと同じですね。アレルギーのある方は避けた方が良いかも知れません。まだ十分に食材としての研究がされていない昆虫も多いので、やたらと食べない方が良いかもしれません。また昆虫は死後の腐敗が早いそうなので、食中毒の可能性も考慮した方が良いと思います。また、明らかに食べたら危険と思われるカミキリモドキの仲間、ジョウカイボンの仲間、ホタルの仲間、毒針毛を持ったケムシ類等も知っておいた方が良いでしょう。これらは食べてはいけない昆虫になります。害のある昆虫は他にも居ると思うので注意が必要です。食べなくても捕獲時にも危険な種類もいるうえ、さらに毒性があり、食べて深刻なダメージを受けたら大変です。何でもかんでも食べようとは思わない方が無難です。それでも食べようと思われたら、これら危険性を考慮して、自己責任で病院に行かなくて済むように楽しんでください。もし病院に行くはめになったら、何の昆虫を食べたのか昆虫の名前も把握しておいた方が良いです。外国の昆虫も食材として手に入る時代になったことから、昆虫食のハードルは低くなったと言えるでしょう。安全に食べたいのであれば、最初から外国で食べられている昆虫などが食材として買える様になったので、輸入食材としての昆虫を探すと良いかも知れません。ひと昔前には思いもしなかった、昆虫を食べる時代になったのですから驚きです。

新型肺炎(正式名COVID-19)やインフルエンザに対抗するためには、免疫力をあげることが有効です。適度の運動をすることはもちろん、食べ物で免疫力をあげることができる食品を調べてみました。薬程の効果は無くても、簡単に食により摂取することができるので、普通の風邪や疲れて体が弱っている時には有効だと思います。当然、本当に病気になった場合は迷わず病院に行ってください。ここで免疫力をあげる食品を紹介する目的は、免疫力が高いとウイルスに感染しにくくなるからです。若者に感染者が少なく、高齢者に重症化する傾向が強いのは、この免疫力の関係があると思われます。後は疲れをためない事です。つまろり、十分な睡眠と免疫力を高めることが最も良い防衛手段の1つになるものと思っています。インフルエンザ対策に限らず、免疫力を高めておくことは健康につながります。日常の食事に取り入れて見ると良いと思います。

免疫力をあげる食べ物としては、個人的にキノコが好きなことから真っ先にキノコ類を思い浮かべてしまいます。その他、体に良い効果を表す食品は多くあります。食品に含まれる色々な性質や成分により免疫力を高めることができるので、良い食べ物は身近に沢山あるのです。ここでは簡単ですが思いついたキノコ、野菜、発酵食品を紹介して見ます。興味のある方は、まだ他にも沢山良い食品もあるので、自分の健康にあった食品も探してみると良いと思います。

・キノコ類にはβグルカンが含まれています。免疫調整作用があります。手軽に色々な種類が安価で手に入るようになってきました。新しく流通してきたハタケシメジ(商品名丹波シメジ、人工栽培に成功しました)、ブラウンエノキなど種類も増えました。エノキタケ、マイタケ、ヒラタケ、シモフリヒラタケ、シイタケ(在来種、中国種)、タモギタケ、ブナシメジ、エリンギ、マッシュルーム(ブラウンマッシュルーム、ホワイトマッシュルーム)、キクラゲ(アラゲキクラゲ、キクラゲ)、ナメコなど豊富です。中でもハタケシメジ(丹波シメジ)はかなり多くの成分を含んでいてとても優秀です。中でもハタケシメジは免疫効果だけでなく、高い抗腫瘍作用があることが分かっています。

・野菜類。野菜類には免疫を高めるものが多いようです。中でもニンニク、ジャガイモ、サツマイモ、ヤマイモ、ゴボウ、レンコンなどの根菜類は免疫力を高めてくれます。その他、ブロッコリースプラウトは抗酸化作用が強く、抗がん作用や炎症にも効果があるようです。ネギは食べ方で効果が違ってくるようです。(焼くと免疫をあげる成分ができるようです。また白い部分には抗ウイルス作用があるイソアリシンが含まれています。イソアリシンは白い部分の細胞が壊れるとできる物質なので、包丁で細かく切ったり、たたいたりすると良いようです。野菜の中でもカボチャにはバランスよく栄養素があり、優れものの様です。果物ではバナナが優れています。バナナは果物の中でも食事の代用品になるほど栄養素が整っています。

・発酵食品。ヨーグルト(インフルエンザの予防効果、免疫力をあげる効果があります。その他にも役に立つ効果が多いと言われています。その効果は乳酸菌の種類によって違ってきます。栄養素も多いので優秀な食品と言えます)。納豆(ポリグルタミン酸などの免疫力をあげる成分が入っています。納豆菌の種類によって効果の違いはあるようです)

ストレスや睡眠不足、過労は免疫力を落とします。体のバランスを整えること等、日頃の体調管理には気を付けなければいけません。体調管理と合わせて、体に良い免疫力を高める食べものを摂取することで、病気の予防にもなります。より良い状態を維持することが大切なのです。小さなことから健康を維持するように努めると、良い結果も生まれてくると思います。

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