*  お  茶  の  友  *

                       Since 2006

演劇(観劇・DVD鑑賞)

歴史の波間に浮かんで消えてゆく

ミュージカルを観てきました。
若手の熱気とベテランのカッコ良さ、ダンスの迫力で圧巻の舞台でした。

1789
〜バスティーユの恋人たち〜
o0800038014044147320
1789年のフランス革命への軌跡と人々の恋愛模様を描いたフランス発のミュージカル作品。
日本では2016年に上陸で今回は再演となります。
私が観た回は主人公ロナンに小池徹平さん、ヒロインとなるオランプは神田さやかさんの回でした。
かなり前方の席だったので表情まで良く見えて楽しめました。
DbeS6goVAAEQ90V小池さん&神田さんコンビだとどこか幼くて微笑ましいイメージがありましたが、男臭い革命家達や王政側の濃い面々の中ではとても純粋で明るい太陽の様な存在となり、特にラストシーンではそれが大いに利点になっていたと感じました。とにかく曲がとても良くて、一曲一曲が印象に残ると同時にシーンも蘇ります。いわゆるこれまでの帝劇上演の王宮物の重厚さとは違ったポップでロックな劇半に激しい群衆のダンスシーンがミックスされて否応なく革命への熱気を煽られる感じでした。これぞミュージカル!(なので細かいツッコミはしませんw)
ロべスピエール、ダントン、デムーランの三人衆もとてもカッコ良かった。2代目となるロべスピエール役の三浦涼介さんはまるで人形の様な美しい面持ちながら雄々しい歌声、デムーラン役の渡辺大輔さんは初演CDを聞きましたが今回格段に歌が上手くなっているし、ダントン役の上原理生さんは天性の歌声を惜しみなく披露していて思わずため息。これからどんどん活躍されるのだろうなと思いつつ観ていました。こんなシトワイヤン(市民)達の敵となる王政側の役者陣も凄い。正直どっちの味方がしたいのか分からなくなったww ペイロール役の岡幸次郎さんは立ち姿からして憎らしい程のカッコ良さ。そして流石の存在感と歌声。国王の弟アルトワ伯演じる吉野圭吾さんも登場する毎に目を奪われる魅力の塊。王室の秘密警察ラマール役の坂本健児さんもお笑い担当としての技量を十分に発揮。
ダブルキャストではロナンに加藤和樹さん、オランプに宝塚出身の夢咲ねねさんがそれぞれ演じています。観る予定はないのですがこちらの組み合わせもとても気になる・・・

・・・という訳で買いました!初演版のライブCD!
なにせ初代ロべスピエール役は推しの古川雄大さんだし!
ダブルキャストそれぞれで「自由バージョン」「平等バージョン」と別れているので友人とそれぞれ別のを買いましたw 今回観た三浦さんのロべスピエールがとても良かったので初演はどうなのかなと思いましたが、全く違うロべスピエール感で古川ロベピもまた至高・・・初演観たかった・・・古川さんの裏声良き・・・。
「誰の為に踊らされているのか?」は三浦さんはダンスミュージック、古川さんはロックって印象です。どちらも違ってどちらも良い・・・。
ラストの「悲しみの報い」の流れが素晴らしい。ロナンの歌声で物語の扉が閉まってゆく感が胸を締め付ける。

長々と書きましたが、基本ラブストーリーがメインとしてありますが(書き切れませんでしたがマリーとフェルゼンの美しきラブも楽しめます)同じ市民同士でも格差があったりと複雑な一面も垣間見れるストーリーとなっていて男女共々楽しめる作品なんじゃないかと思いました。また観たい!
◆その他の観劇記事はコチラ◆

以上、ここまで読んで下さりありがとうございました。
Thank you for
reading till the end.

ちょっと変わった組合せ

最近の鑑賞色々。

バイバイ、ブラックバード

連続ドラマW バイバイ,ブラックバード DVD BOX5股男と怪女のロードムービー的ドラマ。原作は伊坂幸太郎。原作は未読ですがあらすじとキャストを知って興味を持ちました。ストーリーの明快な答えや詳細が分からないとダメな方にはちょっと勧められない気もしますが、初回から独特の世界観と謎を醸し出す異色作。一見冴えない雰囲気の主人公星野(高良健吾)と、見るからに異彩を放つハーフで巨体で毒舌の女まゆみ(城田優)
とある執行猶予までのロードムービーになりますが、メイン2人の関係性や特にまゆみのセリフが面白くて個人的に最後まで楽しめました。(以上敬称略)
まゆみの感情を動かした主人公はやはり憎めない男なのだろうなと。個人的にまゆみは星野が自分が話したことをちゃんと聞いていて、覚えてくれている事が嬉しかったのかなと思いました。
ラスト、彼女が常に持ち歩いていた辞書を「役に立たない」とばかりに投げ捨てたのが印象的でした。まゆみ役の城田優さんは男性ですが、特別女性感を出す演技はしていないながらも所々小さな所作が妙に女性らしくてドキっとさせられます。

ミュージカルモーツァルト!

ピアノ弾き語り ミュージカル モーツァルト!(改訂版)2014年に帝国劇場で上演された山崎育三郎さんが主人公ヴォルフガングを演じるバージョンを鑑賞。ウィーンでの初演より世界中に愛されているミュージカル作品で、日本版も再演を重ねる人気作。
「才能が宿るのは魂か、肉体か」という深淵なテーマながら、ジーンズにドレッドヘアという出で立ちの青年ヴォルフガングと、神の子と呼ばれた幼少期のヴォルフガングの姿そのままのアマデという奇妙な組み合わせのヴィジュアル的にも魅かれる世界観。代名詞的楽曲「僕こそミュージック」や「星から降る金」など楽曲の魅力はもちろん、父と子、姉と弟、妻と友人、身分格差などの中で才能と奔放さで駆け抜ける青年ヴォルフガングから目が離せない。山崎育三郎さんのヴォルフガングはどこか母性本能を擽るタイプの青年という印象でした。つい先日読んだ雑誌のインタビューでも山崎さんは「子供まま大人になった人。ピュア」というモーツァルト像を語っていたのでなるほど!と思いました。同年に同役を演じた井上芳雄さんのヴォルフガングは自由奔放で破天荒な天才型という印象なので、その辺の違いも面白いですね。omoshii mag オモシィ・マグvol.12 ミュージカル特集2018春・夏号今年は山崎育三郎さんと、新たに古川雄大さんがこのヴォルフガングを演じられます。
育三郎さんの更に深みを増したヴォルフガング、古川さんが新たに作り上げるヴォルフガング、どちらも楽しみです(でもまだチケット一枚しか取れてない・・・)

以上、ここまで読んで下さりありがとうございました。
Thank you for
reading till the end.

世界で一番のカンパニア

東京楽も観に行きましたが、福岡公演も初日と大千穐楽を観に行ってきました。何かもう、胸がいっぱい!
キャストスタッフの皆様、長い航海お疲れ様でした。
そして本当にありがとうございました!
ちゃんとした作品の感想は後日アップする予定です。
東京公演の感想はコチラ

ミュージカル黒執事
-Tango on the Campania-

IMG_4416東京楽より格段に進化しているのを感じて演者さんの凄さを体感。歌も進化していて最初のカンパニアから涙腺ゆるゆる。
やはり舞台は生きているからこその生。ライブ!
初日は個人的生執事史上最前の神席だったので色々見えて特にセバスチャンさんのアイメイクの崩れ方が妙にセクシーで自分の変態具合を再確認(個人的最前だったのにオペラグラス持参)
坊ちゃんが身体的にも成長していて感無量になったり
大楽ではリジーの歌でいよいよ泣いてみたり、カーテンコールでの座長が一度挫けそうになった話でジーンと来たり、内川坊ちゃんの「セバスチャンが古川さんで良かったです」からの「俺も蓮生が特別」で変な声出たり(近隣の席の人ごめんなさい)何度目かのカーテンコールでの全キャストのまさかの笑顔のダンスや、主従のお姫様だっこで無事ミッションコンプリートしました(そして自分いよいよダメだなと思いました)
福岡滞在は他にも個人的なミッションがありましたがそちらもとても素晴らしいことになりましたし、何食べても美味しいし、初の九州上陸でしたが福岡大好きになりました。またすぐ行きたい。酢もつ食べたい。

IMG_4440何気に日本号も見て来ました。想像以上に美しい槍でした・・螺鈿細工が付いた槍は以前別の場所で見た事がありましたが、当時の日本人の美意識の高さを痛感せずにはいられない。
武器を美しくしたせいで私は萌えずにはいられない。ありがとうございます...

とりあえずしばいぬの福岡珍道中報告?でした。
以上、ここまで読んで下さりありがとうございました。
Thank you for
reading till the end.

まだ1人の子供と1匹の悪魔

幸運にも東京公演千秋楽の昼夜公演観に行って来ました。初めてのマチソワ・・・
ちなみに地方公演にも乗船します(どんだけ好きなんだ)
生執事史上最多出演人数だったと思うんですけど、コーラスやアクションの迫力も増してグランドミュージカル感も増し増しで、今でこそ2.5次元ミュージカルと言う言葉がありますが、黎明期に生まれた同作とそのカテゴリーの先行きを感じさせる圧巻の舞台でした。


ミュージカル
黒執事
-Tango on the Campania-
 
TOC
昨年アニメが劇場版公開された豪華客船編をミュージカル化。このエピソードの良い所は御馴染みのキャラクター達が勢ぞろいしての新たな展開と、主役2人の過去が明らかにされる所。そしてそんな展開が地上ではなく、大海原の上 豪華客船で繰り広げられるという所も見所。
前作サーカス編の様な緻密なダークファンタジー感よりアクションや生執事ならではのポップなお祭り騒ぎ的な要素が大きい印象。
個人的にアニメの劇場版が素晴らしく良作だと感じたので正直やや消化不良な所もあるのですが、ミュージカルコンテンツという特性で考えたら歌も演技も素晴らしい舞台だと思いました。

「語学に運動 ダンスも酷い
   立派な伯爵夢のまた夢 はいもう一度、やり直し」


「セバスチャンは何か試されているの?」ってくらい歌ってた。そして攻めてた(難易度的に)
古川雄大さんがセバスチャンを演じるのは今回で3回目ですが、確実に階段を登る様にレベルアップしていてビックリする・・・・ビックリする!そして足が長い!
WOWOWの副音声でも話していましたが、毎公演色々試している様子なので観ている方も楽しい(けど今回とても大変そう)彼の次の舞台が帝国劇場の主演なので、今後彼の猫手ダンス(真顔)とかきっと生執事でしか観られないだろうとガッツリ目ん玉に焼きつけて来ましたww とにかく足が長い!
もう1人の主役坊ちゃん役の内川蓮生くんは自身初の舞台でもあったサーカス編でもその堂々たる坊ちゃん振りを披露していたので安心して観られました。彼もより成長した姿が見られたし、なによりやっぱり・・・可愛い・・・。

「ひどい味付けとお茶色のお湯 
   完璧な執事夢のまた夢 はいもう一度、やり直し」
   
個人的にアンダーテイカー役の和泉宗兵さん、グレル役の植原卓也さんも素晴らしかった。初演より10年を迎えるこの作品の重みを感じました。
ドルイット子爵役の佐々木喜英さん、あの一瞬にして場の雰囲気を持ってってしまう力はほんと才能だと思いました。そして今回初登場のミッドフォードファミリー!
リジーが見得を切るシーンで「リジーがいる!」と思いとても嬉しくなりました。岡崎百々子ちゃん、凄いね!
秋園さんもカッコ良かったし、那須さんと内海さんにはカテコでも爆笑させて貰いましたし、ほんと素敵なファミリーです。カンパーニア!!

まだまだ語り足りないですが、まだ複数回観られる予定なのでまた感想書くと思いますww
nama2018
←当日の戦利品。
バッジは奇跡的に2回で主従揃いました。サインは無いけどw


美形が美声(歌)で殴って来るミュージカル黒執事 通称「生執事」は毎度人気公演ですが、石川公演はまだ余裕がある様なので興味のある方は是非に・・・。

以上、ここまで読んで下さりありがとうございました。
Thank you for
reading till the end.

free-and-easy

最近推してる俳優、歌手の古川雄大氏30歳を記念して発売されたアニバーサリー本「 Free & Easy」をゲット。
大いに着飾った華やかさの極みの様な舞台上の彼ではなく、タイトル通り自然体な写真の数々と半生を語ったロングインタビューでファンにはたまらない一冊となっておりました。

Yuta Furukawa
古川雄大 30th ANNIVERSARY BOOK Free & Easy若い頃から芸能の世界に興味を持ちつつも「誰みたいに」という目標はなかった様で、その辺が演技でも楽曲でも独特の彼らしさが存在してる所以なのかなと思いました。
漠然とした表現者への憧れが本格的なミュージカルの世界に取り込まれて大いにもがく流れは読んでいて勝手に圧倒されてしまった。憧れと、それに伴った技術を身につけて来た人達と同じ板の上に立つ事の違和感。
自身のラジオ番組でレディ・ベス再演の感想を「とても楽しい」と言うと、ラジオではアシスタントを担当している所属レコード会社の佐々木さんが「ああ、それは良かった」と心底安堵していたのをふと思い出したりしました。
色々吹っ切れて覚悟を決めたのが昨年上演されてロベスピエール役が好評だった「1789」からと知ってそんな最近!?とびっくりしたけどw
多くを求められる人間の葛藤が伝わって来ました。
挑戦するというシンプルな意気込みと舞台愛で壁を乗り越えて来たのだと思うと、更に開眼したらどんな事になるのかなと期待せずにはいられない。
私は舞台で歌って踊って演技する彼を観るのが好きなので、いつかはミュージカル俳優と言われなくなるかもしれないけれど、今の彼を目に焼き付けて行きたいと思いました。この道を通った後の俳優、アーティストの古川雄大がどう進化して行くのかも楽しみです。

今更ですが「モーツァルト!」のポスターカッコ良いね!
来年2人(山崎育三郎さんとダブルキャスト)のヴォルフガング観に行きます。
mozart!2018
以上、ここまで読んで下さりありがとうございました。
Just keep going!
●月別アーカイブ●
hongo san ouen
 フィギュア女子シングル      本郷選手 応援中!

BGM
F coat
● 自 己 紹 介 ●
しばいぬ」と申します。
このブログは好きな映画やアニメ、舞台や本(漫画含む)について書きたい事を書いたり書かなかったりするブログです。


ローズマリー“モーツァルトブルー”/ ヴィヴィッド レッドポット / Rosemary‘Mozart Blue / Vivid Red Pot / インテリアハーブ / 鉢植え


ブログランキング・にほんブログ村へ


※何かありましたらコチラから
しばいぬにメールを送る
kikin






記事検索
コメントありがとうございます!
  • ライブドアブログ