2010年08月01日
高くのぼれ!part2
自分の立ち位置と志は常に高くあるべき、というのがワタクシの持論です。
他のワンコになめられるのは、がまんならないの。だから公園では滑り台の上からにらみを利かせています。犬は高いところが苦手、という話も聞くけれど、ワタクシは例外なのかしら。
木の切り株の上だって、へいっちゃらです。切り株から切り株へのジャンプもご披露できますよ。
バランス感覚がすばらしくよいのですね。身体的にも精神的にも。で、先日は主がちょっと目を離したすきに、石の杭の上に飛び乗ってみました。ええ、もちろん自主的に、です。
さすがに道行く人はびっくりしていましたけれど。出る杭は打たれる、と申しますが、
ワタクシは
出る杭には乗れ!
という主義。
才能あふれるものの、それが正しい生き方というものでしょう。
久々の教えでした。
2010年05月09日
4月の雪

なんて、うそうそ。2月でも、城崎でもありません。
これは、今からわずか3週間前の山中湖。
4月の中旬というのに、この雪景色!
いったい今年のお天気はどうしたことでしょう。
その日、ワタクシと主は東京から車で1時間半、
山中湖にある憧れのホテル、カーロ・フォレスタへと向かっていました。
関東は広い範囲で雪になる可能性が・・と天気予報は告げていたのですが、まさかね、4月の半ばですよ、いくら富士山のふもとといってもね、たとえ降ったとしても、積もるってことはありえないでしょう、とたかをくくっていたのですよ。
しかし、湖が見えるあたりまでくると、木立の間にはうっすらと白い雪がつもっていて、びっくり。
あらら、ホテルの周りも雪が積もっています。
チェックインしたらすぐに、専用ドッグランへ向かいましょう!
ひゃっほうっ!! 雪のドッグランを独占して、ワタクシのテンションは最高潮! 何年ぶりかで足裏センサーにあの冷たく心地よい刺激をキャッチしたら、もう勢いは止まりません!!
平均台やシーソー、チューブと遊具もそろった広いドッグランで日ごろの運動不足をいっきに解消。おまけに神様からは季節外れの雪という素敵なプレゼントをいただいて、ワタクシにとっては最高の旅になりました。
夜はホテルのレストランに主と同席して(犬同伴オッケーなんです!)焼きたてのパンなどいただき、そのあとはソファでぐっすりと眠りました。
zzzzzzzzzzzzzz
一方、季節外れの雪は夜半さらに勢いを増し、ファサードの道が消えるほど降り積もってしまったのだそうです。翌日ノーマルタイヤの車で無事東京へ帰還できるのか、主は心配で心配でたまらなかったということでした。
いったい何を勘違いしたのでしょうか。4月の雪は朝まで狂ったように降り続け、9時も過ぎたころになってようやくお日様が顔をだしたのでした。そしたら、目の前には、抜けるような青空と真っ白くお化粧した富士山が!
ドッグランには昨日ワタクシが残したはずの足跡も消え、きらきらと輝く真新しい雪のじゅうたんが敷き詰められていたのでした。
走ろう! と思ったけれど、ずぼずぼと雪に足がとられてしまい、どうにもうまく走れません。お腹がつくほど、降り積もっていたのですよー、びっくりですねー。
ホテル周辺の道や駐車場の雪を、ホテルのスタッフの方が総出で片づけてくださったおかげで、お昼少し前、ワタクシたちは無事山中湖をあとに帰路につくことができました。やれやれ。
4月にこれほどの雪が降ったのは、実に40年ぶりとのことだそうです。
40年に一度の貴重な春の一日を体験できたということで、ワタクシ的には超ラッキー! ホテルはとても犬コンシャスで快適にのびのび過ごすことができました。レストランでお隣のテーブルにいた柴犬さんともお友達になれましたしね。
ほら、かわいいでしょ。
とてもお行儀がよくて優しいお嬢さんなんです。
ホテルの常連さんとのことなので、また会えるといいなー!

東京は今、うつぎの花がまっさかり。白く可憐な花を見ていると、あの日、山中湖のドッグランに降りつもった雪の輝きを思い出し、ふっとうれしい気分がこみあげてくるワタクシです。
2010年02月21日
陽ざしを求めて

ワタクシもこの季節は、暖を求めて部屋から部屋へとさまようことが多いのですが、午前中、いちばん暖かい場所といえばここ。ソファと掃き出し窓との狭間。お天気のよい日は、ここがいちばんあったかいんです。

2匹いる?
あ、上のは窓に映りこんだワタクシです。対称的で面白い構図になっってますね。ロールシャッハのテストを思い出す方もいるのでは?
「えーと、2匹の犬に見えます・・」
とかね。

きゅーっと無駄なく詰まってる感じに安心感とか満足感を覚える方も多いいことでしょう。ジグソーパズルとか、そういうのが好きな人はとくにね。

って思いましたか?
違う違う、こうやって出てくるの。
この隙間はきゅうきゅうなので、Uターンは不可能。ずりずりとバックで出るしかないんです。
バックだけど「おやつ」って聞いたら、速いですよ。
ポンポン、7歳、まだまだ小学生なみに反応が速いワタクシです。
では、またね!
2010年02月07日
セツブンこわい

北風に体をなぶられながらも、おとうはんと元気に歩いていたワタクシですが、突如として猛烈な吐き気に襲われ、その場にゲーゲーと胃の中のものを吐き出してしまったのです。
それから歩きだしたものの、数歩歩くと再びこみあげてくるものがあり、またもやゲーゲー。


だけどおうちに帰ったらおばちゃんが遊びに来ていて、テンション急上昇。ゲーゲーしたことはすっかり忘れて、いつものクレクレぽんちゃんに復活したのでした。

そう。それはゲーゲー事件の3日前
。その日は世にいうセツブンという日で、鬼はそと〜とかいう声が街のあちらこちらで聞こえてきたと思ったら、バラバラと豆の雨が降ってくる珍しい日なんですよね。


歩くのそっちのけで豆拾いに夢中になってしまって、おとうはんに注意されたりしていたのを今になって思い出します。

噛まないから消化に悪いのかな。
まあ、すべてをすっきり吐きだして、なんか去年からの厄落としができたかなー、なんて思っているワタクシですけれど。
どなたか犬と豆の関係についてご存じの方がいたら教えてくださいね。
2010年01月11日
首輪自慢
おっしゃる通りでございます。
それで今年は、ネタがなくても、とりあえず顔を出す、っていうことを目標にしてみようかと思うのです。
どんどん、志が低くなってますね。
「単純明快なギャグをめざす」っていってから、さらにハードルを下げた感じです。
実はワタクシ、昨年、とってもおしゃれなワンコブランドのデザイナーさんとお友達になりましてね。そちらのブログで、ちょっと読者モデルみたいなこともさせていただいたりしたのですよ。
前回のひょう柄もそうなんですけどね。
VOYAGE FOR LALA
っていうブランドなんですが、おしゃれでかわいいだけじゃなくて、ワタクシのように粗野でアバレな柴犬でもオッケーの頑丈さが魅力です。ホームページをみているだけでも楽しいので、のぞいてみてくださいね。
2010年01月02日
あけましておめでとうございます!
2009年08月19日
留守番犬の心

恥ずかしいくらいにごぶさたしてしまいました。
今さら、どんな顔で登場してよいやら……と思っているうちに、さらにずるずると時間が過ぎて、ますます出づらくなって、どうしようかなと考えている間に、めりはりさんとか、蓮華ちゃんとかからラブコールいただいて、ああ、まだワタクシのこと忘れずにいてくださる方々がいるのだな、と思ったら、とにもかくにも、変わらぬこの姿だけでもお目にかけて、元気ですよとお伝えせねばと登場したしだいです。
みなさまもお変わりないでしょうか。

あっ、今確認したら、昨日も15人の方がこのブログを訪ねてきてくださったようです。すでに雑草の中に埋もれて朽ち果てんばかりとなったこの庵に、それでも毎日誰かしらは訪ねてきてくださっているのだから、ブログ管理犬としてもここはひとつ意地をみせなくてはなりませんね。ちょっと構想新たにみなさまに愛されるブログの再開を検討したいと思います。
そういえば、みなさんは映画の「HACHI」をご覧になりましたか? 主はずいぶん前に試写を見てきたらしいのですが、後半は涙涙で嗚咽をこらえるのに必死だったそうです。ちょっと裏をバラしちゃうと、ハチの子供時代を演じているのは秋田犬の子じゃなくて、ワタクシのお仲間、柴犬の子なんですよー。ハリウッドでは秋田の子を調達するのが難しかったんでしょうね。まあ、それもあって、主の感情移入はただごとじゃなかったみたいだけど。それと、ときどき画面がモノクロになって犬目線のカメラワークに切り替わるのですが、犬が飼い主を温かく見守る様がなんともせつなくて胸をかきむしられたのだそうです。主も留守番犬の苦労を少しは理解したのかしら。 まだご覧になってない方は、ぜひ見てくださいね!
2009年03月29日
ごぶさたしております

あーー、すっかりごぶさたしてしまいました。 まるで冬眠でもしていたかのように、あっという間に時間がたってしまい… とてもご心配かけておりますが、おかげさまでワタクシは元気です。このように惰眠をむさぼったり、

散歩中に体をかいたり。冬の間は寒くて主の散歩もおざなりですから、ちょっと体はなまってますが、メタぼったりはしておりません。

家の中でのいたずらは相変わらずですし、クレクレぽんちゃんも健在です。ただ、おかあはんが昨年からちょこっと体調をくずして、ワタクシのブログの手伝いをさぼりがち、っていうか、さぼっていたために、みなさまには大変ご心配をおかけしました。 不定期ですが、今後も続けていきますので、ときどきでも遊びにきてくださいね! それにしても、開店休業みたいなブログを見に来てくださって、あたたかなコメントをくださったみなさま、ほんとうにありがとうございます。 ポンポン心よりの感謝を申し上げます。 さあ、これからはマメな更新をめざして…と、思ったら、ひゃーっ!!ライブドアのブログ管理方式がリニューアルされてて、やり方がわからない状態に!! これで、大丈夫かしら?? とても不安です。 しかし、とりあえず、これでいってみますね… 投稿!っと。
2008年11月24日
365歩のマーチ
一年ぶりにオーストラリアから帰国したのりちゃん先生でしたが、結局我が家に10日間ほど滞在しただけで、北海道のご実家を経て、再びオーストラリアはメルボルンへと、帰ってしまったのでした。
もちろん、その間はず〜と遊んでもらえたワタクシなので、何の文句もないわけですが、しかしながら、ただただ遊びほうけていたわけでもなく、のりちゃん先生的には、このときとばかりにやらなくてはいけないことごとが山積みではあったのですね。
まあ、そのひとつが爪切り。
爪切りは、のりちゃん先生がいない間に、おとうはんとおかあはんが決死の覚悟で、最低2カ月に一度は行っていたはずでは? と、みなさんもお思いでしょう。
そう、たしかに地道に爪切りは行われていたのですが、しかし、一度伸びてして待った爪を、もとの適切な長さにまで切り戻す勇気が主にはなかったのです!
たとえば3ミリ伸びてしまったら、切り戻せるのはせいぜいが2ミリ。つまり、3ミリ伸びて2ミリ切る「三〜歩進んで、2歩もどるぅ〜って」365歩のマーチじゃないんですから!! どうしても切り戻せない1ミリが一年の間に蓄積して、ほら、こんなに伸びてしまったんですよ。
で、先生、まずは、第一段階として、ここまでカット。いっきにカットすると、中の神経が伸びているから、注意しないとね。っていうか、ツワモノのりちゃん先生のことゆえ、写真でプロセス写真とりたかったんですって。ほんとに、もう、ワタクシにとっては最大やなことなんですから、ちゃっちゃとやっちゃってくださいよ。
ひえー、さらにここまでカットされました。
これをみると主がしていた爪切りなんて、爪切りのうちに入らないってもんです。
しかし、またここから一年、のりちゃん先生が帰らないとなると、またもや365歩のマーチで、もう、おかあはんはいい年なので、汗かきべそかき歩こうよ、という気力はないかもしれないというのです。
先生、次はもっと早く帰ってきてください!!
爪切りのみならず、先生は滞在中にワタクシのシャンプーやら、しつけなおし!(いったいワタクシのどこに直すべきところが…)やらで、忙しかったのですが、ワタクシはワタクシで、先生の荷物チェックに忙しく……
あれ〜。
先生、トランクのどこを探してもワタクシへのお土産が何もないんですけど……
主はいろいろいただいてたりしてみたいですけど、ワタクシのは何もなし。ウオンバットまんじゅうとか、かものはしせんべいとか、ワラビーチップスとか、なんでもありそうなもんじゃないですかっ!!
まあ、ってことは、のりちゃん先生も、次回はそんなに長い不在にならないってことで、ワタクシは信じることにしました。だって、わたくしは11月8日に6歳のお誕生日を迎えちゃったし、のりちゃん先生からはオーストラリアのお土産も、お誕生日プレゼントもいただいてないんだもの。
次回はどーんと!!ね、のりちゃん先生。
2008年11月11日
でん吉先輩へ
でん吉ママさんからお知らせをいただきました。
昨日の日曜日、ご家族に見守られながら、でん吉先輩は天国へ旅立ったのだそうですね。
そちらはどうですかあー? お薬や点滴から解放されて、のびのびお散歩してる? そうでしょう、そうでしょう。
「新しいお家に一緒に引っ越す!!」って誓ったママさんの気持にこたえて、ほんとうに最後の最後までがんばったのですね。でん吉先輩はワタクシたち、犬の鑑です。
このブログでも、でん吉先輩は、ママさんの素敵なコメントを通してみんなを楽しませてくれましたね。先輩とお知り合いになれてラッキーでした。心から、ありがとうございますとお伝えしたいです。
ママさんのことが心配? そうですよね。ご家族のみなさんは、今、悲しみでいっぱいだと思います。だけど、でん吉先輩。みなさんの心の中には、「悲しみ」なんかとは比較にならないくらいいっぱいの楽しい思い出がつまっているはず。楽しい思い出……、それは犬のお腹みたいにあったかくて、人を幸せな気分にしてくれるもの。ママさんは、いつでも好きな時にそれを取り出して、よしよしってしたり、すりすりってしたりできるんですから、きっと大丈夫。
そう。でん吉先輩は、今、ママさんの心の中に。
だから、これからもママさんと一緒にこのブログに遊びに来てくださいね!