小説雑記・感想

ハセガワノブコシリーズ 全三巻読了
魔法科高校の劣等生の面白さ
魔法科高校の劣等生 16巻
ノーゲーム・ノーライフ 1〜6巻
All You Need Is Kill(小説)
パクリにならない方法
灼眼のシャナ 22巻
キャサリン
キャラ萌えと本格ミステリー
いちばんうしろの大魔王 原作5巻までとアニメ版の比較
灼眼のシャナ 15〜19巻
灼眼のシャナ 14巻まで読了
デュラララ!! 1〜6巻
灼眼のシャナ 原作1巻とアニメ版
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2018年10月26日

ハセガワノブコシリーズ 全三巻読了


ハセガワノブコの
華麗なる日常


この作品は、外資系企業に勤める帰国子女の主人公、ハセガワノブコの日常を描いた小説です。

こう書くと、何やら「企業モノで、関係企業との契約バトルをバチバチやり合う」みたいなイメージを抱かれるかも知れませんが、そういう事はありません。

確かに外資系企業での日常は出てきますが、それよりももっと重要な描かれ方をされているものがありますので。

それは、オタク。

オタクライフ。
それも強烈に濃ゆいオタクの日常です。
この作品は、腐女子の日常を赤裸々に描いた内容になっているのであります。

とにかく濃ゆい。
主人公のノブコは、普通に「アニメとかが好き」のレベルではなく、かなり強烈にアニメとかに己を捧げているレベルのオタクですので。

ネットでちょこちょこ見かけるような、「おいおい、そこまでやっちゃうの(苦笑)」みたいな事をやってしまうレベルのお嬢さんなのであります。

そうした強烈にオタク過ぎるノブコは、不遇なことに、中学生の頃に父親の仕事の都合でアメリカに住まざるを得なくなり、苦悩の日々を過ごすことになります。

何しろオタク文化では、日本とは比較にならない状況のアメリカですからね。
そりゃ濃ゆいオタクであるノブコにとり、耐えがたい日々である訳ですよ。
それゆえに、日本へ帰ってきたノブコは、とにかくオタクライフを重要視して生きるようになっていく訳です。

「外資系に勤める帰国子女」という、恋愛脳の女子であれば強烈に羨ましい立場にありながら、「いい男をゲットする」といった事には目もくれず、愛するキャラのためにグッズ集めに奔走する日々を送っていきます。

アメリカで苦悩の日々を過ごしたがゆえに、日本で暮らしていたオタクよりも萌えに対する飢えが激しく、強烈なオタク道をばく進していく訳です。

イケメンに言い寄られようが、そんな事より萌えキャラ第一。
オタクライフが最重要。
そんなハセガワノブコの、仕事とオタクの日々を面白可笑しく描いたのがこの作品なのであります。

オタクライフについて、かなり気合い入れて描かれていますが、だからといって仕事の描写が少ないという事はなく、かなりのページが割かれています。

日本の企業しか知らない人間にとり、新鮮な、意外な外資系企業の内情というのを知ることが出来るようになっていて、そこら辺で勉強にもなりますね。

会社側も社員側も、かなりドライなんですよね。
人間関係や労働に関することについて凄く合理的であり、変な感情的な要素が介在していない。
まさに「仕事としての繋がり」でしかなく、必要以上にプライベートな事に踏み込んで来ないのです。

人間性として考えると凄く冷たいですが、仕事とは無関係の事でグイグイ干渉してくる日本の企業の状態を考えると、学ぶべき部分でもあるように思えます。

日本人って、本来対等である会社と社員の契約関係を、あたかも会社が絶対的上位者であるような捉え方をしてますからね。
それゆえに「会社に奉仕するのが当然」みたいな意識を生み出し、役職として上でしかない人間が、部下に対して仕事とは無関係のことにまで口出ししてくる、パワハラセクハラの温床となってしまってるように思えますし。

この作品では、そういった状態とは異なる外資系企業での日々が描かれるので、凄く考えさせられる内容になっています。

主人公が女性である事から、女性にありがちの人間関係のゴタゴタなども描かれていて、恋愛のことしか考えられない恋愛脳な連中から嫉妬され、嫌がらせを受けたり、「結婚こそ女性の幸せ」を絶対的な事として賛同を強要されたりします。

一般的な結婚、恋愛についてだけでなく、オタクにとっての結婚、恋愛なども描かれているので、オタクとして色々勉強になる部分もあったりしますね。
特にオタクではない異性と結婚した場合の、「オタクグッズを勝手に捨てられてしまう」といったような、ありがちな問題においても、解決策を提示していたりしますし。

また、オタク世界における「問題あるオタク」の言動についても取り上げられていて、いつか関わり合いになるかも知れない事を考えると、何ともゾッとする内容が描かれていました。

ああいう人達とは出来るだけ関わりたくないですよねぇ。
でもオタサーの姫にはちょっと興味があったりして。
いや、誘惑されてみたいので(おぃ)

話の展開的には、要所要所で逆転劇な見せ方をしているので、実に爽快な感じになっています。

こちらを侮っている人間に対し、「実はこんなに凄いんだぞ」と示してギャフンっと言わせたり、先ほどの「問題あるオタク」のような嫌な人間には、二の句を告げないようにして追い払ったりといった感じで。

ノブコは何だかんだで「出来る女」なので、そういった展開がカッコ良く描かれている訳です。

って、一部「カッコいい」というより、腐女子ゆえの逆転劇というのがありましたけどね。
相手の勝手な自滅なんですが、その原因というのが「オタクの最終兵器発動」みたいな感じだったので大笑いでした(笑)

ノブコは活動的なオタクであるので、コミケなどに関しても、かなり踏み込んだ描写がされています。
私なんかはもっと軽い感じでコミケに参加していたので、何とも恐ろしい人達だと思いましたわ(笑)

他にも、自分達でイベントを企画していくような展開もあったりするんですが、そこら辺の描写が実にリアルな感じになっていて、読んでいると一緒になってイベントを成し遂げたような気持ちになれました。

この作品はフィクションですけど、実際にそういったイベントなどを成功させてきた人達がいるゆえに、今のオタク業界があるのだと考えると、何とも感慨深くなりましたわ。

てな感じでこの作品は、仕事とオタクライフ、そして人間関係のゴタゴタを、実に上手く描いた内容になっています。
単純な企業モノでは読む気になれない人でも、オタク話としては秀逸な出来になっているのでお薦めです。

オタク仲間とのワイワイした雰囲気というのも良かったですしね。
何やら学園モノ的な、懐かしい楽しさを感じさせて、実に幸せな気分にさせていただきましたので。

最近、個人的にオタク友達と疎遠になっているため、こうした雰囲気というのは実に楽しかったです。
ゆえにそういった部分を求める人にもお薦めなのであります。

そうそう、何気に私、最後の最後でノブコに萌えちゃいました。

この作品って、一人称で書かれているので、基本的にノブコとは一心同体な訳で、萌える要素というのが感じられない訳です。
自分で自分にはなかなか萌えませんからね。

だから本編が終わるまでの間、ノブコには全く萌えていなかったのですが、本編終了後のオマケ的な話を読んだ際、それが別キャラの視点で描かれていたため、ノブコを客観的に見せられた訳ですな。

そうしたら、「何この素敵お嬢さん、可愛いじゃないの」となった次第。
そりゃイケメン外国人にも言い寄られるわってなもんですよ。

最後の最後で、「してやられた」といった感じになったのでありました。

shibachi1 at 16:07|PermalinkComments(2)

2015年09月18日

魔法科高校の劣等生の面白さ


魔法科高校の劣等生〈1〉
入学編(上)


「魔法科高校の劣等生」を改めて読んでみましたが、やはり面白いなぁ、と。

この面白さは何だろう? と考えた際に思いついたのは、「逆転劇の面白さ」ということでした。

この作品は、主人公の達也が侮られている状態から始まり、それを優れた能力で覆す展開になっています。
つまり「馬鹿にしている相手が実は凄かった」という逆転劇が基本の内容になっている訳ですよ。

この作品世界においては、魔法の能力が特権階級へ繋がる道になっており、さらに努力ではどうしようもない才能という要素、しかも血筋によって決まる部分が強い要素によって決定づけられています。

それゆえに魔法の才能に拘りのある人間は、「才能があれば優れた人間であり、才能が無ければ劣った人間である」という意識を持ちやすい状況になっているのですな。

実際魔法科高校の中では、入学時でのテストの成績によって一科生(優等生)と二科生(劣等生)が選抜される訳ですが、一科生からの二科生への差別意識は物凄いことになっていますから。

そうした中で、特殊な才能はあるけれど、公的には評価されない才能ゆえに、侮られ馬鹿にされている達也が、実戦となると特殊な才能により勝利していく。
その「馬鹿にされる → 実戦で勝利する」という逆転劇が、爽快感を与える要素になっている訳です。

並の評価状態から勝利するのではなく、馬鹿にされている状態からの勝利、というのが爽快感を強くしているんですね。

これが達也の実力を読者が把握して以降は、馬鹿にされた時点で勝利の予想が浮かぶゆえに、早々に爽快感が発生し、実際に勝利するまでのワクワク感と共に快感となっていく訳です。

それが高校内部の話だけでなく、社会において強さを誇る軍人や暴力集団に対しても同じ流れで描かれるため、強そうな、そして達也を馬鹿にしている敵が出るたびに、ワクワク感を伴う快感が発生していく訳ですわ。

「そんな強そうに偉ぶっていても、どうせお兄さまに負けちゃうよ。止めておきなさいよ(笑)」という感覚が起きるのですよ。
この達也に対する絶対の信頼というのが、読んでいて安心感を生み、相手がどのようにして負けるのか? という要素を楽しむ状態になっているのだと思います。

その事を考えていて気づいたのが、この感覚というのは、「お兄さま万歳」な深雪のものと同じだということ。
要するにこの作品の読者は、深雪と同じく「お兄さまは絶対に負けません。お兄さまに逆らうなど、何と愚かしい者共」という意識でこの作品を読んでいるという事になるのではないかと。

他の作品においても、「主人公だから負けない」という安心感はある訳ですが、この作品の場合その意識をかなり刺激する描写になっているため、他の作品と比べてかなりの安心感となっているように思えます。
その安心感というか、ある種の既定事項のような感覚が、深雪の達也に対する信仰めいた信頼と同じに思える訳ですわ。

絶対に負けるはずがないという安心感。
馬鹿にしてくる相手をどのように倒していくのか。
圧倒的な逆転劇。
それらは他の作品でも多かれ少なかれ存在する要素な訳ですが、この作品はそれがかなり強調されているように思えました。

爽快感の元は「馬鹿にされる」こと。

そういう意味で学校でのエピソードは、差別意識があからさまに描かれているせいか、読んでいて実に楽しさがあります。
学校外の話より、学校内での話の方がそういった意味での面白さは強いですから。

学校という狭い世界での優越感を最大に高めて馬鹿にしてきた相手が、圧倒的な実力差の前に敗北し呆然とする。
そうした展開が、この作品の魅力となっているのでしょう。

その部分で、大人の世界を描いてはいても、やはり学園モノなのだというのが強く感じられます。
ラノベでは珍しく、大人がやたらと出てきて、大人の世界がきっちり描かれている作品ではあるけれど、学校内での話の方が面白さを感じさせますから。
基本はやはり学園モノな訳ですわ。

そういう意味では、学校を卒業するまでに話は終わるのかも知れません。
というか、どういうオチにするのか全然分かりませんけど。
何をしたら終わるんでしょうねこの作品。
ラスボスが居る訳じゃないですからねぇ。
達也の立場をどうにかする、という当初の目的ももう無くなっちゃいましたし。

ある意味いつまでも続けられる内容にはなっている訳ですわ。
元々大人の世界が絡む話になっていますから、学校を卒業しても続けられますしね。

登場人物が多数居て、それぞれ魅力があり、世界設定もきっちりしているとなれば、大人の世界、つまり一般社会を舞台にした話ばかりにしても面白くなると思いますし。

あと気になった点として、一部の高校生が大人びた雰囲気、というか、組織のために生きることを当然とする意識を持っている、という部分があります。

他の作品の場合、世界設定などが非現実的なものであっても、高校生である主人公たちの意識は、現実の高校生と大差ないものになっていたりする訳ですが、この作品の場合はちょっと違っていますので。

「自分たちは異質なものであり、それゆえに管理されるのが当然。何かしらの組織の意向に沿うことが当然なのだ」といった部分が意識される作りになっているのです。
そうした意識を持っているのが自然に感じられる見せ方になっているのですな。

そこが現実の高校生とは異なる、「この作品世界の高校生」というリアルさを出しているように思えました。

特に強烈なのが、「人を殺す事に対する禁忌の想いの薄さ」ですか。
高校生であっても、必要とあらば人を殺すのを厭わず、当然のごとく人を殺す。
この感覚は、作品世界での日本の立場が、「いつ戦争になってもおかしくない」という緊張感に置かれているゆえのものでしょう。

特に魔法師は、高校生であろうとも貴重な兵器のような存在として認識されており、当人たちもそうした意識を持っているゆえに、いざという時のための心構えが出来ている感じが伝わってきますので。

そうした非人道的な要素ではあるけれど、それを納得させる社会描写がされているところがこの作品の面白いところですね。
この作品世界に浸っていると、高校生が戦闘に参加することが当然のように思えてきますから。

無論「宜しくない」という意識はある訳ですが、国際情勢からくる「仕方がない」という意識を持たせる描かれ方がされているため、ある種の妥協のような感覚が起きてくる訳です。

そうしたことがあるため、達也の友人達、普段は普通の高校生でしかない彼らが殺し合いに参加していても、違和感の無い状態になっている訳ですわ。

この「高校生が殺し合いに参加しても違和感が起きないほどの緊迫した国際情勢」というのが、この作品を他の非現実設定を用いた作品とは異なる面白さを生んでいる地盤になっているように思えました。

他の要素としても、ある種貴族的な趣旨を持つ十師族制度と、それに幼い頃から関わり、高校生らしからぬ思考をしていく描写、というのも特殊な面白さを生んでいる理由の一つと言えるでしょう。

本来中世ヨーロッパ的な異世界モノであれば、そうした描写はいくらでも出来る訳ですが、それを近未来という設定でやっているのが面白いところだなぁ、と。
そして近未来設定にしている割に、現実に基づくような要素はあまり用いていないのがさらに面白い点であるように思えました。

現実とは違った世界。
しかし現実と繋がっているように感じさせる、歴史の途中から「魔法」という存在が台頭した事により起きた軍事的な変化。
それに基づく特殊な才能を持った人間の兵器的扱い。
そこから起きてくる差別や特権。

そうした社会において、「こういう要素があったら、こうなるだろう」という推測から作られた世界観というのが、この作品の世界になっているのでしょう。
そうした世界観の面白さというのが、この作品の魅力になっているように思えました。

近代的な社会、魔法の世界を描きつつも、人体改造、クローン、近親婚など、SF的なネタや古い因習的な要素も絡ませている辺りも面白い点ですね。
そういった要素が好きな私としては、そこも魅力に感じられている部分である訳ですわ。

てな感じで、思いついたことを色々書いてみた訳ですが、こうした事を書けるラノベってのも珍しいので、そういう意味でも面白いです。

話的にも、今後どうなっていくのか予想出来ないというのも楽しいですし。
そこら辺に期待しつつ、今後も読んでいきたいと思います。

shibachi1 at 11:53|PermalinkComments(0)TrackBack(1)

2015年05月14日

魔法科高校の劣等生 16巻


魔法科高校の劣等生
(16) 四葉継承編


今回は四葉家の問題ってことで、私がこの作品に惹かれた大きな要素である、一族内におけるドロドロが描かれておりました。

実に素敵っ(笑)

何より真夜さんが、達也に対して積極的な執着心を見せたので悶えましたよ。
叔母さま素敵っ。

何か知りませんが、実はこの叔母さま、達也に凄い歪んだ想いがあるようで、というか、想いの結実したものと捉えているようで、突如優遇し出すのですよ。

これまでは一族の手前抑えていたのでしょうが、ここへ来て急に暴走開始です。
達也に権力行っちゃいますよ〜〜。

いや〜〜、いいっすなぁ。
これまで達也を冷遇してきた輩はどう対応するのか楽しくて仕方ないです。

そもそも達也は現当主の甥であり、次期当主候補の兄なんだから、冷遇されているのが意味不明なんですよね。
いや、一族の上の人間が冷遇してるのは、あの理由からすると分かるんだけど、仕えている人間まであそこまで酷い扱いしてたのはよく分からんし。

だって王族的に考えたら王子ですぜ。
それを平民が軽く扱うってどれほどの意識の低さですよ。

今回、あまりに時代錯誤的な儀式を見せられただけに、そこまで身分的なものを気にする一族内で働いている人間が、上が軽く扱っているからといって、自分たちも軽く扱うってのは駄目駄目でしょう。

仕事上仕方なく、ならともかく、完全に感情的に下に見てる輩もいたしなぁ。
何というか、凄い駄目駄目感が強くてたまりませんわ。

それが覆る。
ああっ、何かスゲェ楽しい。

というか、改めて考えると、お兄様ってば、能力だけじゃなく血筋も凄かったという訳で、普通に天下無敵の完璧超人じゃないですか。
もう死角無しですよ。

そして問題としては近親婚ですね。
作者さんは遺伝子のことは気にしてたけど、倫理・道徳問題はどう処理するんでしょう。

従兄妹だという言い訳が成り立つにせよ、それまで兄妹として暮らし、世間としてもそう認識してきた二人が結婚する。

これは「うさぎドロップ」の時にも書きましたが、血が近くなければいいって問題じゃないんですよね。
感覚の問題なんで。
事実がどうであるかより、認識の問題な訳ですよ。

例えば実際に、友人が「妹と結婚する」と告げてきた場合ですね。
長年兄妹だと認識してきた二人が、「実は血の繋がりがなかったので結婚する」と言ってきた際に、素直に受け入れられるのかという問題ですな。
しかも「つい最近まで自分達も血の繋がりが無い事を知らなかった」となれば余計に。

そういう意味で、実に禁忌の意識を刺激する行為だと思う訳です。
達也が苦悩しているのも、そこら辺で引っかかるからでしょうしね。

あ、深雪は元々近親相姦を望んでいた人間なので考える意味ないです(笑)
彼女はある種の変態ですから(笑)

まあ、こうした閉鎖された一族内だと、近親による結婚は普通にありそうですけど。
一種の貴族社会になっている事を考えると、結構普通に受け入れられるのではないかと思ってみたり。
生まれてくる子供の遺伝子については言及していたので、「そこが問題無いならいいんじゃない?」とかなってたりして。

実際、他の一族みんなして祝辞ですしねぇ。
内心はどう思ってるのか分かりませんが。

取り敢えず一条家だけは否定してきたので、どんな理由で反対するのか楽しみですな。
単に「自分の息子を婿にしてくれ」とかいう話だったらつまらんですけど。

このエピソードは次巻も続くみたいなので楽しみですわ。
真夜さん大好きなので、もっと出番が増える事を望みます。
エロっぽい雰囲気で達也と接してくれると素晴らしいですからのぉ。

何しろママンですからな。
いいなぁ、エロっぽいママン。
素敵でござる。

shibachi1 at 16:04|PermalinkComments(0)TrackBack(1)

2014年07月05日

ノーゲーム・ノーライフ 1〜6巻


ノーゲーム・ノーライフ1
ゲーマー兄妹がファンタジー
世界を征服するそうです


アニメ版が面白かったので原作を購入です。

読んでみるとやはり面白い。
どんでん返しな展開と、駆け引きの面白さがかなり秀逸でしたので。

アニメ版でやっていない部分に突入してからのワクワク感は凄かったですしね。
いや〜〜、面白いですわホント。

特に6巻で描かれている大戦時の話は、おちゃらけた要素が無いだけに、見せ方の上手さが凄く際立っていました。
単体の話としても完成しているので、この作者さんの上手さを改めて感じましたわ。

そこら辺を読んで気づいたのが、私がこの作品を好きになった理由。

障害があってもくじけない、抗う、そして勝利する。
そうした力強さと、勝利を実現させるための智恵、駆け引きの凄さ。
さらにそれを上手く見せる演出の見事さ。

そうした部分が私の大好きな「負けてたまるかっ。強い敵だろうが負けないっ」なノリを素晴らしく描いていて凄く楽しめるのだと思います。
目の前に障害があったら叩きつぶす、実に爽快な展開に惚れ惚れした訳ですわ。

あと6巻における何とも悲しい展開に涙涙でございました。
アニメ版で空が消えるエピソードをやった際にクるもの感じてましたが、それを思いきりやった感じでしたね。

主人公をあそこまで追い詰めるというのは実に痺れます。
悲惨萌え琴線にビンビン来ましたわ。

そういう意味でも気に入った次第。
いやはや、凄いもんだと思いますよ。

ただ文章に関しては、ちょっと辛かったなぁ、と。
時折「ん? これって、え〜〜っと・・・」と悩む書き方があったりしましたので。
まあ、そこら辺はこれがデビュー作なので仕方ないでしょう。
それ以上に内容が面白からいいんです。

あと字を大きくするのは止めて欲しいっすね。
あれって先にそっちに目が行っちゃって、いきなりポイントになっている部分を読んじゃうことになるので。

まあ、演出として使っているみたいなので、今後も無くなりそうもないですが。
意識して見ないように気をつけますです。

っていうか、アニメ版のラストが6巻のラストになってたんですけど、もし二期をやる事になったらどう繋げるんでしょうねぇ。
適当に誤魔化して無かったことにしちゃうのかしらん。
そこが気になるのでありました。

shibachi1 at 12:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2014年07月04日

All You Need Is Kill(小説)


All You Need Is Kill

漫画版を読んで面白かったので、原作も読んでみるかと購入しました。

漫画版以上の内容を求めて読んだのですが、特にそういう要素は無かったかなぁ、と。
漫画版の絵が浮かぶシーンばかりでしたので。

漫画版はもっと端折った内容にしていたのかと思っていたのですが、これはかなりそのまま漫画にしていたって感じですな。

まあ、原作の書き方がかなり端的な部分が多く、余計な要素の無い、つまり読みやすい作りになっていたせいかも知れません。
そういう意味ではラノベって感じでしたわ。

読むまではハヤカワ文庫のようなイメージがあったんですけど、文体的にはラノベでした(笑)
一人称で書かれているのも大きいかも知れません。

とはいえ、変な萌え描写も無いし、かなりラノベじゃない雰囲気のある作品ですね。
取っつきにくいSF小説を読みやすく書いた、という意味ではラノベと呼べるとは思いますが。
ああ、昔のソノラマ文庫って感じかも(笑)

内容的に改めて思った点として、パワードスーツの戦闘に設定したのが上手かったってことですか。

戦闘をして生き残るのが目的のループの場合、肉体が鍛えられなければ困難になる訳ですが、それをパワードスーツを使うことで排除している訳ですよ。
パワードスーツは肉体の差を消し去り、操縦技術だけの問題にしますので。
言わばテレビゲームの技能があれば、実戦で活躍できる能力を得られているようなもんですか。

それでも基礎体力は必要な訳ですけど、それはループ前に習得済みにしているので、後は経験値の問題のみにして、それをループによって積み重ねていく訳ですな。
そこら辺に関して上手く考えたもんだと思った次第。

まあ、ロボットアニメなんかで、1話からいきなり最終話での操縦技術を持った状態で戦っているようなもんだと考えれば分かりやすいかも。
そりゃ強いよなぁ、と。

取り敢えず改めて最後まで読んでみてやはり思ったのは、「これをハリウッドがどんな風に変えちゃうのかなぁ」という部分。
まあ、もしハッピーエンドに変えられていたとしても、ループモノだけに納得できるような気もしますが。
そういう選択肢の世界ってことでね。

でもトムクルーズじゃ少年兵じゃないし、リタ役の人も美少女じゃないから悲しいです。
少年少女のラブの伴った生死を賭けた戦いってのが良いのにねぇ。
アメリカ人はそういう夢を持たんからのぉ。
実に残念でありますわ。

shibachi1 at 11:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年06月12日

パクリにならない方法

わかつきひかる先生が、パクリについての記事を書かれていました。
パクリになるか否かのボーダーラインの説明ですね。

これは当然のことが書いてあるだけって感じなんですけど、その当然が分からなくなっている人が多くなっているんでしょうねぇ。

パクリにならないためにどうすればいいのかと言えば、要は自分で文章を書いていけばいいだけの話なんですよね。
同じ状況、同じ台詞を使うにしても、自分自身で書いていけば微妙に変化していきますから。
それを普通はしているから「同じじゃんこれ」にはならない訳ですよ。

ところが最近はコピペに慣れた人間が増え、さらには「パクリでも売れればいい」というプライドの無いような人が新人賞に応募するようになったせいで、パクリ問題が増えたのでしょう。

そもそも自分の中にあるモノを他の人にも知ってもらいたい、という想いから作家ってのは目指すものでしょうからね。
というか、それが無けりゃ新人賞を取れてもそれで終わりでしょうから。
何しろ自分の中から出せるモノが無い訳ですから。

好きな作品の真似をする事自体はいいと思うのですよ。
でもそれを一旦自分の中に入れて、自分の言葉で表現しないと駄目でしょう。
そうすれば真似してたって同じものにはならないですから。
特に自分の文章力が低ければ(笑)

問題はコピペしたもので自分が賞を取っても嬉しいと思える意識なんですよね。
それがあるからやるんでしょうし。

あとコピペしたものを公に使う事への罪悪感の無さでしょう。
そこが一番の問題かも知れません。

最近多いですからね、他人の著作物を勝手に使っても平然としている人。
これは法律を知っているかどうかの問題じゃなく、勝手に使われたら著作権者がどう思うかという事に対する想像力の欠如ですな。
自分の行為が相手にどう思われるかの想像力ですわ。

「自分がされたらどう思うか」と考えれば簡単なんですよね。
長時間かけて書いた絵や文章を勝手に使われる状態ですね。

そういう意味で著作権に関する教育ってのは凄く大事だと思うのです。
昔はコピペするのが難しかったけど、今は容易に出来る訳ですし。
これはそれを子供が受け入れるかどうかではなく、知識として教えておくべきことだと思うのです。

何が良くて悪いことであるかを示す事が教育だと思いますから。
その上でそれを守るかどうかは子供によるでしょうが、悪いことだと知っているのと知らないのとでは大きく違う訳ですよ。

それに悪いことだと知ればやらない子供だって居るでしょう。
そういう意味で、著作権については学校でどんどん教えて欲しいものだと思いました。

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2011年10月27日

灼眼のシャナ 22巻


灼眼のシャナ〈22〉

シャナの最終巻を読みました。
何とも綺麗に終わってましたね。

以前19巻まで読んで、それ以降は気力が起きず、読むのを止めるつもりだった訳ですが、「ここまで読んだんだから最後まで読もう」と気を取り直して読んでいたのですわ。

途中から従来のキャラの出番も増えたので、そこだけは楽しく読めましたが、やはり大量に増えた新キャラには愛着が持てず、彼らが出張っている部分は楽しめませんでした。

何しろシャナ達に関わることなく、キャラそれぞれが色々している内容を読まされるだけですから楽しくないのですよ。
愛着が無いキャラの活躍を見せられても面白くないのです。

ゆえに従来のキャラ以外の部分はかなり飛ばして読んでましたわ。
実際それでも話が繋がるからなぁ。

それってやはり話のメインが従来のキャラで出来ているからでしょうね。
実際重要な部分は従来のキャラで描かれてましたし。

それに悠二の思惑とか、シャナとの対立とか、そういった従来のキャラの想いのぶつかり合いってのが話が進むポイントになってましたから。
そしてそういう内容の方が読んでいて面白い訳ですよ。

ホントそれだけで見せてくれていれば、ずっと楽しめたんですけどねぇ。
何であんなに新キャラを出しまくり、やたらと描写をしまくったのか謎です。

それにしても、ここまでヒロインと対立し、その事で頑張り抜く主人公ってのも珍しいですな。
単なる感情論ではなく、理屈で「こうだ」と決めた事を頑なに守ろうとする。

だから感情論では動かない。
動揺しても耐え抜く。
悠二は何とも精神的な強さが恐ろしいですわ。

感情で動くシャナと理屈で動く悠二。

これって最初の頃は逆だったんですよね。
シャナはフレイムヘイズとしての理屈で行動していたし、悠二は人間としての感情を露わにする事が多かったですから。
それがいつの間にやら逆転して、最後はシャナの感情に悠二が負ける感じになってましたんで。

というか、過去の自分の感情に負けたという事かな?
悠二が負けたポイントってのが、まさに彼自身の感情の塊と呼ぶべき物でしたからね。

ここら辺はナイスな展開だったので、間を置かず、一気に読んでいたらもっと面白かったかも知れません。
そうじゃ無かった事にちょっと勿体なさを感じたのですよ。
やはり物語ってのは間を置かずに読みたいものですなぁ。

あと序盤の悠二が、自分の周囲の事柄、家族や学校、住んでいる場所などに凄く縛られていた事を考えると、最後はそれを捨ててシャナと共に旅立つ事になっていた点が、凄く変わったなぁ、と。

というか、ここまで一人の女のために全てを捨て去れるってのも凄いですよ。
普通は出来ないでしょう。
それこそ序盤の悠二のように、色々考えて固執するでしょうから。

でもそれをあっさり捨てられちゃうんですからねぇ。
まさに女性にとって素晴らしき男と呼べるのではないかと。

以前から思っていたのですが、この作品って何とも女性的な描かれ方をしている感じがするんですよね。
男ってもう少し女性以外の事柄に拘りを持っていて、それに縛られて行動している事が多いですから。

「恋愛も大事だけど、他の事も大事」みたいな感じで、女性だけに集中するってのは、男が描く作品だと少ない訳ですわ。
女性が描く作品だと山のようにありますけどね(笑)
この作品はそういう意味で女性的だなぁ、と思った次第。

実際色々大がかりな出来事がありましたけど、結局根幹にあるのはラブであり、オチもラブで付いたという感じでしたしね。
まさにラブ物語だったと思います。

この作品は終盤になるまではラブが幅を利かせていたので、最後の締めとしてラブで終わっていたのは実に良かったのではないかと。

というか、そうした内容だけに、変に新キャラを出して戦闘シーンに凝った見せ方をしなくても良かったように思えるんですよね。
私は面白くなかったしなぁ。

あの新キャラ中心の話は一体何だったのか・・・
どうしてもそこが気になってしまいました。

何にせよ、長い作品が終わるというのは感慨深いですね。
これでまた一つ読む作品が減ったという事で、何とも寂しい事でありますわ。

shibachi1 at 19:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年06月20日

キャサリン


キャサリン

これはPS3とXbox360で発売されたゲームの小説版です。

いや、最初はゲームをやろうと思っていたのですよ。
PVを見たら、オカルトな雰囲気とみゆきちのエロっぽい感じが良かったので。

でもアクションパズルだってのが分かって断念。
苦手なんですよアクションパズル。
ゆえにやらなかった訳ですが、ストーリーが気になっていたので今回小説版を読んでみた次第。

そしたらエロかった。
いきなりエロかった。
最近ライトノベルでこうしたシリアスな感じのエロ描写って無いように思えるので、「大丈夫なんかい?」と思ってしまいましたわ(笑)
まあ、直接的な描写が無いから別に平気なんでしょうけど。

ストーリー的には予想していた感じになっていたので面白かったですね。
昔からこういう話を好んで読んでいたので良かったですわ。

「謎の美少女キャサリンに誘惑され、恋人がいるのに一夜を共にしてしまったヴィンセントは、それから悪夢を見るようになる」

これがどういう展開になっていくのか、どうオチが付くのかが気になっていた訳ですが、キャサリンの正体とか、悪夢の理由とか面白い感じでした。
まあ、ちょっと端折り気味な部分があるので重々しさは無いんですけど。

その点は、他のキャラの視点での話とかをやったせいですかね。
私的にはもっと主人公のヴィンセント視点で深く描いて欲しかったですな。
まあ、そこら辺はゲームをやれって事なんでしょうけど。
何にせよ、気になっていたストーリーが分かったので良かったですわ。

んでみゆきちのエロっぽい演技が気になったので、ゲームだとどんな感じなのかと動画を検索してみました。
そしたら何とエンディングを観れるのがあったりして。
しかも私好みのやつが。
悪魔的なエロスな感じの雰囲気なのですよ。
こりゃいいわ。

みゆきちも可愛いしエロいしで素敵でありましたよ。
ふむ、小説版もこのエンドにすれば良かったのになぁ。
ちょと残念。

取り敢えず面白かったので、アニメでやらないかと期待してみたり。
いや、みゆきちのエロっぽい演技をもっと堪能したいだけなんですけどね(笑)
オカルトな雰囲気も好きだから観たいなぁ、と。
そんな事でアニメ化を期待するのでありました。

shibachi1 at 20:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年07月02日

キャラ萌えと本格ミステリー

秋月耕太さんがツイッターで、本格ミステリーとキャラ萌えについて書かれていました。

要は「キャラ萌えが多くなって、本格ミステリーは駄目になった」という意見への反論を書かれているのですが、それについて私も思った事があったので書いてみました。

思えば私は昔から、キャラ萌えで本を読んできましたね。
好きになれるキャラがいなければ楽しめませんから。
シャーロックホームズなんかはその典型ですか。

あれが好きな人で「主人公がホームズじゃなくても楽しめる」というのでない限り、キャラ萌えは付いて回ると思うのですよ。

今はそうしたキャラ優先な傾向は強いものの、結局中身が面白くなければ駄目な訳で、キャラ萌えと一口に言っても、色々あると思う訳です。

いわゆるアニメ的キャラが嫌ってのと、キャラ萌えは別ですしね。
というか、アニメ的キャラでも本格ミステリーは書けるからなぁ。

要するに本格ミステリーは需要が少ないのであまり売れず、キャラ萌え作品は需要が多いので売れるって事じゃないかと思うのですよ。

そもそも名作と呼ばれる本格ミステリーでも、キャラ萌えと呼んでいい、魅力的なキャラは存在していたりする訳ですし。
最近はそれがアニメ的な雰囲気を持つようになっただけで、本質的には変わってない気もするのです。

「硬い書き方、小難しい文章、リアルなキャラ、といった事じゃないと優れた小説ではない」としか考えないのは狭い了見な訳で、結局いかに読者の心を動かせるかが一番重要な要素でしょう。

昔は文学的な書き方で人間を描写してきた訳ですけど、今はそれがライトノベルの書き方で行われているだけにも思えますし。
時代時代の受け入れやすい形態ってのはあると思いますしね。

っていうか、昔ライトノベルと呼ばれていた作品って、今のライトノベルからすると、かなり別物ですし。
今の若者に読ませたら「文章が多い、難しい」となりそうな気も・・・

例えばシュピーゲルシリーズなんかは、かなり文章の質が重いですしね。
台詞などは軽いタッチになっているけど、地の文とかはかなり面倒な感じで書かれてますから。

そういや、京極堂シリーズなんかも本格ミステリーとは言えないのかな?
あれもかなりキャラ萌え路線ですけど。

というか、今の大人って基本的に漫画やアニメを見て育った人が多い訳で、小説家でも漫画やアニメの影響を受けている人が多い訳ですよ。
その状態でキャラ萌えを無くした小説を書ける人の方が少ないんじゃないかなぁ。

私は「フェイトゼロ」や「バッカーノ!」なんかで人間の内面について色々考えさせられたりした訳ですが、こういうのって今はライトノベルの形態として書かれているけど、百年くらい前だったら文学の形態として書かれていたと思うのですよ。

表現したい内容と、実際に読者が感じる感覚が同じであっても、ライトノベルと文学といった形態の違いで評価を変えてしまうというのはおかしな話です。

例えば冲方丁さんは「天地明察」で凄く評価されましたが、私にとっては「いつもの冲方さんだ」という感じしかしなかったですしね。

SFやライトノベルであろうと、時代小説であろうと、書いている内容は変わらない訳ですよ。
ジャンルが違っているだけで。

だからキャラ萌えだろうが、本格ミステリーだろうが、結局は中身の問題だと思う訳です。
キャラ萌えだろうが素晴らしい作品は素晴らしいし、本格ミステリーだろうが駄目な作品は駄目ですから。

そうした形態やジャンルに拘って評価の目を曇らせてしまうのが一番良くない訳ですな。

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2010年06月30日

いちばんうしろの大魔王 原作5巻までとアニメ版の比較


いちばんうしろの大魔王
ACT.3


5巻まで読み終わりました。

読みながらアニメ版との比較をしていたのですけど、驚いたことに特に問題が無い感じなんですよね。

普通はこうした「原作の巻数に比べて話数が少ないアニメ」の原作を読むと、アニメ版で重要ポイントが省略されていたり、描写が甘い部分があったりするのですが、この作品の場合それが無かったので。
「これを外したら駄目」みたいな部分は大抵入っているのですよ。

まあ、原作のページ数が少なく、改行も多く、内容的にも馬鹿話なので、話数が少なくても大丈夫だったのかも知れませんが。

割り振り的には以下の感じになっています。

原作   アニメ
1巻  1、2、3話
2巻  4、5話
3巻  6、7話
4巻  8、9、10(途中)話
5巻  10(途中)11、12話

基本的に馬鹿話は2話でやれて、設定が絡むような話だと3話は欲しいというところですか。
実際4巻までは上手くアニメ化している印象が強かったですしね。
5巻にしても、全体的には上手くアニメ化してましたし。

問題なのは、説明不足な点。
説明台詞が足りないのですわ。

重要な説明の部分が省略されているので、「?」となってしまっている訳ですよ。
その省略された部分は量的にさほど多い訳ではないので、あとちょっと尺があれば描ける感じなのですな。

つまりあと1話。
全13話でやっていれば、綺麗に終われたのでないかと思った次第。

何とも惜しい。
ホント惜しいです。
ネタ的にも面白い設定なので、これがきちんと描けていれば良作になれたでしょう。
2クールなんて言わないから、あと1話欲しかったですわ。

んで原作を読んで感じた印象としては、「ネタを細かく描かない人だなぁ」ということ。

望一郎の過去話などは、もっとページ数を割いて、彼に感情移入出来るくらい描いているのかと思っていたのですが、あまりアニメ版と変わらなかったのですな。
わたしゃそういう部分が描かれていると思っていたので拍子抜けしました。

望一郎の想いってのがこの作品における根幹であるのに、それが何かサラッと流されてしまっていて、あまり伝わって来なかったのですよ。
それが凄く悲しい。

もっと彼について書いていけば、深みが増したように思えるんですよねぇ。
歴史の変革の活動なんかも、いくつか描いていけば感情移入出来たと思いますから。

その上で阿九斗と対決する形になれば、盛り上がり的にも深み的にも凄くなった気がするのですわ。

何でやらないんですかね。
凄く勿体ないっす。

この人はキャラを掘り下げないタイプなのかも知れませんな。
学長と望一郎の関係も、思い出話ではなく、過去に時間軸を戻して描いたら凄く面白そうなのに描いてませんし。

そういった内容を「こういう過去がある」みたいな文で終わらせてしまっているのですよ。
それが実に勿体ない。
描いたら面白いだろうし、キャラに深みも出るでしょうに、何で描かないのか。

そうした部分を描くのが好きではないんですかねぇ。
描きたいのはラブコメだから、それ以外は説明だけで済ませてしまおうって事とか。

それか展開をとっとと書きたいタイプなのかも。
じっくりゆっくり時間をかけて見せていくのではなく、面白い要素をババっと描いて物語を進めるタイプというか。

私自身あまり物語の進行が遅いと苛つくタイプなので、早いのはいいのですが、キャラの描写に関しては、もう少しじっくり描いて欲しかったですわ。
そこら辺で何か物足りない作品ではありますね。

ちなみに6巻以降はまたラブコメに戻るみたいなので、読む気力が上がらず。
少し先の巻ではまたシリアスっぽいですけど、何かもう5巻までの話で満足しちゃった感じなんですよ。

またアニメ化されたら観るでしょうけど、原作はここら辺でいいかなって感じです。

shibachi1 at 11:25|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2009年09月16日

灼眼のシャナ 15〜19巻


灼眼のシャナ〈19〉

15巻以降、つまりアニメでやっていない部分を読んだ訳ですが・・・

何かつまらなくなっちゃったなぁ、と。

理由は簡単、メインキャラの描写が極端に減り、知らないキャラが活躍する話になってしまったから。

愛着の無いキャラの活躍なんかいくら描かれても面白くないですからね。
そんなのは適当に描いて、シャナ達がどうなるのかをガンガン描いて欲しかったです。
実際新キャラ達の戦闘なんか読み飛ばしたし。

何でこういう書き方にしちゃったのかなぁ。
あんな戦争描写なんて読んでいても面白くないですよ。
司令官クラスのキャラに愛着を持てていれば別ですが、そうじゃないですからね。

愛着のあるキャラはみんな戦争と関係ない場所で動いている訳で、ハッキリ言って戦争描写は余計なものにしかなっていません。
そんなものを細かく描く必要はないと思うのですわ。

まあ、これは私の好みの問題なので、あの戦争描写を楽しんでいる人には面白いのでしょうけど。
私には合わないって事ですな。

それから他の要素として、困ったのが悠二の描写。

悠二は一応読者の視点となる人物で、私は彼の視点から作品世界を把握し、キャラの言動なんかを理解してきました。
例え主人公にしては内面描写が少なく、シャナや吉田さん、佐藤と田中の方が多かったとしても、悠二という存在がこの世界に私を入り込ませるポイント的な存在になっていた訳です。

それが何やら私の知らない間に勝手に何かを悟り、敵に回るというよく分からない状態になっている。
シャナ達もそうでしょうが、私も何が何だか分かりませんでしたわ。

この作品を読む上で足場となっていたキャラが、突然理解不能、というか意識の共有が出来ない状態になっているんですからね。
こんなんじゃ読んでいて面白くありませんよ。

敵になる事自体は構わないのですが、それに至るまでの過程、葛藤が描かれないと駄目なのですわ。
悠二なりの結論として「こういう理由で自分は祭礼の蛇に協力する」というのが描かれていればいいのですが、無いですからねぇ。

これは「シャナが聞く」という形ではなく、悠二の視点での描写でそういうのが欲しかった訳です。
そうすれば悠二の考えをよく理解出来、結果としてシャナの敵に回っても楽しめたでしょうから。

しかしそうではないので、どうにも楽しめない。
今の状態は、私にとって作品世界に入るための足場が崩壊した状態であるため凄く辛いのですわ。

一応、シャナ達がいるので作品世界にある程度入ることは出来ますが、やはり一番重要な足場となっていたのは悠二なので、彼の言動に対する共感が出来なくなると、どうにも駄目。
微妙感がかなり出てしまっている訳です。

話の内容にしても、「世界が崩壊するかも知れない」という危機な訳ですが、そんな事より「悠二が元に戻るのか」というか、「悠二の考えを改めさせる事が出来るのか」という方に意識が集中し、ただでさえつまらない戦争描写がどうでもよく感じられてしまっているのですな。

元々この作品は、戦闘よりも恋愛を重視していて、戦闘に勝つことよりも「シャナや吉田さんの悠二に対する想いがどうなるか」の方が重要でしたから、そういった方向へ話が描かれるのも仕方ないのでしょうが、何とも盛り上がりにかけるのですわ。

そもそも悠二が何故ああなってしまったのかが描かれていないので、悠二に関する問題にしてもイマイチ盛り上がれないですし。
ゆえに作品全体が「余計な描写が多くて、重要な要素の描写が物足りない」という状態になっている訳です。

だからどうにも面白くない。
先の展開に対するワクワク感も無くなり、全体として凄く微妙な感じになってしまっている訳ですわ。

他の読者はどう感じているのか分かりませんが、私的にはかなり読む気力が減ったので、読み続けるのはここまでってところですかね。
せっかく面白い作品だったのに、何とも残念でありますわ。

shibachi1 at 11:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年09月03日

灼眼のシャナ 14巻まで読了


灼眼のシャナ〈14〉

取り合えずアニメ化された巻まで読みました。

驚いたのは、第一期のアニメ版に対する不満があまり起きなかったということ。

普通だと「原作だとこうなのに、アニメ版だとそれを描いていない」みたいのがあるのですが、それがほとんど無かったのですよ。
いや、厳密に言えばかなりあるのですが、気にならなかったというか。

まあ、ここら辺はアニメ版を観てから大分経つので忘れているだけなのかも知れませんが、もし改めて観たとしても感じなさそうな気がするんですよね。

それは何故なのかというと、原作にあってアニメ版に無い部分ってのが、脇役の描写だからです。
原作では佐藤や田中などの脇役の描写が多く、下手をするとそちらの方が重要な感じで描かれていたりしますから。

そういうのって、こうした非日常が舞台の作品ではメインではなく、無くても大丈夫だったりするので、アニメ版で描かれていなくても平気だったのでしょう。
「これは描くべき」みたいな要素ではないので、無くても不満に感じない訳ですわ。

アニメ版は戦闘中心って感じでしたからね。
シャナ・悠二の関係と、戦闘をメインに描いていましたから。

逆に原作では脇役キャラの描写が多すぎて、メインであるはずの戦闘がついでのように感じられたエピソードもあったので、非日常な話が好きな私としては、アニメ版の方がいい感じがしちゃったりしましたわ(笑)

そこら辺から原作は、日常の、キャラ同士の人間関係の描写がメインに感じられ、何というか全体的に女性の描く作品の印象を受けました。
作者さんの性別は知りませんが、作品の雰囲気として女性的な感じがしたのですよ。
女性が描く戦闘モノだと、戦闘より人間関係がメインになる事が多いので、そういった印象を持ったのですな。

特に恋愛に関して細かく描かれているのもそれを思わせましたね。
しかも主人公である悠二の恋愛描写ではなく、シャナと吉田さんそれぞれの恋愛描写なのが、男向けというより女性向けな印象を感じさせたのですわ。

「二人の女性に好かれて困る男」ではなく、「一人の男を巡って争う二人の女性」という感じなのですよ。
実際恋愛描写的にはシャナと吉田さんの方が多く、悠二は凄く少なかったですし。

悠二が「自分はシャナと吉田さんをどう想っているのか」みたいに思い悩み、その事で起きるエピソードというのは少なく、逆にシャナと吉田さんが「自分は悠二(坂井くん)が好き。この想いをどうしよう」みたいに思い悩み、その事で起きるエピソードの方が多かったですから。

そこら辺でこの作品の恋愛の主体が女性側にあり、そういう部分が何とも女性の描く作品的に思えた訳です。

普通はこういう設定の作品だと、紅世の徒との戦いがメインになると思うのですが、この作品はそれよりも恋愛の方がメインになっている感じなんですよね。

話の設定上は非日常がメインのはずなんだけど、実際は日常における思春期の少年少女の想いをメインに描いている感じがするのですわ。
「紅世の徒をどう倒すか」より、「キャラ達の恋愛・友情模様」の方が強く印象に残る感じなのです。

佐藤と田中の友情描写にしても、比重がかなり重く、一方で主人公である悠二には深い意味での友情話が無い。

本来悠二には池という友人がいる訳ですが、彼は紅世関係の話からは除外されてしまっているので、悠二は紅世関係の事では誰かに悩みを聞いてもらったり、叱咤激励してもらうような事が出来ず、友情が描けていない訳ですわ。

つまり恋愛でも友情でも、悠二は主体的な描き方がされていない訳です。

恋愛ではシャナと吉田さんに迫られ、友情では佐藤と田中の仲の良さを見守っている、という感じで、何とも受動的な立場になっているのですな。

恋愛面ではシャナ・吉田さんに敵わず、友情面では佐藤・田中に敵わないという事で、主人公としては実に影が薄い訳です。
目立つのは戦闘での助言場面のみですかねぇ(笑)

普通の作品だと、主人公の恋愛や友情に関する想いが中心に描かれると思うのですが、この作品はヒロインと脇役の想いの方が中心に描かれているのですわ。
結局悠二は一人で悶々としているだけなので、人間関係の描写としては広がりが無いんですよね。

そこら辺がこの作品において私が感じた微妙感ですか。
読んでいると凄く面白いんだけど、イマイチどこか引いて見ているような感じがあるのですよ。

それはやはり主人公の悠二に深く感情移入出来ていないからでしょう。
何かあった時に悠二が何を思い、どう行動していくのか。
そういった内面に関する描写が少ないために、悠二という人間があまり掴めていないのですわ。

ゆえに悠二視点ではなく、他のキャラ視点でこの作品を把握する事になるので、何となく微妙感がある訳です。

そこら辺がこの作品におけるネックですかね。
私は主人公に感情移入して作品を楽しむので、主人公の内面を掴めない感じだと、どうにも素直に楽しめないんですよ。
話自体は面白いので、そこがちょっと残念でした(笑)

それから私は非日常の話が好きなので、日常の話がメインになっている作りも微妙でしたね。
話的には非日常の部分も多く描かれてはいるのですが、比重的には日常部分の方が重い感じがしましたから。
紅世の徒との戦いより、恋愛・友情に関するキャラ達の想いの描写の方が重く感じられたのですわ。

そこら辺で話の盛り上がり、つまり紅世関係の話がメインになるまで時間がかかるというか、ワクワクする展開までの助走が長い感じがしたのが微妙な訳です。
まあ、そうであっても面白いんですけどね(笑)

てな感じで、14巻まで一気に読んだ感想を書いてみました。

実に読みやすくて内容も面白いので、ポンポン読めちゃいましたよ。
こういうのがライトノベルの良さですよねぇ。
この後の巻からは、アニメ版で観ていない知らない話になるので楽しみです。

っていうか、アニメ版のラストの後が、原作ではとんでもない事になっていたので、あれがどうなるのか楽しみですわ。
悠二はどうなっちゃうんですかねぇ。

ちなみに原作を読んで驚いた点として、シャナたんの容姿年齢があります。
何やら見た目十一、二歳だったんですね。

まあ、アニメ版でもそうでしたけど、それはアニメだからだと思ってましたから。
「作品世界の人間からすると十六歳に見えるけど、視聴者的には十一、二歳に見える容姿」ってのがありますんで。

しかしシャナたんの場合はそうではなく、「作品世界の人間から見ても十一、二歳に見える」という事みたいですから、そんな相手に惚れた悠二はロリコンだなぁ、と。

十一、二歳に本気で惚れるって・・・
かなりキてますぜ(笑)

いやいや待てよ。
原作だと悠二って、始めはシャナたんを恋愛対象として見てなかったんですよね。
それが周りに色々言われている内にその気になって、恋愛対象として意識し出した訳です。

つまり、見た目小学生だから恋愛的な意識を持っていなかったのに、周りが騒いだせいで意識してしまったというオチ?

後天的ロリコンという事か・・・(笑)

shibachi1 at 14:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年07月30日

デュラララ!! 1〜6巻


デュラララ!!

「バッカーノ!」の作者さんの作品って事で読んだのですが・・・

何か微妙。

読んでいるとグイグイ引き込まれて、ドンドン先を読んでしまう魅力があるので、「さすがだなぁ」と思いつつ読むのですが、どうにも「凄く好き」みたいな感じにはなれないのですよ。

何でだろうと思って気づいたのは、キャラの性格が駄目という事。

メインキャラの多くが腹黒で、何かを隠して生きている感じで、見せている感情が演技のように思えてしまうのが嫌なのですな。

「バッカーノ!」の場合は、そういう事をしているキャラは少なくて、居てもさほど嫌な感じがしない見せ方になっているのですが、この作品の場合は何か嫌な感じになっているのですよ。

「表面的には普通なんだけど、実は悪意を抱いている」みたいなキャラが多いのですわ。
そういう意味で「バッカーノ!」と逆ですね。

あっちは出てくる人間は犯罪者ばかりだけど、悪意は抱いていないように見えますから。
明るく楽しく犯罪行為をしている感じ?

だから悪い事をしていても爽快感があって、嫌な印象が無い訳ですわ。
社会的には良くない事だけど、物語の登場人物としては実に楽しい訳です。

キャラ同士の繋がりも熱いですしね。
友情・愛情などの人の温かみが強い作品ですから。

ところが「デュラララ!!」の場合はそれがあまり感じられない。
どちらかと言えば、裏切りと隠し事、腹黒で人を利用して上手くやろうとする人間が多い印象があるのですわ。

簡単に言えば信用出来る人間が少ないって事かな。
友達にしたいと思える人間が少ない感じ?

私は友達にしたくなるキャラが多いほど好きになるので、この作品はそういう意味で微妙な訳です。

話は面白いんだけど、キャラがどうも好きになれない。
一応好きなキャラが何人かいるので、彼らのおかげで読めてますが、彼らが居なければ読まなくなってるでしょう。

ちなみに私が気に入っているキャラは、セルティと静雄ですか。

二人とも正直者で良いです(笑)
愛もあるしね。

というか暗く歪んでない人間って事かなぁ。
この作品は精神が暗く歪んだ人間が多いですから。
そこら辺が駄目な理由なのかも。

まあ、話自体は面白いので、上記の二人の活躍を楽しみに読む事にしてますが。

んでこの作品が今度アニメ化されるという事で驚きましたです。

セルティはどうするんですかねぇ。
喋れないんですけど(笑)

「しおんの王」で「喋れない主人公」というのはやってましたが、あれは主人公が相手に意志を伝えるシーンが少なかったからなぁ。
原作自体もそういう風に作られてましたし。

でもセルティの場合はそういう行為が多いですから、そこら辺をどうするのか。

相手に確認させる感じで「え? ○○だって?」みたいに言わせれば大丈夫かな?
それか文字を出して、それをセルティが心の声で喋るとか。

何にせよアニメの表現としては大変そうです。

個人的には「バッカーノ!」と同じ製作会社で監督で構成なので期待してます。
取り合えずセルティの活躍と、静雄の暴れぶりを楽しみにアニメは観たいと思いますわ。

shibachi1 at 09:34|PermalinkComments(8)TrackBack(0)

2009年07月21日

灼眼のシャナ 原作1巻とアニメ版


灼眼のシャナ

シャナティックオーガニゼーションっ!

何かアニメ版第1話の感想を見たら書いてあったので、久々に書いてみました(笑)

特に意味はありません。
単に気合いを入れているだけです(笑)

んで原作1巻なんですが、大分前に買っておいたのをようやく読んだのですわ。

いや、アニメ版と内容が同じなんで、買ったはいいけど何か読む気が起きなかったのですよ。
それを今回ちょっと読んでみた次第。

そしたら面白いじゃないですか。
何か出来がいいじゃないですか。
さすが人気作だけの事はありますわ。

というか、アニメ版って原作2巻の内容を混ぜて作られていたんですね。
その様な大きな変更をしていたとは驚きです。

個人的には原作の「シャナたん一人で頑張っている」って感じの方が緊迫感が強いのと、それを手助けする事で悠二との関係が深くなったように思えるので、アニメ版は原作の良さが落ちているように思えましたわ。

特に悠二の見せ方が違うんですよねぇ。

アニメ版だとウザさが目立つ役立たずな感じが強いので、たまに活躍しても何か素直に喜べない(笑)のですが、原作だと実に良い。
戦闘が出来ない人間なりに頭を使って色々やっているのが、頭脳戦好きな私好みでしたんで。

こういう部分を何でアニメ版は変更しちゃったのかなぁ。
アニメ版の悠二は、情けないだけのキャラの印象が強いですからね。
「特に凄い訳でもないけど、優しい事だけで女の子にモテる」という典型的なモテアニメの主人公っぽくなってましたんで。

おそらくその方がアニメ的にいいと判断したんでしょうな。
でも私は微妙なんですよねぇ。
いわゆるアニメ的なキャラ設定ってあまり好きじゃないので。

キャラ設定と言えば、佐藤が全然違う人間になってて吹きました。
何この普通に楽しい友人キャラは(笑)

アニメ版だと、ちょっと不良入った近寄りがたい兄さんだったですからねぇ。
それが普通になってるなり・・・

これもアニメ版独自の味付けなのかなぁ。
何か微妙です。

取り合えず1巻が面白かったので2巻以降も読みますわ。
っていうか、22巻も出てたんですな。

んでアニメ第一期は、9巻までの内容をやっているという・・・
やりすぎだ・・・

これって半分くらいで良かったんじゃないかなぁ。
まあ、原作をごちゃ混ぜにしているから出来た事でもあるんでしょうけど。

取り合えず改めて思ったのは、「原作を変えないでアニメ化してくれる方が私は嬉しいな」という事でありました。

shibachi1 at 14:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年01月08日

京極堂シリーズ 届く


魍魎の匣―文庫版

昨日帰ったら、注文していた京極堂シリーズが届いておりました。

うん、早いねAmazon。
一日で届くとは凄いぞ。
これじゃ「お急ぎ便」なんか意味ないじゃん。

何やら「Amazonの配送は遅い」という意見がネットで多いのでフォローしておきました(笑)

私は遅かった経験ってあまり無いんですよねぇ。
Amazonの倉庫から近いからかしらん。

んでシリーズ全巻を並べてみると、何とも分厚いので苦笑(笑)
そしてこれをこれから読むのだと思うと嬉しくなりましたわ。
すでにこのシリーズが面白いのは分かっているので、読む量が多いのが嬉しいのですな。

よく「巻数が多いから読む気が起きない」なんて人がいますが、私は逆に読む気が上がる、というか嬉しくなるのですよ。
何故ならそれだけ楽しめる時間が長くなりますからね。

つまらない作品を沢山読むのは苦痛ですが、面白い作品ならどんなに多くなっても良いのですな。
だから1冊で終わる作品より、シリーズになっている作品の方が好きだったりします。

そういう感じで、これから読むのを楽しみにしておるのですわ。
今度の連休は京極堂シリーズを読んで過ごす予定です。

ただ一日中本を読んでると疲れるんですよねぇ。
体も目も死ぬのですな(笑)
それだけが大変でありますよ。

shibachi1 at 11:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年01月06日

京極堂シリーズ 読書中


文庫版 姑獲鳥の夏

取り合えず昨日で「絡新婦の理」まで読み終わったので、買っていない分を注文しました。

今は文庫版も出てますが、敢えて新書版です。
今まで新書版で買ってたし、新作が出たら新書版になるから揃えたいと思ったのですな。

んで私が持っているのは「塗仏の宴」までなんですが、何故そこまでかと言えば、その後なかなか新作が出なかったからなんですよね。

調べてみたら、次の「陰摩羅鬼の瑕」が出たのは5年後ですからねぇ。
そりゃ買うのも忘れるわ。
というか、その頃は読む気力が無くなってたしなぁ。

このシリーズって、過去作品の登場人物がちょこちょこ出たり話題に上ったりするので、忘れちゃうと辛いんですよ。
今回私は連続して読んでいたから平気だったけど、以前は「あれ? どんな人だっけ?」となってましたし(笑)

んで連続して読んでても、「絡新婦の理」に「魍魎の匣」に出てた頼子の母親の名前が出た時は一瞬止まりましたからねぇ。
普通忘れてるって、そんな脇役・・・

まあ、過去作品の登場人物が絡む事自体は好きなんでいいんですけどね。
ただ忘れちゃうのが辛いってだけで。

というか、レギュラー化してるのが男ばかりなのは何とかなりませんかのぉ。
ゲストキャラだと女性は多いけど、レギュラーは男ばかりですからねぇ。
唯一あっちゃんがレギュラーですが、それ以外は野郎ばかり・・・

これは萌えとして実に寂しい事です。
今後もうちょっとそこら辺を何とかして欲しいですわ。

せっかく女子中学生は沢山出てるんだから、少しくらいレギュラー化してもいいじゃないですか。
京極堂を師匠と慕う女子中学生とか出たらいい感じ?(笑)
そういう女の子の登場に期待ですな。

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2009年01月02日

戯言シリーズ 読了


クビキリサイクル
青色サヴァンと戯言遣い


「クビキリサイクル」から「ネコソギラジカル」までの全巻を読み返したです。

いや〜〜、面白かったですね。

キャラ物の作品としては実によく出来ていると思いますわ。
印象に残るキャラ設定と、面白い喋り・見せ方で惹き付けるのが上手い上手い。

世界設定的にも、話と直接関係ない単語をやたらと出したりして、そういうのが好きな人にはたまらないでしょうしね。
話の展開的にも楽しませる要素が多いので、物語としても面白かったですわ。

ただ「ヒトクイマジカル」辺りから微妙になってましたけど。

理由は簡単で、暴力的な話がメインになったせいですね。
この作品の主人公は言葉で活躍するのに、暴力が話のメインになったら影が薄くなるのは当然ですから。

んで暴力においては主人公よりも主人公な存在が居るとなれば、もうお終いですよ。
主人公としては死んだも同然ですな(笑)
私は主人公が活躍しないのはつまらないので、そういう点でちょっと残念なオチでありました。

何でああいう方向にしちゃったのかなぁ。
途中までは暴力がメインになっててもいいと思うんですよ。
でも最後はちゃんと戯言で締めて欲しかった。

何というか主人公が何もしなくても終わった感じだったので、物足り感が強いですわ。
というか、敵が敵じゃなくなってたしなぁ。
それじゃ物足りないっす。

誰かが「最後がスクライドみたい」と言ってたけど、あの作品が主人公と準主人公の殴り合いだったのに比べ、この作品は主人公とラスボスが解説役になってたからねぇ(笑)
物語としては微妙でしょう。

それで一番微妙だったのが、「世界の終わり」ってのをどうやって起こすのか分からなかったので、この狐さんの目的に対して謎だった点ですか。
敵の最終目的のやり方が分からなければ、現実感が無くて盛り上がれないですからね。

口で「世界を終わらせる」と言うだけじゃ、それこそ中2病の戯言ですよ。
狐さんは単なる変人収集家にしか思えないですわ(笑)

取り敢えず個体として究極と言える存在を作ってはいましたけど、あの程度の力じゃ世界を終わらせるのは無理でしょうし。
それこそドラゴンボールの終盤並の破壊力が無いと(笑)

哀川さん達はせいぜい二回目の天下一武道会の悟空レベルでしょうからね。
それじゃ世界は終わらせられないですよ。
せめてスーパーサイヤ人くらいにはなって欲しいところですわ。

って、ミステリーだった作品で語る内容じゃないよな(笑)
ホントこの作品ほど途中で路線変更した作品は無いと思いますわ。

いや、少年漫画のノリで書いているとすればそうでもないか。
ジャンプの漫画ってそういうの多いし。
ドラゴンボールだって最初はギャグ漫画だったしね。
そういう意味では別にいいのかな?(笑)

んでキャラ的には色々魅力的な人物がいる訳ですが、私的に一番の注目は崩子ちゃんですか。

「ロリコンだから」というのは置いといて(笑)ああいう性格のお嬢さんって好きなんですよ。
真面目で一生懸命、無口系でちょっとツンデレ入ってるのがたまりませんわ。
「ネコソギラジカル」での言動は、もう「崩子ちゃん万歳」って感じですし。
可愛くてたまらないっす。

何と言っても「奴隷」ってのが(笑)
十三歳の美少女が奴隷になるなんて最高ですわ。
直接的な性交渉が出来ないにせよ、間接的なら良い訳ですからね(おぃ)
うむ、興奮するぜ。

某同人誌でそこら辺に拘るネタをやっていて、「触るくらいいいじゃないか」とか言って嫌われる様子があって面白かったです。
確かに七年待つのは辛いからねぇ(笑)

ちなみにもしアニメ化するとしたら、同じ名前って事でほーちゃんに声をやってもらいたいです。
ほーちゃんのロリキャラは可愛いですからのぉ。

んで萌え要素以外で好きなのは、やっぱりいーちゃんかな。
私は頭が良くて言葉で相手を負かすキャラって好きなんで。

というか、そもそも主人公が好きじゃなきゃこんなに読まないですからね(笑)
何気にモテモテなのも良い点ですな。

そうしたモテ状態の中で最終的にいーちゃんが選んだのが玖渚、というか最初から決まっていたのか分かりませんが、この二人の関係については微妙感が強いですね。

何故なら二人とも謎が多いし、過去に起きた二人の出来事が具体的に分からず、互いが互いをどう想っているのかも伝わってこない。
言葉では何度も「好き」を繰り返していたけど、この二人に限ってはそれが本当か分からないですからね。

んで終盤に確実に別れたと想わせるエピソードを描いておいて、その修復の描写無く関係が回復している。
これは駄目駄目でしょう。
少女漫画なら読者から文句が来ますよ。

だって別れた二人がよく分からないうちにまたくっついて、そんで「幸せにやってます」って感じで終わってる訳ですから。
関係を修復する部分が一番盛り上がるところなのに省略されてるんですからね。

本来なら最後に描くべきは玖渚との対決でしょう。
それこそがいーちゃんにとって最大の課題だと思えるし、「クビキリサイクル」から描かれ続けた二人のあやふやな関係の決着となって、作品的にも終わる事になると思いますから。

その最も重要な対決を描かず、ある意味どうでもいい哀川さん達の殴り合いだけを描いて終わっちゃったのは消化不良でしたわ。

ま、そういった感じで終盤は不満な部分が多いですが、全体的というかキャラ物としては面白かったです。
やはりキャラが生き生きしている作品ってのは読んでて面白いですからね。
エピローグの続きを読みたくなるのも、やはりそれだけキャラに愛着が湧いたからでしょうし。

というか、成長した崩子ちゃんの姿が見たいなり〜〜。
十七歳〜〜。
制服姿〜〜。
うぉ〜〜。

それだけが心残りな作品でありました(駄目なオチ)

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2008年11月21日

BL小説、書庫行き その2


魔界水滸伝〈7〉

昨日書いた記事に、この事件に関して調べている方のブログからTBがありました。

それを色々読んでみたら、どうやら5,500冊というのはBL限定ではなく、元々書庫行きされていた作品も含めているみたいです。

う〜〜ん、それが事実なら「報道ってのはかなり歪められているのだなぁ」と改めて思いましたね。
あの記事の書き方だと、BL小説が5,500冊あったみたいに取れますから。

実際は普通の小説で男同士の恋愛描写がある作品とか、そうですらない作品も含まれているとなれば、ホント駄目駄目でしょう。
マスコミは信用できませんな。

ちなみに事件を調べている方のブログに書庫に入れられている小説のリストの写真があったのですが、そこにありましたよ「炎の蜃気楼」が。

やはり、というか、あれも入れられちゃってるんですねぇ。
ちょっとショックかも。

そして我らが栗本薫御大の作品もあったりして。
有名な「終わりのないラブソング」が〜〜。

まあ、栗本さんはBLの大御所ですからね。
入れられていても当然かも知れませんが(笑)

だけどこうなると、「制限理由はエロ表現」って感じじゃない気がしますな。
エロ表現がメインになっている様な作品はともかく、単に恋愛表現の一種として同性愛を描いている様な作品まで制限してるみたいですからねぇ。

それって何か偏見から来る性差別に思えてくるなぁ。
「子供に対する悪影響」ってのは、「同性愛が悪影響」って事ですかね。

わたしゃ同性愛作品に触れるのは別に悪影響だと思わないのですが、そう考える人が図書館関係者にはいるんでしょうな。
表現の自由を守るべき図書館としては微妙な事ですわ。

そもそも「一般書棚に置かない」というのは、本に触れる機会を奪っているという点でかなり問題なんですよね。
「請求があれば書庫から貸し出す」とはしているけど、そんなの知らない人もいる訳ですし。
やはり誰でも見られる書棚にあってこそ、作品との出会いの確率というのは高まるものでしょう。

これは何か性差別的な意識に基づく、書籍の準排斥行為とも言えるんじゃないかなぁ。
何か怖くなってきたなり。

もし女性の同性愛も対象になったら、「マリア様がみてる」なんかも危ないんじゃないですかね。
あれってキスシーンがあった気がしたんで。
無かったでしたっけ?

まあ、性描写が無くても同性愛表現自体を否定する考えであれば、確実に制限を受けるでしょう。
あの小説って「男と恋愛するより、女性同士で恋愛する方が幸せ」みたいな雰囲気がありますし。

っていうか、ホモ宣言している男が出ていたからその時点でアウトですか。
それともホモが出ているくらいならOKなのかなぁ。
ホモっぽい描写もあったかどうだか。

そういう意味で、少女小説の世界には同性愛的な雰囲気を持つ作品って多いと思うので、同性愛のみを基準に制限したらかなりの数の作品が制限対象になるんじゃないかと。

って、すでに5,500冊という膨大な数になっている訳ですけど。
そう考えると恐ろしい事だなぁ。
ホントこの制限って何を基準にしたのか怪しすぎますわ。

そういや私の好きな「魔界水滸伝」にもホモ描写(ベッドシーン有り)があったけど、あれも書庫行きになっているのかしらん。

というか、表紙や挿絵にグログロな妖怪やらクトゥルフを描いている点で、書庫行きかも知れませんな。
そういう要素も「子供に悪影響」があると判断出来そうですし。
永井豪先生の絵が怖いからいけないのねん(笑)

その3へ続く。

shibachi1 at 10:41|PermalinkComments(7)TrackBack(0)

2008年11月20日

BL小説、書庫行き


炎の蜃気楼(ミラージュ)

BL小説が図書館から制限を受けたそうで。

これって要は「男同士のあからさまな性描写」が問題な訳でしょ?
プラトニックな同性愛作品や、抽象的な性描写しかない同性愛作品が問題なんじゃないんでしょ?
男で言えば「フランス書院の小説は書庫行き」みたいなもんでしょ?
「BL小説」って「エロ小説」の事なんでしょ?

BL小説って読んだことないから知らないけど・・・
違ってたらスミマセン。

まあ、あからさまな性描写がポイントだったとしても、差別するのは良くないですね。
何があからさまであるかは人によって違う訳で、それを判断するのは難しいですし。

というか、これって「子供に対する悪影響」を理由にしてるけど、要は意見を述べた当人が気に食わないから無くしたいだけでしょう。

子供は馬鹿じゃありませんからね、エロいものには自分で気づいてますよ。
そして気づいても手を出す場合はすでにエロに染まっている訳で、もう手遅れです(笑)

まあ、そうでない純真な子供を守るって趣旨があるんでしょうが、そうした子供であれば、やばそうなシーンになったら読むのを止めるんじゃないかなぁ。

私だったら、同性愛のベッドシーンが出てきたら「うげっ」と思って止めますから。
以前ジョジョの同人誌を買ったら、承太郎と仗助のベッドシーンがあってそうなりましたんで(笑)
まあ、興味があったので気を取り直して何とか読みましたけど(読んでるじゃん)

そういう感じで「読んでしまったら悪影響が起きるからそれを防ぐ」というのが今回の制限の根拠なんでしょうが、その「悪影響」ってヤツがよく分からないんですよね。

具体的にどういう悪影響があるのか説明が無いですから。
「何となくそうであろう」というレベルでしかないんですよ。
そんなあやふやな基準に基づいて制限するってのは、良くない事なんじゃないかと思いますわ。

というか、これって他の小説でもしてるんですかね?
他の小説でも「子どもに悪影響を与える」かどうかを審査して、書庫へ入れたりしているんでしょうか。
もしBLだけしかしてないとしたら、差別なんじゃないかなぁ。

というか、BL小説自体も全部チェックしたんですかね。
5,500冊もあるみたいですけど。
もし「同じ文庫だから」みたいに一括りで判断したのだとしたら、かなり大雑把だと言えますな。

それにしても5,500冊か・・・

これって「BL小説はあからさまな性描写のある同性愛作品」という認識が世の中に無いから出来た事でしょうね。
BLを知らない人には普通の小説に見えるので、恥ずかしくもなくリクエストできる訳ですよ。

男で言えば「フランス書院の小説が5,500冊」みたいなもんですからねぇ。
そんなの恥ずかしくてリクエスト出来ませんわな。
司書の立場で買うにしても、同僚に知られる事を考えたら普通出来ないでしょうし。
どちらにせよ「これだけの冊数を揃える原因となったヤツは漢だ」となりますな(笑)

そういう意味で5,500冊という数は、BL小説のエロさが世の中に認知されていなかったからこそ出来た偉業(笑)なのではないかと。
BL小説(男で言えばエロ小説)ばかりをリクエストしてくる状態は凄まじすぎますからねぇ。

それとも女性はそこら辺を気にしないのかしらん。
「エロくたっていい作品なんだ」と堂々とリクエストできるのかな?

てな感じでこの記事は、「BL小説 = あからさまな性描写がある」という前提に立って書きましたが、もしほとんどのBL小説がそうでなかった場合、偏見に基づいた内容になっていますので、BL小説ファンの方にお詫びいたします。

まあ、あからさまな性描写が無くても、「同性愛」って部分で個人的には恥ずかしいですが。
男的に言えば百合小説にハマっている様なもんでしょうからねぇ。

たまにならともかく、百合小説ばかりをリクエストする状態ってのは、やっぱり恥ずかしいですわ。

わたしゃ少女漫画を買うのは平気なんですけどね、百合となるとジャンルが限定されますからのぉ。
というか、特定の性癖の主張になる感じがするので恥ずかしいのでありますよ。

ちなみにホモ小説(失礼)というと「炎の蜃気楼」を思い出すんですが、あれはやっぱり書庫行きになったんでしょうか。
コバルト文庫だから一見BL小説には見えないと思うけど。

それともあれにはあかさまな性描写が無いのかな?
古い作品だし。
ちょっと気になったのでありました。

その2へ続く。

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2008年07月09日

泣き虫弱虫諸葛孔明 第弐部


泣き虫弱虫 諸葛孔明
第弐部


ようやく話が動き始めた感じですね。

孔明が劉備の下へ行き、そこから軍師として活躍する・・・
はずなんですが、そこはそれ酒見さんだから違います(笑)

何もしないんですよ。
薬草採りをしているだけで、特に何もしないのですな。

っていうか、劉備がさせないんですよね。
だから仕事が無いという寂しい状態。

ホントこの作品の劉備は何がしたいんだかよく分かりませんわ。
人情に流されて後手後手になっているのでね。
って、それは吉川英治版でもそうだけど。

そういうのが劉備の生き様なんでしょうけど、実に歯がゆいやり方ではありますな。
まあ、逆にそういう人だからみんな惚れるんでしょうけどね。
実際私もその場に居たら「しょうがないなぁ」と思いつつ、助けてあげたくなる感じがしますし。

んで今回は、例の「民衆を連れて曹操から逃げる」話になっているんですけど、ここで活躍するのが張飛な訳ですよ。

これがもう人間じゃねぇ(笑)

何というかとんでもない化け物として描かれているのですな。
しかも人殺しがしたくてしょうがないというヤバイ感じになっているのですわ。

張飛と言えばアル中ですが、この作品だと人殺し中毒といった感じで描かれているので凄いのですよ。
何しろ殺しが出来ないと悲しくなっちゃうんですからねぇ。

その活躍ぶりにしても、何と言うか「北斗の拳」の世界の人間ですな。
ラオウから落ち着きと理性をとっぱらって暴走させている感じ?
とにかく凄まじい殺しぶりなのですよ。
こんな人、現代に居たらはた迷惑なことこの上ないです。

何にせよ、戦場で最も輝いている存在と言えるかも知れません。
変な意味でだけど(笑)

続けて趙雲について。

取り合えずまともなのでホッとしました(笑)
私は趙雲が好きなんでねぇ。
これが張飛みたいにされてたらと思うとゾッとしますよ。

何というかこの作品にしては結構真面目なキャラになっているので、周囲のキャラに対する止め役になっているのが面白いところ。
あまりに暴走キャラばかりだからそうしたんですかねぇ。
私的にはイメージが変わってないので嬉しいですわ。

今回阿斗を抱えて戦場を駆けるエピソードがありましたけど、これまた普通でしたしね。
酒見さんは趙雲に対しては好意的なんじゃろか。
って、いじる気が起きないというだけなのかも知れないけど(笑)

んで劉備の「子龍は一身これ胆なり」の言葉を出して、「体が内蔵で出来ているのか」というツッコミをしたのには笑ったっす。

そんなの気持ち悪いっしょ(笑)
思わず「AKIRA」を思い出したなり。

という感じで、今回は張飛と趙雲の活躍が面白く、また孔明と劉備のコンビも相変わらずで面白く、やはり笑える作品になってました。

この調子で最後までやってくれるといいですねぇ。
凄く時間がかかりそうだけど。

それにしても、エヴァの主題歌は載せて大丈夫なんか?
いきなり普通の台詞の中に、どこかで見たフレーズがズラズラ出てきたんで笑いましたよ(笑)

著作権的にはどうなってるの?
許可取らないとどっかの組織に怒られるよ(笑)

他にも「この○○、ノリノリである」とかいうフレーズもあったりして、実にオタクウケする感じで書かれているんですよね。
だからライトノベル系で出した方が今より売れる気がしますわ。

単行本だと本好きくらいしか読まないでしょうからねぇ。
ホント面白いだけに勿体無いっす。

shibachi1 at 10:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年07月07日

泣き虫弱虫諸葛孔明


泣き虫弱虫諸葛孔明

酒見賢一さんの描く三国志って事で読んでみたのですが・・・

やっぱりまともじゃありませんでした(笑)

取り合えずこの作品を読む前に、一般的な三国志を読む事をお薦めします。
そうしないと魅力が半減しますので。

吉川英治版でも横山光輝版でもいいので、とにかく読みましょう。
そうすると実に楽しくなりますから。
私は中学生の頃に嫌ってほど読んでいたので、それとの違いに凄く笑わせていただきましたよ。

まあ、読まなくても楽しめるとは思いますけどね。
とにかくノリが楽しいので。

でもこれ読んでから吉川英治版を読むと辛いかも(笑)
何しろかなり人物像が違いますから。
そしてその違っている人物描写がとにかく面白いのですわ。

酒見さんの描く三国志は、私の様に小説によって偏見まみれ(笑)になった部分が無いのでいいんですよね。
資料から好き勝手に(笑)想像したとんでもない人物像と、それに対する酒見さんのツッコミがとにかく笑えて良いのですな。

あ、この小説って作者がツッコミ入れるんですよ(笑)
それがまた小気味いいのですな。

んで吉川英治版に慣れた私としては、苦笑する事が何度もありましたわ。
っていうか、苦笑しまくりです(笑)
何でこんなにみんな変人なんだよ〜〜(笑)

まずこの作品の主人公である諸葛孔明。

超絶な奇人変人になってます(笑)
自信家で変な事ばっか言ってるどうしようもないヤツですわ。
それでいて奇妙な魅力があるので主人公としてはバッチリなのですな。

吉川英治版だと、凄く真面目で、自分で何でもしないと気の済まない神経質な人って感じでしたね。
偉いくせにあらゆる事に口出しするんで、仕事の量が凄まじくなって絶対早死にするタイプです(笑)

まさに高度経済成長期の中間管理職に居そうな感じの人なのですわ。
生真面目日本人を強烈にした人ってとこです。

それが奇人変人(笑)

でも酒見さんの注釈を読むと、確かに史実の孔明って奇人変人って感じですからねぇ(信じるな)
何か孔明に対するイメージが変わりましたよ。

他の作品でも孔明を変な人物として描いてたりしますが、そういうのって何か知的な部分と関係なく変な人なので微妙だったんですけど、この作品の場合は知的さに基づく奇人変人なので良いのですな。
基本的に知的な思考なのにどこかズレていて、それが笑えて面白い人物になっているのですよ。

続けて劉備玄徳。

これまた吉川英治版とは程遠いですね。
まさに暴走フーテンの寅さんなんで(笑)

「男はつらいよ」の寅さんのスケールを物凄くアップしたみたいな人物になっているのですよ。
人のために大泣きし、とにかく陽気に暴走する駄目駄目野郎ですわ(笑)

んで寅さん以上にとんでもない魅力があるので、とにかく人には好かれる。
でも能力は無いので、マドンナが他の男に取られるがごとく戦争には勝てないのですな(笑)

1巻はこの二人が出会うまで、つまり三顧の礼までが描かれているんですが、それに至るまでがとにかく面白い。
孔明の嫁取りから玄徳が孔明の家を訪れるエピソードなんかは、非常に笑える楽しいものになってますんで。

歌の連発には笑いましたねぇ。
嫌がらせかよ全く(笑)

三国志好きなら読んで損無し、というか面白いので読まないのは勿体ないです。
まあ、吉川英治的な三国志が好きな場合は止めた方がいいかも知れませんけど(笑)

いや〜〜、まさかこんなに笑える三国志を読めるとは思いませんでしたよ。
酒見さんだから硬っ苦しい文体で書いてあるとばかり思っていたら、現代語がバリバリ出まくり、台詞も現代チックな喋りをしてますんでね。
「ダ〜〜ッハッハッハッ」はウケました(笑)

以前から思ってましたけど、酒見さんって会話が上手いんですよね。
真面目な口調でも面白かったのに、それがくだけているんだからもうたまりませんわ。
酒見賢一作品の中で一番気に入りましたです。

あ、萌えキャラが居ないのだけが残念かな。
今後出る事に期待でありますよ。

shibachi1 at 14:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年07月01日

陋巷に在り


陋巷に在り〈1〉
儒の巻


全13巻を読みました。

いや〜〜、疲れたわ。
さすがに長いっすね。

この作品は中国の有名な思想家、孔子の弟子である顔回を主人公にした物語です。

内容は酒見さんなんで史実かどうかよく分かりませんが(笑)取り合えずホントっぽく書かれているので面白いです。

まあ、私は顔回を中心に読んだので、顔回とあまり関係の無い部分は流して読んでたので頭に入ってませんけど(笑)

取り合えず顔回とヒロインである少女の関係が萌え萌えでしたね。
他はどうでもいい感じ?

最初は近所の悪ガキとして登場し、徐々に女の子らしさを出してきて、顔回に対するラブな様子が読んでいて良かったのですわ。
何というか乙女チックなのですよ。

酒見さんの作品は、こうしたハチャメチャお嬢さんが活躍するので好きですね。
特に中盤以降はメインとして活躍し出すので良かったですわ。

恋のライバルとしてとんでもない姐さんが出てくるんですが、これが顔回にとってのライバルにもなっているのが面白いところ。

一番の強敵に惚れられ、自分も惚れるという何とも言えない歪んだ愛情世界が構築されているのですな。

男の敵では強いのが出てこないんですよね。
顔回はある意味最強状態なので、男は敵にならないのですよ。

ところが女ならではの攻撃にはタジタジで苦しめられる訳ですな。
そういう描き方も面白かったですね。

そういや助けてくれた神様も女だったし、顔回の話って女性関係ばかりだった様な気がする・・・

話的には顔回が何かを成し遂げる感じにはなっていないのですが、人物描写が良いので面白いです。
会話のやり取りとか楽しいですからね。

内容として顔回の人生のちょっとしか描いていない感じなので、続編が出る事に期待ですな。

特にヒロインの少女とどうなるのかそれが非常に楽しみですわ。
結婚しないかのぉ。

shibachi1 at 11:23|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2008年06月24日

後宮小説


後宮小説

昔「雲のように風のように」というタイトルでアニメ化もされた作品です。

わたしゃ原作のタイトルを聞いた時に「よくアニメ化したなぁ」とか思いましたけど、ま、普通な感じになっていたので問題は無かった訳ですが。
一見ジブリ作品に見えるところがお茶目なアニメですね(笑)

んで原作はさぞエロエロなんだろうと読み始めた(駄目な理由)のですが、別に普通の内容でした。
エロシーンなんぞありゃしない(笑)

というか、かなり硬い文体なので、電撃系を読み慣れている人が読むと大変なんじゃないかと思います。

内容的には、架空の中国風の国を舞台に元気少女が後宮で活躍する話ですね。
しかし後宮とは言っても、舞台になっているだけで街中でも構わない状態ではありますが。

取り合えず、架空なのにまるで本当の歴史みたいなノリで書いてあるのが面白いところですか。
歴史に詳しくないと「中国にはこんな人が居たんだ」とか思いそうな気がします。

書き方が歴史小説的で、司馬遼太郎作品みたいな雰囲気があるんですよ。
物語本編にあまり関係ない、うんちく要素が結構書いてあるのがそんな感じですね。

そこら辺が辛い人は読み飛ばし、主人公である銀河の活躍を中心に読めば十分楽しめるのでご安心を(笑)
後宮にいる友人たちは個性があって楽しく、この作品はそれがメインって感じですね。

てな感じで、物語的にはさほど面白味は無いですが、人物描写が良くて面白いです。
銀河を中心にした人間模様を楽しむ作品ですわ。

shibachi1 at 14:45|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2008年06月23日

機動戦士ガンダム ハイ・ストリーマー


機動戦士ガンダム
ハイ・ストリーマー(1)


徳間書店版の「逆襲のシャア」の小説です。

「逆襲のシャアの小説ならこっちの方がいい」みたいな事がどこかのサイトに書いてあったので読んでみました。

確かに角川のと比べて厚みがあるせいか、内容が充実してるんですよね。
映画版の内容に入る前の話で1巻が終わってますし。

取り合えず私的にはアムロの様子が色々見られたので良かったですわ。
映画版だとアムロの考えってあまり分かりませんでしたが、この小説だと描かれているので。

ゆえに「暴力的に改革しようとするシャア」と「平和的に改革しようとするアムロ」という対比が出ていて面白かったです。

言葉の端々に「Zガンダム」関連の内容が出てくるのもファンとしては嬉しいところ。

ブライトとアムロがハヤトの死を悼んだり、一度は仲間だったシャアの事を想ったり、ベルトーチカと別れた理由なんかも描かれていて、人間関係の繋がりが良いのですよ。

あと「百式やZガンダムは危険だから連邦政府によって隠された」なんてのもあって面白かったですわ。
ニュータイプが乗った機体すら危険視されるってんだから苦笑するしか無いですな。

んでアムロがZガンダムに乗りたがる台詞を言ったんで嬉しかったりして。
Zに乗るアムロってのも面白いですからねぇ。

まあ、実現しませんでしたが。
結局アムロはカミーユが乗っていた機体には乗れない運命なのですな(笑)

他の面白ポイントとしては、アムロがプレイボーイ化している点ですか。
同僚に手ぇ出しまくりなのですよ(笑)

取り合えず私的には同僚ではない、民間人の少女であるアリョーナが一番良かったですね。
何しろ若いし(笑)
アムロを頼っている感じが萌え萌えなのですわ。

何より唯一ベッドシーンらしき描写がありましたし。
手を出したのかあやふやでしたが、私的には出した事にしておきます(笑)

だって同じベッドで寝たんだから、プレイボーイ状態のアムロが手を出さないはずが無いですからのぉ。
いかんよアムロ、未成年に手を出しては(笑)

んでこのアリョーナの存在が作品的に結構ポイントになっていて、シャアとアムロの女の子に対する扱いの差が分かるのですわ。

シャアはクェスを平和な生活から兵士にし、アムロはアリョーナをテロリストから平和な生活が出来る様に変えたんで。

両者の精神の有りようや、立場の違いなんかで、同じ様に可愛く感じた女の子の扱いが異なっている訳です。
そこら辺の違いが面白かったですね。

ま、どっちも手を出す感じなのは同じですけど(笑)
アムロは上記の様な事で、シャアはクェスの下着姿宇宙ダイブ(笑)を受け止めてましたから。

っていうか、何でクェスは宇宙ダイブする時、裸だったり下着姿だったり、大佐が喜ぶ様な格好なんですか、富野監督ぅ〜〜(笑)

んで映画版では何故服を着ているのですかぁ〜〜。
裸にして欲しかった〜〜。
うぐぅ。

それからクェスが最後の方まで目立っていたのに比べ、アリョーナは影が薄くなってしまったのが残念でしたね。
まあ、舞台が戦場になるから仕方ないんですけど。

さらに言えば、もっとアムロとのイチャイチャが観たかった〜〜。
私的に「自分の訪れを待っていてくれる女の子」というシチュエーションがツボだったのでねぇ。

だからあのお宅訪問の様子をもっと観たかったのら〜〜。
凄く萌え萌えだったので残念であります。

てな感じで、この作品は私的にアリョーナが全てって感じでしたな。
とにかく可愛らしさがありましたゆえ。

後半になると映画版と内容が同じになってしまうので、話的にも前半の方が良かったですしね。
魅力溢れるアリョーナが良かったですわ。

そういやこれまでのアムロの相手って世話焼きタイプが多かったけど、アリョーナはアムロが世話をするタイプだったってのも面白い点ですね。
ま、それだけアムロがオッサン化したって事かも知れないですけど(笑)

shibachi1 at 13:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年06月16日

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ


機動戦士ガンダム
閃光のハサウェイ〈上〉


この作品は、タイトル通りブライトの息子であるハサウェイが主人公です。

反地球連邦活動に身を投じ、ガンダムに乗って頑張る話ですね。
でも小説なんで、ガンダムでの活躍よりも会話の方が読んでいて面白いです。

取り合えずいきなり美少女が出てくるので嬉しいですわ。
しかも何やら金持ちの愛人をしているという強烈な設定なところに惚れました(笑)

このお嬢さんギギと、連邦の軍人ケネスが絡み、三人の微妙な関係が中心になって話が進んでいくのですな。

何か三人の関係がどうなるかの方が気になって、メインであるはずの反地球連邦活動がどうでもよくなっている印象がありましたね(笑)

描き方的にもおざなりな印象が強かったですし。
何というか、ハサウェイの目的意識を表現するために、取り合えず反地球連邦活動をさせているって感じですか。
だからそこら辺に関してはあまり面白くなかったです。

やはりメインは謎の美少女ギギとの関係ですな。
お互い好きなんだけど恋愛的じゃない雰囲気というか、そうした微妙感がいいんですよね。
ドロドロしてないっていうか、ある種対等的な感じですか。

女性は恋愛状態になると男に引きずられて喜怒哀楽が表現される事が多いですが、この作品はあくまで「自分」を持ちつつ、男に自分を求めさせ、自分も男を求める感じになっていたので良かったですね。

これは富野監督の好きな恋愛像なのかも知れません。
富野作品の男女関係って大抵こういう感じで対等なんで。
女性は男に惚れても一人の人間として立っている感じがするんですよ。

特にこの作品は、ハサウェイ、ギギ、ケネスの三人の微妙な感情の絡みをメインとして描いていたので、そこら辺が顕著に感じられました。
オリジナル作品だから書きたい事に集中して表現したんでしょうな。
そういう意味で面白かったです。

ラストに関してはちょっと予想外だったんで驚きましたが、これもこの作品らしいかな、と思って納得。
寂しい感じがしましたが、良かったんじゃないかと。

ただ気になるのはブライトがどう思ったかですね。
それが知りたいと思いつつも、知りたく無い感じもする微妙さがありますわ。

てな感じで、反地球連邦活動の内容を期待して読むと微妙ですが、人間関係の絡みを楽しむとすれば面白い作品なのではないかと思います。

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2008年06月13日

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン


機動戦士ガンダム
逆襲のシャア
ベルトーチカ・チルドレン


「ガンダムユニコーン」を読んで、ふと「そういや『閃光のハサウェイ』を読んでないや」と思ったので読む事にしたのですが、その前にこちらを先に読む事にしました。

何やらこの作品は映画版とちょっと違っている内容で、「閃光のハサウェイ」はこちらの続きとして書かれているそうなので。

んで実際読み始めてみると、内容的に映画版と特に変化は無いんですが、アムロの恋人がベルトーチカになっていて、内縁的な状態になっているのが大きな違いでしたね。

この内縁的な部分ってのが映画関係者から不評だったそうで、実際御大もそう思ったので止めたとか。

まあ、確かにロボットアニメの主人公が所帯じみてるとカッコ良さが減りますからね。
恋愛もワクワク感が無くなるし。

という理由から、映画版ではあわれベルトーチカはアムロと別れた事にされてしまったのですな(笑)

私としてはベルトーチカって好きなキャラなんでこちらで復活してくれたのは嬉しいですわ。

でも実は昔は嫌いだったんですよベルトーチカ。
何か押しが強くて、アムロにアプローチしてくる姿が凄くウザったかったもんで。
多分当時はそういう事をされるのが自分自身嫌だったんでしょうな。
「ほっといてくれ」って意識が強かった訳ですよ。

ところが大人になって観ると、これが凄くいい女に見えてくるから不思議です。
昔はウザったかった積極性が魅力的に思えるんですよね。
ベルトーチカの言動が可愛く見えるのですよ。

そもそも美人が向こうから寄ってくるってのも嬉しいし、強引にチューまでしてくるんだからそりゃたまりません。
ヒャッホ〜〜イってなもんですわ(馬鹿)

こういうのって、精神的に余裕が出来たから積極性を受け止められる様になったって事なんですかねぇ。
まあ、「好き」と言い寄ってくる美人を嫌うってのが今じゃ考えられないだけなのかも知れませんが(笑)

いやいや、強気の性格も込みで可愛く見えているんですけどね。
ああして男を叱咤する女性って好きですし。

ホント人の趣味ってのは変わるものなのだなぁ、と思いましたわ。

てな感じで、ベルトーチカがヒロインとなっているんで面白いんですけど、作品としてはイマイチでした。
描く内容が多すぎるせいか、1巻で終わらすにはちょっと無理があった感じなんですよ。
展開が早いのですな。
そこら辺が残念でしたわ。

あと場面転換が細かくて、キャラの視点が急に変わるのが辛かったですか。
そこら辺は映画版の流れをそのまま使っちゃったせいなのかも知れません。
アニメだとそういうのは気になりませんからね。

それから細かい部分で良かったのは、富野小説お馴染みの(笑)生々しい台詞や下品な台詞、大胆描写ですね。

特にクェスの裸ぁ〜〜。
宇宙に羽ばたく少女の裸体〜〜。

いや〜〜、脳内ビジュアルで楽しませていただきましたよ。
大佐もきっと満足しておられるに違いない。
何しろ少女の生の胸に触れてたし〜〜(笑)

というか、映画版で実現してたら変な意味で話題になったでしょうな(笑)

そういやクェスも結構可愛く見えているんですよねぇ。
昔観た時はウザくて嫌いだったんですが、今はそれを受け入れられる感じなのですよ。
やはり余裕が出来たって事なのかなぁ。

って、よく考えたらどっちも川村万梨阿さんじゃん。
う〜〜む、微妙だ(笑)

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2008年06月06日

「女皇の帝国 内親王那子様の聖戦」読了


女皇の帝国
内親王那子様の聖戦


第二次大戦付近の時代で、日本のお姫様が活躍する物語。

そう思って読み始めました。

ところがどっこい、こいつが違った。

一応お姫様である那子様も活躍するのですが、そのシーンが少ないんですよ。
「登場人物の中の一人」ってレベルでしかないのですな。
主人公という感じじゃないのです。

この作品はそうした描き方をしているので、お姫様中心の爽快物語だと思っているとガッカリします。
私はガッカリしました(笑)

要は普通の戦記物にお姫様の要素を加えた感じですかね。
お姫様がメインっていうより、戦記の部分がメインな訳です。

私は別に戦記物は嫌いじゃないのですが、視点がちょこちょこ変わるのって苦手なんて、この作品はちょっと辛かったですわ。
描く事が多いせいか、やたらと場面転換が多かったのですよ。

それに最大の悲しいポイントとしては、那子様の可愛さ、カリスマ性があまり描かれていない点ですか。
出てくる登場人物が、みんなして那子様を好ましく感じている台詞を言うんですけど、それが読んでいる側には伝わって来ないのですよ。
「その人物がそう思った」ってだけで、読んでいる私には感じられないというか。

これって那子様が記号的にしか描かれていないのでそうなるんでしょうね。
視点の変化が激しいため、人物として描く機会が少なくなり、その結果「みんなに慕われる那子様」という記号として見せる状態になっているのだと思います。

それは別に悪くないんですけど、私としてはもっと那子様の活躍が描かれ、登場人物達が那子様に惹かれるのと同じ様に、読んでいる私も那子様に惹かれる状態になりたかったので残念だった訳です。

とはいえ、これは私個人の趣味の問題であって、この作品の出来が悪いという事ではありません。
戦記物としては上手く出来ていると思いますんで。
単にドンパチやっているだけでなく、政治的な駆け引きなんかもあって面白かったですしね。

ただそれを那子様がやってくれないから物足りないんですよねぇ。
他の人間がやっちゃうからのぉ。

まあ、そういう意味ではリアルな訳ですけど、私としては那子様の活躍が見たかったので残念だったのであります。

それから戦記物の要素として、「現実で日本がアメリカにした行為をソ連にやらせ、それを批判する日本人」という描き方は微妙だったかなぁ。
何だか他人に罪をなすりつけている感覚が起きちゃうので。

これに関しては、「新しく作戦を考えて、それをソ連にやらせて批判する」って形にした方が楽しく読めたと思えますわ。
そこら辺でちょっと引いちゃいましたね。

てな感じで微妙な部分もあるのですが、それなりには楽しめましたです。
主人公の視点で読むのが好きな私には合いませんでしたが、戦記物が好きな人には面白いのではないかと思います。

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2008年06月04日

売上ランキングで本を選ぶ人たち&e-honについて


このライトノベルが
すごい!2008


最近は売上ランキングで本を選ぶ人が増加しているそうな(情報元:異常感想注意報さん)

う〜〜ん、それって読んでて面白いんですかねぇ。
私は本好きですけど、興味無いジャンルは読みたいと思わないですし、内容が好みに合わなきゃ面白く無いんで、「ランキングで上位だから」みたいな理由で本は選ばないですわ。

自分の好みと合わない本なんか読んでる時間があったらアニメ観ますし。

あ、もしかして他の趣味が無くて、取り合えず時間を潰すために読む様な人がランキングで選ぶのかな?
ランキングで上位なら無難な内容だろうし、読んでおけば会話のネタにも使えるってところですかね。

要は流行り物を追いかける感覚と同じなのかなぁ。
でもそんなんで読んでるってのも微妙だのぉ。

まあ、全然本を読まないよりはマシだけど、読むのなら自分に合った作品にした方が楽しめると思うんですよね。

それとも選ぶ手間が嫌なのかな?
その気持ちは分かりますね。
私も好みに合う作品を探すのって面倒なんで。

最近は本の感想を書いているブログなんかを参考にしているんでかなり楽になりましたが、そういうのが無いとホント好みに合う作品を探すのは大変ですから。

以前は本屋で一冊一冊手にとって中身を確認していた訳ですが、最近それが出来なくなってるんですよねぇ。
小説ってあまり置かれなくなってるんで。
特に私の好きな非日常的な内容の作品って凄く少ない訳ですよ。

ネットで「お、面白そうじゃん」なんて思っても、近所の本屋じゃ置いてなかったりしますし。
あったとしても、売れなければすぐに店頭から消えるんで、連続物だと最新刊しかなかったりしますしね。

そういう事があるんで、最近は本を買うのは通販になっちゃってますな。
見つけた瞬間に注文できるので便利ですから。

でもそうすると「近所の本屋の売上が伸びずに潰れちゃう」なんて事がありそうなんで怖いんですよね。
ホント最近本屋ってよく潰れますから。

それは非常に悲しいので、「出来るだけ本屋で注文して買った方がいいかな」なんて思ったりする訳ですわ。

でも店頭で注文するのって面倒なんですよねぇ。
手続きに時間かかるし。

そこで思い出したのが、e-honというサイト。

この通販サイトは、注文した本が加盟している本屋に届くシステムなんですよ。
つまり店頭で注文するのと同じな訳です。
金の支払いも店で行うので、これなら本屋の売上に繋がるんじゃないかと思ったのですわ。

それと買う時に、本に挟まっている「売上カード」を抜いて処理するんで、今後本屋が同じシリーズの本をあらかじめ入れてくれたりするんじゃないかと淡い期待も持ったりしてます。
最初から本屋に置かれるのが一番ですからね。

あと送料がかからないので、一冊しか買わない時なんかは特に便利ですわ。
本の通販で一番困るのが、値段が安くて送料無しにならないって部分ですから。

そういう意味でこの通販サイトは良い訳です。
通販だと付きものの包装の処理も不要なんで楽でいいですしね。

てな感じで、私の最近の本の買い方としては、「ネットで面白そうな作品をチェック → e-honで注文 → 本屋で購入」って感じになってますわ。

問屋がやっているサイトなので、在庫があれば即発送してくれるので結構早いですね。
ただ土日を挟むとちょっと遅かったですな。
そこだけマイナスポイントですか。

そうそう、このサイトには「自分の好きな作家や作品を登録しておくと、新刊の発売日をメールで知らせてくれる」なんてシステムもあるんでお薦めです。

マイナーな本なんかは、発売したのに気がつかない事があるんでありがたいですわ。
昨日も早速「超人ロック」の最新刊の発売メールが届きましたですよ。

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2008年05月29日

白貌の伝道師 読了


白貌の伝道師

虚淵玄さんのオリジナル小説って事で読んでみました。

最初は普通のファンタジーっぽいなぁ、という印象だったんですが、途中から何やら血なまぐさい感じになっていって・・・

最後には「おおぃっ、いいのかこれっ?」という感じでした(笑)

とにかく残虐の嵐。
「世の中いい人のフリして悪い事をする人がいるんです」の手本みたいなノリ?(笑)

いや、まあ、それは被害に遭った側の理屈で、被害に遭わす側は正当な行為になっているんで別に良い訳ですが。

という感じで、かなり普通の正義の感覚と違う作品なんで、倫理観や道徳観に対する度量が広い人じゃないと面白くないかも知れないです。

私は取り合えず「ひでぇなぁ。でもまあ面白いからいいや」って感じでした。

何より女の子がメインになっているので、それが救いになってますね。
あの子がいなきゃ読むのが辛くなっていたかも知れません。
やはり萌え分は必要ですよ。
そういう意味で虚淵さんは私の趣味に合うのでありますわ。

ラストの後、主人公と女の子がどうなっていくのか気になるので、続編を読んでみたいですねぇ。
まあ、あまりいい話にはなりそうもないけど(笑)

shibachi1 at 15:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年05月28日

鬼哭街 読了


鬼哭街

私の好きなゲームの小説版でございます。

まあ、ゲームと言っても選択肢が無いので、絵と音の付いたPC小説みたいなものなんですけどね。
それが紙媒体になったのですな。

内容的には、復讐話です。
親友に裏切られて殺されかけ、妹を陵辱されて殺される、という悲惨な状態から物語は始まっております。
妹を陵辱した連中に復讐しながら、その親玉である親友を目指す感じで話は進んでいくのですわ。

ここら辺の主人公のドス黒い内面と、シスコンバリバリな様子、そしてお付きのロリ少女(アンドロイド)の可愛さが楽しい作品なのですよ。

とにかくドヨ〜〜ンとして暗〜〜い救いの無い話ですね。
最後は救いと言えば救いと言えるかも知れないけど、一般的には悲惨なオチとするべきでしょうな。
読了後は鬱な感じになること受け合いです(笑)

個人的には妹のエロスな感じが見所ですね(おぃ)
もちろんメインである主人公の北斗の拳ばりの戦いぶりも楽しいのであります。
主人公は生身でサイボーグ連中と戦うんで、一見弱そうなのが強そうな相手をぶっ飛ばす爽快感が良いのですわ。
こういう設定大好き。

最後に明らかになる親友の強さ、内面の歪んだ様子が凄くて何とも言えなかったですね。
主人公も歪んでいるので、歪んだ人間同士の戦いなのでありますよ。
そこら辺がたまらないのですわ(変態)


鬼哭街ドラマCD
反魂剣鬼


ちなみにドラマCDも出ていて、キャストが凄く豪華なのでお薦めです。
声優好きなら聞いているだけでうっとりしてきますな。
何より私のヒーロー井上和彦さんが主役だからそれだけで痺れるのでありますわ。

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2008年05月16日

冲方丁&虚淵玄の小説購入


Fate/Zero Vol.1
-第四次聖杯戦争秘話-


最近読書欲が強まっております。

んで何か読もうと、冲方丁さんと虚淵玄さんの小説をいくつか注文したら・・・

1万円を超えてしまった・・・

う〜〜む、ちょっと多すぎたか。
でもどうせなら一度に注文した方が面倒じゃないですからねぇ。

って、「Fate/Zero」が高いからこうなる訳ですが。

「Fate/Zero」は一度読むのを挫折した作品ですが、またちょっと読もうと思ったのですわ。
何だか「ブラスレイター」を観ていて、虚淵さんの良さを再確認したんでね。
虚淵さんのファンとしては読むべきだろうと思ったのですよ。

小説が読み終わったら「ファントム」も久々にやろうかなぁ。
どうせなら新しく買っちゃうか。
私が持ってるのって一番最初に発売されたヤツだから、XPで動くか分からないんですよね。
それに好きな作品だから金出しても惜しくないですし。

久しぶりだからきっと違った感想があったりするんでしょうなぁ。
あの作品には思い入れが凄くあるからのぉ。
未だに「ファントム」を超える作品を私はやってませんですよ。
それくらいお気に入りなのでありますわ。

って、途中からゲームの話になっちゃったけど、ゲームと言ったって読み物には違いないからOKって事で。

今回は10冊ほど注文したので、それが読み終わるまでは楽しみがあって良い感じです。
でも読み終わったら楽しみが無くなるのが悲しいですな。
何かお気に入りの作家さんが新しく出来ると良いのですが。
面白い作品は無いですかねぇ。

そういや、今月中には「幻魔大戦deep トルテック」も発売されるみたいなんで、何かホント小説漬けになりそうな感じですわ。

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2008年01月18日

桜庭一樹さん、直木賞を受賞


GOSICK―ゴシック

桜庭一樹さんが直木賞を受賞されたそうで。
おお、凄いですな。

実は私は桜庭さんに関しては最近知ったんですよ。
お昼のラジオで本を紹介するコーナーがあって、そこで今回受賞された作品の紹介をやっていたんですが、ライトノベルも書いている人だというので興味を持って読み始めたのですな。

んでその作品ってのが「GOSICK−ゴシック−」

感想的には、まあ、それほど面白くはないかなぁ、と(笑)
ミステリーになっているんですけど、ライトノベルらしく緩い感じなんでね。

で、話的には惹かれなかったんですが、それにも関わらず何かダラダラと読んでいたりするのですわ。
ホント何ででしょうねぇ。
「面白いっ」とか思ってないのに読んじゃうんですよねぇ。
ホントどうしてだろう・・・

答えは簡単だっ。
ヒロインのヴィクトリカが可愛いからっ(駄目な理由)

小説で「可愛い」ってのも何ですが、イラストが素晴らしいのと、キャラ設定が素晴らしいとので萌え萌えなのですな。

ちっこくて偉そうで頭良くて傲慢といった、素晴らしいまでの可愛さぶり。
ヴィクトリカを愛でるためだけにこの作品を読み続けてしまうのでありますわ。

そんでドラマCDだと声を斎藤千和さんがやっているのら〜〜。
ちわちわですよ〜〜。
もう完璧ってヤツですな。
私は読む前にその情報を仕入れていたので、完全に脳内で千和ボイスが響いておりますわ。

あの千和ボイスによる我が儘演技。
素晴らしいじゃござんせんか。
もしアニメになっても変えないで欲しいでありますよ。

といった感じで、最近ちびちび読んでいた作品なんですが、作者さまが直木賞なんか受賞しちゃったとなると、ライトノベルの仕事はどうなるのか心配ですね。
出版社としては文学系の作品を書かせたがるでしょうからねぇ。
「GOSICK−ゴシック−」の続きが出るかどうか心配ですわ。

そういや芥川賞の選考委員に池澤春菜パパが居たのが何か面白かったのであります(笑)

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2007年11月04日

読書の秋


スプライトシュピーゲル 3

今日は小説を読んでました。

「バッカーノ!」の1931鈍行編・特急編と、「オイレンシュピーゲル」3巻「スプライトシュピーゲル」3巻の四冊です。

「バッカーノ!」の方は、アニメで端折っていた部分が色々分かったので良かったですね。
そしてこの躍動感のある文章が、見事映像化されていた事に改めてアニメ版のスタッフに感謝ですわ。
アクションシーンは凄かったもんなぁ。
あのテンポの良さは素晴らしいっす。

観ている人が少ないのは勿体ないですな。
もっと評価されてもいい作品だもんね。

取り合えずアニメ化された部分は大体読んだので、後は知らない部分を読んでいくつもりでありんす。

「オイレン」と「スプライト」は相変わらずのライトノベルに不似合いな難しい設定で読むのに一苦労(笑)

そんで「オイレン」の方は普通な感じの話だと思ったら結構シリアスだったりしたので驚いたっす。
やはり冲方さんは侮れないですな。

さらにはあの「処女」発言・・・
やられました・・・
っていうか、妄想しました・・・
うん、素晴らしい。

てな感じで、それぞれの巻の感想はまた書こうかどうしようかと思ってみたり。
「バッカーノ!」はアニメで感想書いちゃったから難しいんですよねぇ。

しかし一日四冊か・・・
我ながらよく読んだもんだ。

って、昔はよく読んでたかこれくらい。
っていうか、ちょっと前に「幻魔大戦」をそのペースで読んでいたのだから今更か。

やはり面白い作品だとガンガン読めますね。
「バッカーノ!」はまだ読んで無い巻が多いのでこれから楽しみっす。
ついでに冲方さんの「ばいばい、アース」も買ったんでそれも楽しみですな。

あ、そういや「皇国の守護者」も読み直そうと思ってるんですよねぇ。
しかしあれって続きは出るのかなぁ。
一応完結してると言えばしているから出るのか疑問でありんす。

うむ、やはり小説はいいですねぇ。
これからガンガン読むですよ。

shibachi1 at 22:10|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

2007年09月11日

小説を読む際の脳内構築


R.O.D

この間、昔読んだ作品を思い出した時に、小説と漫画とでは小説の方が愛着が強い場合が多いことに気がつきました。

これは作品の出来や感動したレベルの問題ではなく、どれだけ自分の心に強く残っているか、という感覚の問題についての話です。

小説では凄く心にハマっている様な印象があるのですが、漫画ではそういう事があまりないのですよ。
というか、ハマり具合が小説と漫画とでは違う感じがしたのですな。

私は小説も漫画も同じレベルで愛してきたため、そこら辺に差異がある事を奇妙に感じたのですが、少し考えて気がついたのが、これは両者の読み方における差なのではないかという事でした。

小説と漫画の差と言えば何か?

答えは簡単ですね。
絵の有無です。

そう、小説には絵が無く、漫画には絵がある。
当然のことなのですが、この部分に大きなポイントがあると思うのですな。

小説を読む際、読者はその全てを脳内で構築しなければなりません。
人物、物、背景、などといった全てをです。
いわば脳内に新しい世界を作り上げると言ってもいいでしょう。

何しろ文字の情報から、主人公はどういう顔かたちをしていて、どういう行動を取り、どういった物に触れ、どういった場所で活躍するのかを全て脳内で作る訳ですから。

その作業は読者がそれまで得てきた記憶から再構築される訳ですが、その再構築の作業というのが結構手間だったりするのですな。
一から作り上げる訳ですから、その労力たるや大変なものでしょう。

一方、漫画はどうかと言えば、基本的にそういった作業は不要です。
全て絵として描かれている訳で、特にそこから何かする必要がないですからね。

そしてその脳内作業における差、それが心におけるハマり具合の差なのではないかと思った訳です。
要するに自ら作り上げた世界(小説)と、他人に与えられた世界(漫画)では、愛着の度合いとしては小説の方が強くなるという事ですわ。

てな感じで結論付けましたが、これは別に「だから小説の方が優れている」という話ではなく、私の感覚の差に対する疑問を解明しただけですので誤解無きよう。

でも脳内作業が多いという点からして、小説を読むという行為は漫画を読むのに比べて脳に刺激を与えている様な気がするので、私はこれからちょこちょこ小説を読む様にしたいと思いますわ。

ちなみに漫画と比べて小説が読まれにくい理由というのも、この脳内構築の手間から来ている様に思えますね。
何せ上記の様に漫画の方が読むのが楽ですから。

そういう意味で、小説は漫画に比べて読むのに気合いがいるって事なのでしょう(笑)

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2007年09月08日

小説における表紙の影響力


人間失格

太宰治+小畑健 というビジネスモデル」という記事を読みました。

ちょっと前に話題になった「人間失格の表紙にライトっぽいキャラを描いたら馬鹿売れした」ってヤツに対する評論です。

これって凄いですよねぇ。
っていうか、いかに今の若者が小説を表紙買いしているかの証でしょうな。
だって中身は昔ながらの「人間失格」なんですよ?
ライトが主人公になっている訳じゃないですから(笑)

まあ、ライトのイメージと太宰治の描くキャラは凄く合いそうな感じがしますけどね。
以前読んだ作品の主人公も、凄く頭が良くて斜に構えていて、上から物事を見ている様な中二病的人物だったんで(笑)
神になろうとしたライトと合いますわな。

っていうか、文学作品の説明でキャラって書くと何か微妙だ(笑)

しかしこれで上手くいった集英社、または真似する他の出版社もこれからバンバン若者にウケそうな絵を使いそうですねぇ。
表紙を変えるだけで売れるとしたら安上がりですし。

文学作品じゃないけど、「八つ墓村」なんてかなりの萌え作品だと主張している人もいるから、ここは一発竜騎士07さんにでも描いてもらうのはいかがでしょう。

いや、「ひぐらし」って「八つ墓村」から影響受けたっぽいですからね。
だから今流行りの竜騎士07さんで。
って、あの絵じゃ駄目か(笑)

それにしても面白い現象ですな。
まあ、今の若い人は、漫画やアニメで絵から入る事に慣れていて、小説自体もライトノベルという漫画的絵で訴えてくる作品に囲まれている訳だから、まず絵によってその作品を受け入れる傾向があってもおかしくないですけど。
だから抽象画的な表紙にするより、漫画的な絵を表紙にした方が買う人間は増えるという事ですな。

逆に言うと小説単体、つまり文字のみの面白さで惹き付ける事が不可能な時代になっているのかも知れません。

そういや数年前に再版された「幻魔大戦」の表紙も、すっかり今風の可愛い絵になっていて驚きましたよ。
昔私が読んでいた頃は凄く怖い絵だったんでね(笑)

でもその再版本の表紙みたいに、可愛い女の子のセーラー服姿を表紙にした方が、手にとって読む人は多いだろうし、読んでいる間もそのキャラが頭に浮かんでいる事になるから、同じ内容だとしても変な意味で惹かれる状態になる訳ですな。

女性向けとしては男キャラを美形に描く感じですね。
「走れメロス」なんかある意味BLとも言えるから、そういう感じの絵にして出したらまた売れそうだよなぁ。
下手したらそれが元で同人誌とか出ちゃったりして(笑)

しかしこういうのって日本独特の現象でしょうなぁ。
やはり漫画文化が根付いているがゆえの影響力って事なのでありましょう。

ま、それくらいで本を読む人が増えるとしたら良いことだと思いますがね。

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2007年07月23日

妖影界

これまた竹河聖さんの作品です。

前の「妖聖」シリーズと似たようなタイトルのとおり、これも化け物のお話。
そして美女に化けているという点も同じです。
竹河先生はこういうの好きなんですかねぇ。

あっちが美少女だったのと違い、この作品のヒロインは美女。
二十代くらいの妖艶な美女なのですな。

そしてここが大きいポイントなのですが、その化け物美女は何故か主人公がお気に入り。
どうやら主人公は化け物美女にモテモテになるフェロモンを発している様で、とにかく誘惑されまくりでエッチしまくりという実に夢の様なお話なのであります。

こういうのってやっぱ男の夢だよね。
とにかくモテるっていうの。
それを具現化した作品なのでありますよ。
相手は化け物だけど(笑)

ちなみに個人的には途中で出てくるロリ少女の誘惑が一番ツボでした。
いきなり現れ、黙ったまま服を脱ぎ出して誘ってくるんですよねぇ。
まさに無口系萌えを地でいっているのですな。
まあ、正体は化け物ですけど(笑)

いいじゃないですか、見た目が可愛ければ。
人間だって一皮剥けば骸骨ですよ。
それと同じ様なもんだ、うん。

そういった感じで主人公のモテぶりがなかなかに楽しい作品だったのですが、続編は出ていないのでこれでお終い。
もっと色々なタイプの化け物美女が出てきて誘惑されまくり、エッチしまくったら面白かったと思うので残念です。

真面目な部分の評価としては、影から異世界の化け物が現れて襲われる、ってのがなかなか面白かったですね。
影ってのは逃げようのない存在なので、そこから襲われるのがいい感じなのですよ。

ホラーってやっぱりこうした日常を設定にすると怖い様な気がしますわ。
特定の場所に行ったから酷い目に遭うのじゃなく、どこに居ようが襲われるってのは怖いですからね。

そういう意味で面白かった作品でした。

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2007年07月20日

妖聖永遠に

「妖聖記」シリーズ最終巻です。
ラブリーなタマミの活躍も今回でラストですね。

んで、どういう話になるのかと思っていたら・・・

妖怪大戦争になってました(笑)

最初の巻では暗闇から襲い来る恐怖みたいな、いわば静かなホラーだったのが、この巻ではもう大騒ぎなホラーって感じですか。

大量に迫り来る化け物。
それに立ち向かう自衛隊。
ドカンドカン、ギャーギャー。
まるで怪獣映画の様な展開が・・・

という設定になっているんですが、私的にはそこら辺はどうでも良く(おぃ)主人公とタマミの再会と別れがポイントになってましたね。

でも再会するまでがねぇ。
余計な姉ちゃんが出てきちゃったんで微妙。

う〜〜ん、竹河先生は三角関係にするのが好きなのか。
私的には他の女が絡まない純愛モノとして最初から最後まで読みたかったんですが。
まあ、主人公が美形という設定がいかんのでしょう。
普通こんなにモテませんからのぉ。

そんでその姉ちゃんがかなりメインとして出張っていたので、今回もタマミの出番は少なめ。
絡みも少なめ。
エロも少なめ。

少なめづくしの悲しい最終巻でありましたとさ。

ラストはちょっと予想外というか、呆気なさ過ぎたので驚きました。
まあ、二人の関係を考えればああするしか無い様な気もするけど、何とも後味の悪い最後でありましたわ。

って、この作品は全部そうか(笑)
というよりホラーなんだから後味悪くて正解?
ハッピーエンドなホラーなんてホラーじゃありませんもんねぇ。
何かしら不安や嫌な想いを残しながら終わるのがホラーってもんでしょう?
じゃないと怖くないもんな。

何にせよタマミが可愛い、タマミが全ての作品でしたね。
いやいや、化け物の描写も素晴らしかったですよ。
単に出てくるんじゃなく、美人に化けてくるってのがね、最高じゃないすか。
殺された輩もある意味幸せだったんじゃないかと。
美人に誘惑されて殺される訳ですし。

でもどうせなら行為後に殺してくれればいいのにね。
この世のモノとも思えない快楽を味合わせた後でさ。

多分菊地秀行先生だったらそうしたでしょう。
そこら辺は趣味の差なんでしょうなぁ。

取り合えずロリ的には素晴らしい作品でした。
私はかなりお気に入りなのでありますよ。

shibachi1 at 22:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年07月19日

妖聖還る

「妖聖記」の続編です。

前回のラストがあんなんだったので、「何てこったいおいらのタマミたんが〜〜」と思った読者が多かったのか復活のタマミです(笑)

え〜〜? そんなんありですか〜〜?
とか言ってもねぇ、そもそも人間じゃないしぃ、何でもありでしょう?

という事ですぐに受け入れたシバッチでありました。

だってやっぱタマミが可愛いっすからねぇ。
可愛ければ良いのですよ。
普通の人間でこのネタやられたら怒るけどさ、タマミは人間じゃないからOKOK。

っていうか、人外ロリのエロスがまたたっぷりと楽しめると思えば何でも許せちゃうのですな(駄目な理由)

って、今回エロ少なっ。
タマミの出番が少なくて、タマミの描写が少ないよっ。

新キャラのお姉さんであるアケミが頑張ってますが、スプラッタ描写ばっかでエロがないんですよね。
誘うシーンだけあって後はヤりたい放題状態。
ヤるって言っても腕千切ったり、脚千切ったりの方なんで面白くないんですよ。

いや、そういうシーンがこの作品のメインなんだが・・・

でもおいらのメインはタマミの描写なんだい。
あの可愛らしい、大人と少女の間のエロスの描写が素晴らしいのですよ。

竹河さんは女性なのにロリ描写がホント上手いですね。
ロリコンのツボを突いてくると言うか。
う〜〜ん、もっとこういう作品書いてくれないかなぁ。

個人的にはアケミと金井の関係がもうちょっと描かれたら面白かったかも。
せっかく金井とのフラグが立ったのに、アケミは変な姉さんと暮らす事になってるんだもんなぁ。
どうせなら金井と接触している内に第二のタマミ状態になったら私好みだったのですが。

最後はまたとんでもないオチで終了。
次巻で最終巻ですが、どんな内容になっているのだかすっかり忘れているので楽しみです。
タマミの描写が沢山あるといいなぁ。

shibachi1 at 21:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年07月06日

妖聖記

「風の大陸」で有名な竹河聖さんの作品です。

この方も色々伝奇ホラーを書いているんですが、私が好きなのはこの作品。
何で好きかって言えば・・・

最高のロリータ作品だからですよっ(おぃ)

いや、ヒロインのタマミの描写が実に秀逸なんですわ。
体の描写がね、何とも背徳的なエロスに満ちているというか。
こいつは良いロリータだって感じなのですな。

少女と大人の女の中間に位置する体ってのがいいんですよねぇ。
そんで色気があるくせに子供っぽいタマミの性格もそれをたまらなくしている部分でしょう。

何より性的な事に対する無警戒ぶり、というか受け入れまくりの状態が素晴らしい(素晴らしいのか?)
何ともロリコンの夢を描いたかの様な設定に狂喜乱舞なのでありますわ(笑)

こんな風に書いているとエロ漫画的なイメージが起こるでしょうが、書いているのが女性のせいか恋愛的な雰囲気があるんですよね。

主人公はタマミに手を出さないんで、一種少年漫画の寸止めエロ漫画みたいな状態で話は進みます。
その中で培われていく恋愛感情。

最初は肉欲を我慢しつつ妹に対する様に接している主人公が、だんだんとタマミの存在自体に惹かれていく様子が何ともいいのですな。
っていうか、タマミの甘えぶりが凄まじいので、「こりゃ惚れるのも当然でしょ」という感じなのですわ。

話的にはそういう二人の恋愛を中心に、連続殺人事件を描いていくホラー恋愛物語になっています。

中盤からタマミの秘密が分かる様になってきて、その状態から主人公はどうするのか? という倫理&道徳的なものと愛のどちらを取るかを迫られる状態になっていくのですな。

この主人公には恋人がいるので、その恋人との関係もあったりして、何というか三角関係の恋愛モノでもありますね。
まあ、その恋人があまり魅力的には描かれていないので、読者としてはタマミの方を応援する人が多いでしょうけど。

終盤になると何とも悲しい展開になっていって、そこら辺が実にいい味を出しているのですわ。
こういうエロ系のホラーだとあまり心に来る様な作品は無いのですが、この作品は女性が描いているせいか恋愛が中心になっていて、最後も実に良い感じになっているんですよね。
エロ要素を少し抑えて少女漫画にしても結構ウケる内容なんじゃないですかね。

個人的にはロリータエロの部分が興奮しますが、一つの作品としてもよく出来ている様に思いました。
やはり恋愛が中心だと心に響く作品になりやすいんでしょうなぁ。

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2007年07月05日

妖戦地帯 3巻


妖戦地帯(3)

3巻ですね。
今回もエロいっす(こればっか)
って、エロいから読んでるから当然なんだけど(笑)

今回のメインは熟女のエロスですかね。
ただイマイチ中途半端な感じがしたのが残念かな。
何というかこれからってとこで切れているのが多いんで。
欲求不満になるですよ。

というか、このシリーズってやはり1巻で終わる予定だったらしいせいか、巻を追うごとに微妙な内容になってますかね。
今回の話にしても行ったり来たりというか、落ち着かない感じの展開だったんであまり面白くなかったですわ。

何よりヒロインの不在が大きいっす。
出てくる女性、みんな人妻じゃんっ(笑)

まあ、それぞれエロかったんだけど、エロいならエロいなりに描写をもっと良くして欲しかったかなぁ。

内容的にはテレポートの面白い方向性のアプローチがあったのが良かったですかね。
ちょっと想像しにくい事だったけど、頭いい人は色んな可能性を模索するってとこですか。

終盤は最終決戦らしく盛り上がり、主人公もそれなりに(笑)活躍し、でも最後はやっぱり別の人が目立って終了。

何か不憫な主人公だったなぁ。
取り合えずテレポートの爽快感はあったんで楽しかったですね。
やはり瞬間移動はいいっすよ。

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2007年07月04日

妖戦地帯 2巻


妖戦地帯(2)

2巻の感想です。

うん、エロいね(笑)

今回は冒頭からいつの間に結婚したの? という感じで主人公に奥さんが出来てるんですが、この奥さんが・・・

う〜〜ん、背徳的だ。
そしてエロい。
若奥さんのエロさってヤツですかぁ?

しかし今回のメインは私的にはこの奥さんではなく、敵キャラであるお嬢さん。

このお嬢さん、体はエロで出来ていて、血潮もエロで、心もエロって感じのとんでもない固有結界の持ち主なのですよ(笑)

だって見ているだけで欲情させられ、触れたが最後、枯れるまで出させられる(何を?)という恐ろしい能力を持っていますからね。

しかもヤった(何を?)後も、そのエロさから逆らえない状態にさせられちゃうんですな。
とにかくエロの能力では私の知っているキャラの中では最強かも(笑)

いや〜〜、菊地先生の作品って男がエロ的に化け物なのは多いけど、女性がそうなのってあまりいない感じがするので貴重なお嬢さんですね。
凄くたまりませんわ。

父親との関係も何とも近親相姦でそそられますし、こういう娘を持ったらそりゃ父親もおかしくなるわな、って感じですか。

やっぱりいいねぇ、こういうとんでもないエロスってのは。
こちらから欲情するんじゃなく、欲情させられる訳ですからねぇ。

話的には相変わらずオチは別人が付けております。
っていうか、エロで枯れてしまったせいで主人公は活躍できなくなってます(笑)

今回は奥さんにも酷い事されちゃうし、何か悲惨な主人公だなと思うのでありました。

shibachi1 at 09:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年07月02日

妖戦地帯 1巻


妖戦地帯(1)

昔読んでた作品を読み返そうって事で、取り合えず菊地秀行作品の中でも気に入っているこの作品の感想から。

エロいっすね(いきなりそれかい)

いや、菊地秀行作品と言えばエロとグロですから、エロいのは当然なんですけど、こういう化け物とのエロって好きなんですよねぇ。
人智を超えたエロって感じで(笑)

嫌なはずなのに快楽に飲まれて受け入れちゃうのがそそるんだなぁ。
他にも近親相姦だったりするのもポイント高いですしね。
背徳的なエロさが実に上手く表現されていていいんですわ。

主人公は超能力者なんだけど、珍しい事にテレポーター。
瞬間移動能力者なんですな。

テレポートって移動する能力だから、これでどうやって戦うのかと思ったら結構面白い感じでしたわ。
ああいう使い方をするとテレポーターも戦えるんだなぁ、と(笑)

というか、やはりいいですねテレポートって。
移動時間の短縮というのは人類が常に求めている課題ですからねぇ。
それがゼロである瞬間移動ってのはホント最高っすよ。

私も超能力が一つ手に入れられるとしたらテレポートがいいですもん。
サイコキネシスとかって重機とか爆弾とかで代用できるけど、瞬間移動だけはまだ実現できてませんからね。
そんで日常的にも実に便利だし。
凄く欲しいっすわ。

っと、話がズレた。

話的には、「家庭教師を頼まれた主人公が教え子のいる屋敷へ行くと、そこにはとんでもない化け物が待っていて・・・」みたいな感じで、触手化け物がエロエロしまくる中で、主人公はテレポート能力を駆使して逃げ回りながら(笑)何とか化け物を退治・・・

するのは別の人?(笑)

何というか最後のオチを付けるのが主人公じゃなかったのが微妙でしたね。
まあ、これってクトゥルー的な話みたいなんで、主人公は化け物に対しては無力、という訳でもないけれど、基本的には勝てない存在として描かれているんですな。

そうした設定から起きてくる恐怖を共に味わうのがポイントなんでしょう。
テレポート能力が爽快なんで、とんでもなく怖いというほどではないですが、やはり勝ち目の無い相手と戦うってのは怖いですわ。

私はたまに逃げても逃げても追いかけられる夢を見たりしますが、あれと同じ様な恐怖がありますね。
そこら辺でもこの作品は面白かったです。

まあ、何だかんだ言ってエロが一番良かったんですけど(笑)

shibachi1 at 12:34|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2007年05月28日

にゃんコン! ネコ耳ナース?キツネ巫女?


にゃんコン!
ネコ耳ナース?キツネ巫女?


再びエロ小説です。

語尾が「にゃん」っていうのが可愛いのと、猫的興奮描写が個人的に好みなので読んでみました。

そしたらいいねっ。
凄いねっ。
エロいねっ。

エロ小説ってのはこうじゃないといけないっすよ。
とにかく良かった。

ハッキリ言って、女の子が「したくてしたくてたまらな〜〜い」ってな感じで迫ってくるのがこんなに興奮するとは思わなかったです。
いや、前からある程度は分かっていたんですが、ここまでそればっか(笑)な作品は読んだ事がなかったもんで、改めてその凄さを感じた次第(笑)

最初から最後まで強制興奮状態な女の子に迫られるので「こりゃたまりませんわ」という感じなのですよ。

甘えてくるのとは違う、とにかくエッチしたいという欲望を丸出しにして迫ってくる美少女たち。
それは実に男心をくすぐる必殺の攻撃なのであります。

「エッチして〜〜。っていうか、エッチしないと駄目ぇ〜〜。もう我慢できな〜〜い」というアプローチほど男を狂わすものはないのですな(笑)

恋愛感情というより肉体的欲求で結び付く展開なので、とにかく欲まみれの作品ですね。
男を落とすには体を投げ出すのが一番だというのがよく分かりました(笑)

やはり迫られるってのはいいもんですなぁ。
嬉しくてしょうがないっす。

ただ何というか、ヒロイン二人に対する想いが肉欲的な部分にしかあまり感じられなかったので、恋愛に発展するのか疑問に感じたのが唯一の微妙さですか(笑)
とにかく欲情のままバコバコしてただけだもんねぇ(下品ですよ)

ま、エロ小説だからそれでいいんだけど、将来どちらかを選ぶとなったらかなり苦渋の選択になりそうですな。

どっちも捨てらんないよなぁ。
うん、ずっと今のままの関係でいけばいいよ。
ハーレムハーレム♪

shibachi1 at 09:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年05月23日

星界の断章


星界の断章 2

わ〜〜い、星界シリーズの最新刊だ〜〜。

と思ってよく見たら「断章」だったのでガックリ。
中身もフィルムブックとかの特典に載ってたやつって事で、別に書き下ろしじゃないし〜〜。
ええい、早く本編の続きを書かんか〜〜。

んで内容はまあ、各キャラの外伝な訳ですが、取り合えず殿下が出ていたので良しって事で。
それだけで許してやろうではないか(偉そう)

ああ、わらしも殿下の運転する車に乗ってみたいぜ。
そして「ばか」と言われたい。
罵られたい、蔑まれたい、侮蔑されたい(おぃ)

そういや今回そういう地上人の話がありましたな。
凄く共感できてしまってビックリだ(笑)

しかしこれってあれですね。
家畜人ヤプー

確かにアーヴの立場とか性格ってヤプーの支配層に置き換えたらピッタリそう。
って、読んだ事はないのですが(笑)
今度読んでみようかな。

shibachi1 at 12:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年05月22日

小説読まねば

最近小説を読んでおらんのぉ。
ふにゅぅ、馬鹿になる様な気がしていかん。
人間やはりキチンとした文章を読んでいないと脳が活性化しませんからな。

改行が少なく、小難しい言い回しをしていて、会話文ばかりじゃない状態で書かれている様な小説が読みたいのれす。

などと思って押し入れにしまっていた小説を発掘しました。
いや〜〜、別に新しい小説を買ってもいいんですが、なかなか面白そうなのが無いんでねぇ。

私の趣味は、可愛い女の子とラブラブしながらSFやファンタジー的な非現実展開をしていく面白い作品なんですが、そういうのはなかなか無いもんで。
ライトノベルには多いんだけど、いわゆるライトノベルだと私の趣味に合わない文体や展開が多いんで難しいのですわ。

そんでまあ、中高生時代に買っていた小説を取り出して色々読んでみた次第。
といっても偏っているんですがね。
エログロ伝奇系に(笑)

菊地秀行先生万歳♪

今回読み直しましたが、やはりこの人の描くエログロ、そしてアクションの世界はいいですな。
ドロドロとした暗〜〜い雰囲気でありながら、超人的な能力で障害をぶっ飛ばしていく主人公が最高っすよ。
何と言ってもエロいし(笑)

ホラー的要素でゾクゾクするのはもちろんな訳ですが、エロ的要素でもゾクゾクするのが良いのですな。
男として抱かずにはいられなくなる様な女性の魅力の表現なんて最高ですしね。

やっぱりホラーとエロって合うんだよなぁ。
死が迫ると遺伝子を残そうと本能が働くからでしょうかね(笑)

そうだ、せっかく読んだんだから紹介的な感想でも書きますか。
でも紹介しても絶版になってるから中古で手に入れるしかないのが悲しいところ。
何で小説ってすぐ絶版になるのかなぁ。

まあ、その分パソコンで読むタイプのが出てますけど、あれって読みにくいから微妙なんですよねぇ。
やはり寝っ転がって読みたいし。
そこら辺が辛いのですわ。

shibachi1 at 22:04|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2007年05月19日

恋姫 彼女はヴァンパイア!


恋姫 彼女はヴァンパイア!

これはエロ小説です(笑)

いや、普通のライトノベルと勘違いして購入してショックを受けられると困るので取り合えず(笑)

とはいえ、内容はライトノベルなんですよねぇ。
だから逆にエロエロ〜〜んな描写の連発を期待していると辛いかも(笑)

まあ、エッチ描写は確かにあるんですけど、無くても十分面白いというか、これってエッチシーン無しにして普通のライトノベルで出してもいいんじゃないかと思えるくらいなのですよ(笑)

何しろ担当編集者に「エロが足りない。ボツ」と何度も言われたそうですからねぇ。
実際読んでいて「もし私が担当編集者でもそう言うだろうな」と思いましたし(笑)

とにかく普通のライトノベルにエッチ描写を加えた様な話なんですわ。
だから普段ライトノベルの寸止めエロ描写に欲求不満になっている人にはお薦めかも知れません(笑)

ストーリーとしては、主人公とヒロインのラブラブな学校生活を描いた感じですね。
基本的にそれだけ(笑)

まあ、それだけだとつまらない様に聞こえますが、とにかく会話が楽しいので読んでいて面白いのですな。
何しろヒロインがツンデレでありますからね(笑)
「○○のだ」とか「○○せよ」といった偉そう喋り系ツンデレなのですよ。

とにかく高飛車、でありながらツンデレでありますから主人公に対してはメロメロ状態になっていて、それを隠そうとしつつもバレバレな誤魔化しの様子が実に秀逸に描かれているのですわ。

何よりヒロインの視点でも描かれているため、そこら辺の葛藤が身悶えするほどに良く描写されているのですな。

エッチシーンも、偉そうなヒロインが快感で可愛くなる感じが素晴らしいです(笑)
やはりこういう高慢タイプのキャラが快感によって崩れるのは最高ですね。
普段偉そうだと「そんな相手を自分は従えているのだ」という感じで、男としての支配欲が刺激されて実に良いですし。

とはいえ、個人的にはエッチシーンより普段の描写の方が面白かった訳ですが(笑)
そこら辺がこの作品が普通のライトノベル的だという意味なのですな。

「偉そう系ツンデレ美少女キャラが、バレバレの誤魔化しをしているのを周囲が微笑ましく見守る」といった様子が読んでいて楽しいんですよね。
顔の可愛さプラスそうした性格の可愛さで、クラスのアイドルと化している様が実に宜しいのですわ。

取り合えず特に事件が何か起きる訳ではない話なのですが、ヒロインの可愛いツンデレぶりが楽しいので、ツンデレ好きな人にはお薦めな作品です。

shibachi1 at 11:38|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2006年10月30日

王領寺静は藤本ひとみだった


王女アストライア
―テーヌ・
フォレーヌ物語


昔々、私が読んだライトノベルの中に「異次元騎士カズマシリーズ」というものがございました。

現代の中学生くらいの少年が中世ヨーロッパに飛ばされて、そこで活躍する感じのまあ、よくあるタイムスリップものですわ。
可愛い女の子が出てきたり、ちょっとエッチなことがあったりと、読んでいて楽しい作りになっておりました。

結構面白く読んでいたのですが、いつの間にやら続きが出なくなって十数年。
「一体この作者さんはどうしてしまったんだろう。もしかして死んじゃったりしてるのかな?」などと思い、検索してみると・・・

何と「王領寺静」というのが、藤本ひとみさんのペンネームであった事が判明。

藤本さんの作品は読んでないんですけど、名前だけは知っているほど有名な方ですからね。
よもや別名義で作品を書いていたとは知りませんでしたわ。
っていうか、ずっと男だと思っていたので女性だった事にショック(笑)

でも考えてみれば、「カズマシリーズ」でも主人公の友人になる二人は男同士でエロ行為をしているホモな奴らでしたからね。
作者が女性なら納得の展開でありますわ。

そういうのって普通ならショックでしょうが、当時純真でなかった(笑)私は「おいおいホモかよ。まあ、中世が舞台だからそういうのもありだよな」とか思って受け入れてました。

何しろ小学生の頃から「花とゆめ」を読んでいたのでホモには耐性があったのですよ。
あの雑誌には、バッチリベッドシーンもあるホモカップルの作品とか載ってましたからのぉ(笑)

しかしこの人の作品って未完ばかりらしいのでキツイですな。
物語ってのは結末を付けてナンボだと思うのですが・・・

カズマシリーズの続きも出ないって事ですねぇ。
ちょっと残念ですが、まあ作者さんが死んだ訳じゃなかったので安心しましたよ。

shibachi1 at 23:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2006年07月16日

ハイペリオン 読了


ハイペリオン〈上〉

SF界の最高峰とかいう賞を受賞したらしいので読んでみました。

結論。

かなり苦痛(笑)

SF界ってのは、こういうのを受け入れちゃうんですかねぇ。
どうにも読みにくいというか、文中に読者に対するフォローが全く無い。
作者の作り上げた世界をこちらから理解していかないといけない作りがどうにも嫌なのですな。

要するに独自の単語が出てくるけれど、その説明が無いので置いてけぼり状態で読み進めなければならないのですよ。
そういう意味で小説としては苦痛な作品と言えるでしょう。

内容的にも遅々として進まないストーリー展開に、ほとんどが登場人物の思い出話で終わるので面白味が無い。
いや、それぞれの思い出話は面白いんですけど、それがどう本筋に繋がるのかが良く分からないまま読まされるところに苦痛があるのですな。

まあ、それを楽しめる人はいいんでしょうが、私はこういうのは嫌いなので困りましたわ。

それからかなりの未来を舞台にしている割に、現代文明に即した描写が多いのにも閉口。
カトリックやらパレスチナ人、ユダヤ人などなど、いやに現代的な設定が多すぎるのですよ。
「ビデオカメラを回し続ける日本人」が出てきた時には吹き出したね。

凄く未来のはずなのに20世紀以前の偉人や地球上の地名がやたらと出るのもどうかと思うし。

何と言うか、未来の設定を使って現代劇を描いているのかと思ったくらいに現代の用語が出すぎているのですな。

まあ、そこら辺はあら探し的なので我満するにしても、やはり小説としてこういう見せ方は好みじゃないですね。
そもそも話が終わってないのにショック(笑)

取り合えず今回の話は前フリって事で、次作の「没落」で謎が解けるらしいのですが、また登場人物ごとの個別の見せ方になってないといいのですけど。

こういう見せ方はどうにも好きじゃないのでねぇ。

一応謎が気になるので「没落」も読みますか。
下巻が本屋に売ってなかったけどどうしますかな。

shibachi1 at 18:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2006年07月09日

ダ・ヴィンチ・コードを読んで


ダ・ヴィンチ・コード(上)

色々問題になっている映画の原作小説です。

あらすじ的には、一つの殺人事件を発端としてキリスト教の禁忌に迫るって感じですか。

個人的にはもっと大掛かりで広がりが出るのかと予想していたので、思ったよりこじんまりと終わってしまったのが残念ですわ。

ま、要するにそれほど面白くなかったのですよ(笑)
謎を解く過程は面白いんだけど、基本的に知識をこねくり回す感じなので、描写的には楽しくないのですな。

でも映画向きと言える作りですね。
展開的にはスピーディだし、場所が変わっては謎解き、ってノリが映像的に観たら面白そうですから。

だけどまあ、オチとしては何がどうなるってもんでも無いんで面白くもなく。
敵の正体がイマイチだったのも大きいですね。
基本的に「だからどうした?」ってオチでしかないので、ミステリーとしてはそれほどでも無いです。

やはりこれはキリスト教徒向けの作品なのですよ。
仏教徒である私にはどうでもいい内容ですなり。

最後の方にキリスト教徒じゃなくても楽しめる要素があれば面白いと思うんですけど、結局このオチに何か感じるのってキリスト教に興味ある人だけでしょうからねぇ。
そうじゃない人間にも楽しめる要素が欲しかったですわ。

てな感じで、作品的にはそれほど面白くは無かったです。
取り合えずカトリック教会の歴史的見方としては面白かったかな?
でも歴史に興味ある人間的には今更とも言えるからなぁ。

まあ、昨今のシスターがマシンガンぶっ放す様な作品に慣れている日本のオタクには、衝撃もクソも無い内容と言えるでしょう(笑)

shibachi1 at 19:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2006年07月07日

本を読む

最近読書欲が高まっています。

それと言うのも、「ハルヒ」で有希が無茶苦茶本を読んでいたためですな。

それからキミキスのネットラジオのゲストに出た摩央姉ちゃんこと池澤春菜さんが無茶苦茶本好き、というか活字中毒だったのでその影響がありますか。

そもそもわたしゃ本好きなんですよ。
幼い頃からよく本を読んでました。

物語が好きなので、それを楽しむ形態として最も手軽で優れていたのが本だったのですな。
漫画に比べ、同じくらいの値段でありながら情報量は断然上であり、何と言っても図書館という無料で読める施設があるのも大きかったでしょう。

とにかく暇を見ては図書館で本を借りて読んでましたわ。

小学校や中学校では図書委員をやってましたしね。
将来の夢は図書館司書でしたか(笑)

そういや友達がなってるんですよねぇ、図書館司書。
私も目指せば良かったかなぁ。

てな感じで本好きの私。
でも最近は漫画がメインで、小説は気に入っているシリーズの新刊が出た時に読むくらいになっちゃってます。
でもそれではいけないと思い、今回改めて本を読もうと決意したのでありますよ。

しかしそこで問題が一つ。
何を読むか、って事です。

やはり読むなら面白い作品が良いではないですか。
私が好きなジャンルはSFやファンタジー、要するに非現実的な設定のモノや、非日常的な展開になる作品です。
そこら辺を読みたい。

そういったジャンルというとライトノベルが多い訳ですが、どうもわたしゃライトノベルは物足りないのが多くてね。
というか、文章量が少ないのが多くて駄目なのですよ。
最近外れを何度か引いたのも大きいですか。

だから読むならライトノベル以外。
文章量が多い作品なのであります。

そこら辺をどうやって探すか・・・

とか考えていて思い出したのが、アニメの感想をいつも拝見しているたこの感想文さん。

こちらのブログでは、アニメの感想以外にも本の感想を書かれているのですな。
そしてリンクには、同じ様に本の感想を書いているブログがあったりする訳です。

これを利用しない手はない。

こういう多くの本を読んでいる人たちが「面白い」と書いている作品を読んでいけばバッチリじゃないですか。

まあ、中には趣味が合わないのもあるでしょうけど、自分で本屋に行って何も分からず見て回るよりは遥かに良質の作品に出会う可能性は高いですからね。

ある程度あらすじも書いてくれているので、趣味に合わなさそうなのは初めから外せばいい訳ですし。
うむ、こりゃナイスな手ですよ。

とか考えつつ、早速今日から読むことに致しました。
取り合えず今話題になっている「ダ・ヴィンチ・コード」なんぞに手を出してみますです。

キリスト教徒の人が怒っているらしいので、余計興味が湧いたりしてねぇ。
どんな感じなのか楽しみですわ。

shibachi1 at 12:55|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

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