2005年10月15日

ROAの問題(10.12.2005)の答え

こんばんは。

お待たせしました。
本日は、12日に掲載したROAの問題の答えと、その続きです。
では、どうぞお楽しみください。

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Oct.12.2005より続き

               :

 こたえ⇒ A社のROAは、< 7.5%>である。

      計算式:36億円(当期純利益)÷480億円(総資産)×100%



【2】 優良上場企業のROAを目標にしよう!


 参考までに、ランキング上位に位置する有名な上場企業のROAの例

を挙げると、ヤフーの38.14%(第3位)、セブンイレブンジャパンの

10.72%(第59位)などがあります。(Yahoo!ファイナンスより)


 勝ち組企業を目指すなら、10%が現実的な達成目標となるでしょう!

 もちろん、それには、ROA計算式の分子(利益)の増加と同時に、

分母の総資産のスリム化が、ぜひとも必要となります。

 どうやったら、利益の増加&総資産のスリム化が図れるかは、今後、機会が

あるごとに、少しずつ勉強していきましょう。


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       目指せ!セブンイレブンのROA「10%」!!   
                                
    ――――――――――――――――――――――――




【3】 上場企業の業績と予測情報を早く知りたい時は、「決算短信」です!

 みなさんが良くご存知の会社は、だいたいが東京証券取引所をはじめとする
証券取引所(公設の売買市場)に株が上場され、公に取引されています。

 証券取引所に上場すると、会社の知名度・信用力が上がると同時に、
会社の株価(発行している株式の価値)も大幅に上昇するのが一般的です。

 したがって、ある程度の規模の会社(たとえば、年商100億円以上など)
になると、やはり、ひとつの将来的な目標として掲げられることも多いです。
 この、株式公開に当たっては、証券会社、それに我々公認会計士も、おおい
に手助けをします。

 なお、いったん上場されたら、公の市場で取引されるのですから、
株を発行する上場企業は、証券取引法という厳しい法律に従って、
情報開示(ディスクロージャー)をしなければなりません。

 上場企業は、様々な形で決算を公表したりしています。

 たとえば、3月決算の会社は、だいたい、株主総会の日に合わせて、
6月下旬に有価証券報告書という詳細な決算報告書を公開します。
 いまでは、会社のホームページにアクセスすると、パソコンで見れるように
なりました。
 ちょっと昔までは、兜町に行かなければ見れなかったのですから、
ほんとうに、情報伝達のレベルは短期間ですごく向上しています。


 ただ、3月に決算を締めて、その結果を公表するのが3ヵ月後では、少し
スピードに欠けます。

 そこで、証券取引所に上場している企業は、「決算短信」という決算の
速報情報を、だいたい4月〜5月の間に公表します。
 つまり、有価証券報告書という決算報告書よりも、1ヶ月以上早く決算
情報を見る事ができるのです(スピード情報なので、時には、やや正確性に
目をつぶらざるを得ないこともありますが…)。

 そこには、次の年度の予測数字も盛り込まれていますから、決算分析を
迅速に行いたい人には、非常にありがたい情報となっています。

 今は6月ですから、3月決算の会社は、ちょうど短信を出し終わっている
頃ですね。という訳で、今、旬な財務の話題でした。

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 【記載例(一部)】 

 平成○月○月期   決算短信(連結)   平成○○年○○月○○日

 上場会社名  ABC株式会社                                       上場取引所
 コード番号     ××××                   
 本社所在都道府県
 
1.○年○月期の連結業績(平成○○年○○月○○日〜平成○○年○○月○○日)

  (1)連結経営成績
        売上高      営業利益       経常利益
         百万円 %     百万円 %     百万円 %
○年○月期  6000 20   660 10    450 25

×年×月期  5000 ××   600 ××    360 ××

         :         :        :
         :         :        :


2.○年○月期の連結業績予想
  (平成○○年○○月○○日〜平成○○年○○月○○日)

      売上高    経常利益     当期純利益
      百万円     百万円       百万円
中間期  3200    230      150

通 期  6800    500      350

(参考)1株当たり予想当期純利益(通期) ○円 ○銭

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(※テキスト形式で表示している関係上、実際の決算短信とは、若干表示が異なり
  ます。ご注意下さい。)


 上記2.の「業績予想」など、非常に情報としては興味深いところです。
 なぜなら、経営者の意気込みが、そこに読み取れるからです!
 なお、後日、状況が変われば、会社は、業績修正の発表を行わなければなり
ません。したがって、おいそれと、いい加減な予想はしていないのです!

 「財務情報は、予測に役立たなければならない!」


 以上、本日はここまでといたします。

 また次号をお楽しみに!
shibachanlog at 21:55│Comments(1)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by o(⌒0⌒)o   2005年11月13日 16:39
少し休憩しませんか。

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