April 30, 2007

Mi Emma 別次元の一人舞台 - 87. German 1000 Guineas

4月29日デュッセルドルフ
AKDOV - Stutenpreis - 87. German 1000 Guineas Gruppe II

独クラシック第1弾は、1番人気Mi Emmaの圧勝劇であった。3月のデビュー戦でKick Back(今回最下位)に3/4馬身で勝ったときにはそれほど抜けた馬だとは思わなかったし、前走のトライアルの9馬身差は確かにすごかったが、スローから瞬発力で休み明けの馬たちを負かしたものなので、本番ではそう楽な競馬にはならないだろうと予想していた。しかし終わってみれば、この馬だけが別次元のレベルだった。

Mi Emmaは大外枠から好スタートを切って最初のコーナーでは5、6番手にうまく取り付き、ハナを奪ったSybiliaが中盤でペースを落としてもうまく折り合い脚を貯め、最終コーナー手前で持ったままスルスルとポジションを上げていき、直線に入ると同時に先頭へ。あとは後続を一方的に突き放し、鞍上ペトロサは図々しくもゴールまで100mも手前で観客へ向かって人差し指を高く掲げるパフォーマンス。2着のMistic Lipsに9馬身差をつけ、最早溜息の出るくらいの余裕でクラシックを制した。テン良し、中良し、終い良しとはまさにこのことである。

このSilvanoの娘は血統的には決してマイラータイプとはいえず、うまく脚を貯めて勝負どころでポンと繰り出せる瞬発力は、むしろもっと距離が伸びてからの方が活かせるだろう。ディアナも十分圏内だ。しかしヴェーラーはアスコットのコロネーションS(英Gr.I)に持って行くようなことも言っている。マイルに拘るのがいいのか距離を伸ばしてディアナを狙うかはまだ決まってないようだが、いずれにせよ期待して追う価値はある。

それにしてもヴェーラー厩舎、そしてペトロサが絶好調だ。明後日メーデーにフランクフルトで行われる3歳春季賞(Gr.III)ではShrekが、来週の独2000ギニーMehl-Mülhens-Rennen(Gr.II)ではKaleoとRolling Homeが人気を背負って登場する。まだまだ勢いは止まりそうにない。

ところで仏Gr.Iガネー賞ではドイツからEgartonが参戦したが、残念ながらあまり見せ場なく5着に沈んだそうだ。Dylan Thomasが勝つべくして勝つ舞台であり、Egartonは残念ながらちと役者不足だったということだろう。一方Prix de Barbeville(仏Gr.III、3100m)のLe Miracleは僅差の2着だったようだが、ここは実績からしてむしろ勝っておかしくなかった。2走目で更に身が入るのを期待したい。

最後にちょこっと天皇賞(春)。メイショウサムソンを必死で応援しちゃったよ。3200mはやはりちょっと長いのだろう。しかしああいう強気で根性のあるレースをできれば、今年もまだまだ主役をやれると思う。

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芝周志
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